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更新日 :2021年05月24日

部屋干しにエアコンで生乾き臭・ダニ・カビが全てマボロシ5つ星☆彡

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梅雨になると頭を悩ませる、毎日の洗濯!皆さんはどうしていますか?

洗濯物を外で乾かせないのは、意外とストレスになるもの…。

「部屋干ししなきゃ」と考えると、なんとなく憂鬱な気分になりますよね。

そんなときは「エアコン」の利用がおすすめです!

今回は、部屋干しでも気持ちよく洗濯ができる「エアコンを使った部屋干し方法」を紹介します♪

部屋干し臭の原因は?

そもそも部屋干し臭って、どうして発生するのでしょうか?

部屋干し臭は、洗濯物に繁殖した雑菌が原因なんです。

洗濯物は、乾くのに時間がかかった分だけ雑菌が繁殖しやすくなります。

つまり、乾くのに時間がかかる部屋干しは、雑菌が繁殖しやすいから臭くなってしまうわけです。

また、洗濯物を干すと湿度が高くなるので、部屋の中がジメジメしますよね。

その結果、湿気を好物とするダニやカビが大発生する恐れもあります。

部屋干しのコツ

まずは、部屋干しのコツを確認しておきましょう。

《部屋干しの3つのPOINT》
・温度(おんど)は高く
・湿度(しつど)は下げて
・空気を循環

部屋干しをするときには、この3つを整えることが大切です。

そして、その3つを最も効率よく調節できるのが「エアコン」なんです!次からそのエアコンの使い方を紹介していきます。

部屋干しでエアコンを使うなら

部屋干しをするときにエアコンを使うにしても、使い方を間違えれば逆効果になってしまうことも…。
ということで、洗濯物を早く乾かすための正しいエアコンの使い方を3つ解説します。

エアコンは除湿運転で

洗濯物を乾かすときに一番重要なのは、実は湿度。洗濯物が乾くというのは、濡れた洗濯物に含まれていた水分が蒸発するということ。

お部屋の湿度が高いと、乾くものも乾きません。除湿(ドライ)運転をすれば、部屋の湿度を下げることができるので、洗濯物干しにはぴったりです。

ちなみに、エアコンの除湿には「弱冷房除湿」「再熱除湿」方式があります。

どちらも空気中の水分を外に排出して、部屋の湿度を下げるはたらきをします。
2つの違いは、部屋に戻す空気の温度にあります。

弱冷房除湿

「弱冷房除湿」は、室内から取り込んだ空気の水分を外に排出し、その空気をそのまま部屋に戻します。

湿度が低いと人間はひんやりと感じるので、弱冷房除湿の場合にはまるで冷房のように室温が下がります。

そうなると、暑くないのにジメジメしている日には、弱冷房除湿は使いたくないですよね?寒くなっちゃいますから。

再熱除湿

そんなときに便利なのが、「再熱除湿」になります。その名の通り、「再熱除湿」は湿度が下がって冷えた空気を再び温めてから部屋に戻します。

そのため、湿度は下がっても、寒くならないんです。しかし、空気を温めるぶん、電気代がかかってしまうのが欠点…。普通の冷房よりも電気代が高いようです。

弱冷房除湿

多くのエアコンの除湿機能は、「弱冷房除湿」です。気になる方は、取扱説明書を確かめてみましょう。

ちなみに、冷房と暖房だったらどっちが速く乾くのか、というと、それはやっぱり暖房です。温度が高い方が、空気中に含める水分の量が多くなります。

洗濯物干しの際に使う冷房は、扇風機のように風を送る役割しかできないと考えて良さそうです。

扇風機やサーキュレーターも

扇風機やサーキュレーターを使うと、空気が動きます。洗濯物の間に風の通り道ができて空気が循環するので、洗濯物が乾きやすくなるんです。

特に、真下から風を送ると、洗濯物全体に風が行き渡り、より速く乾きます。エアコンだけで乾かそうとするより、電気代も安くすむのでおすすめですよ!

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洗濯物が乾いたら換気

洗濯物が乾いたら、換気をしましょう。室内に溜まった湿気を逃がします。除湿運転を使っていた場合にも換気はしてくださいね。

除湿運転中に換気をすると、エアコンが必要以上に働くことになりますから注意してください!洗濯物が乾いて、除湿運転を止めてから、換気するようにしましょう。

ちなみに、暖房を使って乾かす場合には、換気しながら洗濯物を干した方が、乾きやすいようです。

室内の湿度より、外の湿度の方が低い場合がほとんどです。しかし、冬の場合はちょっと寒いかもしれませんね…。

と、以上の3つが、洗濯物を部屋干しするときにエアコンを使うポイントでした。今度部屋干しするときにはぜひ工夫してみてください!

干し方にもポイントあり

洗濯物を早く乾かすには、干し方にも工夫が必要です。

ここからは、部屋干しするときの干し方のポイントを紹介します。

間隔をあけて干す

洗濯物と洗濯物の間に風が通るよう、間隔を広げて干しましょう。

間隔を15cm以上あけると、洗濯物が乾きやすくなります。

干す順番を工夫する

洗濯物を早く乾かすには、干す順番にも配慮が必要です。

洗濯物の厚さを見て、厚い物と薄い物を交互に干すと、風が通って乾きやすくなりますよ!

一回に洗濯する量を減らす

部屋干しする際、洗濯物の量が多いと部屋の湿度が上がり過ぎてしまい、洗濯物が乾かなくなります。

そのため、洗濯する量を減らして干す洗濯物自体を少なくすることも、洗濯物を乾きやすくするポイントです。

厚手の物には直接風を当てる

厚手の物って、部屋干しだとなかなか乾かないですよね。

乾きづらい=生乾き臭が発生しやすいので、頭を悩ませている人も多いのでは?

そんな厚手の物を乾かすときは、直接風を当てるのが一番です。

エアコンや扇風機を使って、風を当てながら乾かしましょう。

部屋干しアイテムを使う

「間隔をあけて干したくでも、干す場所がない」という人におすすめなのが、部屋干しアイテムの活用です。

たとえば「エアコンハンガー」なら、エアコンにハンガーを引っ掛けるだけで、エアコン前に部屋干しスペースができます。

そのほか、部屋干し用ラックなども販売されているので、スペースにお悩みの人は、これらのアイテムを検討してみてはいかがでしょうか?

エアコン以外で部屋干しする方法は?

エアコン以外で部屋干しに有効な方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

以下で、紹介します。

除湿器を使う

部屋の湿気を吸い取る除湿器を使用すれば、部屋干し中の湿度を下げ、洗濯物が乾きやすくなります。

窓の結露も除去してくれるので、カビや雑菌の繁殖も防げます。

浴室乾燥機を利用する

浴室乾燥機は、浴室という狭い空間で乾燥ができるため、洗濯物が乾きやすいメリットがあります。

他の部屋がジメジメしないのも嬉しいですね。

ただし利用する際は、浴室の水気を拭き取り、あらかじめ湿度を下げておく必要があります。

衣類乾燥機を使う

洗濯物の量や湿度に応じて風の強さを調節するなど、衣類乾燥機には、部屋干しに特化したさまざまな機能が付いています。

部屋干しをする機会が多い人は、一台持っておくと便利です。

新聞紙を敷く

昔ながらの方法ですが、新聞紙を洗濯物の下に敷いて除湿する方法もおすすめです。

新聞紙は、一度丸めて広げたものの方が湿気を吸いやすくなります。

まとめ

エアコンを使って、快適に洗濯物を部屋干しする方法を紹介しました。エアコンって暖房や冷房だけじゃないんです。

除湿機能も使えば、より速く洗濯物を乾かすのにも活躍するんです。エアコンも活躍の場が広がってきっと喜んでいるはず…!

部屋干しの憂鬱な気持ちを、エアコンの爽やかな風で吹き飛ばしましょう!