皆さんは、ベランダの掃除をどのくらいの頻度で行っていますか?
室内と違って、汚れが目につきにくいため、ついつい後回しにしてしまっているという人もいるのではないでしょうか?
今回は、そんなついつい後回しにしがちなベランダ掃除を100均グッズや身の回りにある道具で手軽にできる方法をご紹介します。
外気にさらされているベランダは、さまざまな汚れが付着しています。
掃除を始める前に、まずはどのような汚れが付着しているのかを知り、汚れに合わせた掃除方法を考えることが大切です。
ベランダの汚れの多くを占めるのが、風などによって運ばれた土ぼこりや砂、枯葉などの汚れです。
これらの汚れを放置してしまうと、汚れが落としづらくなり、排水口がつまる原因にもなりかねないので、こまめに掃除することが必要です。
ベランダは屋外なので、衣類などのホコリなどがたまるイメージは、あまりないかもしれません。
しかし、日常的にベランダに衣類や布団などを干しているご家庭では、これらから出たホコリがベランダを汚してしまいます。
交通量に多い道路に面したベランダでは、車から排出された排気ガスが、ベランダの床や壁に付着して、汚れてしまうことがあります。
これらの汚れは、キッチンの油汚れなどと同様に、こびりついてしまうと落としづらくなってしまうため、十分に注意が必要です。
では、実際のベランダ掃除の方法を見ていきましょう。
ベランダの汚れでもっとも多い砂ぼこりや落ち葉などの汚れは、掃き掃除で簡単に取り除くことができます。
天気が悪いと、汚れが落ちにくくなってしまうので、晴れた日を選んで、週に1回程度、ささっとベランダを掃いておくと、気持ちよく過ごすことができますよ。
また、掃除に使うほうきは100均などで売っているものでOK!
ちりとり付きのものも購入することができるので、ベランダの掃き掃除用として購入して、出し入れしやすい場所に置いておくのがおすすめです。
掃くだけでは、落ちない床やサッシにたまった汚れには、ブラシを使った水洗いがおすすめです。
ブラシは100均やホームセンターなどで購入できるので、使い勝手がよく、収納に困らないサイズのものを選ぶのがおすすめです。
また、サッシの汚れには、100均で購入できる、ペットボトルの先に取り付けられるペットボトルブラシがとっても便利です♪
バケツやホースなどを準備して、水を撒かなくてもよくなるので、手軽に掃除をしたい人は、ぜひ試して見てくださいね。
「ブラシでゴシゴシと洗ってみたけど、汚れがこびりついてしまって落ちない。」
そんな場合には、洗剤を使って掃除をしてみましょう。
ホームセンターなどで購入できるベランダ用の洗剤や住宅用洗剤などを使えば、なかなか落ちなかった汚れを、あっという間に落とすことができますよ。
また、わざわざ専用の洗剤を購入するのはもったいないという人は、100均でも購入できる重曹を使って掃除するのもおすすめです。
空のスプレーボトルに、40~45℃程度のお湯100mlと、重曹を小さじ1杯を入れて混ぜるだけでできる重曹スプレーは、専用の洗剤と同様に汚れにシュッシュと吹きかけてブラシで磨くだけで、汚れを落とすことができますよ。
洗剤や重曹スプレーを使う場合には、洗剤をしっかり流さないと、菌が繁殖してしまう可能性があるので、使用量に注意して、水でしっかり洗い流すようにしてくださいね!
マンションにお住いの方は、ベランダ掃除をする際に、いくつか注意が必要です。
通常、ベランダの床は水漏れしないよう、防水加工されていますが、マンションによっては、全ての箇所が防水加工されてないケースもあります。
その場合、下の階に水漏れしてしまう可能性があるので、水を余り流し続けないようにしたり、新聞紙を床に敷いて、水を撒き、新聞紙ごと汚れを拭き取ったりと、掃除方法を工夫することも必要です。
また、排水口が、隣の部屋までつながっているタイプのベランダの場合、掃除の際に水を流すと、隣の部屋の排水口まで流れていってしまいます。
そのような構造のベランダの場合には、極力水を使わないように掃除するようにしたり、掃除する際は、事前に一声かけたりとトラブルにならないように注意が必要です。
ベランダの掃除方法について、ご紹介しました。
ベランダの掃除は、忙しいとなかなか手の行き届かない箇所かもしれません。
まずは、気付いた時にさっとひと掃きできるような環境を整え、簡単な掃除を続けることから初めてみてはいかがでしょうか?
ベランダがきれいだと、お洗濯物を干す際や、ちょっと外の空気を吸いたい時にベランダに出る際に、気持ちよく過ごせるようになるはずですよ♪