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更新日 :2023年09月28日

お風呂の石鹸カス掃除の効果的な方法!3種類の洗剤で落ち方を検証

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お風呂の床や洗面器、蛇口周りにこびりついた白いもやもや…。これらは主に石鹸カスで、さらに水垢や皮脂汚れが混じった複雑な汚れです。しばらく放置しているとなかなか落とせなくなりますよね。白く曇った鏡にシャワーで水をかけて、その場しのぎ…なんて経験もあるのではないでしょうか?

しかし!それは逆効果なんです。今回は正しい石鹸カスの落とし方を紹介します。と言っても、石鹸カスや水アカの落とし方って、色々な洗剤やり方があって、「結局何が一番効果的なのかわからない!」という方のために、検証した結果を発表していきます♪

そもそも石鹸カスって何でできるの?

一口に石鹸カスと言っても、実は2つの種類があるんです。

・金属石鹸
・酸性石鹸

どちらも「石鹸」とありますが、洗浄力はなく、こびりついた石鹸カスのことを示します。それぞれでき方や落とし方も違うので、きちんと石鹸カスの種類に合わせた掃除をすることが大切です!

金属石鹸

よく目にする、白い石鹸カスはこの金属石鹸です。これは、石鹸の油脂成分が、水道水の中にあるカルシウムやマグネシウムなどの、金属成分と反応することでできるものです。金属成分と反応し、アルカリ性の性質を持つため、酸性の洗剤を使って中和することで落とせます。

金属石鹸は水に溶けないので、水で流すだけでは落とすことができません。むしろ、水が原因でできたものなので、水で流すのは逆効果と言えます。

酸性石鹸

石鹸の油脂成分と、皮脂汚れが反応してできるのが、酸性石鹸。黒っぽいベタベタした汚れのことです。その名の通り酸性の性質を持つので、アルカリ性の洗剤を使って落としていきます。金属石鹸と比べると、比較的簡単に落とせるという特徴があります。

石鹸カスを掃除しないとどうなる?

2種類の石鹸カスについては理解しましたか?ここからは、汚れを放置するとどうなってしまうのかと言うお話です。

「石鹸のカスなんて、簡単に落ちるんじゃないの?」と思っている方は意外に多いですね。そもそも石鹸カスだと気付いていない可能性も…!しかしこの汚れ、お風呂場の中でも時間が経つほど頑固になる種類の汚れなんです。

「いつかまとめて…」なんて考えていると、逆に手間がかかります!どんな問題点があるのか、ポイントも交えながら解説していきます。

落とすのが困難に

先ほど、色々なものが混ざった複雑な汚れとお話しましたね。これが石鹸カスの特徴で、落とすのが困難な理由となっています!ポイントごとに分けて見てみましょう。

性質が違う

一つ目のポイントは、中和して落とす手間が多い。もうお気づきかもしれませんが、2種類の汚れは性質が真逆なんです。

金属石鹸 ・・・ アルカリ性
酸性石鹸 ・・・ 酸性

元は同じ石鹸でも、混ざったものによって性質が変わっているのです。そのため、一つの洗剤で落とすことは難しくなっています。お掃除でも、解説の通り2種類の洗剤が必要になるので要注意です。

汚れる頻度

お風呂は毎日利用する場所ですから、汚れる頻度も高くなります。特に利用する人数が多いほど、汚れていくのは明らか!こちらに関しては、次の項目にも関係しています。一気に汚れるものではないので、日常的にケアしていきましょう。

積み重なっていく

髪の毛やホコリなら流しておしまいですが…石鹸カスは、どんどん積み重なっていく汚れ

地層を思い浮かべてみてください。あれと同じように、石鹸カスの新しい層が積み重なっていくのです。当然落としにくくなりますよね。なので、早めの対処が大切なんです。気づいたその日に、お掃除しちゃいましょう♪

だんだん白くなる

最初は薄かった汚れも、積み重なるにつれてだんだん白くなり目立ってきます。毎日見ている光景ですから、気付きにくいのが難点ですね。平らな面より、凸凹した面の方が汚れは溜まりやすいもの。

石鹸カスが付きはじめると、そこに新たな汚れが溜まりやすくなるんです。こうなる前に、何とかしたいですよね。日々のこまめなお手入れも、石鹸カスを防ぐ効果的な方法。こちらについても、後ほどまとめてご紹介します!

石鹸カスの撃退アイテム3選

石鹸カスの特徴を理解したところで、実際に石鹸カスを落とす正しい方法を見ていきましょう!

石鹸カスは本当に頑固な汚れです。通常のお風呂用洗剤だけでやみくもに掃除するのはやめて、便利アイテムを使ってお掃除することで効率的になりますよ。

クエン酸

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シャボン玉 クエン酸 掃除 300g 水アカ 黄ばみ ナチュラルクリーニング

頑固な汚れを落とすときは、成分の強い洗剤を用いることもありますよね。しかし、肌に負担をかけてしまうものが多いので、人体への影響が抑えめのクエン酸を使ったお掃除がおすすめです。

クエン酸は酸性で、金属石鹸を落とすのに向いています。ただ、粉末状のままでは、扱いにくいので、クエン酸スプレーを作りましょう。

クエン酸スプレーの作り方

クエン酸スプレーの作り方はとっても簡単。クエン酸小さじ1を水200mlに溶かすだけ!あとはスプレー容器に入れてシュシュっと吹きかけて使います。

クエン酸の効果をもっと知りたい方はこちら!

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シャボン玉 重曹 掃除 680g 消臭研磨ナチュラルクリーニング

重曹もクエン酸と同じようにナチュラル素材です。弱アルカリ性で、石鹸カスだけでなく、家中のあらゆるところの掃除に使えるお掃除の必需品と言えます。粉のまま使うこともできますが、重曹ペーストや重曹スプレーを作ると使いやすいですよ♪

重曹ペーストの作り方

重曹ペーストの作り方は、容器に重曹:水を2:1の割合で入れて混ぜるだけ!研磨作用もあるので、重曹ペーストで汚れをこすると落としやすくなりそう。

重曹スプレーの作り方

重曹スプレーの作り方も、クエン酸スプレーと同じでとっても簡単。重曹小さじ2を水200mlに溶かせば完成です!スプレー容器に入れて使います。

茂木和哉

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茂木和哉 水アカ洗剤 200ml

茂木和哉とは、お掃除のプロ茂木和哉さんによって、水垢落としのために作られた弱酸性のクレンザーで、研磨作用があります。水垢用に作られたものですが、石鹸カスもキレイに落としてくれます。

使い方は、茂木和哉をスポンジや布巾に取って、気になる汚れをゴシゴシするだけ!頑固な汚れもピカピカにしてくれますよ♪

実際どれが効果ある?お風呂場で検証してみた

ここまで、石鹸カスを撃退するためのおすすめアイテムを紹介してきましたが、実際どれを使えば、どのくらい汚れが落ちるのか気になりますよね。

そこで、石鹸カスの宝庫とも言える、お風呂場の石鹸カスで実験です。

実験台になってもらうのは、この普段シャンプーボトルを置いている棚についた石鹸カスです。

しばらく掃除をしていなかったので、大変な事になってますね。この白い石鹸カスは金属石鹸なので、酸性の洗剤が効くはず…。でも、お風呂場の石鹸カスは、水垢なども混じった複雑な汚れなので、クエン酸・重曹・茂木和哉、どれが石鹸カスに効くのか比べていきましょう!

石鹸カス VS クエン酸

まずは「石鹸カス VS クエン酸」の様子を見ていきましょう。

用意するもの
・クエン酸スプレー
・キッチンペーパー
・スポンジ
手順
 
1
汚れ部分にキッチンペーパーをあてる
2
キッチンペーパーがひたひたになるまでクエン酸スプレーを吹きかける

きちんとクエン酸で汚れを浮かすことができるように、キッチンペーパーで密着させます。

3
30分放置する

頑固な汚れはなかなか落ちないので、しっかり30分待って汚れを浮かせます。

4
キッチンペーパーを剥がして、スポンジでこする

30分経過したら、キッチンペーパーを剥がしてスポンジでこすります。

5
水で流して、拭き取る

水で流して、拭き取れば完成です。とってもキレイになりました!

石鹸カス VS 重曹

次は、「石鹸カス VS 重曹」の様子です!手順はクエン酸と同じです。

用意するもの
・重曹スプレー
・キッチンペーパー
・スポンジ
手順
 
1
汚れ部分にキッチンペーパーをあてる
2
キッチンペーパーがひたひたになるまで重曹スプレーを吹きかける

きちんと重曹で汚れを浮かすことができるように、キッチンペーパーで密着させます。

3
30分放置する

クエン酸のお掃除と同じように、汚れをしっかり浮かすために30分待ちます!

4
キッチンペーパーを剥がして、スポンジでこする

30分経過したら、キッチンペーパーを剥がしてスポンジでこすります。

5
水で流して、拭き取る

水で流して、拭き取れば完成です。うーん。ちょっとまだ石鹸カスが残ってしまっていますね…。

石鹸カス VS 茂木和哉

最後はいよいよ「石鹸カス VS 茂木和哉」の対戦です!

用意するもの
・茂木和哉
・スポンジ
手順
 
1
茂木和哉をスポンジにつけてこする

茂木和哉を適量スポンジにつけて…。

どんどん擦っていきます!茂木和哉を使う場合は、汚れを浮かして落とすというより、汚れを研磨していくので、放置する必要はありません。

2
水で流して、拭き取る

水で流して…。

拭き取れば完成です。ピッカピカになりました!茂木和哉すごすぎる!

結果発表

棚のお掃除が終わりました!それではいよいよ、優秀なアイテムのランキング発表です!

全体を比べてみると、

この棚が、

3つのアイテムそれぞれでこのようにキレイになりました!

ランキングは…

1位.茂木和哉
2位.クエン酸
3位.重曹

です!

やっぱり、茂木和哉はお風呂場に特化したクレンザーでした。でも、クエン酸でもかなりキレイに石鹸カスを落とすことができるので、ナチュラルクリーニングをしたいという方にはとてもおすすめです♪

今回は、3つのお掃除アイテムを使って石鹸カスを落としましたが、他にもお風呂場のやっかいな鏡の白いうろこを新聞紙でお掃除する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

その他の石鹸カスも落としてみた

お風呂場の棚などの石鹸カスは頑固な汚れですが、他にも、お風呂場の浴槽のふた、洗面台なども石鹸カスってたまりやすいですよね。

茂木和哉は棚の石鹸カス以外にも、色々な石鹸カスを落とせるのか試していきます!

試しに、浴槽のふた全体にこびりついた石鹸カスの一部を、茂木和哉で擦ってみました。お掃除したところがくっきりとわかるくらいキレイになりました!

長年放置した、本当に頑固な石鹸カスもご覧の通り、ピカピカに!

お風呂場の次に、石鹸カスが気になる洗面台の汚れもちゃんとキレイになりました。

茂木和哉があれば、家中の石鹸カスや、石鹸カスと水垢が混じった複雑な汚れにも悩まなくて良さそうですね♪石鹸カス以外にも、お風呂場の水垢やカビの落とし方をまとめて紹介しています。

日々のこまめなお掃除で石鹸カス予防!

石鹸カスの撃退方法を紹介してきましたが、そもそも石鹸カスがたまらないのが一番ですよね。石鹸カスを予防するには、毎日こまめにお掃除をすることが鍵となります!2つのことを日々のお掃除に取り入れると、石鹸カスがたまることを避けられますよ♪

お湯をかける

毎日、お風呂から上がる前に、45度以上のお湯をささっと全体にかけるのが石鹸カス予防に効果的です。こうすることで、もともと油脂からできる石鹸カスを溶かし、蓄積することを防いでくれます!石鹸カスがこびりついてしまう前に、表面の石鹸カスを流すというイメージ。とっても簡単ですが、実は石鹸カス予防に効果あり!

スポンジでこする

軽い汚れであれば、スポンジでささっとこすることで落とせます。しばらく放置していると、どんどん石鹸カスは頑固な汚れになってしまうので、気づいた時にささっと落としておきましょう!スポンジでこすった後に、お湯で流せば、さらに効果的ですよ♪

プロにお任せする手も!?

この記事をご覧の皆さん全員が、お掃除が得意だったり、時間に余裕があるわけではないですよね。そんなときは、お掃除のプロにお任せするという手もあります。

まとまった時間が取れないご家庭が増えている近年、ハウスクリーニングはどんどんメジャーになっているんですよ♪プロの手にかかれば、汚れたお風呂が約1.5〜3時間でピカピカになります。

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まとめ

今回は、石鹸カスの撃退方法を紹介しましたが、いかがでしたか?クエン酸・重曹・茂木和哉の中では、茂木和哉が一番汚れを落としてくれました。お風呂場の鏡以外でも大活躍だったのでぜひ試してみてください♪家中の石鹸カスをキレイに落とせば、もっと気持ちよく生活できるかも?

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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