更新日 :2021年10月22日

ヒートポンプ式の洗濯機は省エネ・節約・衣類に優しい次世代のマシン

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あなたは洗濯機の寿命をご存知ですか？

ずばり、6年から8年だそうです。

他の家電と比べてみると、エアコンは13年、冷蔵庫は10年から15年ですので、洗濯機の寿命は、決して長い方とは言えません。

正確には使用回数で決まるので、1日に何回も洗濯機を回す場合は、もっと短くなるでしょう。

そう考えるとそろそろ買い替える時期かもしれませんよ！

そこで省エネで、節約、衣類に優しい、ヒートポンプ洗濯機についてご紹介します。

1 ヒートポンプ洗濯機とは？
2 ヒートポンプ式洗濯機のメリット・デメリット
3 人気メーカーおすすめヒートポンプ式洗濯機4選
4 まとめ

ヒートポンプ洗濯機とは？

ヒートポンプ洗濯機とは｢ヒートポンプ式洗濯乾燥機｣のことです。

ヒートポンプ式の洗濯機は、空気中から熱エネルギーを集めることで、少ない電力で使用できます。

ヒートポンプで熱交換した熱で、衣類を乾燥させられるのです。

洗濯機の中に、除湿機があると思っていただければ分かりやすいと思います。

エアコンや、冷蔵庫、自動販売機など私達の生活の身近なところでこの技術が使われているんですよ♪

それではヒートポンプの仕組みについて、詳しくご説明します。

ヒートポンプの仕組み

まず、洗い終わった洗濯物を低温の風で乾かし、洗濯物の水分をヒートポンプユニットに運びます。

ヒートポンプユニットの中には｢冷媒｣があり、圧力をかけると温度が上がるので、そこで温めたパイプと、逆に圧力を下げた、冷たいパイプに分かれています。

運ばれてきた洗濯物の水分が冷たいパイプを通ると、水分は結露し排出されます。

水と分かれて冷えた風は次に温かいパイプを通るのです。すると、また温かい風に変わります。

これを繰り返し、洗濯物を乾かすんですよ♪

ヒートポンプ式洗濯機のメリット・デメリット

ヒートポンプ式洗濯機には、次のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

洗濯乾燥機の乾燥方法には、大きく分けて｢ヒートポンプ式｣と｢ヒーター式｣の2種類あります。

ヒーター式は、電気を熱に変えて温風で乾燥させる方法です。ヘアドライヤーで乾かすイメージですね。

ヒーターで温めて、発生する水蒸気を冷やしながら排水するため、乾燥時にも冷却水を必要とするのに対し、ヒートポンプ式はヒーターも、水を使用しないため、節水、省エネができます。

また乾燥中の温度も65℃から70℃と低く、本体も熱くなり過ぎないので、乾燥途中でも一時停止すれば、扉の開閉が行うことができます。

衣類の縮みも少なく、傷めにくいのも利点と言えますね！二酸化炭素を排出しないので、地球温暖化防止にもなります。

以下にメリットをまとめてみました！

･水を使用しないため節水できる
･ヒーター式に比べ節電できる
･乾燥途中でも扉の開閉もが可能
･縮み、傷みが少ない
･地球温暖化防止になる

デメリット

デメリットとしては、ヒートポンプのしくみが複雑なため、本体価格がヒーター式より比較的高いです。
本体重量も、重たいものが多いでしょう。

あとはニオイです。

カビ、雑菌対策をしっかりしないと雑菌臭、ニオイ戻りでせっかく洗濯した衣類が「くさいっ！」なんてことに！
高温で乾燥させるヒーター式に比べ、ヒートポンプ式は低温で乾燥させるためカビ、雑菌は死滅できないようです。
他にも、ヒートポンプ式洗濯乾燥機はドラム式が主流です。縦型洗濯機をお探しであれば、種類が少なくなってしまいます。

以下にデメリットをまとめてみました！

･本体価格が高い
･本体重量が重い
･ニオイが気になる
･ドラム式が主流