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更新日 :2024年01月31日

フローリングワックスの簡単なやり方!重ね塗りや剝がす方法とグッズを紹介

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木の温もりが心地よいフローリング。家では裸足で過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。しかし、人は足からも汗をかくので、フローリングが皮脂で汚れてしまうかも…!そのままにしておくとせっかくの心地よさが失われていく一方…。そこでワックスをかけましょう!え、ワックス?そんなのかけたことない必要なものすらわからないという人のために、今回はフローリングのワックスのかけ方を徹底解説します。

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フローリングにワックスをかけるメリット

そもそも、どうしてフローリングにはワックスをかけるとよいのでしょうか?ワックスには、フローリングに嬉しい3つの効果があります。

フローリングに傷がつきにくくなる!

フローリングにワックスをかけると、床の上にコーティングを施した状態になります。すると、フローリングの床材に傷がつきにくくなるのです。

もし、ワックスの層に傷がついてしまっても、ワックスを塗りなおせば良いだけ!床を張り替えずに済むので嬉しいですね♪

フローリングのお掃除がラクになる

フローリングの表面は平らになっていそうですが、実は少しだけ凸凹しています。その凸凹に汚れが入り込んだら、モップやシートは届きにくく、ホコリやゴミが取りづらいですよね。

そこで、ワックスをかけると、表面が平らになるので、お掃除がとても簡単になります!軽い汚れであれば、タオルで拭き取るだけで汚れが取れるようになりますよ♪

フローリングの見た目が良くなる

なんと言ってもやっぱり、ワックスといえばあのツルツル・ピカピカな感じですよね。床自体がきれいに見えるだけではなく、光沢があって光が反射するので、部屋全体が明るい印象になります。

傷がつきにくく、お掃除しやすく、部屋を明るく。ワックスのおかげで「部屋がきれいに」なる。これらのメリットを知ったら、ちょっとワックスをかけたくなりませんか?

ワックスの選び方

早くワックスをかけたい!そんな方もいると思いますが、ワックスには様々な種類があり、お部屋の床に合ったものを選ぶ必要があるのです。

ここでは、そんなワックスの選び方を紹介します。選び方は3つ!

・家の床材に合わせる
・フローリングワックスのタイプで選ぶ
・効果の持続時間

家の床材に合わせる

ワックスは床材の種類や仕上げ方法によって、適するワックスの種類が異なります。例えば、一般的なフローリングには樹脂ワックス白木の床にはそれ専用のワックスがあるんです。そのため、ワックスを購入する前に必ず自宅の床材が何なのか確認してください。

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また、アサヒペンのワックスのように様々な種類の床に使うことができるタイプもあります。自分の家の床材を調べるのすらめんどくさい!というあなたにおすすめです。

ワックスのタイプで選ぶ

ワックスには液体やスプレーなど、様々なタイプがあるんですよ!

シートタイプ

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レック 激落ちくん ワックスシート ダニよけプラス フローリング用 10枚入り S00799

フローリングワイパーに取り付けて、手軽にワックスをかけることができるシートタイプ。持続時間は短いですが、仕上げの乾拭きや磨きが必要なく、10分ほどで乾燥しちゃうんです!ちょっと初めてでワックスかけるの怖いなぁという方におすすめです!

スプレータイプ

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スプレーにワックスが入っていて、吹きかけることができるタイプです。気になる箇所だけに使えることが特徴的。こちらも簡単なので、シートタイプと同様に気軽にワックスをかけたい人におすすめですよ!

液体タイプ

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最後に液体タイプ!こちらは本格的なワックスがけをしたい方にオススメ。乾くまでに時間がかかりますが、他のタイプよりも持続時間が長いですよ!

ワックスの持続時間

先ほどから少し話はしていますが、ワックスには持続時間も大切できるだけ効果を長持ちさせたいですよね!

基本的にワックスは半年ほど持続しますが、耐久性があるものだと、2年ほど効果が持続するものもあるんです。しかし、持続時間が長いということはそれだけ乾燥にかかる時間が長くなってしまいます。そこだけ注意して自分に合ったものを選びましょう。

もっとどんなワックスがあるのか知りたいという方は「フローリングワックスおすすめ10選!液体・スプレー・シートに分けてご紹介」という記事があるので、ぜひチェックしてくださいね♪

ワックスがけの前に、3つのチェック!

さっそくワックスがけ…の前に、確認しておきたいことがあります。

フローリングの種類を確認

フローリングの種類によっては、ワックスがけが必要ないものもあるんです。そのため、フローリングの種類を確認しましょう!

フローリングには3種類があります。

・複合フローリング
・単層(無垢材)フローリング
・シートフローリング

このうちワックスがけが必要なのは、複合フローリングと単層(無垢材)フローリングの2つ。

一方で、シートフローリングは、ワックスがけをして長持ちさせるよりも、傷がついたら張り替える“使い捨て”の建材。ワックスがけも必要ありません。

ご自宅のフローリングには、本当にワックスがけが必要なのかを確かめてから、作業を進めてくださいね。

ワックスを剥がす必要はあるか確認

基本的に、ワックスの効果は半年~1年程度持続すると言われていますが、リビングといった人の行き来が多い場所では、摩擦が発生しやすく汚れやすいです。そのため早い段階でワックスの効果がなくなることも。

重ね塗りするもできますが、手入れをしても少しずつワックス表面に汚れが溜まり、汚れの上からワックスを塗ることで、さらなる汚れにつながるので注意が必要。

ワックスとワックスの間に汚れがある状態なので、拭き掃除では取ることができす、表面に凹凸ができるなど危険なケースもあります。

つまり、ワックスの効果を発揮するために、長期間剥離していない場合には1度ワックスを剥がし、重ね塗りでなく1から塗り直す必要があるのです。ワックスを塗る前に一度、今のフローリングの状態も確認しておきましょう!

床の汚れを確認

ワックスがけの前に、床が汚れていないか確認しましょう。床が汚れたままワックスがけを行うと、その汚れもワックスとともに閉じ込めてしまうことになるので、注意してくださいね。

もし、汚れを見つけた方のために、ここでは汚れを落とす方法を紹介します!

用意するもの
・雑巾
・掃除機
・中性洗剤
・バケツ
手順
 
1
ホコリやゴミを取り除く

POINT
乾拭きから始める

先に細かいホコリを取り除いてしまいましょう!乾拭きが終わったら、掃除機がけ!掃除機で溝の隙間につまったゴミまで、しっかり吸い取ってきれいにします。

2
洗剤で床掃除をする

水2Lに、中性洗剤を小さじ1杯溶かして、とても薄い洗剤液を作ります。洗浄液を作ったら、それを雑巾をつけて、固く絞って床掃除に使いましょう。

洗剤は台所で使っているものを併用してもOKですが、頻繁にフローリングの掃除やワックスがけをする方は、フローリング用の洗剤を1つ持っておいてもいいかもしれませんね。

3
床を拭いていく

固く絞った雑巾で床を拭いていきます。洗剤が残らないように、しっかり水拭きをしましょう。水拭きの後は、乾拭き。しっかりフローリングを乾燥させたら、床のお掃除は完了です。

フローリングの基本的なお掃除についてもっと学びたい方はこちらの記事をチェック!汚れの種類別にお掃除方法を詳しく紹介していますよ♪

フローリングのワックスのかけ方

床が綺麗になったら、フローリングにワックスをかけていきましょう。

注意
ワックスがけをする時には天気にも注意する

雨が降っているような、湿度が高すぎる日はワックスがけには適していません。天気が良く、しっかりワックスを乾かせる日を選んで作業しましょう。

用意するもの
・マスキングテープ
・ワックス
・ワイパー or 糸くずが出ない布
手順
 
1
ワックスをかける順番を考える

この作業は意外と重要。あらかじめ考えておかないと、ワックスがけを始めてから焦ることになります。

このとき考えるのは、

・ どこからはじめるか
・ どこまで一度にワックスをかけるか
・ どうワックスがけを進めるか

の3つ。奥から手前へと進めて、フローリングの目に沿ってかけるのがおすすめです。フローリングの面積が広くて、一度に全部は終わりそうにない!そんなときは、マスキングテープで終わりの位置に目印をつけておきましょう。

2
ワックスをかける

今回は、ワックスメーカーのリンレイ製のワックスとワイパーを使って作業を行いました。こちらのワックス1本で、約60畳分の広さをワックスがけすることができます!

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リンレイ オール 1L

また、こちらのワイパーでは初心者でも簡単に塗ることができ、手も汚れないのでおすすめです。

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リンレイ ワックスかんたんワイパー ハンディタイプ

使い方はとても簡単♪ まずはワックスの液を専用の容器に入れていきます。

液体が入ったら、その容器をスポンジがついたカバーに装着しましょう。これで準備完了です。

あとはワックスがけを行うだけ!ハンドルを握るとワックスが出てくるので、握る強さでワックスの量を調整してくださいね♪

3
ワックスを乾かす

ワックスがけが終わったら、ワックスを乾かします。ワックスの表面は数時間あれば乾きますが、中まで完全に乾くには3~4日かかることも。ワックスがけをしてから数日は、物を落とすなどして、フローリングに大きな衝撃がかからないよう気をつけましょう。

また、ワックスは重ね塗りすると、厚みが増して耐久性が強くなります。そのため、ワックスを初めてかける人は乾かしたあとに、もう1回ワックスがけをするのがおすすめです!

また、2回目以降の人でも、ワックスの効果が持続するのは6ヶ月程度なので、半年に1回は塗り直しましょう。

ワックスの重ね塗りのポイントは?

一度は綺麗に塗ったワックスも、日々の生活で擦れて薄くなっていきます。こうなってくると塗り直しが必要になってきますよね。

そうした時にやってしまいがちな重ね塗り。劣化したワックスの上に塗る行為なので、いいイメージはあまりないですね。これはやっていいことなのか、その辺りを含めて、最後にワックスの重ね塗りに関して少しだけ触れておきましょう。

重ね塗りはしてもいいの?

基本的には問題ないと言えます。注意点もあるので、まずはメリットとなるポイントからご紹介します。

ワックスの耐久性アップ

重ね塗りをするとワックスの耐久性がアップします。せっかくきれいに塗ったのですから、長持ちして欲しいですよね!層を厚くすれば、それだけ長持ちしてくれるというイメージでOKです。ただ、注意点も!

ワックスを剥がす手間が省ける

それでもやはり、古いワックスを剥がすという作業は面倒臭いもの。塗る作業だけでいいのなら、単純に時間は半分で済みますから!この手間を省けるのは、重ね塗りの大きなメリットと言えます。ワックスの耐久性アップと古いワックス剥がしの時間削減。この2つを重ね塗りのポイントとして覚えておきましょうね。

重ね塗りの際の注意点は?

続いて注意点をまとめていきます。こちらも別々にして紹介していきますね!

汚れもワックスの下敷き

耐久性が上がるという話をしましたが、2〜3回程度であればOKです。これ以上重ねてしまうと汚れが層となり、目立ちはじめます。

剥離剤を使った時に雑巾が汚れたのはすべて古い汚れによるものです。ワックスがけをするようになったら、この瞬間が気持ちよく感じるかもしれませんよ♪

重ね塗りは薄くする

厚くなれば耐久性は上がりますが、一度に厚く塗ってはいけません。ワックスを均等に塗るのが難しくなってしまうので、仕上がりにムラができてしまいます。薄く、何回も塗ることで層は綺麗に、均等に仕上がっていきますよ。

重ね塗りのやり過ぎ

5年に1度は剥がしましょうと説明しましたが、気になったタイミングで剥がしてもOK。逆に重ね塗りを何回も、何回も繰り返す方が要注意です。理由としては、剥がす時の手間。

2〜3回の薄い層なら簡単に剥がすことができますが、厚い層はかなり大変。5回以上重ね塗りされたワックスは業者でも一苦労なのだそうです。

これらの注意点に気を付ければ、重ね塗りは決して悪いことではありません。メリットとデメリットを意識して、床をきれいにしましょうね♪

無垢材のフローリングはワックスがけ必須

フローリングの中でも、特に無垢材はワックスがけが必須です。床を傷から守るため、定期的にワックスがけしてください。

作業の前に、無垢材だからこそ気をつけたいワックスがけの方法や、お手入れの際の注意点を抑えておきましょう。

無垢材のフローリングのワックスがけ方法

無垢材フローリングのワックスがけは、複合材とは少し異なります。作業を行う前に、覚えておきたい2つのポイントを押さえておきましょう。

床を完全に乾かしてからワックスがけする

無垢材フローリングへワックスがけする場合、先ほど説明した手順で床の汚れを掃除し、かたく絞ったぞうきんで水拭きを行います。この時、しっかり乾かしてからワックス作業に移るのですが、無垢材は特に乾燥状態に注意が必要です。乾いているように見えても、中に水分が残っている場合もあります。

窓を開けて換気を良くする、水拭き後に乾いたタオルで仕上げ拭きするなどして、早く完全に乾かすようにしましょう。すぐに作業をしたいからと言って、ドライヤーなどを使うのはNG! 自然の力で乾かしてくださいね。

床暖房に対応している無垢フローリングの場合は、暖房で乾かしてもかまいません。ただし、ワックスがけの作業は、完全に床が冷えてから行いましょう。

無垢材フローリングは厚塗りしない

フローリングワックスは、重ね塗りすることで耐久性が高くなるとお話ししました。しかし、無垢材のフローリングは厚塗りや重ね塗りに適しません。ワックスがけは1度のみの作業にして、薄くなってきたタイミングで再度ワックスを塗布しましょう。

特に無垢材は、ワックスをはがす際に表面を傷つける可能性が高い素材です。ワックスがけが薄ければ、はがす場合も少しの作業ですみますので、無垢フローリングの場合は、つねに薄くワックスがけする習慣をつけておきましょう

無垢材のお手入れの注意点は?

無垢材のお手入れの注意点はズバリ、水を使用しないこと。無垢材のお手入れは、基本的に水を使いません。どうしても落ちない汚れには、固く絞ったぞうきんに洗剤液を含ませ、拭き取る場合もありますが、この方法で掃除する際も、汚れが落ちたらすぐに乾拭きします。

普段のお掃除は、基本的に掃除機乾いたぞうきんのみ。万が一、水分をこぼしてしまったら、できるだけ早く拭き取ることで、無垢材へのダメージを軽減できます。

たっぷりの水を含んだぞうきんなどで掃除してしまった場合、無垢材が反ってしまったり、割れてしまったりするケースもあります。お気に入りのフローリングを長持ちさせたいなら、水は厳禁と覚えておきましょう。

フローリングのワックスの剥がし方

ワックスをかけたのに、表面についた傷や黒ずみが取れない!もしそう感じるのであれば、一度ワックスを剥がして新しくワックスを重ね塗りする必要があります。5年程度たつと、黒ずみがかなり目立つので、5年に1回は剥がすようにしてくださいね♪

用意するもの
・剥離剤
・布
・バケツ
・ヘラ
手順
 
1
剥離剤をフローリングにまんべんなくつける

剥離剤をフローリングにまいて、ワックスを溶かしていきます。ワックスを剥がすのは、なかなか大変な作業。どこまでワックスを剥がすのか、あらかじめ決めておきましょう!

2
時間を置く

ワックスが溶けるまで時間を置きます。使っている剥離剤によって時間は異なるので、しっかり取扱説明書を確認してくださいね。

3
ワックスを剥がす

ヘラを使うと、ドロドロになったワックスがどんどんはがせます。

4
何回か雑巾がけをする

雑巾がけをして、剥がれたワックスや汚れを取り除きます。一度ではきれいにならないので、何回かこの作業を繰り返しましょう。

まとめ

今回は、フローリングにワックスをかける方法を紹介しました。ワックスには、3つのメリットがあります。

・傷がつきにくくなる
・お掃除がラクになる
・部屋が明るくなる

フローリングにワックスをかけるときは、奥から手前にフローリングの目に沿って進めるのがポイント。半年に1回の塗り直しが、きれいの秘訣です!ただし、5年に1度は古いワックスを剥がしてから、新しいワックスを塗り直すのがおすすめ。

フローリングのワックスがけを自分でやるのは、心配だ、不安だという場合には、プロに頼んでみるのもひとつの手ですよ!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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