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更新日 :2020年02月17日

ダニ対策には除湿が肝心!繁殖しやすい6つの場所のお掃除方法を解説

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みなさんの大切なものって何ですか。

・お金
・家族
・友人

大切なものは出来るだけ守りたいもの。

そんなあなたの大切なものが、今も危険に脅かされているかも知れません。

それはダニ。

ダニってただの虫では?

実はダニは放置することで、アレルギーが出たり、喘息が悪化するなんてことも…

そこでダニの対策について紹介していきます。

ダニとは一体…

そもそもダニって何なんでしょうね。

ダニを対策するにはダニを知る必要があります。

ダニの快適な環境

ダニは高温・多湿の環境を好むため、5~9月に最も繁殖しやすいです。
しかし、近年は暖房が普及しているため冬でも多く生息しています。

繁殖しやすい条件が揃うと、1組のつがいが2ヵ月後には約3,000匹。
4ヵ月後には約450万匹…というように爆発的増殖するダニ。

繁殖力が驚異的なのもダニの特徴です。

ダニによる症状

ダニの死がいやフンはアトピー性皮膚炎・ぜん息など、人によってはかゆみなどの発作の原因になることがあります。

ダニに刺されると激しいかゆみや痛みを引き起こします。
特に夏場はお子様がかきむしってしまいその手で他の個所を触ってどんどん広がってしまう恐れがあります。

ダニにかまれてから6日~2週間程度で、発熱なんてことも。

たかがダニと言ってバカにしてはいけません。

ダニが集結しやすいトップ6

そもそもダニってどこにたくさんいるのか気になりませんか?

そこでまとめてみました。ダニが集結しやすいトップ6。

自宅の環境によって多少は前後します。
ご了承ください。

1位 寝具

ダニが多いランキング1位は寝具です。

理由はフケや汗が溜まりやすい環境であること。
それらを放置することで、ダニが群がってくるのです。

寝具のダニ対策を先に知りたい人はこちら

2位 ぬいぐるみ

ぬいぐるみは置いてある環境にもよりますが、よだれによってダニが繁殖しやすい環境です。

特に赤ちゃんはダニに刺されると、すぐに引っ掻いて傷を作ってしまいます。
また、カビを吸い込んでしまった場合、5~6歳時に知的能力が下がることも…。

お子さんを守るためにも、ぬいぐるみはキレイにしましょう。

ぬいぐるみのダニ対策を先に知りたい人はこちら

3位 マットレス

マットレスは足の汚れ、食べカスなどがダニを呼ぶ原因になっています。

掃除機などで掃除していると言っても、掃除機で全て汚れは撮りきれません。

寝っ転がってゴロゴロするためにもキレイにしましょう。

マットレスのダニ対策を先に知りたい人はこちら

4位 ソファー

ソファーもダニが溜まりやすいです。

定期的に汚れを取っているつもりでも、隙間などにホコリが溜まり、ダニを呼ぶ原因となっています。

ソファーのダニ対策を先に知りたい人はこちら

5位 畳

「そもそも家に畳ないわ」

なんて人もいるかもしれませんが、実家にありませんか。

室内に生息しているダニは、気密性の高いコンクリート住宅などのマンションに多く、木造など比較的気密性の低い家では少ないといわれています。
しかし、畳にももちろんダニはいます。

天日干しをして畳のダニを減らしましょう。

畳のダニ対策を先に知りたい人はこちら

6位 エアコン

エアコンを運転すると、冷たいコップに水滴がつくように、エアコンの内部に結露した水分がたまります。
そのため、エアコンの内部は、ダニやカビにとってかっこうの住処となるわけです。

寝具、マットレス、ソファーなどあらゆる場所のダニ対策をしても、咳き込む場合、エアコンを確認してみましょう。

エアコンのダニ対策を先に知りたい人はこちら

寝具・マットレス・ソファーのダニの対策

寝具、マットレス、ソファーのダニ対策は共通点が多いです。

主に

・定期的な乾燥
・こまめな掃除

この2点になります。

そこで簡単にできるダニの対策の方法をまとめたのでご覧ください♪

こまめな掃除

実は重曹をかけるだけで汚れを取ることができます。

用意するもの

・掃除機
・重曹

  手順  

1. 掃除機でゴミを取り除く

はじめに掃除機でゴミを取り除きます。

2. 重曹をバラまく

重曹を覆うように振りかけます。

重曹には脱臭効果や汚れを吸着する働きがあります。
重曹をばら撒いたらちょっと長いですが、丸1日放置しましょう。

3. 掃除機で重曹を吸い取る

重曹を全て取りきりましょう。

乾燥

ダニ対策で大切な乾燥。

マットレスや絨毯は布団乾燥機や天日干しで、簡単に感想にかけることができますが、ソファーって乾燥できるの?

って思う人もいるのではないでしょうか?

実は布団乾燥機を使ってすることができますよ。

用意するもの

・大きめのゴミ袋
・布団乾燥機
・掃除機

  手順  

1. ゴミ袋でソファーを覆い、布団乾燥機をつける

ものすごく大きめのゴム袋か、布で被せましょう。

2. 掃除機でダニを取り除く

布団乾燥機で死滅させたダニは掃除機で吸い取る必要があります。
きちんと吸い取ってあげましょう。

ダニが1番いるとも言われている、マットレスの掃除について詳しく書いてある記事があります。
ご覧ください。

ぬいぐるみのダニの対策

ぬいぐるみのダニで大切なことを知っていますか?
2つありますよ。

・風通りのいいところに置くこと
・定期的に洗うこと

閉まったまま置いてあるぬいぐるみは防虫剤と除湿剤を入れておくことをオススメします。

ぬいぐるみの洗い方

ぬいぐるみはワンシーズンに1回は洗うようにしましょう。
特に梅雨の前後は洗濯必須です。

用意するもの

・洗濯ネット
・おしゃれ着用中性洗剤

  手順 

1. ぬいぐるみをネットにいれる

ぬいぐるみを洗濯機で洗う時、ぬいぐるみはネットに入れましょう。

2. 洗濯機を回す

ぬいぐるみを洗っていきます。

洗剤は「中性洗剤」を使いましょう。
「ドライコース」または「手洗いコース」で、洗濯機を回します。

3. 脱水する

脱水コースで洗濯機を回しますが、5~10秒が目安です。
10秒以上回してしまうと、ぬいぐるみの型崩れの原因となります。注意しましょう。

4. 乾燥させる

脱水作業が終わったあとは、ぬいぐるみを干していきます。
ぬいぐるみは、直射日光には当てず陰干ししましょう。

状況によっては、3日以上かかることもあります。ぬいぐるみを洗う時には天気予報の確認も必須ですね。
完全に乾く前にブラッシングすると、毛並みが綺麗になります。

ぬいぐるみの掃除をもっと知りたい人はこちらの記事をご覧ください♪

畳のダニの対策

畳のダニは寝具・マットレス・ソファーのダニ対策と似ています。

基本は除湿、掃除。

また、畳の部屋にカーペットを敷くこともありますがオススメできません。
畳の上にカーペットをひくことで、温度・湿度共に、ダニが好む条件を作り出してしまいます。

畳干しを行う

春・秋の2回のペースで、畳を干すようにしてください。

畳の外し方ですが、マイナスドライバーを畳の縁に差し込んで、グッと持ち上げるようにすると外せます。
畳を戻す際には乾燥剤や防虫剤などを一緒に入れるようにすると、良いかも知れません。

畳干しはこの2点に注意してください。

・畳が変色しないように、裏側を向けて干す
・しっかり叩いて、奥に詰まったダニやホコリを出すようにする

日の光で変色することもあるので、黒いナイロン袋に入れて行うのがオススメです。

殺虫剤使ってダニを減らす

定期的にダニを駆除してくださいね。

カーペットの上に散布した後、掃除機で吸い取るだけで、カーペットの内部に潜むダニ・ノミを駆除できます。

カーペットにも使える、噴きかけるだけで防ダニになるスプレーです。すぐ乾くタイプのやつで、表面のダニを駆除、ついでに潜んでる奴らの繁殖まで防いでくれます。

畳って知らないことばかりですよね…
畳のお手入れの記事を見てみましょう!

エアコンのダニの対策

ダニは埃と一緒に宙を舞い、エアコンにとどまります。
そこでカビ等を餌にして繁殖するので、フィルターにはダニが生息しています。

2週に1度程度のペースで「フィルター掃除」をしておくだけでも、部屋に拡散されるカビ胞子やダニを抑えることができます。

また、電気代の節約といったメリットにもつながるので、やってみましょう。

用意するもの

・脚立
・掃除機
・フィルタークリーナー
・タオル
・新聞紙

  手 順  

1. エアコンのボディーを拭いておく

実際にフィルターに触る前に、エアコンのパネル、ボディーを軽く拭いておきましょう。
外側を綺麗にしておけば、開ける時やフィルターを取り外す際にホコリが舞わずにすみますね。

2. フィルターを取り外し、スプレーを吹き付ける

まずは、エアコンのフィルターを外します。

可能ならフィルターを外す前に軽く掃除機をかけるのをオススメします。

掃除機をかけるときは必ず表側にかけましょう。

裏側からかけると、せっかく表側でせき止めていたホコリを裏側まで無理やり通してしまうことになります。
気を付けましょう。

20cmほど離れたところから、フィルター全体にスプレーしていきます。
スプレーがフィルターにかかると泡になります。

スプレーは家の外やお風呂場で使うのがおすすめです。

2. 泡が消えたら、水で洗い流す

泡が消えたら、洗剤を洗い流します。
洗剤が残らないように、しっかり洗い流しましょう。

カビが生えている場合や、除菌までしたい場合は、洗い流す前に5分ほど時間をおきましょう。

3. フィルターを乾かし、元に戻す

水洗いが終わったら、タオルで水気を拭き取ります。
新聞紙の上などに置いて、日陰で乾かしましょう。

濡れたまま装着すると帰ってカビの原因になります。
しっかり乾燥させてくださいね!

エアコンは定期的にクリーニングをする必要があります。

ホコリが溜まり、そこに繁殖したダニを吸い込んでしまう可能性があります。

でも、自分でエアコンクリーニングって手間がかかって大変ですよね。
そこでプロにお任せしませんか?

あなたのマイスターならあなたにあったお手入れ方法を探すことが出来ますよ♪

プロのエアコンクリーニングについてもっと詳しく

まとめ

ダニの対策いかがでしたか?

ダニの対策で大切なことは、除湿とこまめなお掃除です。

これをしたらどうにかなるなんて、特効薬はあまりありません。

あなたの大切なものもそうやって守ってきたのではないでしょうか?

大切なあの人へ、どうぞ素敵な毎日を♪