タイヤのヒビ・傷は危険?寿命の見分け方から交換法までしっかり解説
車好きの皆さん、自分の車のタイヤがいつまで使えるのか、知っていますか?
車の傷や汚れは気になるけど、タイヤのことまでなかなかお手入れできてない、なんて人もいるのではないですか?
タイヤの不備は、事故にもつながる大きな問題。
どんな状態になったら交換の時期なのか、一緒に見ていきましょう!
タイヤの劣化はなぜ起きる?
タイヤは時間とともに劣化するもので、4〜5年に1度交換が必要と言われています。
タイヤの寿命を決める要素は、
・溝の深さ
・ゴム自体の劣化(ヒビや傷の有無)
主にこの2つ。詳しく見ていきましょう。
タイヤの溝が浅くなる
タイヤは道路と接する面に、いくつも溝が入っています。この溝は走行中の摩擦によってすり減り、だんだん浅くなってしまうんです。
この溝が浅くなったまま走行してしまうと、ハイドロプレーニング現象がおこりやすくなってしまいます。
ハイドロプレーニング現象とは
タイヤと路面の間に水が入り込み、
ブレーキが効かなくなる現象の事。
高速で走っている車が、いくらブレーキを踏んでも止まらなくなってしまうんです。ゾッとしてしまいますよね…。
大事故につながりかねないので、気をつけましょう!
タイヤのゴムが劣化する
タイヤはゴムでできています。
走行中の圧力や摩擦熱が加わると、このゴムはどんどん劣化してしまうんです。
劣化により、ヒビが入ったり傷がついたりしてしまいます。タイヤに傷がついた状態で走り続けると、傷がさらに広がり大きな事故に繋がることも。
定期的な確認が必要です。
また、駐車場が屋外の場合、日光に当たる時間が長くなるため、タイヤのゴムが傷みやすくなります。
保管方法にも気をつけたいですよね。
タイヤの寿命はどれくらい?
タイヤは時間と共に劣化が進むので、寿命があります。
どう見分けるのか、チェックしていきましょう!
タイヤに刻まれている製造年月日
タイヤの側面には、製造した年月日が刻印されています。
多くの場合、4桁の数字が刻まれており、下2桁が製造年、前の数字は第何週に製造されたかが表されています。
例えば、2118ならば、2018年の21週目に製造されたという意味になります。
各メーカーは4〜5年を交換の目安としていますが、走行距離や路面の状態によっても変わってきます。
見た目の状態が良好でも、製造から10年経ったらタイヤは交換したほうがいいと言われています。
タイヤ購入時に、いつまでそのタイヤが使えるのかを一度確認した方がいいですね!
タイヤの溝の深さ
タイヤの表面には、いくつもの溝があります。
この溝は走り続けるほどに浅くなり、1.6mmよりも浅くなると道路交通法違反になってしまうんです。
ただ実際は、4mm付近になったら要注意。
4mm以下で雨の日に高速道路を走行すると、ハイドロプレーニング現象がおこりやすくなります。
定期的にチェックするようにしましょう!
タイヤの傷
タイヤに傷やヒビは入っていませんか?
もし傷がある場合、いくら溝が浅くても、製造から時間が経っていなくても交換が必要。
また、小さなヒビなら問題はないのですが、その状態で走行し続けるとひびがどんどん大きくなり、傷につながります。
傷がある状態で走行すると、タイヤが破裂して大事故につながることも。大変危険なんです…。
タイヤ交換はどうすればいい?
自分の車のタイヤ、交換しなきゃ!という時、何から始めればいいかって、意外と知らないですよね。
費用や誰に頼めばいいのかまで、きっちり見ていきましょう!
かかる費用
お店にもよりますが、タイヤ代が15,000~20,000円、工費が2,500~3,000円が相場。
4輪全部交換すると、75,000~80,000円くらいはかかります。
どこに頼むの?
タイヤって、頻繁に買うものではないし、どこに行けばいいかわからないですよね。
説明していきますね!
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドの特徴は、どこにでもあり、他の2つに比べて費用が安いという事。
ただ、品揃えはタイヤ専門店ほどではありません。
急なトラブルでタイヤを変えなければいけない場合などはガソリンスタンドがいいですね。
タイヤ専門店
タイヤ専門店の特徴は、何よりもタイヤの種類が多いこと。専門店なので作業のレベルも高く、知識も豊富です。
色々任せて安心したい、という方にはもってこいですね。
まとめ
いかがでしたか?
傷ついていてもあまり目につかないタイヤ。
劣化を放置して使い続けると、大事故につながることもあるんです。
命を守るためにも、乗る前にはしっかりタイヤの状態を確認しましょうね!
問題がある場合には、早めに交換をしておきましょう!