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更新日 :2019年10月11日

布団とフローリングのカビはどうやって落とすの?2つの予防法も!

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みなさんは布団で寝ますか、それともベッドで寝ますか?

近年、布団は場所を取らない、模様替えしやすいなどの理由で人気があります。

そのなかで、フローリングにじかに布団を敷いてる人も少なくないでしょう。

しかし直接フローリングに布団を敷くことは…、

カビの発生に繋がってしまうのです!

今回は布団とフローリングにカビが生える原因、落とし方、そして防止方法を解説していきます。

布団やフローリングにカビが生える原因

自分の寝ている布団にカビが生えていると思うとゾッとしませんか?

それではなぜ布団やフローリングにカビが生えてしまうのでしょうか?

原因は一つです。

それは、布団をじかにフローリングに敷いているから

人間は寝ている間に平均してコップ1杯もの汗をかきます。

もちろんその汗は布団に吸収され、そして体温によって温められます。

この、

・汗による多湿
・体温による保温

によって無意識のうちにカビが繁殖しやすい環境を作り出しているのです!

さらには、ホコリや髪の毛といったカビのエサとなるものも繁殖の手助けをしてしまいます。

加えて、布団をじかにフローリングに敷いているため、湿った暖かい空気が出て行くスペースがないのです。

一言で言うと布団は、カビにとって最適の場所なんですよ。

布団のカビの落とし方!

それではもし、もうカビが布団に生えてしまったらどうすればいいのでしょうか?

主な対処法は洗濯用漂白剤を布団にスプレーすることです。

洗濯用漂白剤をスプレーする

こちらの方法は簡単ですのでぜひ試してみてください。

 用意するもの 

・洗濯用漂白剤(殺菌のため)
・エタノール(カビがいたところを消毒)
・霧吹き
・歯ブラシ
・キッチンペーパー

ちなみに、もし洗濯用漂白剤をお求めなら、ワイドハイターがオススメです。


ワイドハイター 1000ml

コスパが良く、効果も抜群です。

また、無水エタノールの購入を迷っていたらこちらが◯。


無水エタノール 500ml

こちらは殺菌だけでなく、消毒にも使えます。

手順
1
洗濯用漂白剤を吹きかけ

霧吹きに洗濯用漂白剤を入れます。

洗濯用漂白剤をカビが生えているところにかけましょう。

2
歯ブラシでカビ落とし

吹きかけたところを歯ブラシでこすってください。

これをカビが完璧に取れるまで繰り返します。

キッチンペーパーで拭き取り

キッチンペーパーで洗濯用漂白剤を拭き取ります。

拭き取る時に、水分を包み込むように拭き取ることを心がけてください。

エタノールで消毒

カビが生えていたところにエタノールを直接サッとかけます。

エタノールには殺菌作用があるので、カビの菌を排除できますよ。

10分程度置いた後に、先程と同じようにキッチンペーパーでエタノールを拭き取りましょう。

肌が弱い方は、ゴム手袋を装着することをオススメします。

2~3日天日干し

2~3日天日干しします。

太陽光には紫外線が含まれており、その紫外線が殺菌効果を発揮しますよ。

しっかりと天日干ししましょう。

残念ながらカビが落ちなかったら…

布団にカビが染み付いて上記のステップを試してもカビが取れないことも少なくありません。

実際に布団にカビが生えることは多いのです。

もしカビが落ちなかった場合は、その布団を捨ててもらうしかありません…。

次の布団にはカビを生やさないように気をつけましょう!

もし違う布団のカビの落とし方やより詳しく布団のカビを知りたかったらこちら。

フローリングのカビの落とし方について

それでは今からフローリングのカビの落とし方を紹介します。

フローリングのカビは布団のカビと違って発生しずらいです。

ですがその分、発生すると自分の手で対処しづらい場合もあります。

フローリングのカビの主な対処法は、

・エタノールと水で拭き取る
・業者さんに頼む

の2つです。

それぞれ見ていきましょう。

エタノールと水で拭き取る

まず気をつけてほしいことがあります。

絶対に掃除機をかけないでください!

カビの胞子が掃除機の風によって飛び散ってしまいます。

それでは準備するものに移りましょう。

 用意するもの 

・霧吹き
・キッチンペーパー
・エタノール

以上の3つです。

手順
1
希釈水を作る

エタノールと水を8:2の割合で混ぜます。

それを霧吹きに入れましょう。

カビに吹きかける

カビが生えているところに吹きかけます。

キッチンペーパーで拭き取る

希釈水を吹きかけたところをキッチンペーパーで拭き取ります。

しっかりと全て拭き取ることを意識してください!

それでもカビが落ちない場合は…、

業者さんに頼むしかありません。

業者さんに頼む

拭き掃除でカビを全て取れない場合、カビの根が奥深くまで入りこんでる可能性があります。

その場合、自分での除去は非常に困難です。

思い切って、業者さんに連絡してみましょう。

放置していると、もっと根が深くなったり他の場所に転移する可能性があるので早めに対処するのがオススメですよ。

布団とフローリングのカビ防止対策!

ここまで読んでくれたみなさんはカビのマスターになっていると思います。

ここからは布団、フローリングにカビを生やさない対策を解説しますよ。

主な方法は2つあります。

・すのこを敷く
・除湿マットを敷く

以上の2通りです。

早速説明に入りましょう!

すのこを敷く!

原因のところで書いた通り、通気性の悪さがカビを繁殖させる原因となっています。

その原因を改善するために有効なのが…、

すのこベッドです!


すのこベッド 天然木 3段階高さ調節可能 対荷重 200kg 

こんなもので変わるの?と思う方もいるかもしれません。

でも事実、劇的に変わるのです!

布団をじかにフローリングに敷くことで通気性が悪くなり、カビが発生してしまいます。

そこで、すのこベッドを置くことで、フローリングと布団の間に空間が生まれ、空気が通るようになり、カビを予防できるのです!

大事なポイントはいかに通気性をよくするか、なのですよ。

除湿マットを敷く!

もう1つのカビを予防する方法は、除湿マットです!

 

除湿シート 洗える 寝具用湿気取りシート 除湿シーツ 湿気対策 結露対策 防ダニ・防カビ・防臭加工 吸湿 調湿 消臭 除湿マット (シングル・90X190cm, ブルー)

正直、初めて見た時は、こんなもので変わるの?と思いました。

でも、除湿マットはカビの原因となる湿気を取り除くのに最適なのです!

もし、すのこベッドに抵抗がある方はこちらを試してみてもいいかもしれません。

まとめ

長々と、布団とフローリングに生えるカビの落とし方、カビの防止方法について説明しました。

布団にカビが生えるならまだしも、フローリングにカビが生えた場合はまとまったお金がかかることもあります。

何よりも大事なのは、カビを予防することです!

カビ予防をしっかりしてキレイな布団で快眠してくださいね。