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更新日 :2023年11月14日

柔軟剤の使い方とは?投入口の無い場合の適切なタイミングや量を解説

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洗濯で柔軟剤を使うと、手触りがふわふわでいい香り。もちろん、柔軟剤にはメリットがありますが、使い方によっては、メリットよりもデメリットが強くなってしまうこともあるんです。というわけで今回は柔軟剤をきちんと活かす方法を解説します。

なぜ入れる?柔軟剤の効果とは

柔軟剤には香りをつける他にも、様々な効果が期待できます。ここでは柔軟剤の主な効果をご紹介します。

静電気を防ぐ

柔軟剤を使うと衣類の表面が柔軟剤成分でコーティングされ、繊維の凹凸がなくなります。なめらかに仕上がった結果、繊維同士の摩擦が減って、静電気が起きにくくなるのです。

消臭・防臭に役立つことも

柔軟剤の中には消臭成分が含まれているものもあり、洗濯すると繊維に消臭成分が染み込みます。体臭をはじめ、タバコや食べ物についたニオイのもとを取り除き、いい香りでカバーしてくれます。特に、汗をかきやすい時期におすすめです♪

抗菌作用がある

抗菌作用があると記載されている柔軟剤であれば、菌の繁殖を防ぐ成分が配合されています。そのため部屋干しをするときに出る特有のニオイなどを抑えることができるんですよ♪

衣類が早く乾く

柔軟剤を使うと繊維がコーティングされ絡まなくなり、間に空気が入りやすくなります。結果、衣類の水切れが良くなり、脱水後の衣類の水分量が少なくなるので早く乾くという仕組みとなっています。

着心地がよくなる

何度も着用してごわごわになった衣類でも、柔軟剤の柔軟成分によって表面がコーティングされ肌触りが良くなります。さらには洗濯によるシワも軽減することができます。

柔軟剤は投入タイミングが大切

まずは皆さんも気になるであろう、柔軟剤の入れるタイミングについて全自動・ドラム式洗濯機、二層式洗濯機、手洗いの3つに分けて解説していきます。

 

全自動・ドラム式洗濯機

二層式洗濯機

手洗い

タイミング

洗濯前

最後のすすぎ時

最後のすすぎ時

上の表は洗濯のやり方ごとにタイミングを記載したものです。ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

全自動・ドラム式洗濯機

全自動・ドラム式洗濯機は洗濯前に柔軟剤の投入口に入れます。すると最後のすすぎ時に自動で柔軟剤が加わります。この時に間違えて普通の洗剤と同じ場所に入れないように注意して下さいね。

二層式洗濯機

二層式洗濯機のタイミングは最後のすすぎ時です。この時に洗剤が残っていると柔軟剤の効果が薄れてしまうので、2回目以降の綺麗なすすぎ水に入れるようにして下さい。

手洗い

手洗いのタイミングは二層式洗濯機と同じく最後のすすぎ時です。こちらも同様に洗剤が残っていると柔軟剤の効果が薄れてしまうので、3回目以降の綺麗なすすぎ水に入れるようにして下さい。

POINT
柔軟剤は最後のすすぎ時、すすぎ後に投入する

洗濯方法別に柔軟剤のタイミングを紹介しましたが、柔軟剤で大事なのはズバリこれです!何回かすすぎをするなら、一番最後のすすぎに入れるということですね。柔軟剤はコーティング剤のようなもの。せっかくつけたコーティング剤も何回かすすぎをしてしまうと、簡単に取れてします。そのため最後に入れるようにしましょう。

これを覚えていれば使っている洗濯機がどんな型のものでも、正しいタイミングで使えますよ!ではここからは乾燥まで含めた全自動洗濯機・ドラム式洗濯機・二層式洗濯機での使い方を紹介していきます。

柔軟剤の使い方【投入口有り】

柔軟剤

全自動・ドラム式洗濯機での柔軟剤の使い方

まずは投入口がある全自動洗濯機、ドラム式洗濯機での柔軟剤の使い方をご紹介します。これらの使い方は基本的に同じです。これから紹介する手順に従って、柔軟剤を使ってみてください。

手順
 
1
洗濯物を入れる
 

洗濯機の中に洗濯物を入れます。フリルやレース、ファスナーが付いている洋服はそれぞれ洗濯ネットに入れましょう。

2
洗剤を入れる
 

洗濯物の量、水の量に合わせて洗濯洗剤を計量し、入れます。

3
柔軟剤をセット
 

スタートボタンを押す前に、柔軟剤専用の投入口に柔軟剤をセットしましょう。最後のすすぎのタイミングで、洗濯槽の中にセットした柔軟剤が自動的に投入されます。セットする柔軟剤の使用量は、商品に記載された分量を入れてください。

4
コースを選択
 

洗う衣類の素材や量にもっとも適したコースを選択し、洗濯をスタート。

5
干す
 

洗濯が終了したら、すぐに洗濯槽の中から衣類を取り出しハンガーで吊るして干しましょう。そのまま放置しておくと、雑菌が繁殖して臭いやカビの原因となります。あとは風通しが良い場所でしっかり乾かすだけ。

ちなみに、ブラウスやスタッズがついたTシャツなどを手洗いする場合は、汚れを落とし終わってすすぐ際に、洗面器の中に柔軟剤を1〜2滴垂らしてください。すすぎ終わったら軽く絞ってタオルで水分を飛ばし、ハンガーに干して乾かしましょう。

POINT
乾燥機用の柔軟剤シートも使える

温風乾燥機機能が付いている場合は、温度によって柔軟剤成分を広める柔軟剤シートも使えます。30分以上の乾燥を目安に衣類と共に柔軟剤シートを乾燥機に入れて回すだけでふっくらした仕上がりになります。

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柔軟剤の使い方【投入口無し】

続いては投入口が無い二層式洗濯機手洗いの時の柔軟剤の使い方です。既に記載しましたが、基本的に柔軟剤を入れるタイミングは最後のすすぎ時、すすぎ後に投入することがポイントになるのでそれを意識してみて下さい。

POINT
柔軟剤は最後のすすぎ時、すすぎ後に投入する

二層式洗濯機での柔軟剤の使い方

手順
 
1
柔軟剤を投入

投入口のない二層式洗濯機では、洗浄をした後の2回目のすすぎの水に自分で柔軟剤を入れます。2回はあくまで目安ですが、洗剤があると柔軟剤の効果が薄くなってしまうので、きれいなすすぎ水に入れるようにしてくださいね。

2
脱水

柔軟剤を入れ終わったら数分間、洗濯機で回します。その後に脱水を行います。

手洗いでの使い方

手順
 
1
柔軟剤を投入

手洗いの場合は、洋服の素材に合わせてまずは優しく洗います。2回程すすぎをおこなったら3回目の水に柔軟剤を投入します。こちらも二層式洗濯機と同様に回数は目安ですが、すすぎ水がきれいになってから柔軟剤を入れるようにしましょう。

2
押し洗いと脱水

柔軟剤を入れ終わったら衣類をそこに浸して3分ほど押し洗いをします。そして最後に軽く脱水し、洋服ごとの干し方に沿って干します。

柔軟剤を使う際の6つの注意点

柔軟剤を使う上での注意すべき点について6つほど見ていきたいと思います!

詰め替えは中身を洗わずに

中身は洗わず、使いきった状態で同じ製品を詰め替えましょう。水で中を洗ってしまうと菌が増殖してしまう恐れもあるので、洗うことなく詰め替えをおこないましょう。

赤ちゃんには専用の柔軟剤を使用する

柔軟剤には赤ちゃん用のものもあります。大人と同じものを使うと肌トラブルを引き起こす可能性もあるので、洗濯は別にして柔軟剤を使用しましょう。また成分が残りすぎないようにしっかりとすすぎも行いましょう。

柔軟剤と洗剤を一緒に投入しない

柔軟剤と洗剤は一緒に投入しないようにしましょう。一緒に投入することにより、互いの効果を打ち消しあってしまうからです。洗剤は衣類の汚れを落とし、柔軟剤は衣類同士の摩擦を防ぐというそれぞれに役割があります。

脱水をかけすぎない

脱水をかけすぎると、柔軟剤の成分がどんどん排出されて効果が薄れてしまう可能性があります。脱水は1回までに留めておきましょう。悪天候が続いてどうしても我慢ならない場合は、タオルに包んで水分を吸収させると良いでしょう。

洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯物の詰め込みすぎは避けましょう。汚れが落ちにくくなるだけでなく、柔軟剤の成分が全体に行き渡らず、ムラができてしまう可能性があるのです。

長く保管する時に柔軟剤を使うと黄ばむ?

柔軟剤が理由で黄ばむことはないので、長期間保管する場合でも柔軟剤で洗濯してOKです。ただ皮脂などの汚れが残ってしまうと黄ばんでしまう原因になるため、しっかりと洗いましょう。

柔軟剤の香りを保つには?

タオル

においというものは、慣れるとだんだんと感じなくなってくるものです。最近柔軟剤の香りが弱くなってきたと感じても、それは慣れによるものかもしれません。しかし、その一方で本当に香りが弱いことも…。ここからはそんな柔軟剤の香りをしっかり付けたいという方に、その方法8つを伝授いたします。

洗濯量を少なめにする

柔軟剤の香りを持続させる手っ取り早い方法は、ズバリ1回の洗濯量を少なめにすることです。繰り返しになりますが、1回の洗濯物の量が多いとどうしても柔軟剤が行き渡らずムラになります。要するに洗濯物の量が少なければその分、全体に行き渡る柔軟剤の量が安定するため、香りが定着しやすくなるというものです。

大まかに、洗濯物の量に対する適切な柔軟剤の量を載せたので、参考にしてみてください!

洗濯量

水量

柔軟材の量

1.5kg

30L

10ml

4.5kg

55L

30ml

6.0kg

65L

40ml

つけ置き洗いなど洗濯をしっかりしてみる

柔軟剤の香りがしないのは、汗臭など嫌なにおいでかき消されていることがあるかもしれません。その場合には、つけ置き洗いでにおいを落としましょう。その際には、濃いめの濃度の洗剤液でつけ置きします。さらに液体の酸素系漂白剤を入れてみると、においが落ちやすくなりますよ!

「柔軟剤スプレー」を使用する

好きな柔軟剤と水を混ぜて作った柔軟剤スプレーを使用するという方法もあります。作り方は簡単で、柔軟剤15~25mlに水道水500mlを用意してスプレーボトルに入れて混ぜるだけ。適度に薄まっているので香水のように香りづけをすることができ、柔軟剤の香りを再びつけることができますね。

直射日光や高温多湿な場所は避けて保管する

柔軟剤は直射日光が当たる場所や、高温多湿な場所に置くと、品質が落ち、香りの効果が半減してしまいます。また、子供の手が届かない場所に置きましょう。誤って子供が柔軟剤を飲んでしまうことを防ぐためです。

柔軟剤の量や頻度は適切に

柔軟剤を商品ラベルに記載された量に従い、使い過ぎないようにしましょう。柔軟剤の量が多いからといって、香りが強くなるわけではありません。むしろ、入れすぎによって繊維や素材が傷む可能性があり、吸水性が悪くなったり肌触りが悪くなってしまうことも……。そのため柔軟剤の使用頻度に関しても3〜5回に1回ぐらいの頻度で使うようにしましょう。

すすぎは2回にする

すすぎの回数は2回に設定しておきましょう。すすぎ1回だけでは、どうしても衣類の汚れが落としきれなかったり、洗剤が残っている場合があるからです。

しわ・凸凹加工の衣類には使わない

洗濯できる衣類であれば、どんなものでも柔軟剤を使っても大丈夫です♪ただし、洗濯のしわを軽減するタイプの柔軟剤を使うときは、しわ・凸凹加工の衣類には使わないようにしましょう。せっかくの加工が取れてしまいます。また衣類の線維によって柔軟剤の匂いの付き方も異なり、ポリエステルなどの化学繊維は匂いが強くなる傾向があるため必要に応じて分けて洗濯しましょう。

古い柔軟剤は使わない

古い柔軟剤は液がドロッとしたり、白い粒が出たりします。そんなに長い期間でなくても、保管場所が悪ければ、同じような状態になってしまいます。こうなってしまうと柔軟剤の効果が半減してしまうので、購入したら早めに使い終えるようにしましょう♪また、古い液が残っているとよくないため、柔軟剤は使い切ってから詰め替えるようして下さいね。

まとめ

柔軟剤は繊維をコーティングしてくれる洗剤。柔軟剤を使うときは、最後のすすぎのときに適正量を入れるようにしましょう。また洗濯物の量は少ないほうが、柔軟剤の香りが長持ちするのでおすすめですよ♪柔軟剤を上手く使いこなせれば、お洗濯がもっと楽しくなるはず。柔軟剤を最大限に生かして、お洗濯しましょう!

 

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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