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更新日 :2018年10月12日

もうワイシャツの染み抜きなんてしないなんて言わないよぜーったい♪

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仕事着に、時にはキチッとしたオシャレ着に、とよく使われるワイシャツ。何度も使い続けていれば、どうしても汚れてしまうことってあると思います。

でも、そういう服の生地は意外と繊細で、間違った洗い方は怖い……なんて方もいるんじゃないでしょうか?

そこで今回は、ワイシャツの頑固な汚れの取り方、染み抜きの方法を2種類、解説していきます。

今シミがついてしまった!!まずは応急処置!

やばい

とその前に、今しっかり落とせる状況じゃないのに、シミを付けてしまった!! というあなた。所詮は応急処置ですが、あとで汚れを落ちやすくするためにも、これを試してください!
ええ、すみやかに!

  手順  

1. まずは拭き取る
汚れの原因を拭き取りましょう。伸ばさないように、気をつけてくださいね。

2. 少し濡らしたティッシュなどを裏から当てる
濡らしたティッシュを裏からあてる
シミの裏から当ててください。油性のシミは、この時に石けんを混ぜると良いです。

3. 表に乾いたハンカチなどを当て、挟む
乾いた布と挟む
濡らすのはティッシュとハンカチで逆でも大丈夫です。挟んでシミを移してください。

4. 水分を拭き取る
水気を取る
濡れましたね? 当然しっかり拭きましょう。石けんも残したらダメですよ。

 

ワイシャツを洗うその前に!

羊

さて染み抜き……と行きたいところですが、まだもう少し待ってくださいね? ワイシャツを洗濯する前に気をつけたいのは、必ず洗濯表示を確認することです。洗濯表示を確認しないで洗ってしまうと縮んでしまうので、注意して洗いましょう。

洗濯絵表示
特に注意してもらいたいのは、洗濯機マークの絵です。この中に記載してある温度まででしか洗濯できませんので気をつけましょう。これ以上の温度で洗濯してしまうと縮んでしまう可能性があります。

 

基本的に、ポリエステルやウールなどは洗えますが、以下の素材のシャツを洗濯するときは注意してください。

麻素材のワイシャツには気をつけてください。
麻は、通気性や速乾性に優れていますが、伸縮性が良くないためシワになり易く、濃い色の物は、摩擦や汗や直射日光で変色し易いので注意が必要です。
洗濯するときは、色落ちや変色に注意しましょう。

 

レーヨン

レーヨンの洗濯も注意が必要です。レーヨンは「人絹」と言われるほど繊細な素材です。レーヨン自体、絹に近い素材で作られているので、万が一洗濯したい場合は、クリーニング業者に依頼することを強くおすすめします。

ねこです
 

やっと本番 シミの取り方

タオル

それでは、実際に落とす方法をお教えしましょうーーとはいえシミには種類があり、その分、たくさんの落とし方があります。

ここでは、代表的なシミの落とし方をご紹介します。

 

汚れをたたき出す!

まずは有名なこの方法。案外みなさん知ってるんじゃないでしょうか?シャツに着いた汚れは、簡単にたたき出せます。ビールをこぼした時などに、シミにならないように、とっさにたたいてしまう方もいるかもしれませんが、そのやり方、実は間違ってるんです! 下手すると酷くなるので、ちゃんと読みましょう。

適当に叩かずに、正しいやり方を一緒に見てみましょう!

インクなどのシミは、ブラシで落としましょう。ブラシで落としていく方法は、結構オーソドックスなやり方だと思いますが、ここではしっかり紹介していきます。
ここに書いてあることをふまえて洗濯すれば、いつも綺麗なシャツが保てますよ。洗剤としてはベンジンが有名ですが、用意が面倒なので代わりを作っちゃいましょう。

用意するもの

・歯ブラシ(綿棒でも)
・捨ててもいいタオル
・クレンジングオイル
・中性洗剤
・ふろ桶(水を溜められるもの)

  手順  

1. タオルの上にシャツを置く
シミがタオルに当たるように置く
用意したタオルの上に、シャツを裏返して置いてください。シミ部分がタオルにあたるようにしましょう。

2. クレンジングオイルと中性洗剤を混ぜる
中性洗剤とクレンジングオイルを混ぜる
クレンジングオイルと中性洗剤を1:1で混ぜて、新しい洗剤を作りましょう。これはベンジンの代わりなので、あればベンジンでも大丈夫です。

3. 歯ブラシでシャツのしみを叩く。叩く!叩く!!
裏からブラシで叩く
さっきの洗剤を歯ブラシにつけて、シミをひたすら叩きましょう。こすってはなりません、叩くのです。一心不乱に叩くのです。

4. シャツをすすぎ、再び叩く
水ですすぐ
汚れが落ちてきたら、一度すすいでしまいましょう。汚れは落ちましたか?落ちるまで繰り返しましょう。さあ楽しい時間の再来です!

 

汗なんかの黄ばみを落とすなら

襟についた黄ばみは、シミとは落とし方が違います。そちらも見ていきましょう。

用意するもの

・風呂桶
・やわらかい歯ブラシ
・洗剤
・ぬるま湯ねこはいます

  手順  

1. ふろ桶にぬるま湯を溜め、シャツの襟を浸ける
お湯に襟をつける
お湯は40℃くらいがいいです。これで洗剤が馴染みやすくなるのです。

2. 黄ばみに洗剤をかける
襟に中性洗剤を塗ります
黄ばみに直接かけちゃってください。クレンジングオイルでもいいですよ。

3. 歯ブラシでこする
ブラシでこすります
柔らかいブラシでこすりましょう。あまり強くやると生地が傷ついてしまいます。なるべく優しく、ですよ?

4. 洗剤を流して、そのまま洗濯機へシュート!
さっきのぬるま湯で流して、あとはいつも通り洗濯しちゃってください。これでだいぶ落ちてるはずです。

 

まとめ

いかがでしょうか?
ここにまとめた方法で、ある程度のシミなら落ちてしまいます。

しかし、やはり大事な衣服は、自分で洗濯するより専門家にお願いした方が安心なのではないでしょうか?特にレーヨンなどの素材は、プロにお願いするのが吉ですよ、あれクッソ縮みますからね。汚れの取り方なども詳しく教えてくれますよ!

繊細な素材ほど、家庭では手入れが大変です。下手に洗ってしまうと、縮んだり、傷んだりしてしまいます。もし洗う時は、細心の注意を払って洗っていきましょう。