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更新日 :2021年04月12日

シルクスカーフのくすんだ汚れを、色鮮やかに戻す簡単な4ステップ!

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久しぶりに使おうとクローゼットからスカーフを引っ張り出したら、思いの外黄ばみやくすみが付いており落ち込んでいる方へ。

年季の入ったスカーフの汚れをできるだけ簡単な方法で、新品同様の色鮮やかなあの頃の状態に戻したいですよね。

本記事では、くすんで汚れたスカーフを新品のような状態に戻す4ステップをご紹介します。

【洗い方】おうちで中性洗剤を使って洗濯する

用意するもの

・中性洗剤
・洗面器または小さめのバケツ

ホームクリーニング専用の洗剤と、シルクスカーフを洗うための洗面器を用意します。

洗剤は市販の「ドライマーク対応」「おしゃれ着用洗剤」と表示がついた中性洗剤を選びましょう。

おすすめの商品「エマール」

中性洗剤は色々ありますが、おすすめなのは「エマール」です。
今すぐ手軽に購入できる中性洗剤をお探しの方や、良心的な価格でお探しの方にオススメです。

「エマール」を実際に使っている方に感想を聞いてみました!

エマールは一般のオシャレ着の洗濯以外にも、シルクスカーフのようなデリケート素材のお洗濯にも仕えて便利ですね。エマールなら比較的どこにでも売っているので手に入れやすいです。いつもシルクのスカーフをクリーニングに出すと1,500円ほどかかっていましたが、お家でお手入れするとなると洗剤は約500円程度なので、クリーニング費用も抑えることができて経済的で助かりました。

「おうちでお洗濯はできない」「スカーフ1枚のクリーニング代が高くて困る」と諦めていた方に朗報です!今までクリーニングでしかお手入れできないと思っていたシルクスカーフも中性洗剤のエマールなら洗えるなんて驚きですよね。

注意ポイント

まず、お洗濯を始める前に注意していただきたい点をご紹介します。

・シルクスカーフを手洗い以外で行う
・洗いやすすぎの際に熱湯を使用するのはNG
・中性洗剤以外の洗濯洗剤を使うのはNG
・漂白剤や柔軟剤を一緒に使用するのはNG

シルクはポリエステルやナイロンなどの化学繊維と違って、非常にデリケートな素材です。

シルク生地を痛めてしまう恐れのある熱湯や柔軟剤を使うことは絶対に避けましょう。
しっかり汚れを取りたいからと言って漂白剤を使ってしまうと、たちまちスカーフの絵柄が消えてしまう恐れがあるので注意してくださいね。

おうち洗濯の仕方

それでは実際に洗濯をしていきましょう。

〜洗う〜

1.洗面器に中性洗剤を入れる

2.中性洗剤を入れたらナミナミになるまで人肌以下のぬるま湯を入れ、必ず手で洗剤液をよく泡立てる

3.洗剤液にスカーフを泡に絡めるように浸す

 4.洗面器にスカーフを全部沈めたら優しくもみ洗いする

〜すすぐ〜

1.スカーフの汚れが取れたら洗面器の水を換えながらすすぎを行う

2.スカーフを優しくもみながら完全に泡が無くなるまですすぐ

〜脱水する〜

1.軽く水気をとる程度にお団子を握るようにやさしく握って脱水する

2.約10回程度握って脱水すれば完了!

ワンポイントアドバイス

・人肌以下のぬるま湯の温度の目安は30度前後にする
・洗剤を入れたぬるま湯はしっかり泡立てる
・絶対に強い力でシルクスカーフを洗ったり絞ったりしない
・スカーフを洗剤液に沈める時、泡を生地に含ませるようにやさしくもみ洗いする
・スカーフの汚れ度合いに応じてもみ洗いに時間をかける
・すすぎは完全に泡がなくなるまでしっかりすすぐ

以上の点を守って行えば、シルク素材を痛めたり変色させたりすることなくおうちで安全に洗うことができます。

【商品紹介】シルクスカーフにも使えるオススメ洗剤のご紹介

エマール以外のシルクスカーフを洗えるオススメの洗剤を3つご紹介します。

シルク・ランジェリー用洗剤【ユーカラン eucalan】

出典:https://www.amazon.co.jp/

天然成分由来の洗剤のユーカランは本当に人にも環境にも優しい洗剤なのでしょうか?
「シルク・ランジェリー用洗剤【ユーカラン eucalan】」を実際に使っている方に感想を聞いてみました!

ユーカランは何と言っても100%天然成分でできているので、香りも洗浄力もマイルドなのが良いですね。通常の洗剤はどうしてもすすぎの際に何度も水を入れ替える必要があると思うのですが、ユーカランはすぐに泡が切れるのですすぎ回数も少なくて助かりました。

すすぎの回数が少なく済むのは嬉しいポイントですね。香りも柔らかいので、洗剤特有のキツイ香りが苦手な方にもオススメです!

シルク専用洗剤【北欧デンマークClassic Clothing Care】

出典:https://www.rakuten.co.jp/

北欧デンマーク生まれのデリケート素材向けの中性洗剤「クラシック・クロージングケア」を実際に使っている方に感想を聞いてみました!

クラシック・クロージングケアは、一見洗剤には見えないスタイリッシュな銀のボトルが目を惹きました。クラシック・クロージングケアには「シルク専用」と謳っている洗剤があるので、シルク製品をお家でお手入れする初心者の私でも安心して使うことができました。

クラシック・クロージングケアはデンマーク王室御用達商品であり、日本以外の海外でも人気の商品です。シルクスカーフのケアだけではなく、お洒落が好きな方や普段から衣服にこだわっている方にもおすすめの洗剤です!

The Laundress デリケートウォッシュ Ladyの香り

出典:https://www.amazon.co.jp/

大切な衣類をお家でケアしたい方のために生まれた「The Laundress デリケートウォッシュ Lady」を使ってみた方に第一印象や香りについて聞いてみました!

見た目も女性が好きそうなかわいいパッケージでお洗濯をする時に気分が上がりました!香りも甘すぎなくて爽やかなので、女性だけでなく男性にもウケが良いと思います!ただ、お値段が約3,000円ちょっとするので、頻繁には使えませんが大切なシルクスカーフを洗うときに使うぐらいなら丁度良いかもしれません。

お値段は他の洗剤と比べると少し割高みたいですが、女性が好む爽やかなグリーンハーブの香りや何より見た目が可愛いというポイントはお洗濯の気分を上げるには大切な要素ですよね!

おすすめ 商品

商品画像
THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス) デリケートウォッシュ ladyの香り475ml
大切なシルクスカーフは頻繁に洗うものでは無いですよね。ここぞという時のスカーフのお手入の際には、ご自身が洗濯することで「楽しくなれる」とっておきの洗剤をいくつかチョイスしておくといいかもしれません。

【乾かし方】タオルを使い脱水してからシルクスカーフを乾かす

用意するもの

《シルクスカーフ90平方センチメートルの場合》
・大きめのバスタオル3〜4枚程度(スカーフのサイズに合わせて調整する)

乾かし方と干し方の手順

 〜脱水と乾燥〜

1.2枚のバスタオルを床に広げ、真ん中に洗ったスカーフを乗せる

2.バスタオルの端でスカーフを包み、タオルが足りない部分にはさらにタオルを乗せてスカーフを完全に包み込む

3.タオルで包んだスカーフを半分に折りたたむ

4.さらに1/4サイズに折りたたむ

5.細長く折りたたんだスカーフを端から丸めてロール状にする

6.ロール状にしたスカーフの上に乗って、体重をかけて踏みながら脱水する

7.ある程度足で踏んだら脱水完了

〜影干しの仕方〜

1.色抜けを防ぐためにスカーフの表面を下にしてバスタオルの上に綺麗に広げて6時間以上乾かす

ワンポイントアドバイス

・脱水時には絶対にぞうきん絞りやスカーフの端を持って振って水気を飛ばすようなことは避ける
・干す際にはシワやヨレを防ぐために必ず平らな場所で行う
・シルクスカーフを乾かす際は必ず陽の当たらないカーテンを閉めた室内で行う
・シルクは保水性があるので乾いたなと思っても、もう一度時間をかけて陰干しを続行する

【プロの話】目立つ汚れがあるならプロに任せよう

ご家庭で落とせる汚れには限界があることも。

以下のポイントに該当する場合は、プロに相談・依頼してみることをおすすめします。

プロに任せるべき汚れの判断

1.色移りによるシミ
濃いデニムなどの色移りによるシミはホームクリーニングではなかなか対処できません
2.コーヒーやワイン、泥などの濃いシミ
水洗いで取れないシミはプロに任せるのが一番です
3.虫食いの穴あきやほつれ
虫食い、ほつれなどは業者に修繕依頼をするのがベストです

【まとめ】最後に

ここまでの長文をお読み下さりありがとうございます。
今回は、シルクスカーフのお手入れに役立つ4つの中性洗剤をご紹介しました!
どの商品も個々に特徴があって魅力的でしたね。
シルクは天然由来のデリケート素材ですが、オシャレ着専用の中性洗剤と正しい洗い方を習得すれば、もうおうちでのお洗濯に悩む必要はありません。
適切な洗い方や保存方法などを参考にしていただき、シルクスカーフを末長く美しく保ち、これからもファッションをより一層楽しんでいただく機会にして頂ければ幸いです。

以上、
「 シルクスカーフのくすんだ汚れを色鮮やかに戻す簡単な4ステップ 」でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。