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更新日 :2020年06月26日

ネクタイの洗濯は手洗いがオススメ【写真あり】実際にやってみた!

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ネクタイを締めると、気持ちも引き締まりますよね。あの感じ、僕も好きです。
でもネクタイは使うたびに洗うことができません。どんどん汚れは溜まってしまいます。

とはいえ、クリーニングに出すのは面倒臭いし、お金もかかってしまいます。
そこで、ネクタイを自分でお洗濯しちゃいましょう!

え!そんなことできるの?って驚く方もいると思うのですが、ネクタイの種類によっては自分でお洗濯できるのです。

ということで今回は、ネクタイのお洗濯方法を紹介します!
さらに、ネクタイの染み抜き方法や、アイロンのかけ方も紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

ネクタイが洗えるかを確認しよう

まずは、今あなたの手にあるネクタイが洗えるのかどうかを確かめましょう。
洗えるのかどうかは、あるものを見るだけでわかっちゃいます。

それが、洗濯表示です。

ネクタイの洗濯表示は、裏側の布をひっくり返すとあると思います。
そこで洗濯不可になっていたら、どうあがいても洗えません

特にシルクのネクタイはとてもデリケートなので、素直にクリーニングへ出すのがおすすめです。

手洗いやドライのマークがあれば、家でもお洗濯できるかもしれません。

洗濯表示を見ても何がなんだかわからない。そんなあなたは、「新しい洗濯表示を覚えられないあなたのためにイラスト付きで徹底解説」を読んで、洗濯表示について知っておきましょう!お洗濯の基本のき、ですよ♪

ネクタイを洗うときの注意点

ネクタイ

ネクタイを洗うときに注意するべき点は

・色落ち
・型崩れ

の2つです。

それぞれどうやって予防したらよいのでしょうか?

色落ちは事前にチェックする

ネクタイを洗濯したら、色落ちしてしまった、なんてことになったらショックですよね。
お洗濯で色落ちしてしまうのかどうかは、事前に確認しておきましょう!

用意するもの
・洗剤(使う予定のもの)
・ガーゼや綿棒
手順
1
洗剤をガーゼや綿棒に染み込ませる
2
ガーゼや綿棒でネクタイの裏など目立たないところを数回叩く

洗剤は、必ず中性の衣類用洗剤を用意してください。オシャレ着用とかドライクリーニング対応とか書かれてるものが良いです。

中性洗剤のおすすめは、こちら。洗浄力は優しいので、よれたり縮んだりを防いでくれます。また、ネクタイは色が落ちると嫌ですよね。色落ちの心配もありません。さわやかなリフレッシュグリーンの香りがする洗剤です。

ネクタイをポンポンポンと叩いたときに、ガーゼや綿棒に色が移っていたらOUTです。

もしかしたら、洗剤が強力すぎて色落ちしてしまったのかもしれません。別の洗剤で同じようにチェックをしてみてください。
どんな洗剤を使ってもダメってときには、ネクタイが色落ちしやすいもののようです。自分でのお洗濯は諦めましょう。無念です。

型崩れは優しさでカバーする

ネクタイは伸縮性が高く、結んだり解いたりしやすくなっています。しかし、洗っている時にネクタイが伸びると型崩れになってしまうので、お洗濯をするときには注意が必要です。
つまり、ネクタイは伸縮性が高いために型崩れがしやすいということですね。

型崩れを防ぐための方法は2通りあります。

洗濯機洗い洗濯ネットを使う
手洗い「やさしく」洗う

ネクタイを洗濯するときの注意点はわかっていただけましたか?

続いては、素材別のポイントについて見ていきましょう!

ネクタイは素材別に洗い方を変えるべき?

実はネクタイにもいろんな素材があります。

シルクやウール、レーヨンやポリエステル…などなど、本当に様々!

あなたのネクタイは、どんな生地を使っていますか?

使っている素材も様々だと思うので、素材別の対応をご紹介していきますね!

ネクタイによく使われる素材とは?

それでは素材のお話です。

大きく、

・人工繊維
・化学繊維

の2種類に分けられるので、それぞれ見ていきましょう!

人工繊維

よく使われる生地としてイメージしやすいのは「人工繊維」。

これには、ポリエステルやポリウレタンなどが当てはまります。

この魅力は、なんといってもその「安さ」。

シルクなどのネクタイと比べてもその差は歴然です。

耐久性もあるので、ビジネスマンの味方の素材といえます!

化学繊維

対して値段は高くても、その品質が買われている「天然素材」。

シルクをはじめ、ウールなどが当てはまります。

この魅力は、ずばり「肌触りの良さ」。

第二の肌と言われるほど良質な手触りが人気を集めているんです!

以前は高級品として扱われてきましたが、現在は輸入により価格も安定きたそう。

人口繊維よりは高くついてしまいますが、その品質は値段相応です!

素材に合わせて洗い方を変えるべきなの?

さて、ご自身のネクタイの素材は把握できましたか?

では、その素材によって洗い方は変えるべきなのでしょうか…!

結論から言うと、素材に合わせて洗い方は「変えるべき」です。

それぞれの素材に特徴があるように、弱点もそれぞれなので、一緒くたにはできません…。

とは言っても、そう難しいこともないです。
注意してもらいたいポイントは2つだけ。

「洗濯機で洗う」か「手洗いで洗うか」です。

素材によって洗い方を変えるべきですが、ここだけ使い分ければよいので、そこまで難しい話ではないのです!

ネクタイを洗おう

今回は、お洗濯の方法を2つ紹介します。

・洗濯機洗い
・手洗い

洗濯機で洗おう

ちょっとシワになるくらいなら気にしない、という場合は、洗濯機を使うのが楽でしょう。型崩れの対策をするとは言えど、やっぱり崩れやすい洗濯機。大事なネクタイはやめてくださいね。

用意するもの
・おしゃれ着用中性洗剤
・洗濯ネット
・ハンガー

この商品は、ネクタイ用の洗濯ネットの中でもかなり安いです。縦に長いぴったりサイズ。さらに、洗濯ネットごと半分に折ることで、しっかり型崩れを防止できます。

手順
1
洗濯ネットにネクタイを入れる

洗濯ネットに入れることででネクタイがぐちゃぐちゃになるのを防ぎます。今回は小さめのネットを使ってしまいましたが、ネクタイ用のネットがおすすめです!絶対!

2
洗濯機にネクタイを入れて洗剤を注ぎ、ドライコースで洗う

出来るだけ生地へのダメージを減らすため、洗濯機はドライコース(おうちクリーニング)で回し、洗剤は中性洗剤を使いましょう。

注意
ネクタイに洗剤が直接かからないようにする

洗剤はムラにならないように、水に溶かすイメージで入れましょう。

3
干す

ハンガーにかけ、風通しの良いところで陰干しします。
このとき、シワは伸ばしません。

洗濯が終わった段階で、ネクタイがシワだらけ!そんなときは、ネクタイにアイロンがけをしましょう。アイロンがけの方法も合わせてチェックしてみてくださいね。

手洗いしよう

次に、ネクタイを手洗いする方法を紹介していきます。
洗濯機を使うよりも手間がかかるのですが、やさしく丁寧に洗うことができるのでおすすめです。

用意するもの
・おしゃれ着用中性洗剤
・バスタオル
・洗面器
・ハンガー
手順
1
洗面器に40℃くらいのお湯を溜める

温度が高すぎると、生地が傷んじゃいますので気をつけてください。

2
お湯に洗剤を入れる<

洗剤に適正量が書いてあると思います。水の量に応じて洗剤を溶かしてください。

3
ネクタイを浸ける

洗剤液にネクタイをゆっくり浸けましょう。このとき、ネクタイが折り畳まれた状態でもしっかり洗えるので安心してくださいね♪

5〜6分このまま浸けておきます。

4
ネクタイを振り洗いする

洗剤液の中でネクタイを揺らして洗います。絶対にこすったり揉んだりしないでください。
キレイになるまで洗剤液を入れ替えながら、何度も振り洗いを繰り返します。

5
洗剤を落とす

汚れを落とせたら綺麗な水を用意して、同じように水の中で揺らして洗剤をすすいでいきましょう。

6
タオルで脱水する

洗い終わったら、ネクタイの水を切っていきます。タオルの上でネクタイを整えて挟み、優しく押しながら脱水しましょう。

ここで注意すべきは2つ。

・シワを伸ばさないこと
・強く押しすぎないこと

しっかり水を抜くように、場所を変えながら押しましょう。

7
干す

水分がある程度抜けたら干しましょう。ハンガーにかけて、やっぱりシワを伸ばさずに、日陰に干すようにしてくださいね。

洗濯機にかけるのはさすがに、という時は手洗いしましょう。
ただし難易度が跳ね上がるので気をつけてくださいね♪

染み抜きとアイロンがけ

ネクタイのお洗濯をするときには、染み抜きやアイロンがけも必要ですよね。
ここからはその技を紹介したいと思います。

ネクタイの染み抜きをしよう

ネクタイのお洗濯をしようと思ったら、シミを発見してしまった。
そんな時は、まずは染み抜きをしましょう。シミが落ちたらお洗濯、です。

水性の染み

まずは水性から。気付かないうちに醤油がハネてた、なぁんてこともありますからね。

用意するもの
・綿棒やガーゼ
・洗剤
手順
1
用意した綿棒などに洗剤をしみ込ませる

洗剤はオシャレ着用のものでいいでしょう。
小さな染みなら綿棒、少し大きければガーゼというように、染みの大きさで使う道具を変えると良いです。

2
染みのところを叩く

さっき洗剤をしみ込ませたもので染みを叩きましょう。擦らないよう気をつけて下さいね。

3
手洗いする

手洗いの手順と同じように洗っていきましょう。染みが落ちているか確認しながら洗うと良いです。

油性の染み

パスタソースなんかも油性染みです。まあ、けっこう飛びますよねぇ……。

ここで使うのがベンジン。色々な洗濯物の染み抜きによく使われる便利なやつです。

おすすめの商品

ベンジンって、あまり聞き慣れないですよね。ネクタイの染みだけでなく、襟や袖の汚れ落としなどの細かい部分の洗濯やに使えます。洗濯の他にも、テープのねばねばやペンキ落としにも使うことができます。

ただこのベンジン、ネクタイの素材との相性が悪いことがとても多いです。ですので、ここにはちょっとした方法だけ書くのに留めて、クリーニングに出すことをおすすめします

1
綿棒にベンジンをつける
2
染みを綿棒で叩く
3
あとは乾かすだけ

これはほんの小さな染みが付いた時に限った話です。さっきも言いましたが、大きな染みはクリーニングへ出すように、ね?

ネクタイの染みを落とす実験をして、その結果をまとめた記事を紹介します!結果は残念な感じになってしまったのですが、実際に洗う時ってどんな感じなのかな?というのがきっと伝わるはずです♪

ネクタイのアイロンがけをしよう

いくら丁寧に手洗いしたところで、やっぱりシワは出来ちゃうものです。
シワを伸ばすためにも、アイロンをかけていきましょう。

けれど、アイロンをそのままかけてしまうと、ネクタイの質感が失われてしまいます。これは、ネクタイの上品さっていうのは立体感にあるから、らしいです(僕にはよくわかりませんが)。
ぺたんこに型崩れしてしまうのを防ぐために、ネクタイの端っこに菜箸なんかを入れてアイロンをかけるようにしましょう。

アイロンをかける時は裏側から、当て布をして低温でやるようにしてくださいね。良い生地ほど高温には弱いので、低温じゃないとテカっちゃいますよ?

アイロンのかけ方を具体的に解説した記事があります。気になる菜箸の使い方もちゃんと載ってますよ。しかも、写真付きなのです。ぜひアイロンがけをする前にチェックしてくださいね♪

ネクタイハンガーがあると超便利

ところで皆さん、ネクタイの収納はどうしていますか?

丸める、たたむ、重ねるなどいろんな方法がありますよね。

しかしこのどれよりも手軽で、画期的な収納方法があるとしたらどうでしょう。

気になりますよね!それがこちら、ネクタイハンガーです。

普通のハンガーに掛けている場合もありますが、このアイテムは更に便利!

今回はおまけとして、ネクタイハンガーの魅力についても解説しましょう。

きれいに収納するならネクタイハンガーは必須

丸めた収納やたたむ方法にもメリットはあります。

コンパクトに済ませるならむしろアリかも知れませんね。

しかしネクタイハンガーにもたくさんのメリットがあるので個々に説明していきましょう!

収納本数の多さ

ビジネスマンにおいてネクタイは必需品。
自分で買う以外にも、プレゼントされたものも合わせると相当な数になるのでは?

そこで登場するのがネクタイハンガー

その収納数は脅威の24本!!

1ヶ月毎日ネクタイを変えても余る量です。

さらにハンガーなので、掛けて使う空間も服と同じくらい。

これならクローゼットに入れるだけなので、スペースの心配もいりませんよね。

選びやすい

たたんで収納する場合、どうしても重なってしまいますよね。

丸めて並べる場合も見やすくはなりますが、全体像がイメージしにくいものです。

その点ネクタイハンガーは、一目で分かるように掛けておけるので選ぶのが簡単♪

その日にサッと目を通して、お好きな一本を抜き取りましょう。

たたむ収納と違って周りが崩れないので、そうした点もうれしいポイントになります。

シワが伸びる

なんと言っても最大の特徴はこれでしょう。

他の収納方法は、どうしても折り目やクセが付いてしまいます。

特にシワは伸ばすことが難しいので、その日のチョイスからは外れる可能性がありますね。

ネクタイハンガーは掛けて垂らしておけるため、自重で勝手にシワが伸びます。

なのでお手入れの手間が一つ省略できる訳です♪

注意
素材によっては自重が重すぎて、生地が伸びてしまう場合があります。

ネクタイハンガーを使う場合は素材をチェックし、軽めのものだけ活用するようにしましょう。

おすすめネクタイ用ハンガーを紹介

さて、魅力はしっかり伝わりましたでしょうか。

ここからは、おすすめしたいハンガーを1つだけに絞ったのでご紹介しますね!
1年間の保証付きなので安心ですよ♪

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ネクタイハンガー ネクタイ収納 ネクタイ掛け 24本掛け

名前が特になかった点だけご了承ください!

こちら、24本掛けで容量もバッチリ。
木材や部品にもこだわったプレミアム品質なんです♪

正直、木材へのこだわりは不要に感じられがちですが、そんなことはありません。

衣類を取り出す際に、ちょっとした引っかかりがあると生地がほつれてしまいます。

そういったことが無いよう表面は滑らかに、フックも丸いものが使われているのです。

そして最大の特徴は、なんといってもコンパクトなデザイン

ハンガー自体は気持ち大きめなものの、不要なフックは折りたためるなどの工夫がされています。

アパートなど少ないスペースでも、最大限活用することができるのはうれしいポイントですね。

値段も1,500円程度と大した額ではないので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

まとめ

今回は、ネクタイのお洗濯について紹介してきました。

意外と簡単ですよね。洗濯機でも洗えちゃうのです。
アイロンがけや染み抜きも、やり方さえ分かっていれば難しいものではありません。

クリーニングに出すと、やっぱりお金がかかってしまうので、自分でお洗濯できるといいですね。
でも、高いネクタイほどお洗濯が難しいです。大事なネクタイは、クリーニングに出してしっかり綺麗にしてもらうのがおすすめですよ。

素敵なネクタイで、ビシッとカッコよく決めましょう。