HOME
更新日 :2023年10月26日

洗濯機のコースの基本は4種類!洗濯表示を見て上手に使い分けよう

この記事をシェアする FaceBook X LINE Pinterest

洗濯機のコースを上手に使い分ける方法をご紹介します。おしゃれ着コースや毛布コースの違い、手洗いコースがない場合におすすめのコースなどを解説。「パナソニック」や「日立」など、メーカーによって名称が変わる場合もあるので要チェック。「摩擦に非常に弱いデリケートな洋服をやさしく洗濯したい」という方も参考にしてみてください!


出典:知って得する!洗濯機の「コース」の賢い使い分け

洗濯機には複数のモードがあり、それぞれの洋服の素材にあった洗濯ができるようになってます。上の図は洗濯機のコースについてのアンケート結果。なんと約半数の方が標準とドライコースを使い分けていないのです。

ドライコースだけでなくほかのコースも使い分ければ衣類の傷みや型崩れを防いだり、時短できたりなどのメリットがたくさん。そこで今回は洗濯機のコース、そしてコース別に対応している洗濯表示についてご紹介していきます。

洗濯機のコースの基本は4種類

「標準コース以外使っていない」という場合は、洗濯機の機能を最大限に生かしきれていないかもしれません洗濯機に基本的に備わっている4つのコースの特徴について見てみましょう。

注意
コース名は洗濯機によって変わるため、詳細は取扱説明書を確認してください。

標準コース

普段着の洗濯に適した水流や水量、時間などが設定されたコースです。「パナソニック」の一部の洗濯機は、「おまかせコース」が基本的な洗濯コースに該当します。

工程は、

1.洗い
2.排水・脱水
3.すすぎ
4.排水・脱水
5.すすぎ
6.排水・脱水

が一般的で、タオルや肌着、靴下、パジャマなどに適しています。洗濯機によっては、洗いやすすぎの時間や回数を自由に設定できる「わたし流」や「自分流」を搭載している機種もありますよ。

洗濯におすすめのもの
タオル、肌着、靴下、パジャマなど

ドライ(おしゃれ着)コース

主に、ニットやセーターなど手洗いしたいデリケートな衣類に適したコース。一言でいえば「やさしい」コースとなっており、手洗いコースがない場合はドライコースを選びましょう。「日立」には「デリケートコース」と呼ばれるコースもあります。

弱い水流と軽い脱水で衣類の型崩れや縮れも防いでくれるのが特徴。工程は標準コースと一緒です。ドライコースで洗濯するときには次の3点に注意する必要があります。

注意
衣類の表示を確認
シミ、汚れを確認
水温は30℃以下

これらをしっかり守れば、デリケートな衣類も型くずれなく洗えます。

洗濯におすすめのもの
装飾の多い衣類、ニット、セーターなど

ただし、100%ウールカシミヤアンゴラなどの上質な素材を使った衣類に関してはクリーニングに出すのがおすすめです!

ドライコースについて詳しく知りたい方はこちら!

おいそぎコース

軽い汚れを短時間で洗濯したいときに使用するコースです。標準コースの洗濯方法とは違い、洗い・すすぎ・脱水の時間が短いことがポイントです。また、機種によってはすすぎの回数が1回だけのものもあります。その他の工程は標準コースと同様です。

洗濯におすすめのもの
タオル、Tシャツ、肌着、パジャマなど

大物洗い(毛布)コース

毛布や布団などのかさばる物を洗えるコースが搭載されている洗濯機があり、「毛布コース」「大物・厚物コース」とも呼ばれています。標準コースに比べ多くの水と長い時間をかけて洗い上げます。そうすることで、洗濯物の傷みを防ぐことができます。

洗濯におすすめのもの
毛布、布団などの大きいもの

洗濯表示を確認してコースを選ぼう

洗濯機のコースについて理解したら、それに対応する洗濯表示もチェックしておきましょう。大切なお洋服が傷んだり縮んだりする恐れがあるので見逃さないように!

そもそも洗濯表示というのは衣類についているタグに書かれている絵のことで、上の写真のようなものです。まずは、それぞれのコースに対応している洗濯表示を簡単に見てみましょう。

標準コースやおいそぎコース、大物洗いコースには主に上記のような洗濯表示が対応しています。普通に洗えるものと、やさしく洗うもののの違いはパッと見ただけではあまり分かりませんね。

上記のような洗濯表示がある衣類は、ドライコースやおしゃれ着コースで洗濯が可能です。しかし、記号が組み合わさっており、なかなか覚えられないなんてことも。

では、洗濯表示の見方について具体的に見ていきましょう。

洗濯マークの下部にある棒線について。横棒一本だと「弱い」を表し、二本だと「非常に弱い」を表します。簡単に言うと、衣類が洗濯にどれだけ弱いかを表しているのです。

洗濯機はコースによって水流の強さが違います。「弱い」表示には弱めの水流のコース、「非常に弱い」表示はできるだけ洗濯機を使わないか最も弱い水流で洗濯しましょう、ということを表しています。

洗濯表示は、2016年に新しくなったので注意。そのため新と旧の両方を図でご紹介しています。

上の図の中に書かれている数字は、液温の上限を表します。洗濯機で洗濯するときに使う水の温度のことです。

数字の周りのカゴに水が入っているような記号は「洗濯機で洗濯ができる」ということを表しています。よく見かけると思うのでぜひ覚えてみてくださいね!

ここでクイズです。先ほど学んだ知識を使ってこの表示が何を表しているか答えてみましょう!

正解は、「液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる」でした。

ドライコースで洗濯可能な洗濯表示も改めて見てみましょう。

上半分の図は、「液温は40℃を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる」ことを表しています。

そして、左下の表示は「液温は40℃を限度とし、手洗いができる」。右下の表示は「液温は30℃を限度とし、弱い手洗いができる」です。

手のマークがある新表示では数字は書かれていませんが、40℃と水温が変わっている点に注意しましょう。

今回ご紹介した洗濯表示は基本的なものなので、もっと洗濯表示に詳しくなりたいという方はこちらもチェックしてみてくださいね。

洗濯機のコースは表示で使い分けるのがおすすめ!

今回は洗濯機のコース、洗濯表示についてご紹介しました。ドライコース以外は洗濯したいものの大きさや洗濯の時間でコースを選んでください。

また手洗いの表示があるものはドライコースを活用するのがおすすめです。ただし、ウール100%やカシミヤ、アンゴラなどの上質な素材を使ったニットやセーターはクリーニングに出しましょうね!

最後に、コースを知るだけではなく洗濯表示もしっかり確認してから洗濯することを忘れずに。これらのことをしっかり頭に入れて洗濯マスターになりましょう!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してださい。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がYOURMYSTAR STYLEに還元されることがあります。
※本記事のコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。