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更新日 :2023年09月30日

鞄のカビの落とし方!革・ナイロン・布製バッグ全素材を徹底解説!

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久しぶりに使おうと思って引っ張り出した鞄に、あれ、白い斑点。…もしや、カビ!?と衝撃を受けて、カバンを放り投げちゃったあなた。そのカビ、落とせます! 鞄の素材別に、革・ナイロン・布カバンのカビを除去する方法を詳しく解説していきます。

カバンにカビが生える3つの理由

まず、なぜ鞄にカビが生えるのでしょうか。主な3つの理由を解説していきます!

カビの栄養源を含んでいる

カビが発生するには、気温、湿度などの条件もありますが、そこにカビが増殖するための栄養源があるかという点が重要です。特にカビやすいと言われる革製品は、タンニン油脂といったカビの大好物を含んでいます。

さらに、持ち手などに付着した手の油や、皮革用のクリームなども栄養源となり、カビが増殖するのです。

雑菌が付着しやすい

屋外は、交通機関での雑菌、花粉、目に見えないホコリなどが風で舞っていて、衣服に付着しやすい状態です。外で使う多い鞄にもカビのもとが付きやすく、そのままカビの温床になってしまいます。

押入れなどに保管している

鞄を、押入れなどのカビが繁殖しやすい場所に保管している方が多いのではないでしょうか。カビは気温20~30℃、湿度70%以上の空間に発生しやすく、空気の流れの少ない押入れなどはカビが発生しやすい環境です。

革製のカバンに生えたカビの落とし方

まずは革製のカバンです。カビやすいと言われる革製品、扱いに困っている方が多いのではないでは? 革製のカバンのカビには主に4つの落とし方があります。

「天日干し」でカビを撃退!

まずは手っ取り早いカビの対処方法をお伝えします。

用意するもの

・水気をきった濡れタオル
・乾拭き用のタオル
・革製品用の保湿クリーム
・布(コットン地)

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手順
 
1
カビを優しくふき取る

かたく絞った濡れタオルで、カビが生えてしまった箇所を優しくふき取っていきます。

注意
乾拭きだとカビが空気中に広がってしまう!

濡れタオルで抑えるようにふき取っていきましょう。

2
天日干し

太陽光の紫外線には殺菌力があるため、カビを除菌するのに効果的です。カバンがしっかり乾くまで干します。

POINT
10時から14時の紫外線が多く降り注ぐ時間帯に干すのがおすすめです!
3
保湿クリームを塗る

自分が持っている革の種類に合ったクリームを、鞄全体にまんべんなく塗り込みます。

使い古したTシャツの切れ端などを使って、薄く均一に塗り広げます。表面に薄い膜を張るようなイメージです。塗り方や使う分量は、鞄の大きさやクリームの種類によって変わってきます。クリームの説明書きをしっかりと読んでから使ってくださいね。

4
乾拭き

クリームを塗ったまま保管すると、カビが再発する原因となってしまいます。最後に乾拭きをしてからしまうようにしましょう。

「重曹水」を使ってカビを取り除く方法

天日干しだけでは心配だなと思う方には重曹水を使うことをおすすめします。

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用意するもの

・重曹
・お酢 or クエン酸
・オリーブオイル or 椿油
・布

手順
 
1
重曹水でカビをふき取る

水100mlに対して重曹を小さじ1入れてよく溶かしましょう。これだけで重曹水のできあがり! 乾いた布にこの重曹水を含ませ、カビをふき取ります。

2
油分を補給する

重曹水でカビをふき取っただけでは、革が白っぽくなってしまいます。そのため、しっかりと油分を補給する必要があります。お酢またはクエン酸と、オリーブオイルまたは椿油を1:1の割合で混ぜ合わせます。それを布に含ませ、カバン全体に塗り込んでいきます。

3
乾拭き

油分が表面に残ったままだと、カビが再発する原因となってしまいます。乾いた布で拭いてから収納しましょう。重曹を使った革製品のカビ取りはこちらでも紹介しているのでチェックしてみてください!

しつこいカビには「消毒用エタノール」

天日干しをしてもすぐにカビが生えてきてしまった……という場合は消毒用エタノールを使ってみましょう。

注意
消毒用エタノールを使うと革が変色してしまう可能性があります。

先に目立たない箇所で試して、色が変わらないか確認してから使うようにしましょう。

用意するもの

・布
・綿棒
・革製品用の保湿クリーム
・消毒用エタノール

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サイキョウ・ファーマ 消毒用エタノールIP「SP」液体 無香 500mL

鞄だけでなく、衣類のカビ取りやキッチン周りにも使える消毒用エタノール。掃除のときにも大活躍しますよ♪ エタノールを使う時は部屋の換気を忘れずに手が荒れやすいという方は、手袋をしてから使うようにしてくださいね。

手順
 
1
消毒用エタノールでカビをふき取る

乾いた布に消毒用エタノールを含ませ、カビが生えている箇所を軽く叩くようにふき取っていきます。

POINT
鞄の縫い目や金具付近などの細かい部分は、消毒用エタノールを含ませた綿棒などを使って取り除きましょう。
 
2
天日干し

紫外線でしっかりとカビを除菌します。

3
保湿クリームを塗る

自分が持っている革の種類に合ったクリームを、鞄全体にまんべんなく塗り込みます。使い古したTシャツの切れ端などを使って、薄く均一に塗り広げます。表面に薄い膜を張るようなイメージです。

塗り方や使う分量は、鞄の大きさやクリームの種類によって変わってきます。しっかりとクリームの説明書きを読んでから使用してください。

4
乾拭き

最後に余分なクリームを丁寧にふき取りましょう。クリームを塗ったまま保管してしまうと、カビが再発する原因となってしまいます。

カビ取り専用クリーナーでも洗える

実は、革製の鞄を水洗いするための洗剤があるのです! 「革なんて洗っちゃっていいの?」……って思いますよね。

革るんという洗剤を使うと、革製カバンを丸洗いできます! スエードやムートンなどの素材にもOK。カバン以外にもレザージャケットの丸洗いなどにも使えちゃうんですよ。

ただし、クロコダイルなど使えない素材もあります。もしお手持ちのカバンが使える素材なら試してみてください。

用意するもの

・鞄が入る大きさのバケツ
・スポンジ
・タオル
・柔らかい布
・革製品専用洗剤セット「革るん」

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少し高めに感じる価格ですが、洗剤と柔軟剤とクリームがセットになっていて、カビ落としはこれ一つだけで済みます。さらにカビが生えにくく、カビ臭さもなくなるという特徴も。鞄だけでなく革ジャンや革のブーツのカビも水洗いできます。革製品をたくさん持っている方は、あって損はないと思いますよ!

手順
 
1
洗剤液を作る

「革るん」の洗剤50mlと水500mlを鞄が入る大きさのバケツに入れ、よくかき混ぜます。

2
カバンを洗う

作った洗剤液にスポンジを浸します。洗剤液のついたスポンジで、カバンをゴシゴシ洗います。外側だけでなく、内側や取っ手部分も洗いましょう。洗い終わったら、シャワーや水道の水でよくすすぎます。

3
柔軟剤につける

バケツに新しく2Lの水を張り、「革るん」の柔軟剤50mlを加えます。柔軟剤の入った水に鞄全体を浸します。柔軟剤が鞄についたら、バケツから取り出して流水でよくすすぎましょう。

4
クリームでお手入れ

タオルなどで水分をふき取りましょう。水分をふき取ったらクリームでお手入れをしていきます。「革るん」の仕上げクリームを柔らかい布に適量とり、全体に薄く塗り込みます。

伸びのいいクリームなので、少量ずつ取って塗り伸ばしていきましょう。あとは乾かしたら完了です!

革専用防カビスプレーで簡単に

革専用防カビスプレーを使って、手軽にカビ掃除と予防をすることもできます。

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スプレーを含ませた布で汚れを拭いた後に、バッグ全体にスプレーをして乾燥、最後は革用のクリームで保温して完了です!

ナイロン製カバンに生えたカビの対処法

日常的によく使うナイロン製カバン。使い勝手が良いからとついつい買いすぎて押し入れにしまい込んでる方も多いのでは?

ナイロンは比較的カビの生えにくい素材です。それでも、汚れがついたまま放置していたり、押し入れなどに置いておいたりすると、カビが発生してしまいます。ナイロン製カバンに生えたカビは

・「エタノール
・「酸素系漂白剤

の2つの方法でやっつけましょう。

消毒用エタノールで手早く殺菌

革製品の鞄のカビを除去する際にも紹介した消毒用エタノールを使います。

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注意
消毒用エタノールを付けても変色しないか目立たない部分で確認します。換気した部屋で、気になる方は手袋マスクを付けて使うようにしましょう。
用意するもの

・消毒用エタノール
・スプレーボトル
・濡れタオル
・洗濯ネット
・中性洗剤

手順
 
1
消毒用エタノールを鞄に吹き付ける

消毒用エタノールを使って、カビをある程度まで落としていきます。スプレーボトルに入れた消毒用エタノールを鞄に吹き付けましょう。スプレーボトルがない場合には、通常の消毒用エタノールを布に含ませ、カビが生えている箇所につけます。

2
カビをふき取る

鞄にエタノールがついたら、濡れタオルでこするようにしてカビを落としていきます。

3
洗濯機で洗う

洗濯機で洗濯していい素材であれば、洗濯ネットに鞄を入れて洗濯します。洗う時は生地が傷まないように、中性洗剤を使い手洗いコースで洗濯しましょう。

注意
脱水は1分ほどに設定してください。
4
天日干し

外側だけでなく、内側もしっかり乾くように干します。日焼けが気になるという方は、風通しのいいところで陰干ししましょう。

つけおきでカビをしっかり除去

消毒用エタノールを持っていないという方や、根深いカビにお困りの方は、漂白剤を使ってみましょう。

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用意するもの

・ゴム手袋
・酸素系漂白剤
・カバンが入る大きさのバケツ
・スポンジ
・洗濯ネット
・中性洗剤

手順
 
1
漂白液を作る

鞄が入る大きさのバケツに、ぬるま湯をためます。そこに酸素系漂白剤大さじ2杯加え、よく溶かします。

注意
塩素系漂白剤を使うと変色してしまいます。必ず酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
2
鞄を漂白液に1~2時間くらいつける

作った漂白液に、鞄をひたします。手荒れ防止のためにもゴム手袋をはめて、作業をしましょう。そのまま1~2時間くらいつけておきます。

3
スポンジでカビをこする

時間が経ったら漂白液から鞄を取り出します。つけおきした後もカビが取れていないようなら、スポンジを使って優しくこすり落とします。

4
洗濯機で洗う

カビを完全に落としたら、鞄を洗濯ネットに入れてから、洗濯機で洗います。生地が傷まないように中性洗剤を使い、手洗いコースで洗いましょう。脱水は1分ぐらいに設定するのがポイントです。

5
天日干し

紫外線にはカビを殺菌する効果があります。外に干して完全に乾かしましょう。

布製カバンのカビを取り除く方法

折りたためたり、軽かったりとサブバッグとして便利な布製。しまい込んでいると、いつの間にかカビだらけになっているかもしれません。布製カバンのカビは

・「重曹水
・「エタノール

の2つの方法で落とすことができます。

重曹水でカビを簡単に除去

革製カバンでも登場した重曹水がここでも活躍! すぐに落とせそうなものはこの方法で試してみましょう。

用意するもの

・重曹水
・スプレーボトル
・布 or スポンジ

手順
 
1
重曹水を吹き付ける

スプレーボトルに重曹水を入れ、カビが生えている箇所に吹き付けましょう。重曹水は、水100mlに対して重曹を小さじ1杯ですよ!

2
カビをこすり落とす

かたく絞った濡れ布巾やスポンジでカビを優しくこすります。

3
天日干し

鞄を重曹水で湿ったままにしておくと、カビが発生する原因となってしまいます。きちんと外で乾かしましょう。

布製品のカビにも消毒用エタノールで対処します

結局どの素材でも登場しました、消毒用エタノール。カビ取りにはかかせません!

用意するもの

・消毒用エタノール
・スプレーボトル
・布

手順
 
1
消毒用エタノールを吹き付ける

通常の消毒用エタノールをスプレーボトルに入れて、鞄に吹き付けましょう。スプレーボトルがないときは、エタノールを布に含ませ、カビが生えている箇所につけます。

2
カビをふき取る

カビをかたく絞った濡れ布巾で優しくふき取ります。

3
天日干し

太陽光でさらに殺菌し、完全に乾かしてからしまいましょう。

リュックのカビはどうする?

職場や学校の通勤、通学にリュックサックを使っている方も多いのでは? あるいは休日のアウトドアで久しぶりに使おうと思って出したらカビが!……なんて状況もありますよね。

そこでリュックのお手入れについてもご紹介。手洗いと洗濯機を使った方法から、やりやすい方を選んでくださいね♪

手洗いの方法

用意するもの

・中性洗剤
・ブラシ(歯ブラシなど)
・大きめの桶

この3つです。手に入れにくいものはないのと思うので、洗濯はしやすいですね。それでは手順です。

手順
 
1
中身のチェックとパーツ外し

中身のチェックはとっても大切。何もないと思って水につけたら大変です!! それと同時に、取り外せるパーツは外しておきましょう。

2
汚れている部分を先洗い

カビもそうですが、気になる汚れも先に落とします。カビが溶けた水で洗いたくないですからね! 軽く濡らしたあと、中性洗剤を付けたブラシで擦りましょう。

3
ぬるま湯を桶に入れて押し洗い

水よりぬるま湯の方が汚れは落ちやすいのでおすすめ。リュックがしっかりつかる程度の量を入れ、中性洗剤を溶かしましょう。分量は、使っている洗剤の表記に合わせてください。

あとは押し洗いで、カビの気になる部分を重点的に洗いましょう。汗を吸いやすい背面も汚れやすいので洗ってしまいましょう!

4
すすぐ

すすぎは水でも大丈夫。先程と同じように、水を入れ替えながら洗剤が落ちるまで押し洗いです。最初に取り外したパーツも、洗えるものは同様に押し洗いしましょう!

5
乾かす

最後に乾かして完了です♪ 風通しが良い日陰で干すのがポイント。時短を希望するなら、乾かす前にタオルで水気を拭き取るのもテクニックですよ。

洗濯機を使う方法

多くのリュックは洗濯機で洗うことができます! ただし、洗濯表記を見てできないものもありますし、装飾が取れるなど危険性もあります。洗濯機を使う場合は十分に注意してくださいね。

用意するもの

・洗濯ネット
・中性洗剤

の2つです。手順を見てみましょう。

手順
 
1
中身のチェックとパーツ外し

これは手洗いと同じです。

2
汚れている部分を先洗い

これも手洗いと同じです。洗濯機はカビなどの部分を狙って洗えないので、先に洗いましょう。

3
裏返して洗濯機へ

汚れやすい表面のままの方がきれいに洗えそうですよね。でも、洗濯機で洗う場合は、装飾などが取れることも考えて裏返した方がいいです。中性洗剤を入れたら洗濯開始。モードも手洗いコースで少しでもダメージを減らしましょう。

4
脱水をせずに取り出して干す

洗濯機でやりがちな脱水ですが、カバンの場合は、型崩れなどの原因なのでやめましょう! ここからは手洗いと同じように干せば大丈夫です。

保冷バッグのカビはどうする?

保冷バッグは保冷剤を入れるため湿気が多いもの。食品を入れることが多いのでカビ発生は避けたいところ。保冷バッグのカビ防止ポイントは以下の通り。

・保冷材は入れっぱにしない
・湿気を拭いて陰干しする
・アルコールスプレーをかける

以上を気を付けてお手入れしましょう。

カバン・バッグのカビ予防にできる7つのこと

一度カビが生えたら取り除くのも大変で、確実に生地を傷めてしまいます。そのため、カビの予防法を知っておくことがとても大事なのです。

鞄をしまっておく場所の湿気を防ぐ3つの方法
鞄をしまうときに気をつける4つのこと

合計7つの方法をご紹介します。

鞄をしまっておく場所の湿気を防ぐ3つの方法

鞄がきれいでも、しまっておく場所がジメジメしていては、カビが生えてしまいます。まずは、鞄を収納しているクローゼットや押入れの湿気を取り除きましょう。

衣類は詰め込みすぎない

衣類を隙間なく詰め込んでしまうと、空気が通りづらくなってしまいます。きちんと循環するように、余裕のある収納を心がけましょう。

ときどき、空気の入れ替えをする

クローゼットの扉や押し入れのふすまを開けて、扇風機やドライヤーを使って、風を送りましょう。ただ扉を開けているだけでは、クローゼットや押入れの中の空気は循環しません。

気がついたときに、風を送って空気を循環させるようにしましょう。換気する際、箱にしまっている鞄は、箱から出して空気に触れさせることも忘れないでくださいね!

除湿剤は床に置くタイプを

クローゼット専用の除湿剤は、扉にかけるタイプなどさまざまな種類があります。その中でもおすすめは、床に置くタイプ。どんどん下に溜まっていく湿気を吸収してくれますよ♪

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とはいえクローゼットにしまうのであれば、引っかけるタイプでも全く問題はないので、自分にあったものを使いましょう!

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鞄をしまうときに気をつける4つのこと

さて、クローゼットと押入れの受け入れ態勢を整えたら、大事になるのはしまい方。鞄をしまうときに気をつけて欲しい4つのことをお伝えします。

収納する前に汚れを落とす

汚れはカビの栄養分となるので、要注意です。汚れがついているのなら、しっかりと汚れをとる。雨に濡れたなら、しっかりと乾かす。それからしまいましょう。

バッグは隙間をあけて置く

衣類収納と同じですが、空気の通りを良くすることが大事です。特に革製バッグを隣り合わせにおくと、湿気で革同士がくっついてしまうことがあります。気をつけましょう!

袋に入れて収納する場合は不織布で

鞄を袋に入れて収納する場合は、通気性に優れた不織布で包みましょう。高級バッグなどは、購入した時に布バッグに入っていることが多いですよね。商品によっては、湿気の溜まりやすい分、厚い布バッグに入っていることもあります。

その場合は、通気性のいい袋に変えるようにしましょう。

新聞紙を詰める

鞄の中に新聞紙を丸めたものを詰めると、新聞紙が湿気を吸収してくれます。
箱にしまう場合は、さらに鞄を新聞紙で包むとより効果的ですよ♪

ちなみにプロの予防法は?

プロはバッグのカビをどう予防しているのでしょうか?

鞄にカビが生えてしまったのですが、鞄にカビが生える主な原因は何ですか?また、鞄にカビが生えてしまうのを防ぐために自分でできるお手入れの方法があれば教えてください。」と聞いてみました!

革生活さん(長野県)

カビが発生する大きな要因は湿気となります。濡れた状態で放置する事や風通しの悪い場所で保管などです。クローゼットに保管していても実際クローゼットは風通しが悪く、高温多湿の日本ではカビが発生しやすいと思います。月1回くらいは日陰干しをする事や風通しを良くしてあげる事で対策をして下さい。

レザーリペア杉さん(埼玉県)

手の油や皮革用クリームが原因でカビが発生することがあります。 定期的にクリームを薄く塗って鞄の中に新聞を詰めて保管してください。 保管場所も定期的に風を通してください。

なるほど。プロでも新聞紙や日陰干しなど基本的な湿気対策を徹底していますね!

カバンの頑固なカビは、プロにおまかせ

ここまでカビを自分で落とす方法をご紹介してきましたが、どうしてもカビが落とせないという場合は、プロに「クリーニング」や「色補修」を頼みましょう。

色補修とは、色落ちや色褪せしてしまった鞄を元の色に戻すこと。色補修では、表面についた擦り傷を直すこともできますよ。上の画像は、カビを色補修で直してしまったもの。そのスゴさがわかりますね!もっとプロの技を見たいという方は、こちらの記事ご覧ください。

まとめ

大切な鞄にカビが生えていたらショックですよね。でも、生えていることを確認したらすぐにカビを取り除かないと、カビはどんどん根強いものとなって、取れなくなってしまいます。

自分のカバン・バッグの素材に合わせて、正しい手順を踏んでカビを撃退しましょう! そして、もうカビを生やさないために通気性のいい場所で保管し、たまにはお手入れをするようにしましょうね♪

カバン・バッグ以外にも服・革靴のカビについてこちらで紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
※本記事の内容の真実性・確実性・実現可能性等については、ご自身で判断してださい。本記事に起因して生じた損失や損害について、編集部は一切責任を負いません。
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