引っ越しするとなると、荷物の引っ越しだけでなく、電気やガス、水道などのライフラインの手続きを忘れずに行わなくてはいけません。
手続きを忘れてしまうと、新居に引っ越してからしばらく使えずに、せっかくの新生活が台無しにもなりかねません。
そうならないためにも、必要な手続きをしっかりと確認して、事前に準備を行うようにしてくださいね!
まず最初に、電気の引っ越し手続きを確認しましょう。
電気の引っ越し手続きには、引っ越し前の住居の電気を停止する手続きと、引越し後の新居の電気を開始する手続きの両方が必要になります。
引っ越しが決まったら、まず電力会社に連絡をして、解約手続きを行いましょう。
電力会社への連絡方法は、インターネットと電話の2つから選ぶことができます。
インターネットで手続きをする場合は、日程が迫っていると受付されないこともあるので、インターネットで手続きしたい方は、余裕を持って手続きするようにしましょう。
引っ越し後、電気を使用開始する場合は、利用停止の時とは異なり、事前に申し込みをする必要はありません。
新居の分電盤の「アンペアブレーカー」「漏電遮断器」「配線用遮断器」を順番に、「入」に切り替えることで、電気が使用できるようになります。
電気が使用できるのを確認したら、新居に備え付けられている申込書を郵送するか、インターネットで手続きを行うことで、使用開始の手続きは完了です。
この手続きは、特に期限は決まっていませんが、あまり遅れてしまうとトラブルになりかねません。
忘れないように、引っ越しが終わったら、なるべく早く手続きするようにしてくださいね。
2016年4月から一般家庭でも、さまざまな事業者から、電気を購入できるようになりました。
電力会社によって、プランや金額も異なるため、場合によっては、今までよりも電気料金が安くなることもあります。
引っ越しのタイミングで、電力会社の切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?
電力会社を切り替えるメリットは、以下のようなものが挙げられます。
①価格を安く抑えることができる。
②電気とガス、電気と携帯電話など支払いをセットにすることでセット割が適用されたり、ポイントを貯められたりと、さまざまなサービスを受けられる。
③環境問題に関心が高い方は、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーを多く使用する電力会社を選択することができる。
電力会社を切り替えるとなると、電力会社の料金プランを比較したり、切り替えの手続きを行ったりしなくてはいけないため、面倒に感じる方もいるかもしれません。
そんな方は、いずれにしても電気契約の手続きを行わなくてはいけない、引っ越しの機会に電力会社の切り替えを検討するのがいいかもしれませんね!
次に、ガスの引っ越し手続きについてご紹介します。
ガスの利用停止手続きは、電話かインターネットで手続きすることができます。
手続きをする際には、お客様番号が必要となりますので、ガスメーターに貼ってあるシールや検針票で、お客様番号を確認しておくようにしましょう。
ガスメーターが屋外にある場合は、立会いをする必要はありませんが、屋内にあるなど、作業員がメーターを確認できない場合は、立会いが必要となる場合もあります。
その場合は、あらかじめスケジュールを調整するように、注意してくださいね!
ガスの利用を開始するには、必ず係員の立会いが必要となります。
3月などの引っ越しシーズンなどは、混み合っているため、希望日に予約を入れられないこともあります。
そのため、引っ越しが決まったら、引っ越し日から2〜3週間ほど余裕を持って事前に手続きを行っておくようにしましょう。
開栓作業は、警報装置の作動確認やガス漏れの有無などの安全点検を行い、問題がなければガスの利用を開始できます。
ガス料金の支払いは、郵送で送られてくる振込書で支払うほか、口座振替やクレジットカードなどで支払いすることもできます。
利用開始が完了したら、忘れずに手続きをするようにしましょう。
続いて、水道の引っ越し手続きを確認しましょう!
水道の利用停止手続きをする場合には、基本的に立会いが必要となります。
水道は、現在住んでいる市役所や区役所・役場の水道課や水道局などが管轄しているので、電話もしくはインターネットで、引っ越しの1週間前をめどに停止の手続きを行いましょう。
水道の使用開始手続きをする場合は、立会いが必要ない場合がほとんどです。
メーターボックス内の止水栓を回して開栓すれば、水道の利用が開始できます。
利用できるのが確認できたら、忘れずに備え付けの申込書かインターネットで使用開始の手続きを行うようにしましょう。
引っ越しの際のライフラインの手続きについて、ご紹介しました。
必要な手続きをしっかりと確認して、スムーズに新生活を始められるようにしてくださいね♪