引っ越しの際、一番大きな荷物となるベッド。
中でもマットレスは、できれば汚したくありませんから慎重に運びたいですよね。
今回はマットレスを運ぶ際にどんな準備が必要なのかをご紹介します!
目次
引越しを安く済ませたい場合、荷物を全部自分で運ぶという人も多いですよね。
プロに任せれば「マットレスが汚れてしまうかも…」という心配はあまりないと思いますが、自分で運ぶとなると、汚さないようにするために様々な準備が必要となってきます。
では、具体的にどのような準備が必要となってくるのでしょうか?
引っ越しでマットレスを運ぶ際の事前準備は、大きく分けて3つです。
1 マットレスを運ぶ移動経路の確保
2 運ぶときに使う梱包材などの用意
3 マットレスの梱包
次に、それぞれの準備を細かく解説します。
まず、マットレスのサイズを測り、次にマットレスを運ぶ際の通路を確認します。
大抵のマットレスは横にして運べば問題なく運べると思いますが、心配な方は玄関、廊下、階段などベッドが通ることになる通路の大きさもしっかりと測っておきましょう。
マットレスの縦幅は一般的には195~200cmとなり、横幅はシングルベッドで90~100cmほどとなります。
ちなみにサイズごとの横幅の目安としては、セミシングルは80~90cm、セミダブルは120cm、ダブルだと140cmとなっています。
集合住宅の場合は集合住宅自体の入り口も確認することを忘れずに!
廊下を通れなければ外へ運び出すことはできません。
集合住宅の場合は共有部分の廊下の確認も必要です。
集合住宅の場合、エレベーターのサイズが小さいことも多いです。
エレベーターを使ってマットレスの引っ越しをするのは厳しい場合が多いと思います。
階段を利用する場合は、階段の幅、踊り場のスペースなどの確認もしておきましょう。
マットレスを運ぶ際、運びやすく、汚れないようにするための梱包材を用意しましょう。
オススメの梱包材は以下のものです。
・エアパッキン
・大型ラップ
・圧縮袋
・汚れてもいいシーツ
「エアパッキン」と聞いて、それが何かわからない人も多いと思いますが、いわゆる「プチプチ」のことです。
エアパッキンは、ホームセンターで数メートル単位のロールで売られているので、それを使用しましょう。
「大型ラップ」も、エアパッキンと同じくホームセンターで数メートル単位のロールで「梱包用ラップ」として売られています。
ラップはエアパッキンのような厚みがないので、運搬中に擦れたりしても大丈夫なように何重にも重ねて巻くようにしましょう。
そのため、ホームセンターで大型ラップを購入する際には、かなり余裕のあるサイズで購入するようにしましょう。
汚れ防止とともに、かさも減らせる便利なアイテムが「圧縮袋」。
布団用の圧縮袋を使用しましょう。
マットレスの厚みや材質によって圧縮できないものもあります。
特に、機能を重視した素材のものは、圧縮を避けたほうがいいですよ。
例えば、低反発のウレタンや、高反発の厚みがあるマットレス、スプリングが内蔵されているマットレスなどです。
綿などの素材や通常のウレタンなどなら、簡単に圧縮ができます♪
最後に、「汚れてもいいシーツ」で梱包をするのもオススメです。
引っ越しの荷物整理の際に出た、不要になったシーツがあれば、ぜひとっておきましょう。
マットレスを梱包するのに、1枚では足りませんが、2枚あれば全面包むことができるはずです。
用意した梱包材を、マットレス全体に巻き付け、ガムテープなどで固定すれば完了。
梱包材を巻き付けた上から紐をかけて持ち手を作っておくと、さらに運びやすくなるのでオススメです。
ここで気をつけたいのが、マットレスの角。
ここは特に厳重に包むようにしましょう。
運搬中にぶつけやすく破れやすいので、運び終わって気付いたらマットレスの角が擦れて破れていた…なんてことになりかねません。
マットレスを運ぶ準備について解説してきましたが、これだけの準備をするのは、なかなか大変ですよね。
マットレスの中には20kgを超えるものもあるようなので、それを運ぶとなると身体を痛めてしまう可能性もあります。
そうなる前に、プロの力に頼りたい…という方も多いのではないでしょうか?
ベッド本体を運ばずにマットレスだけを運ぶときの料金は、サイズや業者、距離によって異なります。
ただ、目安として同じ市町村内など、近距離での引っ越しでシングルの場合は15,000円程度、ダブルでは25,000程度となる場合が多いようですよ。
これはあくまでも目安ですので、正確な料金は引っ越し業者にお問い合わせください。
引っ越しの際にマットレスを運ぼうと思うとマットレス自体が大きなものなので、梱包材もかなり大きなものになってしまい、なかなか大変ですね。
毎日使うマットレスのため、綺麗な状態のまま運べるよう、しっかり準備をして引っ越しの日を迎えましょう♪