カジュアルな革靴を履きたい方必見!値段別のおすすめシューズ10選
革靴って何だかカチッとしていて、そんな気軽に履きこなせないイメージがありませんか?
ここでは、カジュアルに革靴を履きこなしたい人におすすめの革靴を10点ご紹介します。値段別になっているので、ご予算に合わせてお選びください。
目次
カジュアルな革靴を選ぶ3つのポイント
色は定番の黒やブラウンがおすすめ
カジュアルに履きこなしたいからといって、普段履き慣れない色をついつい勢いで選んでしまってはいけません。好きな色が、履きやすい色ではないからです。「好きだけど、なかなか合わせられる服がなくて…」なんて自分に言い訳をしながら靴箱の奥にしまい込んでしまっては、靴もかわいそう。
せっかくの靴を活用するためにも、定番の黒やブラウンから入ってみましょう。普段からよく履いているので抵抗がなく、どんな服にでも合わせられる汎用性の高さもおすすめの理由です。
シルエットも奇抜すぎないものが服にも合わせやすい
シルエットに関しても、あまり突飛なものはおすすめしません。靴は、コーディネートの基本となるもの。靴のシルエットが奇抜だと、服にもそれぐらいのインパクトが必要になります。
少し靴をカジュアルにしたいなあと考えているような大人の男性が、そんなインパクト大の服をそうそう持っているとは考えられません。靴だけを見てデザインが気になったいくつかのとしても、少し冷静になって、自分のワードロープに思いを馳せてみてください。そのデザインに似合う服を、あなたは持っているでしょうか?
奇抜なシルエットのものからではなく、定番のデザインにワンポイントがある程度のものから始めてみてくださいね。
作りがしっかりしたものであれば、結果的にローコスト!
気になるけれど、予算にちょっと合わないなあとあきらめたこと、ありませんか。自分が思っているよりも少々コストが高く、少しランクを下げて買った経験がある方は多いはず。
でもそこでちょっと考えていただきたいのが、その靴をどれだけ使ったかということ。それなりの値段がするものは、作りもしっかりしています。それだけ長い間愛用できる品だと考えれば、ちょっと値段が張っても、結果的にはローコストだったということ。買うときのコストと何年かのちのコストを考えて、靴を選んでみましょう。
まずは最初の1足に!1万円台で購入可能なカジュアル革靴3選
コストパフォーマンスがよく、満足できる革靴ばかりを3点ご紹介しましょう。全て1万円台で手に入りますよ。
定番の革靴を1足! 「リーガル 外羽プレーントゥ regal-ju13」
革靴といえば定番のリーガル。
リーガルは、言わずと知れた革靴の製造や販売、修理を行っています。創業された1902年から一貫して靴に情熱を燃やしており、モノづくりのプロの手で作り上げられたのが、この革靴です。
リーガルのコンセプトは、「足元から美と健康を提供すること」。その言葉通り、軽くて屈曲性があり、履きやすい仕上がりになっています。
甲革の端を外側に向けて表底に貼りつけ、その部分を出して縫っていくことを「ステッチダウン式製法」と言います。その周りに独特な風合いがありますので、ぜひご自身でご実感ください。
履いてみての感想をうかがってみましょう。
表底は合成底になっていて、雨の日にもほとんどすべることがありません。オートソールやヒールを修理することもでき、長らく楽しめる革靴になることでしょう。
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ローファーシューズの代名詞! 「G.H Bass LOGAN コインローファー a-16bh3001」
G.H Bassは、ローファーシューズの代名詞とも言われるブランドです。そのブランドの中でも定番中の定番が、この「LOGAN」です。
軽量な仕上がりは、マッケイ製法によるもの。これは、アッパーに柔らかく質感の高いレザーを用いて、甲と中底・表底をマッケイミシンで縫い付けるというもの。
中には履き心地のよいクッションインソールが入っているので、履いている間快適に過ごせるのがうれしいですね。
実際の履き心地をうかがってみましょう。
サイズ感としては少々小さ目の作りになっていて、普段のサイズより0.5cm大き目を選ぶのがポイントです。幅広・甲高の足型の場合は、1cm大きめをご検討ください。
抜群の足馴染み!「Pelletteria ibona オペラシューズ 1101」
「ibona」(イボーナ)の靴は、名古屋で60年以上にわたって靴を製造している靴工場の製品。日本製、本革にこだわったそのモノづくりにはファンが多く、工場から直接購入できるようにと立ち上げられたのが、「ibona」なのです。
企画から製造までをすべて熟練の職人が自社で行う、メイドインジャパンの製品には、こだわりがたくさん。柔らかなユニットソールによる抜群の足馴染み、裏革にまで使われた本革による履き心地などは、ぜひご自身でお確かめいただきたいポイントです。
では、購入された方に感想をうかがいましょう。
ユニットソールの柔らかさは、本底とヒールが一体型になっているから。かかとにクッションを感じることができます。
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世界販売累計が1000万足突破! 「デザートブーツ 00111769」
クラークスの定番「デザートブーツ」は、世界販売累計1000万足を1995年に達成しました。その記録は現在でもなお更新され続けています。記録が伸び続けるわけは、クラーク巣のモノづくりにあります。足にやさしい履き心地に徹底的にこだわり、無駄なデザインを極限にまで省いたデザインが、履く人の心をとらえるのです。
一度履きつぶしてしまっても、すぐに同じものがほしくなってしまう……そんなデザートブーツをあなたも試してみませんか。
履いてみての感想をうかがってみましょう。
外側のサンドスウェードの風味は、カジュアルに着こなすのに最適。天然ゴムのアウトソールとも相まって、とても履き心地がよいのもうれしいですね。
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品質とコストのバランスが良い!2万円台で購入可能なカジュアル革靴3選
少々コストがかかったとしても納得の品質の良さ。2万円台で、満足のいく革靴を手にいれましょう。カジュアルな革靴を3つご紹介します。
どんなスタイルにもなじむワークブーツ!「Dr.Martens 1460Z8EYE BOOT B-SM」
「Dr.Martens」(ドクター・マーチン)というブランド名は、ドイツ人医師の名前から。彼が開発した、クッション性に優れたラバーソールが、現在まで続く名作ワークブーツ「1460Z 8ホールブーツ」誕生のきっかけとなりました。1960年、ドクター・マーチンのラバーソールに8ホールのレザーブーツをコラージュしたのが、英国ブリックス社です。
このワークブーツに熱狂したのがイギリスの労働者階級の若者たち。そして、ロッカーへとその熱狂が伝わり、世界中から愛されるブーツになったのです。
仕上げの革は、頑丈で滑らかな仕上げ。どんなスタイルにもしっくり馴染んでくれます。黒のどっしりとした革靴ですが、季節を問わず履ける一足でもありますよ。
やっと手に入れたという方の感想を聞いてみましょう。
履き込めば履き込むほどに自分の味となって靴に現れてくるのも、ドクター・マーチンのブーツのよさ。あなた自身の色味を付け加えていってください。
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シンプルで洗練されたデザイン!「Firenze Atelier PIARIO」
スタイリッシュな足元を演出してくれる、洗練されたデザインが「Firenze Atelier PIARIO」の特徴。細身でシャープ、シンプルなデザインは、どのようなコーデにもマッチしてくれます。
抜群の履き心地を実現しているのは、柔らかく軽いレザーが用いられているから。革馴染みがよく、履き込むほどに足にフィットしてくれます。足に吸いつくような履き心地なので、足元も軽やかに見えますよ。
実際に履いてみて、どのような感想なのでしょうか。
シンプルな革靴ながら、歩いたときにちらりと見えるレッドソールが、おしゃれ上級者を印象付けてくれますよ。
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海水につけても元通り!「Paraboot Coraux 093606 MARINE〔FL〕」
「Paraboot」を代表する人気モデル「BIRTH」と同じレザー、同じソールを用いているペニーローファーモデル。マリンスタイルはもちろん、シーズンを問わずさまざまなコーデに活用できます。
アッパーに用いられているのは、海水に濡れてもひび割れたり変色しない水に強いレザー(VOILレザー)。色落ち防止のため、耐水加工も施されているので、海に入っても大丈夫。きれいな水で洗い流し、自然乾燥さえすれば元通りなのがうれしいですね。
ラバーソールはモカシン製法のアッパーに直接縫い付けられており、水にぬれた甲板でもすべりにくいつくり。足音が出ない特殊構造で、フランス海軍に正式採用されています。
実際の購入者の感想をうかがってみましょう。
一枚革を袋状にまとめて作り上げるのがモカシン製法の特徴。足元をすっぽり包み込んでくれるので、脚に吸い付くようなフィット感が生まれるのです。
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しっかり長い間使っていける!3万円台で購入可能なカジュアル革靴3選
長い間大切に使いたい靴だからこそ、このお値段も納得です。3万円台で購入できる、カジュアルな革靴を3つご紹介しましょう。
確かな技術に裏打ちされた革新!「PADRONE プレーントゥ EDWARD PADRONE PU7885-1101-11C」
「PADRONE」(パドローネ)というブランド名は、イタリア語で、「親方/雇い主」といった意味を持ちます。職人が親方のもとでその技術を身につけていく、古き良き時代に敬意を払い、現代へも継承していきたいとの願いがこもっているのです。
「PADRONE」の革靴は、確かな技術と伝統に基づいた高いクオリティに、現代的なニュアンスが加わったもの。この「PADRONE プレーントゥ EDWARD PADRONE PU7885-1101-11C」も、そんな一品です。
少し上を向いたつま先とタイトな筒部分が美しいシルエットになっているプレーントゥのバッグジップブーツで、オイルで仕上げられたほどよい光沢が特徴です。
実際に履いてみての感想はどのようなものでしょうか。
ソールが軽いので、スニーカーのように快適な履き心地が人気です。飽きのこないデザインもうれしいですね。
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撥水仕様で雨や汚れをしっかりガード!「PADRONE ダービープレーントゥシューズ JACK8 PU7358-2033-16A」
同じく「PADRONE」の新作シューズが、この「PADRONE ダービープレーントゥシューズ JACK8 PU7358-2033-16A」。ウォータープルーフレザーを使用した撥水仕様。牛革に「スコッチガード」皮革保護剤加工を施した国産防水ソフトレザーです。
ソールに用いられているのは、コルク剤を8パーセント程度混ぜ込んで焼き上げた、国産合成ゴムソール。デザインにアクセントを加えているのと同時に、グリップ力が向上するのも、このゴムソールの特徴です。
実際に、どんな履き心地だったのでしょうか。
どっしり安定感のある造りながら、履きやすいと大好評。撥水油効果があり、雨天時にも安心して履くことができます。汚れや油のシミなどもしっかりブロックしてくれますよ。
流行に左右されないスタンダードブーツ!「RED WING RW-8134 CLASSIC WORK rw-8134」
創業当初からレッド・ウィング社を代表する、シンプルなプレーントゥのブーツは、時代を超えて受け継がれてきたもの。多くの人に愛用されてきたこのブーツは、流行に左右されないスタンダードとして、今も憧れを集めています。
甲革は天然皮革製。くるぶしを柔らかくホールドしてくれる一枚革の腰革(シームレス・バッグ)は、ゆったり足を包み込んでくれるようです。
レザーは、表面を軽くパフがけした後なめして、顔料と合成樹脂を塗った仕上げ。その艶は独特で、非常に丈夫です。これも、ワークブーツとして多用されてきた理由でしょう。
このブーツに憧れを抱いてきた人の感想は?
男性らしさとずっしりとした重厚感あふれるこのプレーントゥブーツの原型は、1919年に開発された農作業用の靴。さまざまなワークシーンで活躍すること、間違いありません。
カジュアルな革靴に困っている人の声と解決法を3つご紹介
「どんな服に合わせるのが良いの?」
革靴は、どんなコーディネートにも合わせやすいのが特徴です。
かちっとした服はもちろん、カジュアルなアウターにもマッチする……そう言われると不思議に思うかもしれませんが、カジュアルな服にスニーカーなどを合わせると、カジュアルすぎる印象にもなりかねません。カジュアルな服にこそ革靴を合わせて、大人の印象を作り上げていきましょう。
色がベーシックなもので装飾はシンプル、フォルムの細い革靴を選んでおくと、どんな服にでも合わせられます。あまり気負わず、いろいろな着こなしに挑戦してみてください。
「革靴のお手入れ方法が知りたい」
革靴は、一度でも履くと小さな汚れや傷がついてしまうもの。
そんな汚れや傷に対処するためには、新しいうちにクリームを塗りこんでおく必要があります。これは、クリームが革に脂分を補給し、薄い保護膜ができるから。最初にひと手間かけておくことで、のちのちのお手入れも楽になりますよ。
また、お手入れ方法として重要なのが、靴にお休みの時間を持たせること。どれほどお気に入りでも、毎日履き続けると、長持ちさせられないかもしれません。
週に1度は汚れや古いクリームを落とし、新たに塗りなおすことで、靴をリフレッシュさせましょう。こまめにお手入れすることで、靴をきれいに保つことができます。
「革靴が壊れてしまったらどうしたら良い?」
ヒールのゴムが削れてしまったり、すり減ってしまったり、つま先底が剥がれてしまったとき、どうしたらよいかと頭を抱えず、靴修理の専門家に相談してみましょう。
目をこらしてみると、街のあちこちに靴の補修を専門とするお店があるはず。専門の材料を使用して、元の状態に戻してくれます。自分の手で直そうというチャレンジ精神にあふれた方もおいででしょうが、ここは専門家にまず頼ってみること。
また、靴のブランドによっては、靴の補修まで行ってくれるところがあります。靴を購入する際は、そういったサービスの有無についても調べておきましょう。
まとめ
ここでは、さまざまなシーンに合わせられるカジュアルな革靴をお探しの皆さまにおすすめの10選を値段別に分類し、ご紹介しました。
革靴にさほど慣れていない方から上級者用まで幅広く、いずれも熟練の技が活かされた逸品ばかり。ぜひ革靴選びの参考にしてくださいね。