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更新日 :2021年04月05日

靴ブラシ選びに迷っているあなたへ!靴磨き職人さんのおすすめ23選

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靴のお手入れの基本といえば、ブラッシングです。

ブラッシングは、ホコリを落としたりクリームを伸ばしたりツヤを出すために欠かせない作業。

その大切な作業をするのに、絶対になくてはならないアイテムが、靴ブラシ

靴のお手入れグッズの中でも、ブラシだけは良いものを使ったほうが良い、という意見もあるほどです。

でも、靴のブラシってどれを選んだら良いのか、よくわかりませんよね。
見た目もあまり変わらないですし、馬毛や豚毛など種類もたくさん。

自分でお手入れしてみたくても、どれを選んだら良いんだー!と頭を悩ませている人も多いと思います。

そこで今回は、靴のお手入れのプロである、靴磨きの職人さんたちにアンケートを実施!
おすすめの靴ブラシを聞いてみました。

これは絶対に買っておいたほうがいい、というブラシから、ちょっとマニアックなブラシまで、幅広く紹介していきます。

これから靴のお手入れを始めてみる方にも、すでにハマっている方にも、お役立ちな情報をたくさんお届けしていきますよ!
ぜひ、参考にしてみてくださいね!

絶対に必要な素材のブラシと選びかた

ここでは靴磨きをする人なら必ず持っているブラシの素材の説明、それから選ぶときのポイントを伝えていきます。

たくさんあるブラシの中から選ぶのは難しいですが、これでだいぶどんなブラシを買ったらいいのか、わかるようになると思いますよ!

ブラシの素材一覧

まずは靴磨き用のブラシにはどんなものがあるのか、ざっと紹介していきますね!

靴ブラシには、こちらの8種類のものがあります。
かっこの中の☆はそのブラシの必要度を表したものなので、参考にしてみてください。

馬毛ブラシ(☆☆☆)・・・ホコリを取る

豚毛ブラシ(☆☆☆)・・・クリームを塗る

ヤギ毛ブラシ(☆)・・・ツヤを出す

ペネトレイトブラシ(☆☆)・・・クリームを伸ばす

竹ブラシ(☆)・・・細かいところ用

クレープブラシ(☆)・・・スエード用

ワイヤーブラシ(☆)・・・スエード用

化繊ブラシ(☆)・・・アウトドアシューズ用

こちらが靴ブラシの一覧です。
なんだか聞いたことのない名前のブラシまでありますね…!

こうして一覧にすると、やっぱりブラシって種類が多いなあ、と思ってしまいますが、全てを揃えなくちゃいけない、というわけではないので、安心してください。

自分がどの程度、靴磨きに力を入れたいのか、磨く靴の素材はなんなのか、という視点から、自分が本当に必要なブラシだけを購入していくようにしましょう!

絶対持っておくべき素材

でも、絶対に必要なブラシも中にはあります。
それが上の一覧で☆が3つ付いていた、馬毛ブラシ豚毛ブラシ

他のブラシのことはよくわからなくても、この2つのことだけは覚えておいてください!

馬毛ブラシ

ホコリを取るためのブラシ。
お手入れの一番はじめに使うアイテムです。

毛先が細く、柔らかめの素材が特徴。

馬毛は、一番よく耳にするブラシの毛の素材かもしれませんね。
クラスの中心人物的なブラシ。
それが、馬毛なのですね。

豚毛ブラシ

クリームを塗る時に使うブラシ。
馬毛よりは固めで、コシのある、しっかりした毛が特徴です。

豚毛ブラシは違う色のクリームを使い分けるために、複数持っておくのがおすすめ。

多くの豚毛ブラシは、白系と黒の2色が用意されています。
でも、色つきのクリームを使うときは、白系がおすすめ。

その理由は、ブラックだと何色用のブラシにしていたか、わからなくなってしまうからです。
白なら、何色のクリーム用にしたか、すぐにわかりますよね!

備前表町皮革美藝さん(岡山県)

色物には 無色のブラシを使用されることが重要です。基本的なことですが、ブラシの毛色が黒色だと、カラーチェックをしないと、ケアカラーがわかりません。意外と見落とされる方がいらっしゃいますので、お気を付けください。

ちなみに、この写真の左が馬毛ブラシ、右が豚毛ブラシです。
こうして比べてみると、明らかに馬毛の方が毛が細いことがわかりますね!

この2種類の毛が使われているブラシは、靴磨きをするならマストハブ。
馬と豚、必ずこの2つは手に入れてくださいね。

他の素材の説明は、また後々…!

選ぶときに覚えておいてほしいこと

また、必ず頭に入れておいてほしい、ブラシを選ぶときの基準がこちら。

大きめのブラシを選ぶ

これは絶対に覚えておいてください。

小さいブラシだと、ホコリも取りづらいし、クリームも塗りづらい。
これでは靴磨きも楽しくなりません。

実際、靴磨きをしてみようと思って靴磨きセットを購入したけど、入っていたのが小さめのブラシで、使いづらすぎて、大きいのを買い足す羽目になった、なんて体験談も。

こんなことになるなら、最初から大きめのブラシを購入する方がいいですよね。

絶対に大きいブラシの方が使いやすいので、「ブラシは大きめ」と覚えておいてください!

職人さんも「大きめのブラシの方がいい!」と言っています。

靴修理工房REPAIRISTさん(京都府)

大きめで握りやすいブラシを選ぶと、作業効率が上がります。

おすすめの馬毛・豚毛ブラシそれぞれ4選

ここでは4つのブランドごとに、お手入れのマストアイテムである馬毛ブラシと豚毛ブラシを、それぞれ一つずつ紹介していきます。
ぜひお気に入りのブランドを見つけてみてくださいね!

必要度・・・ともに☆☆☆】

日本のブランドだから安心!「コロンブス」

出典:http://www.columbus.co.jp/

コロンブスは、展開している商品の数が多く、価格もそこまで高くないのが特徴。

買いやすいブランドで、さらに職人さんからの支持もかなり厚いブランドです。

アンケートでも、おすすめブラシとして一番多く職人さんたちから挙がったのが、コロンブスでした。

実は、有名な靴の防水スプレー「アメダス」を販売しているのも、コロンブス。
これは知らなかった!という人もいるかもしれませんね。

日本の老舗ブランドなので、信頼もできます。

馬毛

まず最初に紹介するのはコロンブスの馬毛ブラシ。

毛の質は柔らかく、なんと肌にこすっても痛くないほどなんだとか。
これなら大切な靴を傷つけてしまう心配もないですね!力を入れて磨いても、大丈夫です。

また、コロンブスのブラシは、持ち手の部分にもこだわりが詰まっています。
使われているのは山桜の間伐材。程よい重さで磨きやすいと評判です。見た目も高級感があります。

価格は3000円ほど。とても安いわけではないですが、そのお値段にも納得のクオリティーです。

大きさは17cmです。

おすすめ 商品

商品画像
[コロンブス] 国産シューズブラシ 馬毛 コロンブスブラシ ホコリ落とし 靴磨き・シューズケア

豚毛

こちらのブラシの一番の特徴は、持ち手の部分のカーブ。

持ちやすい形になっていて、フィット感もあり、手によく馴染みます。
質の良い毛が使われているので、長持ちするのも嬉しいポイント。

お値段は1200円ほど。

色はブラックとナチュラルがあるので、使い分けもできます。

大きさは12.5cmです。

備前表町皮革美藝さん(岡山県)

ちょっとしたカーブが毛の張り出しを大きくし、ウェルト部分や、靴のカーブに沿ってブラッシングしやすいのでおすすめです。

コロンブスの上級ブランド「ブートブラック」

出典 : http://www.columbus.co.jp/

ブートブラックはコロンブスの上級ブランドで、普通のコロンブスよりも高級感があって、リッチな印象です。
こちらも職人さんからの評判が抜群に良いブランドですよ!

上級ブランドのブラシを購入すれば、靴磨きへのモチベーションも上がりそうですね。

馬毛

こちらのブラシは、ブートブラックが江戸屋というブラシの専門店とコラボしてつくられたもの。

江戸屋のブラシはとても質が良いことで、職人さんたちの中でも有名なんだとか。

コロンブスの上級ブランドであるブートブラックと、上質な毛のブラシの専門店である江戸屋のコラボは、まさに最強のタッグと言っても過言ではありません!

値段を気にしないでおすすめするならこのブラシ!という職人さんもたくさんいました。
実際に使っている人の中にも、こちらのブラシを一度使ったら、もう他のブラシは使えない、という人もいるほど。

お値段は7500円ほど。決して安くはありませんが、それだけの価値があることは確実です。

大きさも20cmで大きめですよ。

THE SHOE SHINERさん(福岡県)

クリームが浸透しやすいです。

靴修理工房REPAIRISTさん(京都府)

江戸屋のブラシはクオリティが高いです。

おすすめ 商品

商品画像
[ブートブラック] 江戸屋ブラシ 馬毛 BBブラシ白馬毛

豚毛

こちらは上の馬毛ブラシの豚毛バージョンです。
同じようにとても高いクオリティーのブラシなので、これだけいいブラシを揃えておけば、安心感がありますね。

特徴的なのが、持ち手の部分の形。
長方形ではなく、楕円形が歪んだような形の持ち手になっています。

長方形に持ち慣れている人には、慣れるまでちょっと時間はかかるかもしれませんが、慣れればその使いやすさに惚れ込んでしまうこと間違いなしです。

毛の質はもちろん江戸屋クオリティーの最高品質。
コシもしっかりあって、使いごこちも最高です。

このブラシは白と黒の2色展開。

お財布に余裕があるなら、どちらも揃えて、クリームによって使い分けられるといいですね!

大きさは12cmです。

おすすめ 商品

商品画像
[ブートブラック] 江戸屋ブラシ 豚毛 江戸屋ブラシ豚毛

職人さんと同じ仕上がりに!「M.モゥブレィ」

出典:https://item.rakuten.co.jp/

M.モゥブレィはヨーロッパ生まれのブランド。

靴磨きをしたことがない人も、職人さんでも同じような仕上がりになるブランドとして挙げてくださった職人さんもいました。

それだけ使いやすいブランド、ということですね!

馬毛

こちらの馬毛ブラシは、天然の馬の毛が使われています。
柔らかく、もちろん革を傷つけることなくブラッシングできますよ。

毛の量もびっしりで、しっかりホコリを落とすことができます。

お値段は約1300円ほどで、初心者の方でも手が届きやすい!おすすめです。
大きさも18.3cmで、多くの人から使いやすい、という声が上がっています。

ちょうどいい大きさなんですね。

おすすめ 商品

商品画像
[M.モゥブレィ] シューケア 靴磨き ホコリ落とし用 馬毛ブラシ プロ・ホースブラシ

豚毛

M.モゥブレィのこちらの豚毛ブラシ。

まずお伝えしたいのが、お値段。
なんと900円ほど、という安さ!

それでも抜け毛は少ない。そして毛の長さも絶妙。
コスパがとても良いブラシなのです。

毛の色はブラックとホワイトがあります。

このお値段とクオリティーなら、クリームの色によって使い分けるために、複数買ってもいいですね!

大きさは15.5cmで、持ちやすいと評判です。

Shoe Shine WORKS合同会社さん(東京都)

価格は安いですが、普段遣いには十分です。

おすすめ 商品

商品画像
[エム・モゥブレィ] 仕上げ/ツヤ出し用豚毛ブラシ ワークブラシプラス メンズ

初心者にもマニアにもおすすめ「サフィール」

出典:http://boq-onlineshop.jp/

サフィールは、まだ靴磨きをしたことがない人にもオススメ、と言っている職人さんがいました。

フランスの老舗のシューケアブランドとして有名なサフィールは、初心者にも靴磨きマニアの人にも支持されています。
サフィールのブラシは毛の質がとてもいいそうです。

また、ブラシだけでなく、その他のアイテムもラインナップが豊富なのも特徴ですよ。

修理工房 NatureWorksさん(愛知県)

ブランド力と、毛の密度と硬さがいい

馬毛

このブラシは毛足が長めになっていて、靴の小さな隙間に入ってしまっているホコリやゴミなんかも取りやすくなっています。

肌触りも良く、うまく汚れが落とせます。
毛の密度も濃いし、抜け毛もほとんどないので、とても使いやすいブラシですよ!

お値段は18cmなら2700円、21cmなら3000円ほど。

サイズは18cmと21cmの2タイプがあるので、好みの大きさが選べるのが嬉しいポイントです。

豚毛

このブラシの特徴は、まるで歯ブラシのような形をしていること。
ハンドルタイプになっています。
手に持ちやすい形ですね。

お値段も1,000円で、とっても手に入れやすい価格。
この価格なら、気軽に試すことができそうですね。

色はブラックとホワイトの2色。

大きさは16.5cmです。

有限会社マイスタースミスさん(北海道)

個人的に好きで使っているのはサフィールの1,500円くらいの豚毛ブラシです。ある程度、靴磨きにはまってから自分の好みが出てくると思います。

プロなら使ってる、ヤギ毛ブラシを2つ紹介

実は、馬毛、豚毛ブラシの他に、ヤギ毛ブラシ、というのもあります。

ヤギの毛は馬、豚と比べて一番やわらかい毛です。
フワッフワなのが特徴です。

ヤギ毛ブラシは磨き終わった後、さらにツヤを出すために使うブラシです。
なければなくても困らないアイテムですが、もっとピカピカにしたいなら、ぜひ手に入れてみてください!

ここからは、職人さんおすすめのヤギ毛ブラシを2つ紹介していきます。

必要度・・・☆】

コロンブス「ジャーマンブラシ9」

こちらはコロンブスのジャーマンブラシというシリーズの中のヤギ毛ブラシ。

もちろんとても毛がやわらかいので、エナメルなどのデリケートな素材のホコリを落とす時にも使えちゃいます。

持ち手の部分の素材はブナ材で、丈夫にできているので、壊れにくくなっているのも特徴です。

お値段は3000円ほど。
大きさは16.7cmです。

備前表町皮革美藝さん(岡山県)

細くて非常に柔らかい、ヤギ毛を使ったブラシです。ちょっとお高いですが、エナメル素材や鏡面磨きをした靴にも使えます。非常に手触りの良いブラシです。

おすすめ 商品

商品画像
[コロンブス] シューズブラシ 仕上げ用 ジャーマンブラシ9 山羊毛 靴磨き・シューズケア

コロニル「1909ファインポリシングブラシ」

こちらはコロニルというドイツのシューケアブランドのブラシです。

このブラシももちろんとてもふわふわな毛がみっちり使われていて、最後にしっかり磨き上げることができます。
抜け毛も少ない商品なので、使いやすいと評判ですよ。

お値段は2000円ほど。コロンブスよりも安いので、手に入れやすいですね!
大きさは14.9cmです。

靴修理工房REPAIRISTさん(京都府)

最終の仕上げで使用すると、一層、輝きが増します。

おすすめ 商品

商品画像
[コロニル] 1909 ファインポリシングブラシ

あったらとても便利な2種類のブラシ

革靴のお手入れをする靴ブラシは、素材だけじゃなく、形もさまざま。

ここではマストではないけど、あったら便利なお手入れアイテムを、それぞれのおすすめ商品とともに、2つ紹介していきます。
手に入れれば靴磨きがもっと楽しくなるかも。

ペネトレイトブラシ

ペネトレイトブラシというのは、指でつまんで使うタイプの小さいブラシのこと。
豚毛ブラシでクリームを塗ってから、それを伸ばすのに使います。

小さいので、細かいところまでクリームを行き届かせることができます。

使えば、まんべんなく塗ることができるようになるアイテムですよ!

必要度・・・☆☆】

コロンブス「ジャーマンブラシ8」

こちらはもうおなじみ、コロンブスのペネトレイトブラシ。

毛の素材は豚毛。
持ち手の部分の濃い茶色がかっこいいですよね。少し高級感があります。

でもお値段は400円ほど。お値段以上の見た目ですよね!
これなら試しやすいです。

コロニル「1909アプリケーションブラシ」

このブラシのブランドはコロニル。ヤギ毛で2つ目に紹介したブラシと同じブランドですね。

毛の素材は馬で、適度な柔らかさ、そして弾力があります。
形も丸っこくてちっちゃくて、コロンとしていてちょっとかわいいです。

使い勝手が良い、と実際に使っている人からも評判ですよ!

お値段は900円。これがあると、靴磨きがぐんとしやすくなるので、おすすめです。

備前表町皮革美藝さん(岡山県)

つまんで持ちやすい小さなデザインが、革小物や靴を手入れするときに便利な馬毛製ブラシです。手が汚れづらいです。

おすすめ 商品

商品画像
コロニル1909 アプリケーションブラシ ホワイト

竹ブラシ

竹ブラシは、普通のブラシでは届かない、細かい部分をお手入れする時に便利です。
靴のコバのような、細かい隙間があるところの汚れをしっかり落とすことができます。

ここまで綺麗にすることができれば、とてもすっきりしそうですよね!

必要度・・・☆】

コロンブス「竹ようじ」

そろそろ同じみになってきたブランド、コロンブスの竹ブラシ。

毛はちょっと硬めの豚毛ですが、硬い分、しっかり隙間まで毛が届いて、磨きやすくなっています。

もちろん他のブラシに比べたら、使う頻度は少ないと思いますが、細かいところまで綺麗にしたいなら、持っておくといいと思いますよ!

お値段は300円です。

おすすめ 商品

商品画像
[コロンブス] 竹ようじ コバ部分 歯ブラシタイプ

初心者におすすめの靴磨きグッズセット2つ

ここまでおすすめブラシをいろいろ紹介してきました。

でも靴ブラシについて本当に何も知らない方は、紹介してきた商品の中でも迷ってしまうと思います。

そんな方のために、ここでは靴のお手入れに必要な道具が詰まったセットを2つ紹介します。

ブラシだけじゃなくて、クリームなどもちゃんと付いているので、このセットを手に入れれば、何も買い足さずに、すぐお手入れを始めることができちゃいますよ!

M.モゥブレィ

まずはM.モゥブレィのセットです。

内容は盛りだくさん。
シュークリーム、クリーナー、ワックス、クロス、竹ブラシ、馬毛ブラシ、化繊ブラシ(豚毛ブラシの代わりに使えるもの)の7点が専用のボックスに入っています。

これだけ道具が揃っていれば、すぐにお手入れを始められますね!
しかも竹ブラシまでついているので、本格的なお手入れができますよ。

お値段は約6000円。
一回これを買えば済むので、6000円なら妥当なお値段ですね!

おすすめ 商品

商品画像
M.MOWBRAY x オリジナル シューケア ゴールドGOLD スターターセット

ブートブラック

こちらはコロンブスの上級ブランド、ブートブラックのセット。
ブートブラックらしいシックな印象のセットで、高級感があります。

内容は、こちらも盛りだくさんの8点セット。
クリーム、ワックス、ローション、クロス、ペネトレイトブラシ、竹ブラシ、馬毛ブラシ、豚毛ブラシがボックスに入って届きます。

上のセットにさらにペネトレイトブラシがついたような感じですね!

ペネトレイトブラシがなくても、十分に靴磨きをすることはできますが、せっかくセットを買うならこちらのセットを買っても良いと思います。

お値段は7500円ほど。

これだけ多くのアイテムが揃っていれば、きっとプロ級のお手入れができるようになりますよ!

おすすめ 商品

商品画像
BootBlack x オリジナル シューケア 【ゴールドGOLD】 スターターセット(靴磨きセット)

上級者におすすめのこだわりブランド4選

ここでは靴磨きマニア向けの、ちょっと上級者なこだわりブランドを紹介していきます。

インターネットでは買えないものもありますが、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

さのはたブラシ

紗乃織(さのはた)のブラシは、使いやすさにこだわっている、日本製のブラシ。

持ち手の部分から、毛並みまで、効率的にブラッシングできるような工夫がなされています。
細かいところまで、使う人への配慮を感じられるブラシです。

持ち手の部分もブナ材が使われていて、高級感がありますよ。

お値段は、馬毛も豚毛もだいたい5000円前後です。
大きさも18cmというちょうどいいサイズ。

本当に使いやすいブラシを探しているなら、使ってみる価値ありですね!

BROSENTさん(東京都)

SANOHATAブラシ馬毛は、毛のコシ・サイズ・毛量は靴のために考えられたブラシです。豚毛も無駄な装飾は無く、ブラシのクォリティーのみで勝負しています。長く使う程に使いやすさが増すブラシです。

おすすめ 商品

商品画像
SANOHATA ブラシ ホース

おすすめ 商品

商品画像
SANOHATA ブラシ 豚毛

山田塗具ハケ製作所の靴ブラシ

山田塗具ハケ製作所はブラシとハケの専門店。
神田神保町にあるレトロな雰囲気のただ住まいのお店で、大正2年から続いている老舗です。

山田塗具ハケ製作所ではハンドメイドの上質なブラシを手に入れることができます。
毛の密度もかなり高めです。
耐久性も優れているところが評価されているポイント。

藤本虎の靴ブラシ

藤本虎さんが作っているブラシもハンドメイド。
明治30年創業の歴史あるブラシ店。

値段は3,500円と、他の上質なブラシと比べて、価格は少し低め。
ブラシのプロが作ったブラシをこのお値段で買えるなら、お買い得かもしれませんね。

藤本虎ホームページ

石川の靴ブラシ

石川さんが作っているのは、主に靴用ではなく、洋服用のブラシです。
でも、使う毛には相当なこだわりがあり、馬毛ブラシはとても品質の良い素材になっています。
お値段は12,600円ほど。

石川ブラシホームページ

スエード用ブラシを2タイプ紹介

スエードがつかわれている靴をお手入れする場合には、普通のブラシではお手入れできません。
スエード専用のブラシを使わないと、傷んでしまいます。

ということで、ここではスエード素材の靴をお手入れする時のマストアイテムを紹介していきます!

クレープブラシ

クレープブラシは、クレープのように薄いゴムがブラシになっています。
つまりゴム製のブラシです。

他のブラシとは違って、毛を使っていないところが特徴です。

ブラッシングというよりは、ゴムでこすって汚れを落とすイメージですね!

必要度・・・☆(スエード靴を磨くなら☆☆☆)】

サフィール「クレープブラシ」

ここでクレープブラシを一つご紹介。

こちらはサフィールのクレープブラシ。

サイズ感も使用感もちょうどいいという声がたくさんの商品です。
色あせてしまったスエードもこのブラシでこすれば元通り。
元の色がよみがえります。

さらに触り心地もよみがえるので、買った時の肌触りをまた味わうことができますよ!

おすすめ 商品

商品画像
[サフィール] スエード製品の汚れを効率よく落とす クレープブラシ

ワイヤーブラシ

ブラシの毛の部分が金属になっている、ワイヤーブラシというものもあります。
文字どおり、動物などの毛ではなく、ワイヤーが使われているブラシです。

ワイヤーなんて硬い素材で磨けるの?と思ってしまいますが、それが磨けるんですよね。
硬いブラシで磨くことで、スエードの毛が傷みにくくなってくれますよ!

必要度・・・☆(スエード靴を磨くなら☆☆☆】

コロンブス「スエードブラシC」

ここでワイヤーブラシも1つご紹介します。

こちらはコロンブスのスエードブラシCという商品。
実は、こちらはワイヤーだけが使われているのではなく、プラスチックのブラシもくっついているブラシになっています。

ブラシが4面に分かれていて、その面によって、ホコリやこびりついた汚れを落としてくれる、とても便利な商品。

こまめなブラッシングが大切な、スエードやヌバックなどのデリケートな素材には、ぴったりです。

なんとお値段は、500円という安さ!
買い換えるにも、ためらわなくて良い価格なのが嬉しいですよね。

備前表町皮革美藝さん(岡山県)

買い替えしやすいお手頃価格の点と、安価のわりに汎用性の高いスチロールブタジレンゴムがいろんなパターンの汚れ落としに活躍する点でおすすめです。
スエードブラシは 毛足が広がってきた場合には、こまめに交換するのがおすすめです。

アウトドア用シューズには化繊ブラシ

この前の段落では、スエード用のブラシを紹介しましたが、今度はアウトドアシューズ向けのブラシを紹介していきます。

山登りなどで使う靴のように、汚れやすいけど丈夫な靴の場合、ナイロンなどの化学繊維が使われているブラシで磨くと、汚れが落ちやすく、靴がしっかりきれいになります。

そのため、アウトドアシューズにぴったりなのは、化繊ブラシなのです!

必要度・・・☆(アウトドアシューズを磨くなら☆☆☆】

コロニル「クリーニングブラシ」

こちらはコロニルの化繊ブラシ。

ヤギ毛ブラシとペネトレイトブラシのおすすめでも登場したブランドですね!

このブラシは形が普通のブラシとはちょっと違います。
普通は長方形の物が多いと思いますが、クリーニングブラシは先のほうが尖っているのです。

素材はナイロンで、アウトドアシューズやワークブーツのような丈夫な素材の靴に向いています。

アウトドア派の方は、このブラシを1つ持っておくと良いかもしれません。

お値段は1,300円ほど。
サイズも16cmくらいで、ちょうど良いですね!

備前表町皮革美藝さん(岡山県)

アウトドアシューズにピッタリ!ナイロン製でハリのあるブラシは、こびりついた頑固な泥汚れを落とすのに用います。尖った持ち手の先で泥をこそげ落としたり、ソールに挟まった石を取り除いたりできます。

おすすめ 商品

商品画像
[コロニル] クリーニングブラシ 16cmx4.2cmx3.3cm メンズ

ブラシにかかわらず、他の靴磨きアイテムも、使いやすさが大切。
ブラシのついでに、他の靴のお手入れグッズも、本当に使いやすいものを手に入れませんか?

こちらの記事を読めば、ブラシの他に、職人さんおすすめのシューキーパーやクリーム・クリーナーがわかっちゃいます。
どれも靴磨きには欠かせないアイテムなので、持ってないものがあるなら、ぜひチェックしてくださいね!

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靴の手入れをする前に揃えたい!靴磨き職人さんお墨付きの道具まとめ

こんなまとめた記事だけじゃ足りない!
もっと詳しく、職人さんのおすすめのシューキーパーが知りたい!という方はこちらの記事をチェック。

職人さんおすすめのシューキーパーがブランドごとに計13商品、紹介されています。

シューキーパーだけじゃ足りない!
クリーム・クリーナーのおすすめももっと知りたい!というちょっぴりよくばりな方はこちらの記事もチェックしてみてください。

職人さんおすすめのクリーム・クリーナーが21商品載っています。

ここまで紹介してきた記事3本を読んでいただければ、職人さんおすすめの靴磨きアイテムはマスターできたことになります。
愛用している靴をもっともっと大切にしたいなら、ぜひコンプリートしてみてくださいね!

でも、ついでに職人さんが靴を磨くとどんな感じになるのか、気になりませんか?
こちらの記事を読めば、職人さんの技を盗み見することができちゃいますよ♪

まとめ

いかがでしたか?

この記事の中でもたくさんのブラシを紹介してきましたが、結局、良いブラシというのは使いやすいかどうか。
そしてそれは人によって違います。

いろいろなブラシを試してみて、自分に一番ぴったり相性の良いブラシに巡り会えたら、きっとそれが運命のブラシ。
この記事がそんなブラシを探す手助けをできれば嬉しいです♪

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