入門編から高品質なものまで!ウールや刺し子まで含めた刺繍糸10選を特集
手元には無地のなんの飾りもないハンカチ。
何かが物足りない…
そうだ、刺繍をしよう!
まずは道具を買い揃えなきゃ。
糸と針は必須。
まずは糸を買いたいな♪
あれ、でも種類が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない…
どうしよう。
この記事では、そんな方のために糸を選ぶ時のポイントから、おすすめの刺繍糸10選まで紹介していきます。
これでもう迷うことなく手に入れることができますよ!
目次
刺繍糸を選ぶ時の3つのポイント
まずは番手
まず確認して欲しいのが、番手。
番手というのは、糸の番号のことで、その糸の太さを表すものです。
数字が大きくなるほど、糸は細くなります。
一般的によく使われているのが25番。
初心者でも使いやすい太さになっています。
定番なので、手に入れやすく、カラーバリエーションも豊富。
ただ、自分がやりたい刺繍の種類によっては、25番だとうまくいかない場合もあります。
例えば、クロスステッチというマス目に沿って縫っていく刺繍は、5番か8番が適しています。
この二つは25番と比べて少し太めの糸になっています。
次に色・素材
糸にはいろいろな色があれば、それぞれ素材も違います。
鮮やかなビビッドカラー、落ち着きのあるナチュラルカラー。
柔らかい素材、少し硬めの素材。
自分の好み、またどんな印象を持たせる刺繍をしたいか、ということを考えて糸を選びましょう。
それから、糸には色落ちしやすいものもあります。
ハンカチのような使うたびに洗うものに刺繍した場合、このような糸を使うと、どうしても色落ちしやすくなってしまいます。
せっかく刺繍したのに、そうなってしまったらショックですよね。
中には色落ちしにくい糸もあるので、日常的に使うものに刺繍する時にはそういう糸を選びましょう。
丈夫かどうか
丈夫じゃない糸は、すぐにほつれてしまったり毛羽立ってしまうかもしれません。
そうすると、すぐに見た目が悪くなってしまいますよね。
百均でも刺繍糸を買うことはできますが、やっぱり弱くて丈夫ではないので、「丈夫かどうか」という点ではあまりおすすめできません。
なるべく丈夫な糸を選んで、きれいな刺繍を保ちましょう!
とにかくいろんな色が欲しい人向け4選
まずは何色も入っているセットを紹介していきます。
コスパ重視の方は必見!
ただ、このようなセットは番手が書かれていません。だいたい25番が多いとは思いますが、確実ではないので、注意しましょう。
巾着が可愛い!「50本 刺しゅう糸 セット」
こちらは50本の糸のセット。お値段は800円。
刺繍糸を通販で買うと、ページに書いてある本数と違うこともあります。
しかし、このセットなら、本数の保証付。
必ず50本届きます。
また、通販でこのような何色も入っているセットを買うと、色に偏りがある場合もありますが、こちらなら白・黒・赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の9色は必ず入っているので、偏りも少なくなっています。
巾着に入って届くのも、実際に使っている人たちにとって嬉しいポイントのようです。
糸が絡まったり、切れていたりしないのは安心ですね♪
これだけ信頼感があれば、確かにプレゼントにしても良さそう。
おすすめの商品
色落ちしにくい!「LIHAO 刺しゅう糸 100本98色」
出典:https://www.amazon.co.jp
こちらはなんと100本入っています!それでいて1280円という安さ。
ただ、色がかぶっている場合があるので、必ずしも100色入っているとは限りません。
糸は色落ち、色あせがしにくい作りになっているので、洗濯しても安心です。
これは嬉しいですね!
刺繍だけでなく、ミサンガ作りにも向いています。
これだけ色が入っていれば、カラフルな可愛いミサンガが作れそう。
安い割に満足!という方がたくさんいます。
色にかぶりがあるのは少し残念ですが、十分に使える商品のようですね。
色の種類が欲しい方にはもってこいの刺繍糸です♪
コスパ最強!「150色 カラーが豊富できれい 刺しゅう糸 まとめ買いオリジナルセット」
なんとこちらは150色のセット。こんなに入ってお値段は1769円!
お買い得です。
さらに針とリッパーもついているので、あとは布を用意すればもう刺繍ができてしまいます。
耐久性があり、色落ちもしにくいので、出来上がりのクオリティーを保つことができます!
また、色もきれいだと評判です。
きれいな色が150色も揃っていると考えると、とてもワクワクしますね♪
偏りがないのも嬉しいです。
きれいな色がたくさん「peaces たっぷり150色 刺しゅう糸 セット」
こちらも150色のセット。
発色が良く、光沢もきれいな刺繍糸です。
定番の色から、中間色まで、とてもきれいに発色してくれます♪
色あせもしにくいので、安心。
刺繍だけでなく、ミサンガを作るのにもぴったり。
確かに150色もそろっていれば、好きな色が入ってること間違いなしですよね!
有名なメーカーから選びたい人向け3選
どこのメーカーかわからないのは不安!
そんな方もいると思います。
お値段は少しだけ張ってしまいますが、その方が品質は確実。
基本的にどのメーカーも丈夫です。
ちゃんと信頼できるものを使いたい方は、こちらから選びましょう。
ここでは、定番の25番の糸を紹介していきますね!
日本の定番ブランド「オリムパス製絲 刺しゅう糸 25番刺しゅう糸 12色セット 12A」
オリムパスは日本の刺繍グッズのメーカー。
お取り扱いしているお店も多いので、手に入りやすいメーカーです。
色ははっきりとした色が多く揃えられています。
ポップな印象なので、お子さんのお弁当袋なんかの刺繍にもぴったり。
日本のメーカーというのは安心できるポイントですし、クオリティーも間違いないです!
実際に使っている人の声も聞いてみましょう。
糸が丈夫だというのも嬉しいですね。
手に入りやすくて使いやすいオリムパスの糸は、ぜひ一度は試してもらいたい商品です!
イギリス生まれのブランド「Anchor 刺しゅう糸セット 季節の色を集めて刺しゅうを楽しむ シーズンコレクション 6色セット 冬色」
こちらはAnchor というイギリスで生まれたメーカーの刺繍糸。
現在はドイツの会社に買収されて、ドイツのメーカーとなっています。
ヨーローッパ生まれということもあり、洗練された色合いの刺繍が楽しむことができるのが素敵です。
こちらのセットは、季節をイメージした色のセット。
紹介しているのは冬色です。
春夏秋冬そろっているので、季節によって使い分けるのも楽しそうですね♪
しかしAnchorの刺繍糸は、なかなか手に入らないことで有名のようです。
ヨーロッパのメーカーということもあって、あまりお店ではお取り扱いがないAnchorの刺繍糸。
でもおしゃれな方にはぜひ一度、手に取ってみて欲しいです!
柔らかい印象の刺繍がしたい人にぴったり「cosmo 刺しゅう糸セット Seasons シーズンズ グラデーション No.9000」
こちらはcosmoというメーカーの刺繍糸。
日本のブランドですが、まだオリムパスほどポピュラーにはなっていません。
柔らかく、淡い色合いがそろっているので、女の子らしい印象の刺繍がしたい人にはぴったりです。
優しい印象の刺繍ができます♪
こちらの商品は、一本の糸がグラデーションになっているものなので、他の人が作っている刺繍とは一味違った作品を作りたい人にオススメです。
cosmoの糸は色だけでなく、触った感触もとても好評です。
色合いが柔らかく、触り心地も柔らかいなんて、cosmoの糸を使っているというだけで、女子力が上がりそうですね♪
普通とはちょっと違う糸3選
ここでは、ここまで紹介してきた糸とは少し素材・色・用途などが違う刺繍糸を紹介していきます!
柔らかいウールの糸「DMC タペストリーウール col.7260 1箱10カセ入り」
こちらの糸はウールでできた刺繍糸。
普通の糸よりもふわふわしていて、少しだけ高級です。
DMCというメーカーはフランスの歴史ある刺繍糸メーカーなので、信頼性も高いです。
マフラーやバッグなどの刺繍にはこのウールの糸がぴったりですよ♪
色がきれいなのも人気の秘密。
ここで紹介しているのはきれいな淡いピンクですが、他にも何色も展開されているので、お気に入りの色を見つけてみてくださいね!
日本の刺繍をしたい方にはこれ「ダルマ 刺し子糸 細 170m」
冒頭で、刺繍の種類によってぴったりな番手がある、と言いましたが、日本の刺繍である刺し子をしたい、という方にはこちらの糸がオススメです。
日本のダルマというメーカーの刺繍糸で、刺し子のために作られた糸なので、縫いやすさ抜群です。
これを使えば、仕上がりも一段と美しくなること間違いなし!
刺し子用の糸ではありますが、用途はそれだけではないようです。
色は全部で20色あります。
刺し子以外にも使えるなら、作るのは刺し子が多いけど、たまに普通の刺繍もする、なんて方にはぴったりかもしれませんね!
おすすめの商品
刺繍のワンポイントに「cosmo にしきいと ラメ 刺しゅう糸 20m巻 col.19 鬱金 うこん No.77」
こちらは上でも紹介したcosmoの糸。
ですが、なんと金色です。キラキラしています。
このようなちょっと派手な糸は、いつもの刺繍に少し刺激を与えてくれます。
ワンポイントで使えば、きっとワンランクアップした素敵な刺繍にすることができますよ♪
魅力は、決してきらびやかさだけではありません。
色がいいだけでは満足いきませんもんね。
ちゃんと摩擦にも強く、縫いやすくなっているのは嬉しいです。
刺繍糸の関するお悩みと解決する方法を3つご紹介!
「百均の刺繍糸ってやっぱり使わないほうがいいですか?」
最近の百均には、あんなものからこんなものまで、なんでもそろっていますよね。
その中にはもちろん刺繍グッズもあります。
ですが、糸に関しては、ちゃんとしたものを使ったほうがいいのではないかと思います。
縫いやすさも違うし、やっぱりクオリティーは比べものになりません。
きれいな仕上がりにしたいのであれば、せっかくなので、いい糸で縫ったほうがいいと思いますよ!
でも、練習だけなら、百均でもなんの問題もないと思います。
練習と本番で、使い分けるのも良さそうですね。
「刺繍糸をどうやったらうまく収納できるかわかりません…」
糸がたくさんあると、どうしてもごちゃごちゃしてしまいますよね。
そうすると、使いたい色も見つからなくなってしまうかも。
それを防ぐにはきちんと収納することが大切。
オススメの方法は2つ。
1つ目はジップロックに色ごとに分けて入れておく方法。
赤系、青系、緑系なんていう風に分けておけば、使いたい色をさっと見つけ出すことができます。
2つ目は木製のクリップにグルグル巻きつける方法。
一本の糸をグルグル巻きつけて行って、端の部分をクリップで挟めば、コンパクトにまとまります。
この方法なら絡まることもありません♪
「刺繍糸をたくさん買ったはいいけど、いっぱいありすぎて、使い切れそうにありません。でも無駄にはしたくないです。刺繍以外に何か使う方法はありますか?」
たくさん入っているセットなんかを買うと、いくら刺繍してもなくなることはなさそうですよね。
でも刺繍糸は、必ずしも刺繍のためだけにあるわけではないのです。
例えばミサンガを作るのにも刺繍糸はぴったり。
作り方も編んでいくだけなので、一度パターンを覚えてしまえば簡単にできてしまいます。
紐が切れたら願いが叶うと言われているので、何かお願い事がある方は作ってみたらいかがでしょうか?
たくさん色があれば、カラフルで可愛いものが作れますよ♪
また、イヤリングやブレスレットなどのアクセサリーも作ることができます。
ミサンガよりは少し難しいかもしれませんが、作り方はインターネットなどにもたくさん載っているので、調べてみてください!
まとめ
いかがでしたか?
今回はオススメの刺繍糸10選を紹介しました。
たくさんあって選べなかった方も、これで少しは候補を絞れたでしょうか?
これで無地で、なんだか物足りなかったハンカチにも、花が添えられますね!
素敵な刺繍を楽しんでください♪