意外と難しい卵焼き作りもこれで大丈夫!おすすめ卵焼きフライパン10選
お弁当はもちろん、日常の献立でも欠かせない卵焼き、どうやって作っていますか?もちろんフライパンでもおいしく作れますが、専用の卵焼きフライパンがあるともっともっと便利ですよ。
今回はフライパンの素材やサイズなど、目的に合わせて選べる卵焼きフライパンを10点ご紹介します。
目次
卵焼きフライパンを選ぶ3つのポイント
ストレスを解消!「お手入れのしやすさ」で選ぶ
卵焼き専用の物に限らず、フライパン選びで重要なのが扱いやすさですね。
卵焼きフライパンには本格的なプロ仕様の物も多くあります。ただ、そういったタイプの物は「卵をふっくら焼き上げる」機能はバッチリだけど、お手入れが大変な物もあります。
もし使い勝手の上で毎日のお手入れの簡単さを優先したいならやはり「フッ素加工」やフッ素加工を更にグレードアップさせた「ダイヤモンドコート」の物がおすすめです。
ポイントとして、こびりつかない加工がされた物は空焚きで劣化してしまうので中火以下の調理でじっくり加熱する焼き方がおすすめです。
ちょこっと食べたい!「大きさ」で選ぶ
卵焼き専用のフライパンを持つ事をおすすめする理由の一つとして、「少量で卵焼きを作りたい」場合があります。
卵焼きフライパン自体はサイズが色々とあり、専門店や飲食店などで使われる卵たっぷりで作る大きい卵焼き用のものだけでなく、卵1~2個用の小振りサイズの物もあります。
大きなフライパンで卵1個の卵焼きを作ろうとしても形作るのが難しく、焼き過ぎになりがちです。お弁当などで頻繁に小さい卵焼きを作るのであればぜひ、小型サイズの卵焼き用フライパンをどうぞ。
お家でプロの味!「素材」で選ぶ
卵焼きが好きで、プロが作るような卵焼きを自分で作れるようになりたい、という場合はプロ仕様の卵焼きフライパンがおすすめです。
家庭でよく使われるフッ素加工、鉄、ステンレスなどのフライパンはいずれも厚手の物が多く、じんわりと火を通したい場合には向いているのですが、熱した後に多量の卵を流し込むと温度が下がってしまい、再び適温になるまで時間がかかります。そうなるとじっくり火を通さないと卵が上手く返らないという事も。手早く加熱してふんわり仕上げにしたい場合は銅やアルミのような熱伝導の良い素材の卵焼きフライパンがおすすめです。
お手入れ楽チン!こびりつかない卵焼きフライパン3選
買ってすぐ、油慣らしなどの作業が不要なお手入れ簡単なフライパンは扱いやすくビギナーさんにもおすすめです。
卵焼きフライパンの王道モデル「ティファール(T-fal) キャストライン エッグロースター C76618」
卵焼きを作る機会が多いご家庭であれは、それなりにしっかりしたクラスの卵焼きフライパンが欲しい所です。
厚みがあってじんわり焼けるので「卵焼きはふんわりした鮮やかな黄色」に仕上げたい方にぴったりです。卵焼きを作る家庭での返し作業がしやすいフォルムなのも見逃せません。ティアールの製品なので耐久性も抜群です。
使用感が他と違う、と感じられるユーザーも多いようです。
卵焼きのポイントの一つは全体に均一に熱が入るかどうかです。この卵焼きフライパンは厚手で熱持ちが良いので卵の剥がれも良いようです。
手軽な価格でコスパの良い「パール金属(PEARL METAL) 玉子焼き器 H-1862」
フッ素加工の物は丁寧なお手入れをすれば長く使えますが、手軽に使って定期的に買い替えしたいという方も少なくありません。
「卵焼きフライパンがあれば便利だけど数千円クラスの物までは不要」というコスパ重視の方におすすめしたいのがこちらの卵焼きフライパンです。卵焼き専用の物の使い勝手が気になる方も気軽にチャレンジできますね。
実際に使われている方も使い勝手に満足されているようです。
リピーターの方が多いのもこのフライパンの特徴のようです。あまり厚手すぎない物が欲しい方もお試しになってはどうでしょうか。
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白くてきれいな「京セラ(KYOCERA) セラブリッドフライパン CF-EB-WBU」
卵焼きフライパンは色々な素材の物がありますが、こちらはセラミック製です。
セラミックは陶器素材の一種なのでセラミックの調理器具は遠赤外線効果があり、中火でも強火の火力を得るとこができます。また、セラミックの特徴として匂いがつきにくい特性があるので他の食材の匂いが付きやすい卵の調理にもぴったりです。セラミックの大手メーカー、京セラの製品です。
このフライパンはオール熱源対応なのもうれしいポイントです。
オール熱源対応のフライパンも数多く出ていますがセラミックのフライパンは特に耐熱性に優れていますので安心して毎日使う事ができます。
おすすめ 商品
一人暮らしやお弁当に最適な卵焼きフライパン4選
卵焼きを作るのはお弁当がメイン、というご家庭や一人暮らしで卵1個分でミニ卵焼きを作りたい…という方も多い昨今、ミニサイズの卵焼きフライパンの選択肢も多くなりました。
朝、1工程分の時短ができる「アーネスト 包丁のいらない 玉子焼き A-76594」
実際に愛用されている方はお弁当に使用されているようです。
ちょっとした手間ですが毎朝の事であれば焼き上がったら即お弁当箱に入れられるのは魅力ではないでしょうか。
鉄製の物がお好みなら「下村企販 1個でぴったり玉子焼 27473」
お手入れの簡単さからフッ素加工のフライパンが人気ですが、その一方で銅よりも手入れが楽でフッ素加工の物より熱周りが良い事、使い込む事で鍋を育てる感覚がある鉄製のフライパンも根強い人気があります。
鉄製のフライパンは油慣らしが必要ですが、最近は人体に無害なシリコンで塗装されており、使う前の油慣らしの必要がないフライパン登場していますがこちらもその加工がなされています。また、日本製なので安心して使う事ができるのも高ポイントです。
やはり鉄製の物がお好みの人にとっては探していた商品となるようです。
卵焼きの仕上がりだけでなく、鉄製のフライパンは鉄分補給になるという点でも選ばれる方が多い卵焼き用フライパンのようです。
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お弁当用卵焼きフライパンのハイエンドモデル「和平フレイズ(Wahei freiz) 弁当用 ミニ 卵焼き OPS-085」
ミニサイズの卵焼きフライパンですが、価格的には比較的高額の部類に入ります。
その理由は「オレンジページ」の読者モニター7万人の意見を元に開発された「オレンジページスタイル」ブランドの製品だからです。「たかがお弁当用」という妥協はなく、ミニサイズでもダイヤモンドコートが施され、成形のための返しがしやすいフォルムなど卵1個でふっくらした卵焼きができるよう隅々まで神経が行き届いています。
この商品でできる卵焼きのサイズ感はどれくらいでしょうか?
この卵焼きフライパンは他のミニサイズの物より寸づまりなので巻きやすいという口コミもありました。卵焼き以外にも少量調理にぴったりサイズのようです。
スリムなシルエットの「谷口金属(Taniguchi-metal) 小っちゃ~い玉子焼」
ミニサイズの卵焼きフライパンはお弁当用に企画されている事が多いのですが、こちらの製品は少し縦に長めのサイズになっています。これは卵焼き以外でもお弁当に欠かせない鮭の切り身を焼くのにちょうどいいサイズになっていて、卵焼き用というよりお弁当用フライパンと言っていい仕様かもしれません。他にもウィンナーと野菜を同時にソテーしたりするにもちょうどよいゆとりがあるサイズです。
大は小を兼ねるとはいえ、フライパンの場合大きすぎると熱が早く回りすぎるので少量の調理にはそれに適したサイズの物があると効率よく調理ができます。
実際に使っている方の口コミを見ると使い勝手が良いサイズのようです。
大は小を兼ねるとはいえ、フライパンの場合大きすぎると熱が早く回りすぎるので少量の調理にはそれに適したサイズの物があると効率よく調理ができます。
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ふっくら仕上がる!本格派卵焼きフライパン3選
卵焼きが好物で上手に作りたい、自分でもプロのようなおいしい卵焼きが作ってみたい、という方には本格仕様の卵焼きフライパンをおすすめします。
プロ御用達といえばこれ「ナカムラドウキセイサクショ(Nakamuradouki) 玉子焼鍋」
熱伝導の良さからプロの板前さんが使っている卵焼き専用機といえば銅製の物です。
使い始めの油をなじませる作業が必要など簡単に扱えるという物ではありませんが、使いこなせるようになると他の物では満足できなくなるという方も多いようです。仕上がりの違いは卵に水分を含ませるだし巻き卵などで顕著にわかるというユーザーレビューも多く、お料理初心者向けとはいえませんがお料理が好きな方であれば一度試す価値はあるのではないでしょうか。
素材が異なるフライパンと使い比べた感じはどうでしょうか。
卵焼きの仕上がりは抜群のようです。サイズ展開が豊富なので使用する卵の量でサイズが合った物を選びましょう。13長が4~5個、12長が3~4個程度が目安という口コミを参考に選んでみて下さい。
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熱持ちの良い物が好みなら「及源(Oigen) 玉子焼き F141」
南部鉄器のファンの方も多いと思います。どっしりした重さで一度加熱すれば熱持ちが良いのが鋳鉄で出来た卵焼きフライパンのポイントです。
鉄製で家庭用サイズ、日本製という条件であればこちらがおすすめです。南部鉄器は手入れがよければ100年使えるとも言われる程で耐久性は抜群です。長持ちさせるポイントは使ったら亀の子タワシなどですぐに洗い、洗剤は使わないようにするという速やかでシンプルなお手入れなので習慣にしてしまえばそれほど扱いは難しくありません。
南部鉄器は一体型なので取っ手も本体と同じ鉄で出来ています。
柄を持つ時はふきんが必須という意見もありますが、本体ほどに熱くはなるわけではないので注意すればそれほど問題ではないようです。
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軽めで扱いやすい「北陸アルミニウム(Hokuriku Alumi) センレンキャスト」
センレンキャストシリーズはAL-マグネシウム合金を使用し、鍋底は厚く、側面を薄くしてステンレスの1/3程度の重さを実現しています。
実際、見た目の割に軽くて扱いやすいという口コミもあります。テフロン加工もグレードの高いプラチナプラス加工を採用しており、フッ素加工の耐久性も高いフライパンです。ミラー仕上げに木製ハンドルの組み合わせで見た目にも高級感があります。
このシリーズの卵焼き機はサイズが2つあります。
長細い19✕13サイズは卵2~3個、正方形に近い21✕20は4~5個が目安のようです。長細いのが関西風、四角に近いのが関東風と言われていますが関西風はやわらかいだし巻きが作りやすく砂糖を入れてどっしり作る関東風の卵焼きは正方形が焼きやすいという理由があるのだそうです。
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卵焼きフライパン選びに困っている人の声と解消法を3つご紹介
「卵焼きを作る時に蓋は必要?」
少量で小さな卵焼きを作る場合、蒸し焼きにするまでもなく火が通りますのでなくても大丈夫ですが、卵焼きフライパンでちょっとした物をソテーするのにも使いたい場合はフタがあった方が便利です。
卵焼きフライパン用のフタは別売りでは手に入らない事が多いので購入する時にフタつきの物を探してみて下さい。もし付属のフタが木製の場合、蒸し焼きにするためというより卵焼きを押さえて形を整えるためのものです。もし卵焼きフライパンにちょうどいいサイズのフタがない場合は大きめの別の鍋のフタで代用するかアルミホイルなどを使ってフタの代用にしてみましょう。
「銅製の卵焼きフライパンのお手入れの方法を教えてください」
銅の調理器は基本的には水洗いしてからしまうのではなくキッチンペーパーなどで汚れを拭き取るのが基本です。水洗いしたい時は洗い終わった後でしっかり水気を拭き取って下さい。できればきれいな油をぬっておくとベストです。
もし緑色のサビ(緑青)が出た時は銅製品用のクリーナーやウスターソースをかけて少し置いてから拭き取って下さい。(ソースがサビを落とす働きをします)銅製品はこまめに使うのが一番のメンテナンスになりますので滅多に使わないという場合は別の素材のフライパンにする方がおすすめです。
「油を引いても卵がフライパンにくっつく時は、買い替えるべき?」
フッ素加工などの場合、フッ素のキメに食材がこびりついている事がありますのでお湯をわかして煮立てると回復する事があります。鉄や銅など金属素材の場合はやはりコゲを落とした後、新しいフライパンに油をなじませる作業をやり直すと復活します。トマトなどの酸の強い素材を料理するとフライパンの油膜が取れてしまうので長時間入れたままにしないなどの注意も必要となります。
メンテナンスをしても状態が回復しない場合や鍋肌に深いキズがついてしまっている場合は買い替え時かもしれません。
まとめ
一口に卵焼きといっても自宅で食べるかお弁当に使うか、だし巻きにするか厚焼きにするかでも使いやすい大きさや素材が変わってきます。
今回ご紹介した10点の卵焼きフライパンの中で気になる物は見つかったでしょうか。「我が家の味」にぴったりの物が見つかると良いですね。