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更新日 :2021年02月24日

ベランダの雨漏りの原因は3つ!ひび割れを補修液と刷毛で簡単修理!

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なんと、天井から雨漏りが……。

出どころを探ってみると、原因はなんとベランダ!?

実はベランダって、雨漏りの原因になりやすい場所のひとつ。
常に雨や風にさらされている場所ですから。

そんなベランダの雨漏りですが、もしかしたら自分で修理できるかもしれません。
ベランダが原因で発生した雨漏りについて、詳しく解説します!

とりあえず応急処置

え?今、雨漏りの真っ最中ですって?
そして原因がベランダにあると既にわかっているですって?

ちょっと限定的な状態ですが、そんな時の応急処置について解説しましょう。

まずは、水が滴っている部分にバケツを置いて、床を濡らさないようにしてください。

床を濡らさないために、一番効果的な方法です。
原始的ですが、たったこれだけの手間で床を守ることができますよ。

 

そして、雨水の侵入部分に防水テープを貼り付け、塞ぎましょう。

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粘着性と防水性に優れた、補修用のテープです。耐久性もあり、酸性雨にも強い性質を持っています。使い方も簡単で、応急処置にはもってこいのアイテムです!用途が広く、ベランダ以外の有事の際も使うことができますよ。

 

どこが侵入口なのかわからない場合は、ベランダにブルーシートのような大きめのシートがオススメ。
シートに溜まった雨水は、排水溝に直接流れるように調整してください。
ベランダのひび割れなどが原因の場合は、これで一時的にしのぐことができます。

 

……ただ、例外があります。

それは、ベランダにつながる排水管の不良で雨漏りしている場合
この場合は排水管に水が流れるのを止めなければ意味がありません。

それなら、ベランダに雨が入ってこないようにするのが手っ取り早いです。
ベランダの手すりから窓にかけてシートを貼り付け、ベランダ全体を覆うような工夫をしてみてはいかがでしょうか。

 

ベランダから雨漏りする原因

ベランダから雨漏りする原因は、大きく分けて3つあります。

ヒビが入っている
笠木が破損している
排水管に問題がある

順に解説していきます!

ヒビが入っている

床にヒビが入り、そこから雨水が侵入するケースです。
ベランダの雨漏りとして、最も多い原因ですね。

ベランダの床は、床材に少し亀裂が入ったくらいでは、なかなか雨漏りはしません。
表面のさらに下の部分に防水層という部分があり、ここまで亀裂が入ってしまうと水が入ってきてしまうのです。

また、ベランダの手すり部分には、家の内部を雨から守る笠木というパーツがあります。
ここにヒビが入ると、雨がどんどん染み込んでしまいます。
床だけではなく、手すり部分にも注意してみましょう。

 

防水シートが劣化している

ベランダの種類によっては、防水用のシートが直接表面に敷かれているものもあります。
耐久力が高いものがほとんどですが、10年以上使っていると、劣化してヒビが入ってくることも。

この場合、新しい防水シートに貼り直せば防水機能が戻ります。

ただ、自分で貼り付けるのはかなり手間がかかり難しいので、プロの業者さんに依頼するほうがいいでしょう。

 

排水管に問題がある

普通、ベランダに降った雨は、排水溝に流れるよう設計がしてあります。

その排水管は家の内部を通っているので、何かの理由で排水管から水が漏れると雨漏りに繋がるのです。

排水管へのゴミの詰まりや、経年劣化によって生じます。

家の内部ですから、こればっかりは自分で修理できませんね。
ですが、普段からベランダの掃除をこまめに行うことで予防することはできますよ!

 

 

自分で修理できるのか

最近はやりの、DIYというやつです。

確かに、自分で修理できるなら簡単ですよね。
大掛かりな作業はできませんが、ヒビをふさぐくらいなら簡単にできますよ。

ただ、あくまでできるのは「一時的で、簡素な修理」です。
修理しても雨漏りが繰り返される場合には、プロの業者さんに見てもらうことをおすすめしますよ!

用意するもの

・刷毛
・補修液

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ヒビ割れたところに刷毛で塗るだけで、簡単に隙間をふさぐことができます。臭いもなく、扱いやすさが抜群です。お手頃なお値段で雨漏りをふさぐことができますよ。金属のサビ止めやブロックの風化防止など、汎用性が高いのも特徴です。

   手 順  

1. ヒビ周辺にあるゴミやホコリを取り除く
補修液を塗る場所は、ゴミなどの異物がない状態にしましょう。
コケなどが生えている際も、取り除いてから次の作業に移ってくださいね。

 

2. 補修液を刷毛で塗る
補修液をひび割れしている内部に流し込みましょう。
量が少ないと感じたら、何度か重ね塗りしてもOKですよ!

 

3.しばらく待つ
塗り終わったら、しばらく待ちます。

補修材の種類や季節によって、待ち時間は異なります。
取り扱い説明に書いてある時間を参考にしてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?
雨漏りの原因がベランダにあることもある、というのが意外だった人もいるのではないでしょうか?

雨漏りが発生したら、まずはバケツで対処しましょう。
原因がベランダにあるなら、防水テープやシートで応急処置ができますよ。

ヒビが入っていることが原因なら、自分で穴を塞ぐこともできます。
補修液と刷毛だけしか使わないので、ぜひ挑戦してみてください。

雨漏りが続く場合は、プロの業者さんに相談してみましょう!