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更新日 :2020年09月25日

カーペットのカビ退治はエタノールで!今すぐできる方法を徹底解説!

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カーペットにいつのまにかカビがっ!

なんてことありませんか?

表に見えてなくてもカーペットをめくって裏側を見てみれば、カビがびっしりついていることもあるんです。

カビを放置しておくと見た目が悪いだけでなく、感染して人体に影響を与えてしまうことも。

そこで、自分で簡単にできるカビをとる方法をお伝えします!

カビの発生しやすい環境

そもそもカビはどのようなところで発生するのでしょうか?

湿度が70%以上

カビは湿度70%以上の環境を好みます。

カーペットと床の間は空気の通りが悪く湿度が上がりやすいので、非常に発生しやすくなっているんです。

定期的にカーペットをめくるなどして、湿気を減らすことを心がけましょう!

汚れがたまりやすい場所

カビは汚れがたまっている場所に発生します。

汚れとは皮脂や汗、ほこりなどのことで、カビのエサになるものです。

特にカーペットなど直接肌が触れるものには皮脂や汗がこびりつきやすく、ほこりもたまりやすくなっています。

カーペットを歩く際は、汚れがつかないようにスリッパなどを履くようにしましょう!

カーペットのカビのとり方

では実際にカーペットのカビを取っていきましょう!

用意するもの
・掃除機
・消毒用エタノール
・スプレー
・雑巾
手順
1
掃除機をかける

まずカーペット全体に掃除機をかけます。

このときカビの胞子の飛び散りを防ぐために、掃除機の排気をカーペットにかけないようにしましょう。

2
エタノールをカビに吹きかける

エタノールをスプレーにつめた後、カビに向けてエタノールを吹きかけます。

エタノールはカビを分解し、乾くのも早い優れものです。

おすすめ 商品

商品画像
消毒用エタノールIPA 500ml (指定医薬部外品)
3
乾いた雑巾で拭く

エタノールを吹きかけた約15分後に乾いた雑巾で拭きます。

カーペットが乾けば無事カビ取り完了です!

しかし、最後にカーペットに直接触れている床にカビが付着していないか要注意!

もし付着していたら、カーペットと同じようにカビ取りをしてください。

それでも取れないカーペットのカビに

これだけやってもとりきれない…そもそもカビが広がりすぎている…となやんでいるあなたへ!

プロのクリーニングへ

自分でやって無理ならばプロのクリーニングに出すのが最終手段。

2,000~3,000円でしっかりときれいになるので、手間を考えれば初めからクリーニングに出してもいいかもしれません。

買い替える

わざわざカビ取りをするのが面倒くさいと思う方は、思い切って買い替えるのも手ですね。

カーペットはピンきりですが安いものだと数千円で購入できるので、特にこだわりがないならば安く買い替えることができます。

カーペットのカビを取る時の注意点

カーペットのカビ掃除には、いくつかの注意点があります。 再びカビを発生させてしまったり、身体に害を与えたりしないためにも、しっかり覚えておきましょう。

掃除中は換気する

掃除中は目に見えないカビが、周囲へ散らばります。 かならず換気を行い、風通しの良い環境で作業を行いましょう。

可能であれば、屋外で作業するのもおすすめです。 屋外であっても、周辺にカビが飛び散る可能性があります。

マスクやゴーグルなどで、身体にカビが付着しないように、ガードしながら作業しましょう。

掃除機は使用しない

先ほど、カビ掃除の手順で、カーペットに掃除機をかけ、排気に注意しながらカビを吸い取るとお話ししました。

でも、実際に排気を部屋の外に出せる家、案外少ないですよね。 そんな時には、無理せず掃除機は使わない、という手段もあります。

掃除機の排気を上手にコントロールできなかった場合、部屋中にカビが散らばり逆効果になってしまう可能性も……。 こうなってしまうと、カーペットだけでなく、部屋のいたるところでカビが発生する原因になります。

カーペット内の汚れが気になる場合は、カビ除去の作業を行ってから、掃除機をかけても間に合います。 何がなんでも掃除機をかけるのではなく、臨機応変に対応したいですね。

掃除機でしっかり吸い取りたい場合は、カビを逃さない高密度なフィルターの掃除機を使う、という方法もあります。

「Dibea UV-10 布団クリーナー」

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Dibea UV-10 布団クリーナー

目の細かいフィルターの掃除機が一つあれば、花粉やダニ対策にも使用できて便利です。

しっかり乾燥させる

消毒用エタノールは、乾きやすいことで知られていますが、大量に噴きつけた場合は、乾いたぞうきんで拭いた後も、まだ水分が残っています。

この状態で放置してしまうと、再度カビが発生してしまう原因に! 当然、掃除が終わったカーペットを、すぐ床に敷いてしまうのはNGです。

風通しの良い場所で、中までしっかり乾燥させてから、使うようにしましょう。 より早く乾燥させたいなら、ドライヤーや布団乾燥機を使用して、乾かす方法もあります。

洗濯表示に問題がなければ、コインランドリーの乾燥機を使うのも良い方法です。 温風を使うことで、雑菌やダニ対策にもなります。

特に厚みのあるカーペットは、奥までしっかり乾かすまでに、どうしても時間がかかります。 せっかくカビ退治をしても、復活してしまったら二度手間ですから、焦ることなく、時間をかけて乾燥させてくださいね。

カーペットのカビを予防するためには?

そもそもカビが生えないことが一番ですよね!こまめに湿気をとってカビの発生原因を防いでいきましょう!

カーペットをめくる

掃除の際にカーペットをめくることで、裏側に風をあてて湿気を取りましょう。

定期的なカーペット掃除

カビのエサとなる皮脂汚れやほこりを除去するために、粘着テープなどを使ったカーペット掃除を定期的に行いましょう。

湿気をためない

除湿器やエアコンをつかって部屋の湿気をなくし、カビの好む湿気の多い環境をつくらないことを心がけましょう。

まとめ

カーペットのカビの取り方をお伝えしてきました。

こまめにカーペットをめくり湿気をためないようにし、粘着テープなどをつかった掃除でほこりを除去することが大事です。

二度とカビを発生させないようにしましょう!