カーペットにいつのまにかカビがっ!
なんてことありませんか?
表に見えてなくてもカーペットをめくって裏側を見てみれば、カビがびっしりついていることもあるんです。
カビを放置しておくと見た目が悪いだけでなく、感染して人体に影響を与えてしまうことも。
そこで、自分で簡単にできるカビをとる方法をお伝えします!
そもそもカビはどのようなところで発生するのでしょうか?
カビは湿度70%以上の環境を好みます。
カーペットと床の間は空気の通りが悪く湿度が上がりやすいので、非常に発生しやすくなっているんです。
定期的にカーペットをめくるなどして、湿気を減らすことを心がけましょう!
カビは汚れがたまっている場所に発生します。
汚れとは皮脂や汗、ほこりなどのことで、カビのエサになるものです。
特にカーペットなど直接肌が触れるものには皮脂や汗がこびりつきやすく、ほこりもたまりやすくなっています。
カーペットを歩く際は、汚れがつかないようにスリッパなどを履くようにしましょう!
では実際にカーペットのカビを取っていきましょう!
まずカーペット全体に掃除機をかけます。
このときカビの胞子の飛び散りを防ぐために、掃除機の排気をカーペットにかけないようにしましょう。
エタノールをスプレーにつめた後、カビに向けてエタノールを吹きかけます。
エタノールはカビを分解し、乾くのも早い優れものです。
おすすめ 商品
エタノールを吹きかけた約15分後に乾いた雑巾で拭きます。
カーペットが乾けば無事カビ取り完了です!
しかし、最後にカーペットに直接触れている床にカビが付着していないか要注意!
もし付着していたら、カーペットと同じようにカビ取りをしてください。
これだけやってもとりきれない…、そもそもカビが広がりすぎている…となやんでいるあなたへ!
自分でやって無理ならばプロのクリーニングに出すのが最終手段。
2,000~3,000円でしっかりときれいになるので、手間を考えれば初めからクリーニングに出してもいいかもしれません。
わざわざカビ取りをするのが面倒くさいと思う方は、思い切って買い替えるのも手ですね。
カーペットはピンきりですが安いものだと数千円で購入できるので、特にこだわりがないならば安く買い替えることができます。
カーペットのカビ掃除には、いくつかの注意点があります。 再びカビを発生させてしまったり、身体に害を与えたりしないためにも、しっかり覚えておきましょう。
掃除中は目に見えないカビが、周囲へ散らばります。 かならず換気を行い、風通しの良い環境で作業を行いましょう。
可能であれば、屋外で作業するのもおすすめです。 屋外であっても、周辺にカビが飛び散る可能性があります。
マスクやゴーグルなどで、身体にカビが付着しないように、ガードしながら作業しましょう。
先ほど、カビ掃除の手順で、カーペットに掃除機をかけ、排気に注意しながらカビを吸い取るとお話ししました。
でも、実際に排気を部屋の外に出せる家、案外少ないですよね。 そんな時には、無理せず掃除機は使わない、という手段もあります。
掃除機の排気を上手にコントロールできなかった場合、部屋中にカビが散らばり逆効果になってしまう可能性も……。 こうなってしまうと、カーペットだけでなく、部屋のいたるところでカビが発生する原因になります。
カーペット内の汚れが気になる場合は、カビ除去の作業を行ってから、掃除機をかけても間に合います。 何がなんでも掃除機をかけるのではなく、臨機応変に対応したいですね。
掃除機でしっかり吸い取りたい場合は、カビを逃さない高密度なフィルターの掃除機を使う、という方法もあります。
「Dibea UV-10 布団クリーナー」
おすすめ 商品
消毒用エタノールは、乾きやすいことで知られていますが、大量に噴きつけた場合は、乾いたぞうきんで拭いた後も、まだ水分が残っています。
この状態で放置してしまうと、再度カビが発生してしまう原因に! 当然、掃除が終わったカーペットを、すぐ床に敷いてしまうのはNGです。
風通しの良い場所で、中までしっかり乾燥させてから、使うようにしましょう。 より早く乾燥させたいなら、ドライヤーや布団乾燥機を使用して、乾かす方法もあります。
洗濯表示に問題がなければ、コインランドリーの乾燥機を使うのも良い方法です。 温風を使うことで、雑菌やダニ対策にもなります。
特に厚みのあるカーペットは、奥までしっかり乾かすまでに、どうしても時間がかかります。 せっかくカビ退治をしても、復活してしまったら二度手間ですから、焦ることなく、時間をかけて乾燥させてくださいね。
そもそもカビが生えないことが一番ですよね!こまめに湿気をとってカビの発生原因を防いでいきましょう!
掃除の際にカーペットをめくることで、裏側に風をあてて湿気を取りましょう。
カビのエサとなる皮脂汚れやほこりを除去するために、粘着テープなどを使ったカーペット掃除を定期的に行いましょう。
除湿器やエアコンをつかって部屋の湿気をなくし、カビの好む湿気の多い環境をつくらないことを心がけましょう。
カーペットのカビの取り方をお伝えしてきました。
こまめにカーペットをめくり湿気をためないようにし、粘着テープなどをつかった掃除でほこりを除去することが大事です。
二度とカビを発生させないようにしましょう!