天井掃除完全マニュアル!ワイパーを使ってほこり・油・ヤニを撃退!
家のお掃除で気になるのは床や窓など普段目につきやすい所ではないでしょうか。
しかし、気づかないうちにどんどん汚れていっている場所があります。
「天井」です。
知らず知らずのうちにホコリが溜まっていたり、キッチンでは油汚れが蓄積されていたりします。タバコのヤニも汚れの原因ですね。
天井の汚れは気になるけど、どうやって掃除するのが効果的かわからないという方に向けおすすめの掃除方法をご紹介していきます。
そもそも天井は掃除するべき?
天井掃除のマニュアルをお伝えする前に!
そもそも天井掃除はするべきなのか否かに触れてみましょう。
「天井なんて一度も掃除したことない」
という方も、一緒に考えてみてくださいね。
そもそも天井って汚れるの?
普段はあまり目を向けませんが、ふと気が付くと、天井にはほこり・原因の分からないシミ・汚れなどがついていますよね。
天井は私たちの真上にあるので、埃やゴミがあれば落ちてきそうなものですが…。
一体なぜ、付着してしまうのでしょうか?
天井が汚れる原因は、大きく分けて3つあります。
まずはその3つの原因を詳しくチェックしてみましょう!
原因1「湿気」
梅雨や台風シーズンなどで雨が続いたり、洗濯物を部屋干ししていたり…。
部屋の湿度が上がると、天井がしっとりと湿った状態になってしまいます。
このしっとり状態が続くと、普段は舞い降りてくるはずのほこりが天井につき、汚れてしまうのです!
原因2「油」
特にキッチンの天井に多いのが、油汚れです。
料理中は、換気扇を回していても、目に見えない小さな油分が空中を舞い、天井へ付着してしまうんです。
天井が油っぽい状態だと、さらにほこりがつきやすくなり、天井がどんどん汚れてしまいます。
原因3「タバコのヤニ」
室内でタバコを吸う場合は、天井にヤニが溜まってしまう可能性が高いです。
ヤニの混じった煙が天井までたどり着き、シミや汚れの原因になってしまうんです!
ヤニ自体による着色もありますが、ヤニ汚れはベタベタしているため、さらにほこりが吸着し、汚れが広がってしまう可能性もあるので、注意してくださいね!
それを踏まえて天井は掃除すべきなのか
湿気、油、ヤニ。さまざまな理由で汚れてしまう天井。
「面倒だから」
と放置してしまって良いのでしょうか?
天井のほこりや汚れをそのままにしてしまうと、汚れがどんどん溜まっていき、新たなシミの原因になります。
また、寝室などの場合は、寝ている間に天井からのほこりが落ちてくる場合があり、身体へ悪影響を与える場合もあるでしょう。
通常であれば年に1~2回程度で良い天井掃除ですが、何年も放置してしまうと汚れが落ちにくくなります。
未来の自分に面倒をかけないためにも、天井は定期的に掃除するべき場所といえます!
お部屋の天井を掃除する
まずは寝室や子ども部屋などの天井を掃除する方法です。
寝室も子ども部屋も、寝るときに使うってのがほとんどでしょう。
そうすると、天井のほこりなんて気にならないんじゃありませんか?
床がカーペットだったりしたら尚更、掃除するって発想すら起きないかもしれません。
でもリビングなんかは、お客さんが来ることもある場所なので、綺麗にしておきたいですよね。
・掃除機
・ワイパー(柄の長いもの)
・マイクロファイバー素材の雑巾 or ポリプロピレン製のハタキ
・マスク
寝室とかを掃除するなら、ベッドなどにホコリが被らないよう新聞紙などでカバーをしましょう。
できれば、程度でいいです。重いですからねー。
マイクロファイバー製の雑巾なんかを装着してホコリを絡めとっていきましょう。少し湿らせておくといいかも。
ホコリが舞うのをある程度は覚悟して、換気をしてマスクをつけるようにしてくださいね。
これも必須じゃありません。ポリプロピレン製のハタキで、叩いて落とすというよりは静電気で集めていきます。部屋の環境や自分の身長なんかで使い分けてください。
キッチンの天井を掃除
一番気になると言っても過言ではないのがキッチンの天井。料理をすればどうしても油汚れが天井についてしまうもの。
放置するとべったり付いちゃうので、半年に1度ぐらいはお掃除したいポイントです。
ワイパーに雑巾を取り付け、汚れの目立つ箇所は後回しにして、汚れの少ない部分から掃除していきましょう。
・マイクロファイバー素材の雑巾
・アルカリ電解水
雑巾にアルカリ電解水を吹きかけておきましょう。その雑巾をワイパーに取り付けます。
おすすめの商品
天井を拭くための雑巾には、こちらを吹きかけましょう。
天井の油汚れももちろん、壁についたタバコのヤニや垢の掃除にも便利で、しっかり汚れを落としてくれますよ♪水拭きではとれない雑菌を落とすことができるため、食卓に使うのもおすすめです。詰め替え用もあります。
天井をこするように掃除していきましょう。
換気扇まわりなど汚れの強い箇所を最後に掃除して、完了です。
アルカリ電解水はもともと水なので、度拭きする必要はないのでそのまま乾くのを待ちましょう。
とはいえアルカリ電解水も洗剤、目などに触れないようご注意ください。
天井のヤニを取り除く
最後にヤニ掃除の方法をご紹介いたします。
タバコを吸うと避けられないヤニ汚れ。沈着してしまうと取り除くのが非常に困難になってしまうので、こまめに掃除したいところです。
・ワイパー(柄の長いもの)
・マイクロファイバー素材の雑巾
・中性洗剤
ホコリがあると邪魔なので、初めにキレイにしておきましょう。
2. 水拭きしてみる
ヤニは水溶性なので、付着したばかりの汚れなら水拭きだけでも簡単に落ちます。
ある程度時間が経ったものには効果がないので、洗剤を使いましょう。
水拭きできる天井か確認してから掃除するようにしてください。
ビニールクロスの一般的な天井なら問題ないとは思いますが、一応目立たない箇所で試し拭きするようにした方が安心です。
中性洗剤をぬるま湯に100倍に薄め、雑巾に吹きかけて使ってください。
洗剤の中でもオレンジオイルが含まれたものは強力にヤニを落としてくれます。
薄めた洗剤で拭き終わったら、水拭きで2度拭きするようにしてくださいね。
まとめ
あまり日頃意識して見ることのない天井ですが、実はよくよく見てみると汚れているもの。
目線より上を掃除することになるので、洗剤が顔や目にかからないよう気をつけて掃除してくださいね。
まあ、僕の実家は吹き抜けなので天井の掃除なんて手ぇ届かないんですがね!!!