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更新日 :2018年10月23日

落ち葉の掃除をレレレのおじさんより上手になりたい人に読んでほしい

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秋になると気になってくる落ち葉の存在。
紅葉は秋の風物詩ではありますが、落ち葉の掃除は大変ですよね。
落ち葉はそのまま放っておくと、害虫や蛇が冬眠の場所にしてしまう可能性があります。必ずお掃除しましょう。

落ち葉掃除といえば真っ先に思いつくのが竹ぼうき熊手ではないでしょうか。
他にもブロワーと呼ばれる掃除機のような機械もあります。

ここではそれぞれの道具を使ってお掃除するときのポイントを紹介します。
また、掃除したはいいけど、落ち葉をどうやって片付けたらいいのかわからない!という方のために落ち葉の再利用方法もご紹介します。

落ち葉の掃除に活躍するアイテム

落ち葉掃除に役立つものと言えば竹ぼうき熊手ブロワーの3つ。そしてちりとり。
活躍ぶりを1つ1つ見ていきましょう。

竹ぼうき

代表的な落ち葉のお掃除アイテムです。屋外の掃除において竹ぼうきがよく見られるのは、素材が頑丈でアスファルトのように地面が固い場所でもほうきがへこたれることなく掃除ができるからです。
使い方としてはぐっと力を込めるのではなく、サッサッと地面を撫でるように掃くのがコツ

 

熊手

熊手も竹ぼうきと同じく竹製です。でも、落ち葉に触れる部分がまとまっているわけではないので、竹ぼうきほど丈夫ではありません。どちらかというと柔らかい土などの地面のお掃除に向いています
また、ひっかき集めるように使うため、広範囲の落ち葉をかき集めるのに有効です。竹ぼうきと使い分けるとグッとお掃除がはかどります。

 

ブロワー

最後にご紹介するのはブロワー。これは、大きなドライヤーのようなもの。風で吹き飛ばすことで落ち葉を1か所に集めることができます。

吹くだけでなく、吸う機能が付加されたブロワーバキュームもあります。これは吹いて集めて吸い込むという使い方ができます。広い範囲でも楽々です。ただ、下が土の場合は土も一緒に吸い込んでしまうため、おすすめできません。

 

ちりとりの上手な活用法

せっかく落ち葉を集めてきても、それを回収するものがないと困ってしまいますよね。また、普通のちりとりでは竹ぼうきで上手に入れるのが難しい…ゴミ袋に入れるときに落ち葉がこぼれてしまう…などいろいろと問題が。
そんな時に役立つ「落ち葉用のちりとり」もあります。

普通のちりとりよりも口が大きく、袋状になっているものや、ごみ袋と合体させて直接袋に落ち葉を入れられるものがあります。

こちらはごみ袋と合体させることができるちりとり。レジ袋などをセットして落ち葉を集めてそのまま袋ごと捨てられる便利なグッズです!

 

掃除をするときのポイント

落ち葉の掃除なんて簡単カンタン♪と思ってる人が9割だと思います。
が、念のためにポイントを4つお伝えしますね。

掃除は天気のいいときに

掃除は晴天が続いている時期にしましょう。落ち葉は雨に濡れて水分を含んでしまうと、集めにくくなるため余計に時間がかかってしまいます。

 

砂利にはブロワー

落ち葉の掃除をしたいところが砂利の場合はブロワーが大活躍します。砂利だと石の下に落ち葉が潜り込みやすく、掃除にかなり手間取ります。
ほうきや熊手を使っても石を一緒に集めてしまうため、面倒です。ブロワーなら風で軽い落ち葉だけが舞うので集めやすく、重たい石は動かないので落ち葉だけをピンポイントで集めることができます。

 

側溝の落ち葉も掃除

側溝に落ち葉が散らかっているままだと、側溝の排水が詰まってしまうこともあります。軽くほうきで掃除するか、ブロワーで吸引するのがおすすめ。

 

燃やさない

これはポイントというよりも注意点ですね。
集めた落ち葉は燃やさないこと。煙が近隣の迷惑になるだけでなく、燃えた落ち葉は舞いやすいので火事のもとにもなりかねません。

 

落ち葉の再利用方法2つ

掃除はしたものの、集まった大量の落ち葉をどうしよう…となりますよね。少量ならゴミに出してもいいかもしれませんが、あまり量が多いとかなりの困りものかもしれません。
お困りの方に朗報です。

腐葉土にする

腐葉土とは山道などにある、ふかふかの土のことです。
植物にとって栄養満点な土が腐葉土。
落ち葉があれば作れるので、庭や花壇があると役立ちます。

字面から勘違いされがちですが、腐葉土は腐っているわけではありません
発酵したものです。
そのため、濡れている場合は天日干しなどで乾燥させる必要があります。

また、落ち葉と言っても、モミジ、イチョウなど広葉樹の柔らかい葉のものだけが腐葉土になります。
固い物や針葉樹(マツ、スギなど)は土と同化しないので気を付けくださいね。

それでは腐葉土のレシピを紹介します。

 用意するもの 

・バケツ
・集めた落ち葉
・土
・シャベル
・ビニールシートやブルーシート

 

   手 順  

1. バケツでミルフィーユを作る
バケツなどに落ち葉と土をミルフィーユ状にサンドします。
お庭にある普通の土でOKです。
庭がある場合は庭の隅に穴を掘って落ち葉と土を交互に入れても大丈夫です。

 

2. ビニールシートをかける
水分を含みすぎると単に腐っただけになってしまうので雨に濡れないようにビニールシートやブルーシートで覆いましょう。

 

3. 週に1度くらいかき混ぜる

新鮮な空気を触れさせるために週に1度程度かき混ぜましょう。
上下をひっくり返すような感じでかき混ぜるのがGOOD。

もしこのとき、乾燥してカラカラの状態であれば、ジョウロなどで全体的に湿らせる程度に水を足しましょう。
3カ月ほどで黒い腐葉土になります。

 

ネットオークションで売る

実は落ち葉ってネットで売れるんです。
ただし、上に書いたような、モミジやイチョウなど広葉樹の柔らかい葉で腐葉土に適したものや、ザリガニなどのエサとして活用できるものに限られます。

それでも落ち葉がお金になるのなら嬉しいですよね。
乾燥した落ち葉が多くて処理に困る場合は、選択肢の1つにしてみてもいいのではないでしょうか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
秋らしくてキレイだけど、掃除が大変な落ち葉たち。
実は有効に活用する方法があるんですね。
ぜひ試してみましょう。

毎年お困りの様ならブロワーを買うのもおすすめです。
1~2万円で購入できますよ。