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更新日 :2020年05月06日

観葉植物の手入れは水・肥料だけじゃない!長く元気に育てる秘訣とは

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最近人気が高まってきている観葉植物
カフェやオフィスなんかでよく見かけたりしますよね♪

観葉植物を持っているけど、お手入れってどうすればいいの!とお悩みのみなさん!

今回はそんなみなさんに観葉植物のお手入れについて教えちゃいます!

観葉植物について少し知っておくとお手入れがしやすくなると思うので、まずは観葉植物の特徴について見ていきましょう!

観葉植物について知ってみよう!

一般的に、日光の少ない場所でも耐えることができ、室内で育てることのできる植物を観葉植物といいます。

普通の植物より長生きするのが特徴です。

乾燥に強く水やりの頻度が少ないので手間がかからず、インテリアとしておしゃれにおけるなどの理由で人気が急上昇してるんです♪

ですが、観葉植物には寒いのが苦手だったり、カビの住み家になったりとデメリットもいくつか…。

そんなデメリットを解決するために欠かせないのが、普段のお手入れ!

水やりの仕方や温度管理など、少し意識してあげるだけで観葉植物は長生きしてくれます。

それではさっそく観葉植物のお手入れの仕方を一緒に見ていきましょう!

水はいつ、どのくらいあげたら良いの?

水やりって一日一回くらいやればいいんじゃないの?と思っている人も多いのではないでしょうか。

でも実はそうではないんです!

水やりの基本の考え方となるのが、

・土が乾いたら水をあげる
・水をかける前に土の中を確認する
・水はたっぷりあげる

の3つです。

このルールさえ守れば水やりに関してはバッチリです。

土が乾くとはどんな状態?

水やり直後は土は水分をたっぷり含み黒っぽい色になりますよね。

その黒っぽかった土は時間の経過と共に白っぽい茶色の土に戻っていきます。

土の色が白っぽい茶色に戻ったら、土が乾いたというサインです!

水をあげる前に中を確認しよう!

土の表面が白っぽくなっているからといって水をかけるのは危ない行為なんです!

乾いているのは土の表面だけで、中を見てみると水分を含んだ黒っぽい土が隠れているかもしれません。

その状態で水をあげてしまうと、根が腐ってしまって、正常に機能しなくなってしまう恐れがあります…。
水やりをする前に中を確認するようにしてみてください。

水をたっぷりとはどのくらい?

水をたっぷりとは、水が土全体に浸透している状態のことです。

具体的には鉢の下から水が染み出るくらいがベストです!

意外と水を多くあげていいんだと思うかもしれませんが、土の中身をしっかり確認してから水をあげればまったく問題ありません!

葉っぱだってお手入れは必要!

観葉植物をふと見ると葉っぱにホコリが…。

なんてことがあるのではないでしょうか。

観葉植物はインテリアとして部屋に置かれていることが多いので、葉っぱにホコリがたまりやすいんです!

そのままにせずしっかりお手入れしてあげましょう!

葉っぱのお手入れには水拭きがベスト!

ついたホコリを落とすために、暖かい春や夏などには水拭きし、リフレッシュさせてあげてください!

逆に、寒い時期は水拭きをするのはやめて、1枚づつ乾拭きをしてあげるのがよいです!

葉っぱだって日焼けします!

よく育つようにと葉っぱに日光を当てすぎても葉っぱは変色してしまいます。

葉っぱの色が変わってしまったら、日光の当たらない場所に移動してあげてください!

適度な日光が観葉植物には必要なんです!

植物の成長に欠かせない肥料の与え方

鉢植えで観葉植物を育てる場合には土に含まれる養分では足りません!

それを補ってくれるのが肥料です。

早く育ってほしいからたくさんあげよう!という考え、実は危険なんです!

みなさんが勘違いしがちな肥料を与える時期と頻度、量などを見ていきましょう!

肥料の基本成分

肥料の基本成分は

・窒素
・リン酸
・カリウム

の3つです。

この3つにはしっかりと役割があります!

窒素→茎や葉の成長をサポート
リン酸→花や実の部分の成長をサポート
カリウム→根や茎の成長をサポート

 

三つの要素はこのように違う部分をサポートしています。

この三大要素がバランスよく含まれた肥料が最も効果的です。

肥料を与える時期

観葉植物は気温が15℃以上になる4月~10月の間が成長期です。

成長期になると肥料をよく吸収するので、この時期に肥料を与えてあげるのがよいでしょう。

逆に気温が10℃以下になる11月~3月の間は観葉植物の生育が止まっているので、肥料を与えても吸収しません。
与えるのを控えるのがよいでしょう。

肥料を与える頻度

肥料を与える頻度は肥料の種類によって異なりますが、顆粒肥料の場合は大体2か月に一度のタイミングで与えるのがよいでしょう。

水に溶かす液体肥料は大体2週間に一度与えるのがよいでしょう。

肥料を与える量

肥料を与えすぎると土の中の肥料濃度が高くなり、根から栄養を吸収できなくなります。

また、根の水分を失われ、逆に枯れてしまいます。

肥料を与える量は商品の説明書きをよく読み、適正量を与えるようにしましょう!

植物をもっと元気に育てよう!

水と肥料をちゃんと与えておけば大丈夫!と安心してはいけません。

観葉植物を長生きさせるために注意しておきたい大事なポイントがまだまだあるんです!

その大事なポイントは

・日光の当て方
・温度管理
・風通し

です。

この3点を注意するだけで、観葉植物は長く元気に育ってくれるので意識してみましょう!

日光の当て方

まずは日光の当て方です。

観葉植物はどのくらい日光を当てるのがよいのでしょうか!

夏は日差しが強いので、人と同じで葉っぱも日焼けをしてしまいます。

カーテン越しに日光に当ててあげるのが理想的です。

 

温度管理

観葉植物は一般的には15℃以上の気温で元気に育ち、10℃を下回ると元気がなくなると言われています。

観葉植物は基本的には寒さに弱い植物なので、温かい室内で育ててあげてください!

特に、冬は観葉植物にとって過ごしにくい季節です。
冬は外に出さず、適度に日が当たる場所に置くようにしましょう!

風通し

水やりや日当たり、温度を意識するので十分じゃないの?と思いますが、風通しもとっても大事なんです!

生乾きの服を想像してみてください!
カビ臭くなってしまいますよね。

観葉植物もそれと同じで、風の通り道がないとカビが発生してしまうかもしれません!

カビは病気にも繋がるので、風通しの良い場所に置いてあげましょう!

観葉植物が困ってる!そんな時のトラブル対処法!

ちゃんと育てているはずなのに、なんか植物が大変なことに!なんてことがあるのではないでしょうか。
そんな時の対処法を一緒に見ていきましょう!

観葉植物が乾燥してしまった時

観葉植物も乾燥している場所に置いていたりすると乾燥してしまうのです。

観葉植物が乾燥してしまう原因は主に2つあります。

1つ目は水不足です。
先ほども言いましたが、水やりのタイミングを意識してあげましょう。

2つ目は周りの空気が乾燥している場合です。

エアコンの風が直接当たる場所など、乾燥しやすい場所には置かないよう心がけましょう!

置く場所を工夫することで、乾燥を防ぐことができます。

根腐れ・根づまりしてしまった時

鉢の中をそのままにしておいてしまうと根腐れ根づまりを起こしてしまいます。

根腐れや根づまりが起きると成長が止まったりしてしまう危険がたくさんなんです!

根腐れ

根腐れとは鉢の中がずっと湿った状態になって根が腐ってしまうことです。

根が腐ってしまうと酸素が吸えなくなり、窒息状態になり葉っぱの色が変色したりしてしまいます。

そんな時は根についた土をほぐしながら、丁寧に落としてあげてください。

また腐っている根ははさみで切り落としてあげましょう!

根づまり

また根づまりというのが起きてしまう場合もあります。

根づまりというのは根が成長しすぎて鉢の中がいっぱいになってしまい、通気性や水はけが悪くなったりすることを言います。

それによって根が酸素不足になって弱り、やがて根腐れを起こしていきます。

葉っぱが白くなったり、斑点が出てきた時

そんな時は多くの場合カビや害虫の仕業です。

ちゃんと育ててきたから大丈夫!と安心して放置しておくと葉っぱが病気にかかってしまう恐れがあります。

また、葉が生い茂ってしまうと風通しが悪くなって、カビが好む高温多湿の空間が生まれやすくなります。

茂りすぎた葉は適度に剪定してあげてください。

おすすめの観葉植物

それでは最後におすすめの観葉植物を紹介していきます。

ガジュマル


ガジュマル陶器鉢植え

まずはガジュマルという植物です。

とってもかわいい名前でどんな可愛いものが出てくるの?と思う方もいると思いますが、

見た目は可愛いというよりは独特な感じです。

なぜこの植物がおすすめなのかと言いますとガジュマルは環境適応性があり、生命力がとっても強いんです!木の根はコンクリートやアスファルトを突き破るほどの強さを持つと言われています!

また、あまり水をあげる必要がないので忙しい方にはぴったりの植物です。

シェフレラ


シェフレラ・コンパクタ 

この植物は最も育てやすいと言われています。

なぜなら日陰から日向まで置くことができ、丈夫で寒さにとても強いからです!
冬でも外に置いておいて大丈夫なんですよ。

あまりお世話しないで外に置いておける観葉植物が欲しいという方にはぴったりです。

サンスベリア


サンスベリア・ローレンティー

この植物は見た目はちょっととげとげしていますが、すごい能力を持っているんです。

その効果とは「空気洗浄能力」です。

サンスベリアは空気清浄効果が高く、サンスベリアがあるところは空気がどんどんきれいになっていくと言われています。

部屋の空気を綺麗にしたい!という方にはおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
みなさんも観葉植物のお手入れについて少しは理解できましたでしょうか。

みんな育てているから楽なのかな~と思うこともあるかと思いますが、意外と気を付けないといけないことも多いのです。
ちょっと気を付けてあげるだけで、観葉植物は長生きします。

自分に似合った植物を見つけて皆さんも観葉植物を育ててみましょう!