HOME
更新日 :2021年04月27日

雨漏りの修理費用はいくらかかる?プロに原因調査を頼んで早めに修理

この記事をシェアする FaceBook X LINE Pinterest

雨が降っていると、テンション下がりませんか?

傘を差さなきゃいけないし、足元が濡れるし、視界が悪いし…。

そしてお家が雨漏りしてしまったら?
テンションが下がるどころじゃないですよね!

カビが生えてきそうだし一刻も早く修理したいけど、一体いくらかかるんだろう?

そんな疑問にお答えします!

なんで雨漏りしたんだろう?

そもそも、なんで雨漏りしてしまったんだろう?
その原因はたくさんありますが、その中で多数を占めているものをピックアップしていきます!

棟板金・雨樋の浮き

棟板金と雨樋ってどこ?と思った方は、上の図を見てください。

棟板金は屋根の1番高いところに設置されているので、常に雨水や強風に当てられています。

主に釘で固定されているので、強風で棟板金が上に押し上がるため緩んでしまうことが…。

雨樋も、枯葉がつまっていたりすると逆流して家のつなぎ目から雨水が侵入し、雨漏りの原因になってしまうんです!

経年劣化

経年劣化とは、年数が経って古くなって劣化していくこと。これは全部の建築物でなります。

塗装が剥げたり、部分的に破損してしまうとすき間が生まれ、そこから雨水が侵入してきます。

台風などの自然災害

台風の強烈な風雨が屋根材を破壊し、雨漏りを発生させることも!

台風など大きな自然災害が起こったあとは、どこか壊れていないか家全体を確認してくださいね。

原因をざっくり紹介していきましたが、詳しく原因が知りたいな…。という場合には、こちらの記事をどうぞ!

雨漏りの修理費用の相場はいくら?

結論から言うと、雨漏りを直すためにかかる費用は数十万円!

ひえ~高い!

追い打ちをかけるようですが、雨漏りの影響範囲が大きい場合は、違う場所も工事するので費用がかさんでしまうことも…。

費用がかさむ前に一刻も早く直したいですが、すぐ業者さんに頼むのはストップ!

修理費用は、どの業者さんに頼んでも全部同じという訳ではないんですよ。

その理由は、それぞれの費用設定が違うから

屋根・外壁材の値段や⼈件費は、それぞれの経営⽅針によって変わります。

主な費用の目安は以下のようになります。

・屋根からの雨漏り:5~30万円(軽度)、35~75万円(中程度)、80~200万円(重度)

・天井(屋内)の雨漏り:5~15万円

・ベランダからの雨漏り:5~15万円

・外壁からの雨漏り :5~50万円(軽度)、80~200万円(中~重度)

・窓枠・サッシからの雨漏り:5~25万円

また、⼤⼿のハウスメーカーに依頼すれば下請けに出すため手数料がかかりますよね。

このように、修理費用は業者さんごとに異なっているので、比較してから頼みましょう!

雨漏りの原因を調査したい!

雨漏りの原因が分からない…。

もやもやする方は、調査してみてはいかが?

雨漏りの原因を特定するのは難しいものですが、原因の特定をしやすくする調査があります。

費用は修理費と別でかかってしまいますが、原因を特定せずに修理してまた壊れた…。なんてことをなくすためにもおすすめします!

目視による調査

目視とは、建物を目で見て現状を確認する方法。

屋根のズレや外壁のヒビ割れなど、目で原因を特定できた場合は調査費はかからない割合が高いんですよ。

散水調査

雨漏りが一時的に止まっているとき、発生箇所と思われる部分にホースで水を流す方法を散水調査といいます。

屋根など高い位置で作業する場合、足場代がかかるため高額に…。

その他にも家の水道を使うため、水道代がかかります。

発光液調査

発光塗料を混ぜた調査液を散布し、屋根裏や室内から紫外線を当てて、侵入経路を調査する方法。

塗料が発光することにより、漏水している箇所を特定できるんですよ。

雨漏りしている場所が複数ある場合に多く使われます。

赤外線サーモグラフィー調査

建物の外から赤外線サーモグラフィーを当てることにより、建物内の温度差がある箇所を確認します。

雨水が染み込んでいる場所は温度が低いため、変色した部分が雨漏りしていると判断できるんです!

雨漏り防止対策は2つ

そもそもの話、雨漏り自体引き起こしたくはないですよね。

屋根は高い位置にあるのでいちいち確認することはできませんが、なるべく起こさせない方法ならあります!

それは、

・屋根を定期点検する
・すき間を埋める

という作業をすること。

1つずつ紹介します♪

屋根を定期点検する

もしも天井にシミを見つけたら、雨漏りしやすい状態になっているかもしれません。

点検口がなかったら天井裏を確認できないため、業者さんにみてもらいましょう!

業者さんにお願いする場合はおよそ数万円かかってしまいますが、知識や雨漏り修理に数十万円かかってしまうと考えれば安いものですよね。

すき間を埋める

雨の侵入する場所は、穴があるところ。

もし自分の外壁にすき間や穴があったら、道具を使って埋めてみましょう!

最近はホームセンターでお手軽に購入できるものがあります。

おすすめ 商品

商品画像
セメダイン 変成 シリコーンシール 多用途 外壁 内装 屋根 333ml ホワイト SM-201

こちらのシーリング材は、説明書付きなので初心者におすすめ。

耐久性が強いので、強い雨風にさらされても大丈夫なんですよ!

雨漏りの修理を自分で行う方法

雨漏りした場合、自分で修理するにはどのような方法があるのでしょうか?

以下のような方法で雨漏りを修理することは可能です。

・ブルーシートで応急措置

・防水テープを貼る

・板やアルミをはる

・コーキングする

しかし、あくまでも応急処置となりますので、自分で修理する場合でもその後プロの業者などに頼んだ方が良いでしょう。

ここでは、雨漏りの修理方法について詳しく解説していきます。

ブルーシートで応急措置

雨漏りがひどい場合は屋根の上からブルーシートかけましょう。

ブルーシートは少し大きめの物を用意したほうが、かぶせやすいです。

また、屋根の上に登って作業することになるので、事故防止のためにも雨が降ってる時はやめておきましょう。

2人1組で作業することにより、万が一の場合迅速に対応することができます。

1人は作業担当、もう1人は補助や連絡担当などのように役割を決めておきましょう。

防水テープを貼る

防水テープを貼ることにより雨漏りしている場所を防ぐことができます。

窓やサッシなどで雨漏りしている場合、応急処置としてすぐに処理できる方法です。

しかし、紫外線などにあたるとだんだん剥がれてきてしまうので、あくまでも応急処置ということを頭においておきましょう。

板やアルミをはる

本格的に修理したい場合は、板やアルミをはるという方法が考えられます。

注意すべき点は、素人が他に作業すると、その後プロに頼ん 作業がしにくくなるということです。

貼り付けた板やアルミを一度剥がさなくてはならないため、作業の手間がかかってしまい料金が高くなる恐れがあります。

コーキングする

雨漏りしている箇所をコーティングするという方法もあります。

コーキングとはシリコン系やウレタン系などのコーキング材で隙間を埋めることです。

コーキングした場合、剥がれにくく雨漏りもしっかりと防いでくれます。

しかし、コーキングした箇所が目立っ、業者に依頼した時に除去する手間が増えるといったデメリットもあるので、その点を考えてコーキングするかどうか検討しましょう。

いい業者さん選びのポイント

それでは、業者さんに修理をお願いしていきましょう!

数十万円という大金をかけるんだから、しっかり直してもらいたい!

そんな当たり前のことですが、中には手抜きをしたり、より高い金額を請求する悪徳業者がいます。

そんなトラブルに巻き込まれないよう、きちんと施工してくれるところを選びましょう。

選ぶコツはこちらの2点。

・経験が豊富である
・原因調査が徹底的である

良さそうな業者さんが⾒つかったら、3~4社に見積もりを依頼しましょう!

相場やサービスを比較することで納得できる業者さんを選ぶことができます。

しっかり修理してくれるか不安…。
業者さんを選ぶ時間がない…!

そんな方は、「ユアマイスター」というサイトを見てみましょう!お住まいの地域から雨漏り修理のプロを探すことができます。

まとめ

いかがでしたか?

雨漏りの修理費用は数十万円。

また、その原因調査には別費用がかかってしまうので注意が必要です。

雨漏りしてしまったら、いろんな業者と比較してしっかりと直してもらいましょう!

修理してお家が元通りになったら、雨でもテンション上がりますね♪