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更新日 :2019年03月25日

手肌と爪の保護にはせっけんを!合成洗剤をオススメしない3つの理由【茂木和哉】

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こんにちは!
茂木和哉です。

せっけんも合成洗剤も、それぞれ一長一短があります。
手肌と爪のためには、せっけんをおすすめします。

せっけんをおすすめするのには、3つの理由があります。

 

理由1:皮脂が流されにくい
合成洗剤は、洗浄力が強いので、皮脂が流されやすいです。

一方のせっけんは、合成洗剤に比べれば洗浄力が弱く、皮脂が流されるのを抑えられます。
皮脂膜によって、角質層の水分の蒸発が防がれ、適度な水分によって保湿機能バリア機能が維持されて皮膚が守られます。

 

理由2:ターンオーバーが乱れにくい
せっけんは、汚れを落とし水で洗い流すことや、弱酸性の肌に触れることで、界面活性作用は無くなります。
合成洗剤のように、肌に残って刺激を与え続けることがありません。
そのため、肌のターンオーバーの乱れを抑えられます。

 

理由3:皮膚への刺激対策
合成洗剤に使われている一部の合成界面活性剤の中には、皮膚への刺激や毒性の高いものがあります。

以下は、特に注意が必要な合成界面活性剤です。
これらが主成分として含まれているものは、避けるようにしましょう。

・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
・アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム(AOS)
・ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(POEP)
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)
・ アルキル硫酸エステルナトリウム(AS)、別名:ラウリル硫酸ナトリウム
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(POER)
・アルファスルフォ脂肪酸エステルナトリウム(ASF)

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 


洗剤職人「茂木和哉」が書いた、年末の大掃除に必ず役に立つ1冊です!