HOME
更新日 :2018年10月23日

逆性石鹸とは?洗浄力低め・殺菌力強めの特性を利用した使い道とは!【茂木和哉】

この記事をシェアする FaceBook X LINE Pinterest

こんにちは!
茂木和哉です。

逆性石けんを簡単に説明すると、一般的な石けんとは「逆の性質を持っている石けん」のことです。

一般的な石けんは、水に溶かしたときに陰イオンになります。
(陰イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤)

しかし、逆性石けんは陽イオンになります。
(陽イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤)

これが逆性石けんという名の由縁です。

他にも、洗浄力が高い一般的な石けんに対し、逆性石けんは洗浄力が低く、また、殺菌力がない一般的にな石けんに対し、逆性石けんは強い殺菌力があります。

それらの特性を利用し、逆性石けんは柔軟剤や殺菌剤として薬用ハンドソープに使われています。

 


洗剤職人「茂木和哉」が書いた、年末の大掃除に必ず役に立つ1冊です!