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更新日 :2020年12月15日

海外への引越し、業者はどうする?持って行った方がいい家電は〇〇!

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海外転勤や海外留学等で海外に引越しをする時、「海外の引越しって何をどうすればいいんだろう?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

安心して海外へ引越しをするために、引越しの手順やポイントを解説します♪

手順1 引越し業者を選ぶ

引越し業者を選ぶポイント

最近では、国内だけでなく、海外への引越し料金の一括見積もりがとれるサイトも登場しています。

サービス内容や費用が異なるので、一括見積もりを取れるサイトも利用しながら、なるべく多くの引越し業者に見積もり依頼を出すことがオススメ。

選ぶポイントは、「海外引越しに精通しているか」です。

各業者ごとに、荷物の輸出入の税関手続き代行や専用の梱包材・段ボールの提供などさまざまな内容で海外引越しをサポートしています!

例えば、引越し先では系列の現地法人会社や提携先の運送業者が最終的な配達を行うことが多いようですが、中には日本人スタッフ立会いのもとで現地での荷解きまでおこなうコースを用意している業者もありますよ。

費用が安くても、海外引越の知識不足で対応がイマイチなところは後々トラブルを引き起こす可能性もあるので、日本語のサービスはあるか、荷物への保険はかけられるか、関税や検疫などに関してもアドバイスしてくれるのか、などのポイントで引越し業者をしっかりと比較し、頼りがいのある業者を選びましょう。

輸送方法は二種類

引越し業者を選ぶ際、主な輸送方法は航空便と船便の2種類となり、どちらを使うか、もしくは両方使うかを選ぶ事になります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、解説していきますね。

まず、荷物を発送してから到着するまでが、例えば行き先が米国や欧州だった場合、航空便であれば2週間前後で到着しますが船便だと1〜2ヵ月近くもかかるようです。

ただ、航空便は輸送にかかる時間は短いですが、かかる費用は船便に比べると割高ですね。

ですので、航空便は緊急性の高い少量の荷物を運ぶのに適しており、船便はその逆で、輸送にかかる時間が長い代わりに、かかる費用は控えめなので、緊急性のない大量の荷物を運ぶのに適しています。

ただし、精密機器や割れ物など、破損の恐れがあるものは、船便や、海外へ自分が向かう際の手荷物として持っていくことをオススメします!

海外旅行の際に預けたスーツケースに傷がついて戻ってきたという話をよく聞くように、空港での荷物の扱いは決して丁寧とは言えません。

そのため壊れやすい物やパソコンなど精密機械の輸送には不向きなのです。

メリット・デメリットをよく比較し、航空便と船便のどちらで荷物を送るかをよく考えましょう♪

手順2 パスポート・ビザ取得

パスポート取得

紹介するまでもないかもしれませんが、パスポートは早い段階で用意しておく必要があります。

必要となる書類は以下のものです。

用意するもの
・一般旅券発給申請書
・戸籍謄本(または戸籍抄本)
・住民票の写し
・写真
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類

以上の書類を全部そろえて、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。

申請から約2週間程度で発行されるようなので、余裕を持って手続きを済ませておきましょう。

ビザ取得

そもそもビザとは、海外へ渡航する際に、渡航国への入国を許可するための事前査証のことです。

各国大使館や領事館で発給されますよ。

ビザには渡航の目的により、さまざまな種類や条件のものがあるので、事前に確認しておきましょう。

代表的なビザの種類は、「就労ビザ」「ワーキングホリデービザ」「学生ビザ」「観光ビザ」などがありますよ。

通常、観光目的のビザの申請から発給までの必要日数は、申請受理の翌日から起算して5業務日となります。

しかし就労や長期滞在のビザや、申請内容に問題がある場合や、慎重な審査が求められるケースなどに関しては、発給までに1~3ヵ月程度の日数がかかる場合もありますので、余裕を持って手続きを進めましょう。

ビザ発給後、すぐに入国をしない場合は、発給されたビザの有効期限にも注意しましょう。

ビザの有効期限を過ぎての入国はできませんので、発給されたビザの有効期限内に入国審査を受けられるよう、渡航の準備を行いましょう。

手順3 荷造りと断捨離

ここまで準備を済ませたら、荷造りをしましょう。

国内での引越しと違い、今ある荷物を全て持っていこうとするのは全くオススメしません。

むしろ「基本は捨てる」という意識を持って荷造りをすることをオススメします。

ただ、日本ならではの家電は持って行くべきかもしれません。

たとえば、炊飯器や空気清浄機、ホームベーカリーなどです。

日本メーカーのこれらの家電は非常に高性能で海外だと購入できなかったり、できたとしても非常に高価な場合が多いですね。

また、いわゆる「日本の味」となる食べ物は、新たに購入して持っていくのもいいでしょう。

ですが上記のような特例をのぞき、基本的に家具家電、例えば自動車、自転車、バイク、大型TV、冷蔵庫、洗濯機、ベッド、タンス、ソファー、テーブル、チェアなどは輸送するより現地で購入したほうが安いでしょう。

海外の賃貸物件には家具がついている物件も多いので、そちらを利用するのもオススメです♪

まとめ

以上、海外へ引越しする際の手順やポイントを紹介しました。

これまでと全く違う生活が待っている海外への引越しは、不安が大きいですよね。

せめて、準備はしっかりとして、安心して引越しできるようにしましょう♪