レンタルスペースをプロが清掃!コンロや床の頑固な汚れも落とします
人が集まる空間って素敵ですよね。
慣れ親しんだ友人や、初めて会う人と、同じ場所で同じ時間を過ごす。
人生において、人と人とを繋いでくれる場所は、とても大切なものです。
だが、しかし!
人が集まり、楽しく語り合いながら食べたり飲んだりすれば、その空間は例外なく汚れてしまうもの。
どんなに素敵な場所でも、床やキッチンが汚れていたら・・・そこで過ごす時間も台無しになってしまうかも。
今回、そんな素敵な空間をレンタルしているスペースマーケットさんのレンタルスペースを、ユアマイスターのパートナーさんであるおそうじ革命さんに清掃していただきました。
キッチンやフロアにこびりついてしまった頑固な汚れを、プロのハウスクリーニングで徹底的に落としていく姿を徹底解説していきます!
今回の舞台
今回、対象となるレンタルスペースは新宿御苑にある「fika新宿御苑」です。
このレンタルスペースは新宿御苑前駅徒歩圏内にあり、主にパーティーでよく利用されるレンタルスペースです。
中に入ってみると、シックでモダンな空間が広がっていて、奥にはキッチンスペースもあります。
友人とのパーティーだけでなく、ちょっとした会議にも使えそうな素敵な空間ですね。
一見するときれいな空間に見えますが、スペースマーケットの高尾さんにお話を聞くと、どうやらお悩みがあるそうで・・・
「基本的に、レンタルスペースを使っていただいた後には、毎回スタッフが床やキッチンの清掃を約30分ほど行なっています。また、週に1度、通常の清掃とは別に、普段よりも細かい部分まで清掃を行なっています。」
「ですが、日々の清掃だけでは落としきれない汚れがあるんです。特に、床や換気扇といった場所は、専門の業者さんでなければきれいにすることができないと思い、今回、プロの業者さんに清掃をご依頼しようと思いました。」
なるほど。頑固な汚れには、日々の清掃だけでは対応しきれないという悩みがあったのですね。
さて、ここで早速、そんなお悩みに今回応えてくれるおそうじ革命さんをご紹介しましょう。
おそうじ革命さんとは?
おそうじ革命さんは、「KIREIを通じて人々の生活をより豊かに 」を理念に掲げ、”知恵・精神・技”で事業所からご家庭まで、様々な空間をきれいにしてくれるプロ集団です。
今回は、その中でも腕利きのプロである、猪野さんに清掃していただきました。
猪野さんは、おそうじ革命さんの新人の方々の講師もされている方だそう。これは期待に胸が高まりますね!
清掃する場所
今回、おそうじ革命さんに清掃してもらう場所は主に4箇所です。
1.ガスコンロ
元々飲食店だったスペースをそのまま活かしているので、プロ仕様の本格的なコンロです。
普段からお掃除をされているので、一見すると汚れは目立ちませんが・・・よくみると、コゲやサビが五徳についてしまっています。
また、カバーを外すと、中には汚れがびっしり。これは普段の清掃ではきれいにできそうもありません。
2.換気扇(レンジフード)
普段手の届かない場所にあるため、なかなか普段のお掃除では手が回らない場所なんだとか。
確かに、手強そうな油汚れやホコリがびっしり付いていますね。
3.キッチンフロア
一般の住宅とは違い、靴のまま立ち入るスペースのため、砂ぼこりなどの汚れが目立つそう。
1度に料理する量も多いので、油汚れも落とすのが大変そうですね。
4.イベントスペースフロア
白い木目調がおしゃれなフロアですが、そのぶん汚れも目立ちますね。キッチンフロアと同様、靴のまま立ち入るスペースのため、砂や泥といった頑固な汚れが多そう。
それでは早速、各場所の作業手順を見ていきましょう!
レンジフードの清掃
1.養生をする
炊飯器や調味料など、薬剤や汚れが付いてはいけない箇所を、徹底的に養生していきます。
2.レンジフードの内面の汚れを落とす
養生を行ったら、レンジフードの内面の汚れから落としていきます。
使用する薬剤も、掃除する箇所の素材に負担の少ないものを、場所と汚れに応じて使い分けるのがプロの仕事です。
それにしても、人がすっぽり入ってしまうサイズのレンジフードの汚れを落とすのは、見ているだけでも大変なのが分かります。
3.換気口の汚れを落とす
換気口には、油汚れだけでなく、その油を吸ったホコリがびっしり付いていました。
まずは、手袋をした手で直接、ホコリ汚れをかき出していきます。
その後、薬剤で汚れを落としていきます。薬剤では落としきれないこびり付いた汚れは、スクレイパーを使って削り落としていきます。
スクレイパーも、刃を立てすぎないように注意して削らないと、汚れを落とせないだけでなく、清掃箇所を傷つけてしまうのだそう。
4.油受けの汚れを落とす
業務用だけあって、油受けも大掛かりな仕組みになっています。
一つ一つの部品を外して、丁寧に汚れを取り除いていきます。
「そこまでやらなくても」と思ったあなた。油受けの汚れを放っておくと、悪臭の原因になるだけでなく、調理中に油がこぼれて引火する可能性だってあるんですよ!
5.拭き上げ・組み立て
内側・外側ともに拭き上げて、油受けも設置し直したら完成です。
ガスコンロの清掃
1.五徳を漬け置きする
「まず、五徳にこびりついた油汚れを、漬け置きで落としていきます。」
そう言って猪野さんが取り出したのは、養生シート。
何に使うかと思いきや、五徳をラッピングしていくではありませんか。漬け置きするんじゃないんですか?
「漬け置きといっても、実際には薬剤を染み込ませて、このシートでラップするんです。
この方が、薬剤をお湯に薄める必要もなく、また、ラップをすることで薬剤が乾くことなく浸透していくんです。」
なるほど、さすがプロの技ですね。
2.火皿部分のコゲ・サビを取り除く
金属繊維を巻き込んだスポンジやスクレイパーで、火皿やその周辺の食べカスや吹きこぼれが炭化してしまったコゲや経年によるサビを、削り落としていきます。
なお、ここでは薬剤を使わない猪野さん。何故使わないのかを聞いてみると
「火を使う場所では、薬品を使わないようにしているんです。引火してしまったり、不具合を起こす原因になるので。」
細かい部分までの配慮、さすがです。
3.コンロ台内部のコゲ・サビを取り除く
コンロ内部は空洞が多く、その壁面にはコゲや炭化した食べ物、サビなどが見受けられます。
ここでも、火に近くなるような場所ではなるべく薬剤を使用せず、使用する場合も、直接スプレーするのではなく、薬剤を手になじませて汚れている部分に浸透させていました。
なお、この箇所の汚れは相当頑固だったようで、スクレイパーを使用しながら、時間を掛けて地道にコツコツと汚れを落としていました。
4.漬け置きした五徳の汚れを洗い落とす
漬け置きしていた五徳の様子を見てみると・・・黒い汚れが浮き出て、シートにたくさん付いていますね。漬け置きの力、恐るべしです。
薬剤を洗い流す前に、金属繊維を巻き込んだスポンジで、まだこびり付いているカビやサビをこすり落としていきます。
その後、お湯でしっかりと洗い流していきます。
5.拭き上げ・組み立て
濡れていてはサビの原因になってしまうので、丁寧に拭き上げて、ガスコンロを組み立てていきます。
キッチンフロア・イベントスペースフロアの清掃
※フロアの清掃手順は基本的に一緒なので、同時に紹介していきます。
1.ポリッシャーでフロアを洗浄する
ポリッシャーとは、薬剤を撒きながら、床面をブラシやパッド等で洗浄する道具です。
操作にはコツがいるようで、例えば、薬剤を撒きすぎてしまうと、フロアの隅を洗浄する際に壁に薬剤が飛び散ってしまうとのこと。
もちろん、猪野さんはそんなことは一切なく、スムーズに清掃されてました。
2.ポリッシャーの届かない場所をパッドで洗浄する
ポリッシャーのパッドは大きな円形なので、フロアの隅や狭い箇所の洗浄が苦手です。
そこで、ティッシュペーパーBOXサイズのパッドを使って、細かい部分の洗浄を行います。
3.吸水バキュームで水気を吸い取る
吸水専用のバキュームで、フロアの余分な水分や薬剤を吸い取っていきます。
4.モップで、さらに余分な水気や薬剤を拭き取る
バキュームだけでは吸い取れなかった水気や薬剤を拭き取ります。
5.仕上げ用のパッドで、フロアを吹き上げる
仕上げ用のパッドで最後に拭き取り、フロア清掃の完成です。
写真からも、フロアがきれいになったのが見て分かりますね!
プロのクリーニングを終えて
クリーニングを終えた状態をスペースマーケットの高尾さんに見ていただきました。
「ガスコンロのコゲやサビがきれいに取れてますね。自分達では取れなかったので驚きです。」
「換気扇もきれいになっていますね。ずっと気になっていた場所なんで、きれいになって嬉しいです。」
さて、ここからは、さらに細かい部分を見て行きましょう。
五徳・火皿部分
コゲやサビが付着していたのが、きれいになっているのがよく分かります。
スタッフの方が掃除されてた時は落ちなかった汚れなんだそう。
コンロ台内部
普段の清掃で手が届かない場所のため、かなり手強い汚れになっていたのを、薬品の使用を最小限に抑えてしっかり落としました。
画像を見ただけで、どれだけ大変だったのが良く分かりますね。
換気口
時間の関係上、全ての汚れを落とし切ることはできませんでしたが、それでも十分汚れが落ちているのが分かります。
なお、換気扇クリーニングを単体で注文してもらえれば、時間を掛けてもっときれいにすることができると猪野さんはおっしゃっていました!
油受け
油受けも、ここまできれいになるのかと言った仕上がりです。
なのに「時間があれば・・・」と悔しがる猪野さん。プロ根性に脱帽です。
キッチンフロア
違いは一目瞭然ですね。普段の清掃では、デッキブラシを使用していたようなのですが、
猪野さん曰く「デッキブラシだと、こういったデコボコした表面の汚れをかき出すことが難しいです。メラミンスポンジでこすってお掃除することをおすすめします。」
普段の掃除にもアドバイスをくれるなんて。ナイスガイすぎます。
まとめ
スペースマーケットさんのレンタルスペースを、おそうじ革命さんがきれいにしていく様子を特集しました。
やはり、きれいな空間は自然と気持ちが良くなるもの。
ちなみに、きれいになったコンロや換気扇を見た高尾さんが、
「このレンタルスペースはきれいだから、とおっしゃっていただいてリピートされる方も多いんです。」
「今回おそうじ革命さんに清掃してもらって、いつまでもそう思ってもらえるように、これから定期的にご依頼したいと思いました。」
とおっしゃっていました。この方も、やはりプロですね。
プロの掃除を、ぜひご自身の事務所やスペースで試してみては?いつまでも素敵な空間にしていたいものですね!
画像だけではお伝えできない部分を動画にもまとめていますので、是非チェックしてみてください。