更新日 :2018年10月12日

印鑑のお掃除に歯ブラシだけじゃなく輪ゴムを使うならば上級者の印！

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突然ですが、印鑑ってお手入れしてますか？
え？印鑑ってお手入れなんてするの？
って思いますよね。

実は印鑑のお手入れってとっても大事なんです。
朱肉をつけてそのままにしておくと、残った朱肉が乾燥して印鑑が劣化し、印が薄くなってしまうことも。

いや、使うたびに拭いて掃除してるから大丈夫。
って思った方も要注意。
拭いただけでは細かい汚れは落ちません。
印鑑の丁寧なお手入れ方法を紹介します。

1 印鑑の基本のお掃除はたったの3ステップ
2 印鑑の材質ごとのお手入れのポイント
3 印鑑の正しい保管の方法
4 まとめ

印鑑の基本のお掃除はたったの3ステップ

では、印鑑を使用した後は、どのようなお手入れが必要なのでしょう。
意外と身近なもので簡単にお掃除できるのでチャレンジしてみましょう。

しかーし、初めに注意が1点。
このあと、「印面」という言葉がたくさん出てきます。
印面ってなんだ…？
と、一瞬、戸惑う方もいるかもしれませんね。でも、大丈夫！
印面とは「名前が刻まれていて、朱肉をつけて紙に押し付ける面」のことです。
言われてみれば、読んで字のごとく！納得ですね。

では、お掃除の方法を紹介していきます。

用意するもの

・ティッシュ
・毛が柔らかめの歯ブラシ
・汚れてもいい布

　　手順　　

1. ティッシュで印面を拭く

印鑑を使った後は、まず朱肉汚れをティッシュで拭きます。

2. 歯ブラシで印面を磨く

必ず毛が柔らかめの歯ブラシで、少しずつ優しく磨きます。
このとき、強く磨いてしまうと、傷ついたり削れてしまったりするため、要注意です。
歯を磨くための歯ブラシなら、大切な印鑑を磨くにも安心ですね！

3. 布で汚れを拭く

磨いた後の細かい汚れは、印面全体を布で拭いて仕上げましょう。

注意
細かい汚れを落とそうとして、爪楊枝や針など先の尖ったものを使ってお掃除するのはNGです。印面が傷ついてしまいます。

汚れがひどい場合

しばらくお手入れしていなくて、歯ブラシで磨いても細かい汚れが取れない…そんなとき。
役に立つのは輪ゴムです！

輪ゴムを人差し指に巻き付けて、印面を優しく擦りましょう。
これで細かい汚れが落ちてきます。

さて、最初に意味を説明した「印面」という言葉。
説明のあとからここまでで、何回登場したでしょう！？
（この問題文に入っている1回は除きます。）

正解は…？

5回！
たくさん出てくると書いたのに、そんなにたくさんでもなかったですね。

印鑑の材質ごとのお手入れのポイント

印鑑には大きく分けて3つの異なる材質があります。
それが、木材系、角・牙系、チタンです。
材質ごとに異なるお手入れのポイントがあるので紹介します。

木材系の印鑑

柘植（つげ）、白檀（ビャクダン）、黒檀（コクタン）、楓（カエデ）など、材質が木材のもの。

◎使い終わったら必ず布で拭く
木材系の印鑑は、朱肉が染みやすいのが特徴です。また、朱肉の油が印鑑の傷みや劣化を早めてしまいます。
使い終わったら、必ず布またはティッシュで拭きましょう。

◎水に濡らさないこと
木材系の印鑑は水に非常に弱いです。濡らさないように注意しましょう。

動物の角・牙系の印鑑

象牙、牛角、黒水牛の角など、材質が動物の角・牙?のもの。

◎植物

油（椿油やオリーブオイル）で印面を磨く
角・牙?の印鑑は乾燥に非常に弱いため、暖房器具などからは遠ざけるようにしてください。乾燥がひどい場合、ヒビ割れしてしまう可能性があります。
乾燥を避けるために、定期的に椿油やオリーブオイルなどの天然の植物油を布につけて表面を磨くのがおすすめです。

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