スノボはワックスを塗って安全に!快適に滑るためのボードへの塗り方

マリノス

更新日:2019年10月24日

 

ウィンタースポーツの中でも人気なスノボ。
ちょっとかっこいい感じで良いですよね。

滑っている時の爽快感がたまらない!という人も多いと思います。

ところで自分のボードを持っているあなた。
ワックスがけはちゃんとしていますか?

実はワックスがけをしないと、滑っている時のあの爽快感も感じることができなくなってしまうかもしれません。

スノボの板のワックスがけって、とっても大事なのです。

ここでしっかり方法をマスターしていってください!

 

ワックスをかけた方がいい2つの理由

さっき、ワックスは大事!とは言いましたが、なんで大事なのでしょうか?

理由は主に2つあるんです。

滑りがよくなる

ワックスをかけたほうが良い1つ目の理由は「滑りがよくなる」から。

スノボで滑っていて、あれ、なんかちょっとスピード感がないな、なんて思ったことありませんか?

それは滑走面の滑りが悪いからかもしれません。

でもしっかりワックスをかけて、お手入れしておくことで、いつでも滑らかに、スイスイ滑ることができてしまうのです。

滑りが悪くなると、スピード感がでなくなって爽快感が感じられなくなってしまうだけではなく、転びやすくなってしまい、怪我の原因にもなってしまうかもしれません。

雪が板に引っかかりやすくなってしまうのです。

安全のためにもワックスはちゃんとかけておきましょう。

 

汚れがつきにくくなる

2つ目の理由は「汚れがつきにくくなる」から。

ワックスをかけていないと、雪と板の間に摩擦が起こってしまって、静電気が発生してしまいます。

そうすると、その静電気のせいで汚れがつきやすくなってしまうのです。

汚れがつきやすいと、お手入れも大変になってしまいます。

そうならないようにするためにも、ワックスは大事なのです!

 

ワックスには2種類あります

ここではワックスの種類についてお話ししていきます。

ワックスには主に2種類あります。

・スプレーワックス
・ホットワックス

 

スプレーワックス

スプレーワックスは、スノーボードのワックスがけをしたことがない人でも簡単にできます

名前の通り、スプレーになっているので、ただプシューッとかけるだけでワックスがけをすることができるのです。

スノボをする当日になってから、サッとかけることもできますよ!

 

ホットワックス

ホットワックスは、固形のワックス剤を熱で溶かして使います

専用のアイロンがあるので、それで固形ワックスを温めると、だんだん溶けてきます。

スプレータイプと違って、少し手間がかかる方法ではあります。
でもワックスがちゃんと染み込むので、効果が長持ちするのです。

せっかく買ったスノーボードだから、長持ちさせたい!という人には、こちらがおすすめ。

 

スキー用との違いは…?

ワックス売り場にいくと、「スノボ用ワックス」と「スキー用ワックス」があると思います。

でもこれ、実はお手入れしたいのがスノボだから「スノボ用」じゃないとだめ、ということはありません。

「スノボ用」も「スキー用」も、中身は同じなのです
スノーボードの板も、スキーの板も、基本は同じ材料で作られています。
ただ容量などがそれぞれ違うだけなので、もしスキー用のワックスを持っているなら、それを使って問題ないですよ!

 

 

ワックスがけをする前に、必ず汚れ落とし!

ワックスをかける前に、まず付いてしまっている汚れを落とすようにしましょう。

お化粧をする前には、必ずクレンジングで汚れを落としますよね。
それと同じです!

クリーナーでしっかり汚れを落として、それからワックスでピカピカにしてくださいね。

用意するもの
・クリーナー
・スノーボード
・キッチンペーパー
・スクレーパー

 

手順
1
キッチンペーパーをクリーナーで湿らせる

まずはクリーナーをキッチンペーパーにつけます。
写真のように、ポタポタ落ちてこない程度に湿らせましょう。

2
スノーボードを拭いていく

さっそく滑走面を拭いていきます。
手順1でクリーナーをつけたキッチンペーパーで拭いてみましょう。

 

少し拭いただけでも、こんなふうにきっと黒い汚れがついてくると思います。
この汚れがついてこなくなるまで拭き続けましょう!

 

3
スクレーパーで古いワックスを取る

これがスクレーパーという道具です。
この道具を使って、古いワックスを削って、取っていきます。

 

この写真の中央あたりにある白いゴミみたいなのが、古いワックスです。
これを取らないと、しっかりとワックスがけができなくなってしまうので、忘れないでくださいね!

これでワックスがけの準備が整いました!

 

ホットワックスでしっかりワックスをかける方法

ホットワックスはスプレーワックスと比べたら、少し手間がかかりますが、その分長持ちします。

しっかりとお手入れしたいなら、ホットワックスを使ってワックスがけをしましょう!

用意するもの
・ホットワックス
・スノーボード
・アイロン(ホットワックス専用のもの)
・ワクシングシート
・スクレーパー
・ナイロンブラシ

アイロンは洋服に使うあのアイロンではなくて、スノボのホットワックス専用のものを使いましょう!
こういうものです。

手順
1
ホットワックスを少しアイロンに当てて、ワックスを直接塗る

ホットワックスを写真のように直接アイロンに当てます。
一瞬で大丈夫です

アイロンの温度は、120℃くらいに設定しましょう。でも煙が出てしまったら、熱すぎる証拠なので、少し温度を低くして、調節してくださいね!

一瞬だけアイロンにワックスを当てると、ほんの少しだけワックスが溶けます。
その溶けたワックスを滑走面に塗るように、ホットワックスを直接スノーボードに滑らせます。

 

ワックスが滑走面の全体に行き渡るまで、何回もアイロンに一瞬だけ当てて、ボードに直接塗って、という作業を繰り返します。

2
ワクシングシートにワックスを垂らす

まずはワクシングシートをスノボの上にセットします。

そうしたら、ワックスをまたアイロンの熱で溶かします。
今度は5秒〜10秒くらい当てて、ワクシングシートの上に垂らすようにしましょう。

あまり大量に垂らしすぎると、ワックスが偏ってしまうので、気をつけてくださいね!

3
ワクシングシートの上からアイロンを当てて、滑らせる

手順2で垂らしたワックスの上からアイロンを当てます。
そのまま、ワクシングシートも一緒にアイロンをゆっくり滑らせましょう。

ワックスが全面に行き渡るまで、手順2と手順3を繰り返してください。

くれぐれも、同じ場所にずっとアイロンを置きっ放し、なんてことは無いようにしてくださいね!
大切なスノボが焦げてしまいます…。

4
冷めるまで待つ

アイロンで熱くなったスノボを、常温になるまで冷まします。

だいたい20〜30分くらい待てば、冷めるはずです。

5
スクレーパーでワックスを削る

塗ったワックスをスクレーパーで削っていって、きれいにしていきます。
だいたい塗った分のワックスの8割くらいを削るイメージでスクレイピングしましょう。

でもなんでせっかく塗ったワックスを、わざわざ削るの?
という声が聞こえてきそうですね。
実は、スクレイピングをして、余分なワックスを取らないと、逆に滑りが悪くなってしまうのです。
ワックスと雪がくっついてしまって、スイスイ滑れなくなってしまいます。

 

6
ブラッシングする

仕上げのブラッシングです。
ブラッシングをすると、細かいところに溜まった余分なワックスのくずが出てきます。

こんなふうに白く出てくるのがワックスのくずです。

これをはらえば、ワックスがけ完了!

 

スプレーワックスをかける方法

手軽にお手入れすることができるスプレーワックス。
初心者の人は、まずこのタイプのワックスを使ってみましょう!

用意するもの
・スプレーワックス
・スノーボード
・コルク

コルクといっても、ワインボトルについているあのコルクを使うわけではありませんよ!


こういうスノボのお手入れ専用の道具があるので、こちらを用意しましょう。

手順
1
ワックスを滑走面につける

さっそくワックスをかけていきます。
缶の頭の部分のスポンジを滑走面に押し当ててみてください。
そうすると、プシューッといってワックスが出てきます。

写真でいうと、スノボについた泡みたいなものが、出てきたワックスです。

 

2
ワックスを伸ばしていく

手順1で出したワックスを、滑走面に均等になるように伸ばしていきます。
さっきワックスを出したスポンジ部分で、滑走面を撫でるように伸ばしましょう。

さっき出した量だと全体に行き渡らないな、と思ったら、足して、また伸ばしてくださいね!

 

3
30分間待つ

ワックスを伸ばしたら、30分間くらい、そのまま放置しておきましょう。

4
コルクでワックスを全体に擦り込ませる

コルクを使って、ワックスを中までしっかり擦り込ませます。
コルクを滑走面で滑らせてください!

これでスプレーワックス完了です♪

スノボのメンテンスはどうする?

スノーボードは、いざ買ってみるとそれなりのお値段。

自分で選んだボードは、もちろんお気に入りでしょうし、一緒に滑った思い出はプライスレス。
長く大事に使っていきたいものですね。

シーズンが終わって、そのままボードを物置やケースに入れて保管するのではなく、メンテナンスをして、次のシーズンに備えましょう!

メンテナンスは必要なの?

見た目はそんなに変わってないし…。
今年はあんまり使ってないしな…。

そう考えている方も多いと思いますが、スノーボードも、気づかないうちに劣化していくんです。

たくさん滑れば滑るほど、滑走面は汚れていきますし、エッジの角は落ちているはず。
ワックスが切れてしまうと、滑りが悪くなったりもしますよね!

それをメンテナンスなしで保管すると、滑走面は劣化し、最終的にはワックスを塗っても元に戻らなくなってしまうんです!

また、湿度が高ければ、サビは思ったよりも早く増えていき、エッジが立ちにくくなってしまったりもします…!

メンテナンスは自分でやっても、プロに頼んでも構いません。
スノーボードを長持ちさせるため、そして来シーズンも楽しく滑るために、シーズンが終わったら、メンテナンスを心がけてくださいね!

自分でできるメンテナンスの流れ

メンテンスの重要性が分かったので、自分でできるスノーボードのメンテナンス方法も気になりますよね。

ワックスの塗り方は、上で紹介しましたが、その他にも「エッジのサビ止め」が重要になるので、今回はその方法を解説します!

手順
1
まずは滑走面の汚れ落とし

ボードには色々な汚れがつきます。雪上にも花粉や砂がありますし、油がつくこともあります。
そのため、まずは滑走面を磨きましょう。

市販のリムーバーを使うと、キレイに汚れが落とせます!

バインディングを外してからメンテナンスを始めてくださいね。

2
ワックスをかけなおす

スクレーパーで古いワックスを削いでから、新しくワックスをかけていきましょう。
詳しい方法は、上でご案内した通りです。

ちなみに、ホットワックスは長持ちしますがテクニックとしては上級者向け。
自分では難しいと思ったら、プロに頼むか簡易スプレーにしておくのが無難かも?

3
エッジのサビを落とす


ソフト99 サビとり消しゴム

エッジは、市販の「サビ落とし」と「サビ止め」を使って、サビるのを防いでください!

4
正しく保管する

スノーボードの保管場所は、日陰で風通しの良い場所がおすすめ。

高温多湿、特に夏に高温になる場所は、ボードの変形の原因になりかねません。

必ずバインディングを外してから保管してくださいね!

この中で大事なのはやっぱり「ワックス」です。
ワックスは、シーズン後のメンテナンスのときだけではなく、もっと多く使うことになります。

続いて、ワックスがけの頻度についてご紹介しますね!

どのくらいの頻度でワックスがけするの?

最後に頻度を確認しておきましょう。

ワックスをかけるのは、滑りに行く直前だけでいいのでしょうか?

実はそれだけでは足りないのです!

ワックスがけのタイミングは全部で3回。

・買ってすぐ
・滑る前
・シーズンが終わる頃

買ってすぐ

え、買ってすぐ!?とびっくりした人もいるかもしれませんね。

でも、これは絶対です。

実はお店で売っている時点では、ワックスが全くかかっていません。
そのため、買ったらまず自分でワックスをかけないといけないのです。

そうじゃないと、汚れがつきやすくなってしまいます!

滑る前

せっかくならベストなコンディションの板で滑りたいですよね?

そのためには、滑る前のワックスがけが肝心。

ずっとクローゼットの中に眠っていたスノーボードは、滑りが悪くなっています。

ワックスをしっかりかければ滑りもよくなるので、スイスイ滑ることができるようになります!

怪我をしないようにするためにも、爽快感を感じるためにも、滑る前には必ずワックスがけをするようにしましょう。

シーズンが終わる頃

滑り終わった後のお手入れも大切!

ワックスがけをすれば汚れがつきにくくなるので、きれいな状態を保つことができます。

しっかりきれいにしてからまたクローゼットにしまって、また来年使う時まで楽しみにしておきましょう♪

 

まとめ

スノボにワックスをかけないと、滑りが悪くて、もしかしたら思っていたようには楽しめないかもしれません。

楽しさを倍増させるためにも、ワックスがけは欠かさないようにしましょう!

初心者であまり自信が無い、という人はスプレーワックスでもいいですが、できればホットワックスでしっかりワックスがけをしてあげるのが、ベストです。

お気に入りのスノボはきちんと手間をかけてお手入れして、大切にしたいですね。

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