スピーカーの掃除は簡単3ステップでOK!必要な道具も解説
おうちにあるスピーカー、あなたは定期的にお手入れしていますか?
スピーカーは買ったままお手入れをしないと、音の劣化につながり、スピーカー本来のポテンシャルを発揮できなくなってしまうことも。
定期的に正しいお手入れをしてあげることは、いつまでも高音質な音を保つうえでとっても大切です。
「買った当時とスピーカーの音質が変わってきたな」と感じている方は必見!
どのようにお手入れするの?何を使って掃除するの?
そんな疑問をお持ちの方に、スピーカーの正しいお手入れ方法を、詳しく紹介していきます。
目次
水分は厳禁!スピーカーお手入れの注意点
スピーカーは精密機器なので水分は厳禁です。
スピーカー表面に木材が使われている場合、水拭きすることで木材が傷んでしまう事がありますし、木目が張っているものであれば、剥がれてしまう原因になることも。
金属部分には、さびの原因になりますので、やはり水分NGです。
内部だけでなく、表面の掃除も水拭きや洗剤、クリーナーなどを使わないようにしましょう。
ズバリこれだけ!スピーカ掃除に準備するもの
スピーカー掃除の目的はズバリほこりを取り除く事です。
ほこりを取り除くといえば、「掃除機のノズルで吸い取ってしまえば簡単!」なんて思いがちですが、精密機器であるスピーカー掃除機を当てる事は、破損する場合がありますのでNGです。
では、何が必要か、それは乾いた雑巾かダスター。 拍子抜けかもしれませんが、たったこれだけです!
乾いた雑巾または、ほこりを絡めてとれるような素材のダスターがあれば最適です。
スピーカーの掃除方法
それでは、実際にスピーカーを掃除していきましょう!
まずは、表面のほこりを取ることで、外部のほこりが内部に入りこむ事を防ぐことに繋がります。表面部分でも水拭きではなく、乾拭きで拭いていきます。
サランネットとは、スピーカーを保護するために付いているスポンジのようなネット状のカバーの事。
細かいネット状になっているので、細かいほこりが溜まってしまう部分です。
サランネットはネジで固定されていないので、引っ張れば簡単に取り外せますが、繊細にできているので破損させないよう、慎重に外します。
心配な方は、各メーカーのHPや取扱い説明書を確認して取り外してください。
サランネットの掃除は、やさしく乾拭きで表面のほこりを取って、裏面から息を吹きかけると細かいほこりを取ることができます。
カメラの掃除で使うようなブロワーを使って空気を吹きかけてほこりを取り除くのもOKです。
ただし、室内でやるとお部屋にほこりが舞ってしまうので、外やベランダでやるをおすすめします。
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スピーカー本体のエッジと呼ばれる盛り上がっている部分にもほこりが溜まりますので、忘れずにふき取ります。
エッジの内側にあるコーン紙はやわらかく破損しやすい素材でできています。
破損していまうと音がしっかりと鳴らなくなってしまう事がありますので、コーン紙を誤って指で押してしまわないよう気を付けながら、乾いた雑巾の先端部分などを使ってやさしくエッジ部分のほこりを取り除くようにしましょう。
長期保管するときに気を付ける事
使用していないスピーカーは故障や劣化しないよう、保管場所や保管方法にも気を付けます。
ほこりが溜まらないよう布をかけておく
スピーカーの質を保っておくために、内部にほこりが入り込むことを防ぎます。そのために、布などをかけてほこりが直接溜まらないようにしておきましょう。
直射日光を避けて温度変化が少なく、湿度のない屋内に保管
スピーカーは熱にも弱く故障の原因になりますので、直射日光は避けます。湿度によって、せっかくのスピーカーにカビが生えたら大変ですよね。保管場所は温度変化が少なく湿気の少ない屋内に保管するのが最適です。
コンセントを抜いておく
落雷があった場合、高圧電流がかかる事があります。
スピーカーが故障防止のためコンセントは抜いて保管します。
ワイヤレススピーカーのお手入れの仕方
スマホやタブレット、パソコンなどと簡単にペアリングして音楽が聞ける事で人気の「Bluetoothスピーカー」。
キャンプなどのアウトドアで使える防水タイプや、音質にこだわった据え置きタイプ、持ち運びのできる小型タイプなど様々なスピーカーがあります。
ワイヤレスタイプも、やはり雑巾などの布を使って定期的にお手入れをするのがおすすめです。
一般的なワイヤレススピーカーの場合、乾いた雑巾などの布を使ってスピーカー表面のほこりをふき取ります。
防水タイプの場合、スピーカー表面には撥水処理をしてあるので、柔らかい布を使い、固く水を絞って水拭きしてもOKです。
詳しいメンテナンス方法は該当スピーカーの取扱い説明書を確認してくださいね。
まとめ
音質を保つために絶対にやったほうがいい、スピーカーの掃除メンテナンス。
水分を含む掃除は厳禁!乾拭きの雑巾やダスターを使って、ほこりを取り除いてくださいね。
皆さんも3か月に1回程度を目安に、スピーカー周辺や内部のお手入れをしてみてください♪