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更新日 :2018年10月12日

急須の洗い方に窮するあなたへ。普段は水だけ茶渋に重曹でよいっちゃ

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美味しいお茶を入れるには欠かせない急須。使えば使うほど味が出るものですが、同時に茶渋も出てきてしまいます。日頃から使っている人ほど悩まされるものではないでしょうか。

あれ?いつもと味が違う。なんとなくくさい。
…と感じたら急須の汚れが影響しているかもしれません。

急須は、形もちょっと変わっていて汚れが残りやすいんです。定期的に丁寧にお掃除する必要があります。

というわけで今回は、急須の洗い方を紹介します。

 

 

急須を使った後は

毎日使う急須です。まずは、使った後の洗い方を知っておきましょう。

急須はお茶を入れるだけですから、洗剤を使ってゴシゴシするほどの汚れがつくことは滅多にありません。(日々使っていくなかで溜まった汚れはまた別ですが…)

というわけなので、毎日のお手入れは水、またはお湯で十分です。

重要なのはその後。
自然乾燥でよいので、急須の内部を完全に乾かしましょう。
湿気が残った状態で使い続けると、雑菌が繁殖し続けることに…。
注意してください。

完全に乾かすと、残った茶葉なんかもカピカピになって綺麗にとれることもあります。

 

毎日のお手入れはとても簡単ですね!
もちろん、水で流しているだけでは、見えない汚れはちょっとずつ溜まっていきます。
それが、茶渋であったり、ヌメヌメであったりするわけです。

 

丁寧に急須を洗うときは

そこで、続いては丁寧に急須を洗う方法を紹介します。

急須は、変わった形をしていますよね?特に注ぎ口のあたりなんか、ぐにゃっとしていて、いかにも汚れが溜まりやすそうです。

細いブラシを使えば

そんな急須の注ぎ口を洗うのにぴったりなのが、細いブラシです。芯が針金になっていて曲げられるとなお良し!

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形の違うブラシが7種類もあります。これなら、使えるブラシが1つはありそうですね!もちろん急須だけでなく、水筒やザルなどを綺麗にするのにも使えます。普通のスポンジでは綺麗にできないところを洗うのに大活躍できそうですね!

 

お茶を注ぐ時の流れとは逆向きに、ブラシを注ぎ口に差し込むようにして洗います

注意
注ぎ口の根元に茶こしが付いている場合には、力を込めてブラシをつかっていると、壊れてしまうことがあります。

急須の形は実はいろいろあります。茶こしが取り外せるものもあれば、急須の注ぎ口にくっついているタイプのものもあります。
取り外せない場合には、茶こしの部分を壊さないように慎重に洗う必要があります。

また茶こしには、茶葉が残りやすいです。毎日の水洗いだけではどうしてもとれない細かい茶葉も、ブラシでこすって落としましょう。

 

重曹を使えば

茶渋を落とすには、重曹が使えるのを知っていますか?急須でも、気になる汚れとなる茶渋…。というわけで、急須を綺麗にするのにも重曹が使えます。

用意するもの

・鍋
・重曹
・スポンジ
・綿棒
・ゴム手袋

 

   手 順  

1. 急須を入れた鍋に、重曹と水を入れる

水を張り重曹を溶かします

水1Lに対して重曹大さじ2杯の割合で溶かします。
鍋は、急須がすっぽり入る大きさのものを使いましょう。

注意
アルミ鍋、テフロン加工されている鍋は使用禁止!

それらの鍋に重曹を使うと、素材が傷んでしまいます。

 

2. 火にかける

中火で煮ます

鍋を火にかけます。火力は中火ぐらいで様子を見ましょう。
1分ほど火にかけておきます。

 

3. 30分ほど放置

30分放置します

火を止めてから30分ほど、急須をつけおきしておきます。

 

4. こする

こすります

スポンジを使って、茶渋などの汚れをこすって落とします。
温められた重曹水はアルカリ性が強くなっているので、ゴム手袋を使いましょう。
細かいところは、綿棒などを使うと綺麗にできます。

 

5. 流水で流す

流水で流します

最後に流水で重曹水を流したら、急須の洗いは完了です。

 

重曹でつけおきして綺麗にするんですね!重曹は、環境にも体にも優しいので安心して使うことができます。

 

漂白剤を使えば

最後に一番簡単に急須を綺麗にする方法を紹介します。
それは、漂白剤を使う方法です。

用意するもの

・容器
・漂白剤
・ゴム手袋

   手 順  

1. 容器に急須を入れ、水で浸す

容器に水を張ります

急須がすっぽり入る大きさの容器を用意してください。そこに水を溜め、急須が水に浸かるようにします。

 

2. 漂白剤を入れる

漂白剤を入れます

急須と水が入った容器に漂白剤を入れます。
漂白剤を使うときにはゴム手袋をつけてくださいね。

漂白剤には、塩素系と酸素系の二つがありますが、どちらを使っても構いません。自宅にあるものを使いましょう。有名な「キッチンハイター」などは塩素系になります。

使用量も商品によって異なりますから、説明書をよく読んで使ってくださいね。

 

3. つけおき

放置します

30分ほどつけおきをします。

 

4. 水ですすぐ

水ですすぎます

つけおきが終わったら、水ですすぎます。
漂白剤が残らないようにしっかりすすぎましょう。

 

漂白剤を使って、急須を綺麗にするのはやはり簡単ですね!
つけおきするだけになります。

しかし、汚れを落とす力が強い分、取り扱いには注意が必要です。使用上の注意をよく読んでから使いましょう。

 

綺麗に保つには

急須を丁寧に洗うのはやっぱり面倒くさいですよね。その回数はなるべく減らしたいものです。
そこで、急須をなるべく綺麗なまま保つ方法を紹介します。

◎使ったらすぐに洗う
急須を使ったら、なるべく早く洗いましょう。お茶や茶葉が残ったままにしておくと、すぐに茶渋がついてしまいます。使ったあとは、放置せず、なるべく早く洗うようにしましょう。(大事なことなので2回言いました…。)

すぐには洗えない、という場合には、水につけておきましょう。それだけでも変わります。そして、なるべく早く洗うようにしましょう。(2度あることは3度ある…。)

 

この、使ったらすぐに洗うというのは、急須に限ったことではありません。普段使っているマグカップや、水筒などでも同じことです。最初は意識して徹底し、習慣化しましょう。

まとめ

急須は、形もちょっと複雑ですから洗うのが大変です。だからといって雑に使い続けると、残った茶葉が腐敗してヘドロ状になることもあるようです。そうなると、急須から嫌な臭いがしたり、お茶が急にまずくなったりします。衛生面でも最悪です。(笑えません。)

そうなる前に、重曹や細かいブラシなどを活用して急須を綺麗にしてあげましょう。