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更新日 :2019年03月23日

掃除機はお掃除で吸引力UP!お手入れ方法とヘッドの分解方法も伝授

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「掃除機の掃除」

言葉に出してみるとちょっと変な気がしますね。

でも、掃除機も立派な電化製品です。

お手入れをしないと、吸引力が落ちるだけでなく、ホコリが詰まっているぶん負荷が掛かってしまい、消費電力も増えてしまう可能性も!

吸引力が弱いと家がきれいになりませんよね。

そこで今回は、

・掃除機の吸引力が落ちる理由
・掃除機の掃除方法

を解説していきますね♪

変わってしまった吸引力をお掃除することで取り戻しましょう!

掃除機の吸引力が落ちる理由

吸引力の変わらないと宣伝されている掃除機もありますが…実際は長く掃除機を使っていると、吸引力は低下していくもの。

では、なんで吸引力は落ちるのでしょうか?

主な理由は2つ、

ブラシ、フィルターにゴミが詰まっている
故障や寿命

故障や寿命はしょうがないですが、ブラシやフィルターは掃除できるんですよ!

掃除機の掃除方法

掃除機を掃除する場所は大きく分けて、

・掃除機の外装
・掃除機のヘッド
・ダストカップとフィルター

の3つ。まずは外側からきれいにしていきましょう!

掃除機の外装の掃除

外装は手垢などで汚れいるので、掃除機を使うたびに掃除するのがおすすめです。

 用意するもの 

・タオル
・アルコール消毒液

   手 順  

1. 電源コードを抜く

安全のため、しっかり電源コードがコンセントから抜けてるか確認してください。

2. 濡れたタオルで拭く

タオルを濡らして、しっかり絞ったらアルコール消毒液を染みこませましょう。

掃除機についた手垢もアルコール消毒すればきれいに落ちます!

タイヤには髪の毛などが巻き込まれて、ゴミがたまっているかもしれません。そんな場合は、タイヤは歯ブラシで擦るときれいに落ちますよ♪

掃除機のヘッドは水洗いで

掃除機のヘッドはパワーヘッドエアーヘッドがあります。

お使いの掃除機がどちらのタイプなのかは、取り扱い説明書を読んで確認してください。

では、それぞれ掃除の仕方を説明しますね♪

パワーヘッド

パワーヘッドとは、ヘッドの内部にモーターがあり、ブラシが回転する構造のヘッドのこと。

注意するべきなのは、ブラシのみ水洗いができることです。

 用意するもの 

・ピンセット
・水

   手 順  

1. 排気口からゴミを吸い上げる

ブラシを延長管(ホース)から外します。

隙間用口モードでブラシの排気口からゴミを吸い上げましょう!

2. 回転ブラシに絡まったゴミを取る

回転ブラシに絡まってしまったゴミは排気口から吸い上げるだけでは取れません。

そのためピンセットで取り除きます。

3. ブラシホルダーを取る

ブラシホルダーを取ります。

4. 回転ブラシを取り外す

次に、回転ブラシを左に引いて取り外します。

取り外したとき、回転ブラシがあった溝にゴミがあるかもしれません。

ピンセットで取りましょう!

1時間ピンセットで格闘した結果です。

日々のお手入れの大切さが身に沁みました…。

5. 回転ブラシを洗う

回転ブラシは水で洗うことができます。

変色、変形の原因になるので、洗剤や漂白剤の使用は避けましょう。

洗い終わったら自然乾燥で乾かしましょう♪

注意
ドライヤーなどは使わないようにしましょう。熱で変形し、故障の原因になります

6. パーツをもとに戻す

最後は、乾いた回転ブラシをパワーヘッドに装着すれば完了です!

エアーヘッド

エアーヘッドは、空気の力でブラシを回転させる構造のヘッドのことです。

基本的な手順はパワーヘッドと同じになります。

 用意するもの 

・ピンセット
・歯ブラシ
・タオル

   手 順  

1. 分解する

先ほどと同様に、エアーヘッドをヘッド、ブラシホルダー、回転ブラシと分解します。

2. ゴミを取り除く

ピンセットでホコリや髪の毛を取り除いていきます。

3. エアーヘッド、ブラシホルダー、回転ブラシを水洗い

パワーヘッドとは違って回転ブラシ以外も水洗いができます。

エアーヘッドは、歯ブラシを使って溝も磨きましょう。

4. 水気をなくす

水洗いをしたら、エアーヘッドとブラシホルダーをタオルで拭き上げます。

回転ブラシは自然乾燥させましょうね。

5. パーツをもとに戻す

パワーヘッド同様に、乾いた回転ブラシをエアーヘッドに装着すれば完了です!

フィルターの掃除

掃除機のダスターボックスにはフィルターがあります。

フィルターは吸い込んだ空気ゴミを分ける役割を持っています。

このフィルターには小さなゴミが付着しやすいんです!

しっかり掃除しましょう♪

フィルター掃除のいる掃除機といらない掃除機

フィルターの掃除をしましょう、と見出しで言ったばかりなのに、どういうこと?

実は掃除機の種類は、サイクロン式と紙パック式があります。

このうち、紙パック式掃除機はフィルターごとゴミを捨てることができます。

つまりフィルターの掃除が必要なのはサイクロン式ということです!

サイクロン式掃除機のフィルター掃除

解説をする前に注意することが、掃除機のダストカップは会社ごとに異なっていることです。

そのため、ご家庭の掃除機の取扱説明書をしっかり読んでください!

今回は、我が家の掃除機のフィルターを掃除していきますね♪

 用意するもの 

・本体付属のクリーニングブラシ
・水

   手 順  

1. ダスターボックスをはずして分解する

ダスターボックスをはずしたら、

・フィルターカバー
・クリーンフィルター
・カップカバー
・ダストカップ

の順番に分解していきましょう!

2. フィルターカバーを拭く

フィルターカバーを水を含ませたタオルで拭きます。

3. ダストカップを洗う

ダストカップは水洗いします。

スポンジで磨くとさらにきれいになりますよ。

4. クリーンフィルターを水洗い

クリーニングブラシで細部のゴミを落としていきます。

注意
破損の原因になるので、強くこする、先のとがったものを使うのはやめましょう

汚れがひどい場合は水洗いして、日陰で乾かしましょう。
5. カップカバーを水洗いする

まずはフィルター部分をクリーニングブラシで優しくこすります。

こちらも汚れがひどい場合は水洗いして、日陰で乾かしましょう。

6. 各部を組み合わせる

水洗いした各部は、1日ほど陰干ししましょう。

さて、あとは組み立ててもとの形にすれば、きれいなダストカップの誕生です!

まとめ

いかがだったでしょうか?

掃除する前と後では吸引力が確かに変わります。

家を掃除するのに掃除機は必需品です。

掃除機の掃除で、きれいな家を!