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更新日 :2019年09月14日

倉庫をリノベーションして開放的なお店や家作り!費用や注意点も解説

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近年「倉庫リノベーション」が流行しています。

「倉庫リノベーション」は、個性や趣のある既存の倉庫を住宅やオフィス、店舗などに改修して再利用することです。

基礎などがしっかりしていて、意外と安い費用で倉庫を有効活用できるので人気なんですよ!

しかし、倉庫は、一般の住宅をリノベーションする場合とは工程が違うことが多くあり、注意しなければならないこともいくつかあるのです。

今回は、倉庫リノベーションのメリットデメリット流れ注意点についてご紹介しますね。

倉庫リノベーションのメリットとデメリット

倉庫をリノベーションメリットは、開放的な空間を実現しやすいということです。

柱が少なく、天井が高い。さらに頑丈。倉庫は荷物を置くことを目的に作られていますので、広々とした空間なのです。

また、必要最低限の設備しかありませんから、スケルトンリフォームも容易に行うことが出来るんです。

しかし、倉庫に人が住むことは想定されてないので、水道やガスなどの設備がついていません。

トイレすらない場合もあり、 断熱性や防音性も低い場合が断然多いです。

日光を嫌う製品を置くために、窓も少なかったりします。

だけど、やはり太陽の光が室内に届くようにしたいものですよね。

使いやすい倉庫にリノベーションする場合、これら足りない機能を付加するという整備費用が必要になってきます。

こういった費用がかかるというのがデメリットの1つでしょう。

倉庫リノベーションにかかる費用

求める設備や広さによって、倉庫リノベーションの費用は大きく変わります。

それほど大きくない倉庫をリノベーションするのであれば、200万円くらいでリフォームすることができる場合が多いです。

大きめの倉庫の場合は、1,000万円以上かかることも覚悟してくださいね。

ただ、大きめの倉庫でも間取りを変えずに簡単な断熱工事や内装だけの場合は、半分の500万円以下にすることもできます。

しかし、素材や機能にこだわったり間取りを大幅に変更すると、倉庫であっても1000~2000万円のコストがかかる場合も。

どのようにリフォームするか、どこにこだわるかで金額が大きく変わるということです。

倉庫リノベーションの流れ

倉庫をリノベーションする場合「用途変更確認申請手続き」が必要になってくることがあります。

物を置く倉庫と、人が居住する空間とでは法律が違うからです。

これらの手続きは、見積もり・契約・工事の前に必要になってきます。

また、手続きには約20万円の申請費用がかかります。

リノベーション工事の実費以外にかかる費用も考えておきましょう。

工期は、約1カ月~2か月程度はかかるかもしれません。

しかし、基礎工事を省かれるので、住宅を建てるよりは早く出来上がります。

住宅や店舗としての活用を考えた場合、それに合わせて工事計画を立てることが大切です。

倉庫リノベーションの注意点

注意

倉庫リノベーションで快適な空間づくりをする。

その場合、防音リフォームや窓の増設配管工事断熱化などが必要になってきます。

しかし、倉庫の構造上、これらの工事ができない場合もあります。

倉庫のリノベーションを思い立ったら、事前に工事が可能かどうか確認を取りましょう。

特に、築年数の経過した建物では、資材の劣化などで耐久性が落ちていることも十分に想定できます。

耐久性については、まず物件を見つけた時点から念入りに確認しなければなりません。

安全性や耐久性を高めたいなら、業者と綿密に相談を重ねることが大切です。

耐震補強なども視野に入れて、工事内容を決めていきましょう。

まとめ

倉庫リノベーションでは、使い道がなかった倉庫を魅力的空間に生まれ変わらせることが出来ますよね。

機能面や安全性を改良して、追加価値を加えることで、使い勝手は大きく変わっていきます。

しかし、倉庫のリノベーションにはメリットだけでなくデメリットも

後悔をしないためにも、リノベーションの内容を正確に理解することが大切です。