Rune Guitar Maintenance | 楽器修理(エレキギター・ベース修理)
エレキギター、アコースティックギターを中心に、様々な弦楽器の修理を承っております。
店長:佐藤 智幸
店頭販売員時代の経験から得た多くのお客様の声を活かした内容の仕事を心がけています。
ユアマイスター安心への取り組み 保証サービスやサポート体制があります
楽器修理(エレキギター・ベース修理)の料金
ナット交換(税込)
ネック折れ修正(税込)
スキャロップ(税込)
フレット交換(税込)
フレットすり合わせ(税込)
ブリッジ交換(税込)
ピックアップ交換(税込)
職人さんのポイント
サービスの特徴
楽器修理(エレキギター・ベース修理)のセールスポイント
なんといっても楽器店勤務で得た豊富な経験です。人当たりもいいと評判です!
キャンセルについて
弊社とお客様で最終確認を経て正式にご依頼となりますので、
ご注文品の修理着手後のお客様のご都合によるキャンセルはお受けできません。
(クーリングオフ期間内は除く)
ようこそ Rune Guitar Maintenanceへ
弊社は埼玉県にあるギター修理専門の個人工房です。エレキギター。ベース、アコースティックギター、マンドリン、バンジョー、ウクレレなど、弦楽器に対応しています。
また、修理だけでなくギター製作、改造等も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
十数年の楽器店勤務を経て独立、楽器修理を始めました。店頭販売員時代の経験から得た多くのお客様の声を活かした内容の仕事を心がけています。
リペアマン=職人=堅物といったイメージがあまり好きでなく(実際そういう人はあまりいないが)どちらかというとユルい人間です。
音楽暦は中学から入り高校で HR HM等いわゆるギターヒーロー物 。学校での音楽の成績は決して良くはなかったですが、経験や独学で得たものは学業で得たものとは異質なのだと実感しております。
事業主 佐藤 智幸
各作業ごとの作業の説明とその作業代金です。
一部説明が少ないところがありますが、随時更新していきますのでご了承願います。
【ナット交換をする目安】
ナットは使用状況に応じて消耗していき、高さが無くなってくると弦が1フレットに当たって開放でビビリが出たり、不要な振動音が出たりもします。
また、素材を変える事でトーンニュアンスも変えられます。
【料金】
1. 牛骨 底面フラット ¥5,400
2. 底面アングル付き ¥6,480
※漂白とオイルが選べます。
※その他の素材 ¥1,080プラス
タスク、デルリン、ブラス、カーボンからお選びいただけます。
【ネック折れ修理をする目安】
ネックの材にマホガニーを使用しているギターに多いのが、このネックが折れるという症状です。よく”自然に折れた”という声を聞きますが、楽器店での勤務経験から言えば店頭のギターのネックが自然に折れた事は皆無です。大抵の場合、倒したか何かの衝撃が加わらない限りネックはまず折れません。
このネック折れは、弦を緩めてない(チューニングしたままの)状態で倒れると、かなりの確率で発生します。たとえハードケースにしまっておいてもです。逆に弦を緩めておけば回避できる事も多くなりますが、何れにせよ立てかけない事がベストです。
左の写真は修理前と後の物ですが、この割れ方は中央の欠損に加えすぐ右にヒビがある為、要補強となりました。仕上げは木目を活かしつつ、補強跡を極力目立たないようにしてあります。ただ、経年変化(結構すぐなのですが)による塗膜の段差のようなものはご容赦を。
【補強】
どう折れたかにより補強が必要かどうかを見極めます。
ポイントは(割れ口が開いているかどうか)、(ヒビや欠損がないか)、さらに(割れ口が閉じるかどうか)です。
この中の内一つでも怪しいところがある場合、補強することをお勧めします。
【再塗装】
用補強になった場合は再塗装が必要になります。
再塗装にはいろいろなカラーを用意しています。
【作業料金】
基本料金は5種類ご用意してます。(税込み表示)
(ナットやフレット等にダメージが有る場合、別途加算になります。)
1. 接着のみ。塗装無し・・・・・・・・・・・¥21,600
2. 接着、ソリッド(不透明)塗装・・・・・・¥37,800
3. 接着、シースルー塗装・・・・・・・・・・¥48,600
4. 補強有り、ソリッド塗装・・・・・・・・・¥54,000
5. 補強有り、シースルー塗装・・・・・・・・¥64,800
その他 実用面以外の部分や、トップ側からの追加補強については別途お見積もりとなります。
かなり重症のギターもたまにあります。
ヘッドとネックが分離してしまっている物、割れ口がグチャグチャな物、セルバインディングやインレイ等の装飾まで損傷がある物など。どこまで直すかでそれぞれに別途の料金が発生してしまいますが、直らないという事はまずないのでとりあえずご相談ください。
【作業事例】
最も重傷だった1本。(自分でやってみたけどダメだった)パターンは過去何件かありましたが、ほとんどの場合接着剤の強度そのものに無理があったようです。エポキシ系の接着剤とか使えば強いんですが、失敗した時に接着剤だけを取り除くのは不可能に近いのでお勧めしません。なるべく元の割れ口を再現しないとヘッドの位置が決まらないので、割れ口をキレイにするのは大事な作業。
先ほどの最も重症な一本です。
古い接着剤を取り除いて初めて再接着が可能になります。このままでは強度的にお話にならないのでこの後表裏両面から補強を入れ、古い接着面は殆ど取り去ってしまいます。
僕がギターを始めた頃はスキャロップといえば (リッチー ブラックモア)でしたが、間もなく (イングヴェイ マルムスティーン) というとんでもない人が現れました。それ以降スキャロップ仕様のギターを使うギタリストが結構増えて、特に’80年代後半はネオクラシカルHR HM のブームも手伝ってか現れては消えるようにいろんなスキャロップドのギターを目にしました。
大別してスキャロップの形状は2種類あるようです。1つは俗にリッチータイプと言われる深い所のピークがフレット間の中心からブリッジ寄りにずれているタイプ。もう1つはピークがフレット間の中央に位置し、全体的に均等に削り込んであるタイプで、こちらはイングヴェイタイプと呼ばれる事が多いです。あくまで参考程度の分類で、実際には深さとかどの辺まで削るかとか結構奥が深く様々な形状があるようです。
【リッチータイプ】
写真はフェンダージャパンのリッチーブラックモアモデル。少し前のモデルなのでスキャロップの感じが変わってるけど基本的に1弦側が広く深く、6弦側は浅めでブリッジ寄りの削り込み。ハイポジにいくに従って均等になっていく。
【イングヴェイタイプ】
こちらはフェンダージャパン製のイングヴェイ マルムスティーン モデル。その昔、F/Jさんの招待でバックステージに入れてもらった事がありましたが、その時にF/Jの方がスキャロップの具合を本人に確認してもらってました。彼曰く指板とフレットのラインがスムーズにつながるようにとリクエストしてまして、ちゃんとそうなってます。
【作業代金】
1. ローズ、エボニー指板等、塗装の要らない指板 ¥37,800
2. メイプル指板他、塗装の必要な場合 ¥54,000
※ フレット交換を同時に行う場合、総額より¥10,800マイナスになります。
※ナット交換を同時に行う場合、総額より¥1,080マイナスになります。
【フレット交換をする目安】
フレットは直接弦に接する部分なので、程度の差こそあれやはり消耗品です。握力の強い方や、ピッキングの強い方は比較的減りも早く、アコースティック等でコードワーク主体に使用されてきたギターだとそこだけ極端にへこんでしまってビビリ等の原因になったりします。(左写真参照)
軽いへこみならフレットのすり合わせでなんとかなりますが、元々高さの無いフレットや、 すでにすり合わせを何度かやっている場合、一度フレットを抜いて新しいフレットに交換する事になります。
【作業内容】
作業の都合上、ネックが真っ直ぐになるよう指板を削って修整するのですが、これを指板修整と言います。ボディーとのジョイント付近でネックがくの字に折れ曲がる腰折れ(左写真)やロッドの効かない反り等を修整する為だけでなく、指板R(指板につけられたカーブ)の変更等も出来ます。
フレットエンドの処理は通常こんな感じ。割とオーソドックスなスタイルですが好みによって変更も可能なのでお気軽にご相談下さい。また、オールドのギターの場合フレットの所だけ指板が出っ張っていたりするのでサイドを処理する時に塗膜の厚みや老朽加減によっては生地が出てしまう事があります。予めご了承ください。
【作業代金】
1. ボルトオン バインディング無し ¥39,960〜
2. ボルトオン バインディング有り ¥45,360〜
3. セットネック バインディング無し ¥45,360〜
4. セットネック バインディング有り ¥50,760〜
以上、最低限の指板修整を含みます
【フレットすり合わせをする目安】
フレットはナット同様に使用状況に応じて消耗していきます。あまりに減ってくると音がつまったりチョーキング時に違和感が出たりします。フレット交換までいかない程度の減りならまずはすり合わせで対処出来ます。
【作業代金】
1. ハイポジションのみ ¥8,640〜
2. 全面 ¥16,200
※状態によってこの範囲となります。
【ブリッジ浮きをする目安】
ボディーに接着されているアコースティックギターのブリッジは大まかに2種類あります。ひとつはクラッシックギター等に用いられる構造で、ブリッジがテイルピースの役目を兼ねているもの。もう一つはフォークギター等に多く、弦がトップ板を貫いてボディー内側のブリッジプレートにボールエンドを引っかけるタイプです。
どちらも基本的にブリッジベースはトップ板に接着されていていますが、経年変化による接着面の老朽化やトップ板の変形等によって剥がれてくる事があります。最初は隙間が開いてくる程度ですが、弦を緩めず常にチューニングされたままの状態を続けていると、やがて隙間どころではなくなります。
クラシックタイプはブリッジそのものに弦の張力が掛かっているので、スッパリと剥がれる事も多いです。こういう状態の場合は面をキレイにしてまた接着し直せばよいので世話無いですが、フォークタイプはブリッジが吹っ飛ぶような事はない(たぶんまず無い)代わりに、完全に剥がれてない状態になるのでまず剥がす作業から入らなければならないです。
【作業代金】
1. 圧着(ブリッジを剥がさずに接着剤を隙間に流し込んで接着。) ¥6,480
2. 再接着(解説と同じ内容です。) ¥21,600
【作業事例】
ブリッジ裏面をキレイにして、ある程度トップ板と密着する状態になったら、ブリッジを仮固定して外周に沿ってデザインナイフで塗膜に切り込みを入れる。
切り終えると左図のようになる。このギターについては、剥がれ方が比較的きれいだったので新しい面もキチッと出来たが、メリメリと剥がれた物は少々深く彫り込んだり、補修してから面出しをする事もある。
このようにブリッジと同サイズの接着面で再接着すると、再びブリッジが浮いてくる確立はグッと減る。
ブリッジはいつまでも使えるとは限らない。
剥がれにくいけど、剥す事は出来るというのが理想の接着だと思う。
なので、当方ではタイトボンド(もはや楽器用として有名)を使用して接着している。水溶性なのでラッカーを痛めず、ある程度湿気にも強い。
アコースティックギターのブリッジでよくあるトラブルです。原因は弦の貼りっぱなしや接着面の老朽化が主。変形等を伴う場合もあるので、一旦剥がして再接着する事もあります。
【ピックアップ交換の効果】
最も効果を実感出来るカスタマイズです。シングルコイルからハムバッキングへの交換や、アクティブタイプへの交換などは劇的な変化をもたらします。
ディマジオ、ダンカン、EMG等、P.Uのお取り寄せも可能です。
【作業代金】
1. パッシブ→パッシブ or アクティブ→アクティブ ¥3,780〜
2. パッシブ→アクティブ or アクティブ→パッシブ ¥7,020〜
(1) 予約する
・「ご予約内容」より、ご注文いただく項目と品数を選択して「予約する」に進んでください。
・修理対象の項目が複数ある場合でも一件のオーダーで問題ありません。
・お客様情報を入力してください。
(2) メッセージでお見積もり
・予約後すぐにプロからマイページ上のメッセージ機能を通して連絡が届きます。
・マイページ上のメッセージ機能を使用してお品物の状態写真や詳細をお知らせ下さい。(予約作業個所、全体、気になる場所等)
・お品物の状態・詳細を確認後、目安となる金額・納期を提示させていただいております。
※メッセージ機能を使用する際に発生する料金・見積もり料は一切かかりません。
(3) 発送する
・配送先はサイト内のメッセージ機能にてお知らせします。
・お客様のお名前、住所、電話番号、注文内容を記載した用紙と修理対象のお品物をダンボール等の頑丈な箱に入れてお送りください。
※ご配送に関わる梱包や送料はお客様のご負担となります。
※郵送中の破損等は、当店では保証出来かねますのでご注意ください。
(4) 連絡を待つ
・修理対象のお品物が当社に到着後、状態を確認します。
・状態の確認後や修理中に料金の変更がある場合は必ずマイページのメッセージ機能にてお知らせします。
(5) 修理完了後、品物が返送される
・修理終了後、同封された用紙に記載された宛先へ返送させていただきます。
※状態によっては修理できないこともありますのでご了承ください。
作業例
Before
After
■参考価格:¥64,800■ブランド:-■この割れ方は中央の欠損に加えすぐ右にヒ... すべてを見る
Before
After
■参考価格:¥37,800■ブランド:-■補強とは、ヒビ等接着剤を入れる事が出来... すべてを見る
Before
After
■参考価格:¥54,000■ブランド:-■バインディング、ピックガード、ドットポ... すべてを見る
Before
After
■参考価格:¥45,360■ブランド:GIBSON■GIBSONのセルバインディ... すべてを見る
Before
After
■参考価格:¥21,600■ブランド:-■BEFORE画像は剥がし終えた所。全て... すべてを見る
送料について
送料返送料共にお客様ご負担でお願い致します。
楽器修理(エレキギター・ベース修理)の口コミ・評判
Hiroさん(30代)
2018/07/18
楽器修理(エレキギター・ベース修理)
GIBSONレスポールのネック折れ修理
自分の不注意によりネックを折ってしまい、いくつかのサイトで修理見積もりを出したところ、どこも補強込みの高い金額でした。
ルーンギターメンテナンスさんは、ギターにとって最善の修理をしてくださったので非常に満足しています。
楽器修理のよくある質問
楽器の修理で、同じ作業内容でも、プロによって作業時間や作業日数に違いがあるのはなぜですか?
お待ちいただく期間は殆どが順番待ちによるものです。ですので、作業のスピードによる違いはそれほど無いと思われます。ただ、工房によってスタッフの人数が異なりますので、混み具合と処理速度は待ち時間に影響すると言えます。
修理をお願いする楽器を送る際、段ボールなどの入れ物は自分で用意するのですか?また、どのような入れ物が好ましいのか教えてください。
基本的にはお客様でご用意していただいております。最近は段ボールではなく、エアパッキング等でも送れるようです。
楽器の修理中に、見積もり時の料金、納期が変更になることはありますか?また、その際、連絡はしてもらえますか?
実際に取りかかってから、新たな不具合が見つかる事もあります。内容によっては納期も異なります、その際はご連絡しますので、検討してお返事いただければ大丈夫です。
楽器の修理をお願いする際、キャンセル料はどの段階から発生しますか?
取りかかる前でしたらキャンセル料はいただいておりません。取りかかってからは、途中でお返しは出来ないので、キャンセルはお受けしておりません。
楽器の修理中に品物が破損した場合に保証などはありますか?
保証はありませんが、対応はいたします。どの程度を破損とするかは非常に難しいですが、過去20年でそういった事例はありません。
修理中にお見積もり時の料金や納期から、修理期間が変わることはありますか?また、連絡等はしていただけますか?【趣味で使うものの修理・お手入れ】
料金、納期共に可能性はあります。料金については高くなる場合は事前に連絡いたします。納期はお約束がある場合を除き、大きく変わらなければ特に連絡はしておりません。ご希望の場合は予めお申し付けください。
御社の一番人気サービスはなんですか?【趣味で使うものの修理・お手入れ】
当方の場合、フレット交換は扱う件数の多いリペアです。ポイントはフレットを抜いた際に指板の歪みを削って直線性を出し直す”指板修正”です。ここは指板に付けられたカーブ(R)も関係してくる重要なところなので、ギターのポテンシャルには大きく影響します。弾き心地がとてもよくなるので、オススメですよ。
お客様に満足していただいたと思う瞬間はどんな時ですか?【趣味で使うものの修理・お手入れ】
仕上がりをチェックしてもらう際、チューニングしてお渡しした次の一言、第一声ですね。声のトーンでわかります。
店長
佐藤 智幸
営業時間
月~金 10:00〜18:00、土、日、祝日は予約対応
定休日
火曜日(電話対応可能)
所在地
〒3450043 埼玉県北葛飾郡杉戸町下高野336-22
ご依頼内容
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