LET'S VIBRAM 2018
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靴修理

靴は「履き古して買い替えるもの」と思っていませんか?靴修理の職人さんの手にかかると、もう履けないと諦めていた靴も、パーツから作り直し、自然な仕上がりで元の姿に戻ります。奥深い靴修理の世界を、ぜひ味わってみてください。

修理の頼みかた簡単3ステップ

さらに詳しく

1.写真を撮る

写真を撮って、頼みたい職人さんに送ります。

2.相談する

修理内容の提案や金額の見積もりが届きます。職人さんと相談して修理内容を決めます。

3.直したいものを送る

職人さんに直したいものを送ります。

靴修理

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オールソール交換

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オールソール交換は、靴底のソール全面を新しく張り替える修理です。ソールに穴が開いたり、広範囲がすり減ったりしたら、オールソール交換がおすすめ。ソールの素材は、革やゴムなどから選べます。

オールソール交換

参考価格

12,000円

ハーフソール補強

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ハーフソール補強は、靴底の前半分にハーフソールを貼り付け補強する修理です。素材は革やゴムなどが選べます。革は足に馴染みやすく、ゴムは滑りにくく雨に強いのが魅力。新品の靴のすり減り予防にもおすすめです。

ハーフソール補強

参考価格

3,240円

つま先補強

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つま先補強は、靴底のつま先の部分をゴムや革、スチールで補強する修理です。けり出す力がかかるつま先は削れやすく、補強をすると長持ちします。新品のうちにスチールで補強して、削れを予防するのもおすすめです。

つま先補強

参考価格

3,240円

かかとゴム交換

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かかとゴム交換は、靴底のかかとのゴムを交換する修理です。かかとのゴムは、靴底の中でもすり減りやすい部分。定期的に交換すると、靴の変形や、足への負担を抑えることができ、大切な一足を長く履き続けられます。

かかとゴム交換

参考価格

2,700円

ヒール交換

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ヒール交換とは、折れたヒールや、高さや太さを変えたいヒールを交換する修理です。靴底のかかとのゴムがすり減りすぎてヒールまで削れてしまったときにも、ヒール交換が必要になります。デザイン選びも楽しめます。

ヒール交換

参考価格

12,000円

ヒール巻き交換

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ヒール巻き交換は、靴のヒールの周りに巻いてある革や生地を交換する修理です。靴から取り外したヒールに、新しく裁断した革や生地を巻き付けて直します。今までと違う色や素材を選び、印象を変えることもできます。

ヒール巻き交換

参考価格

4,320円

インソール交換

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インソール交換は、靴の中敷きを交換する修理です。靴の中敷きを交換すると履き心地がよくなり、消臭効果も期待できます。今までとは違う色の中敷きを選ぶと、見た目の印象が変わり、隠れたオシャレを楽しめますよ。

インソール交換

参考価格

760円

履き口補修

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履き口補修とは、履き口のほつれや破れを新しい革や生地で覆い、靴に縫いつけて補修する修理です。履き口は、靴を履いたときに足のかかとが当たる部分。補修すると、型崩れだけでなく、靴擦れも防ぐことができます。

履き口補修

参考価格

3,500円

ファスナー修理・交換

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靴のファスナー修理・交換は、開閉ができなくなったファスナーを直したり、交換したりする修理です。歯がかみ合わない、縫い目の糸がほつれたなど、さまざまな不具合に対応。直せばまだまだ履ける靴におすすめです。

ファスナー修理・交換

参考価格

5,400円

サイズ調整

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サイズ調整とは、靴のサイズを足の大きさに合わせて調整する修理です。大きくも小さくもできます。職人は靴にとって負担のない範囲を見極めて、見た目にあまり目立たないように仕上げます。履き心地もよくなります。

靴修理の流れ

作業範囲:オールソール交換 / ハーフソール補強 / つま先補強 / かかとゴム交換 / ヒール交換 / ヒール巻き交換 / インソール交換 / 履き口補修 / ファスナー修理・交換 / サイズ調整

オールソール交換

1.靴紐と中敷きを取り、古いヒールをはがす

オールソール交換は、靴を大胆に分解していく靴修理。作業をしやすくするために、靴紐をほどき、中敷きもはずし、修理の準備をします。準備ができたら、まずは、ソールはがしという道具で、古いトップリフト(靴底のかかと部分で地面と接している層)、ヒールの積み上げ(かかとに高さを出すために、本底と呼ばれる靴底とトップリフトの間に挟んであるパーツ)をはがしていきます。

2.古い本底をはがす

靴の製法によって若干異なりますが、グッドイヤー・ウェルト製法の靴の場合、本底は靴に縫いつけられています。グラインダー(研磨する機械)で縫い目をカットしてから、ソールはがしで本底をベリベリとはがします。

3.古いシャンク・ウェルト・コルクを取る

本底をはがすと、中底と本底に挟まれていた靴の中心部が現れます。靴の形を綺麗に保つためのシャンクをはずします。靴の周りをぐるりと縁取るように縫いつけてあるウェルトは、縫い糸をカッターで切ってはがします。靴のクッション性をよくするために靴の中心部に詰めてあったコルクも取り除き、残った古い糸やのりも綺麗にしていきます。

4.新しいウェルトを縫う

古いパーツをすべて取り終わったら、新しいパーツをつけていきます。ウェルトは、ロウでコーティングされた丈夫な糸を使って、手縫いで靴に縫っていきます。縫い糸や縫い針を自分の手で加工して使いやすくする職人も多く、靴修理へのこだわりが感じられます。

5.新しいシャンクとコルクを貼る

シャンクと靴の両方にのりをつけ、熱風機やヒーターボックスという道具で熱を加えてから貼り付けます。熱を加えることでのりが活性化し、粘着力が高くなるのです。コルクは靴の形に合わせてカット、のりをつけて乾かし熱を加えてから靴にはめ込みます。ハンマーで叩いてすき間を埋めたらはみ出た部分をグラインダで削って調整します。

6.新しい本底を貼る

本底は、のりを付ける前に表面をグラインダで削って荒らすことで、のりをつきやすくします。本底を靴に貼り付けたら、こくり棒という木の棒を使い、ウェルトと本底を密着させ、すき間をなくしていきます。

7.新しい本底を圧着する

すき間をなくしたら、ハンマーで本底を全体的にまんべんなく叩いて圧着していきます。さらに、圧着機という機械の力を使ってしっかりと圧着します。

8.新しい本底をウェルトに縫いつける

カッターやグラインダなどいくつかの道具を使い分けて、本底の形を調整していきます。右と左の靴の仕上がりを綺麗に合わせるのが、靴修理の職人の技です。形が整ったら、ミシンで本底をウェルトにしっかりと縫いつけ、丈夫な靴にします。

9.新しいヒールの積み上げを貼って、形を調整する

あとから本底に色をつけるために、ここで、本底の表面の銀面という薄い膜を削って、色が入るようにしておきます。平らな本底のかかとに高さつけるために、新しいヒールの積み上げを貼ります。のりで接着したらハンマーで圧着し、ナイフやグラインダなどで形を整えた後、釘を打ち付けてしっかりと固定します。

10.新しいトップリフトを貼って、形を調整する

トップリフトの素材は主に、革、ゴム、革とゴムのコンビネーションの3種類あり、好きな素材を選ぶことができます。新しいトップリフトをヒールの積み上げに貼り付けて圧着したら、道具を使ってすき間をなくしておきます。しっかりとくっついたら、カッターやグラインダなどを使ってはみ出た部分を削り、靴の形に馴染むように調整します。

11.コバを染色し、飾り釘を打ち込む

靴底の形が整ったら、コバ(靴底のふち)を染色し、横からの見た目を綺麗にします。バフという機械を使ってツヤを出し、余分な染料を落とします。トップリフトには、飾り釘を打ち込みます。飾り釘は完全には打ち込まず、頭の部分をカットして見た目をよくします。靴底にデザインがつき、ぐっとオシャレになります。出っ張った部分は、グラインダで削り、綺麗にします。

12.靴底を染色し、仕上げ

スポンジを使い、ムラが出ないように素早く色を塗っていきます。乾いたら、もともとの靴のデザインやお客さんの好みに合わせて、コバに模様をつけます。職人さんによっては、最後に靴磨きをして、靴全体を綺麗に仕上げてくれます。これで靴修理の職人によるオールソール交換は完了です。

プロの靴修理を動画で見る

実際のプロのお仕事を、30秒ほどの解説付き動画でご覧いただけます。

ハーフソール補強

1.靴底の前半分を削る

貼りつける予定の補強材を靴底に当てて、靴底を削す部分を決め、マスキングテープで印をつけます。靴底のすり減り具合や使う補強材に合わせ、グラインダ(研磨する機械)で靴底の前半分を丁寧に削っていきます。補強材との接着面となる部分を削ることで、靴底と補強材がしっかりとくっつくようになります。

2.必要に応じてつま先を補強する

つま先がかなりすり減っている場合は、ハーフソール補強をする前につま先補強をします。つま先を補強するための補強材を準備。補強材の素材に合った接着剤を塗って靴に貼ります。リペアばさみやグラインダで形を整え、リングペーパー(グラインダについている研磨材のひとつ)で微調整をします。

3.補強材と靴底にプライマーとのりを塗る

天然ゴムやウレタンゴム、革など、補強材や靴底の素材に合わせて、最適なプライマー(ものにのりをつけるためののり)を選び、補強材と靴底に塗ります。プライマーをつけたらのりを塗り、目印にしていたマスキングテープをはがします。補強材と靴底はすぐに貼り合わせず、少しの間、乾かしておきます。乾かしたあと、ドライヤーで熱を加えることで接着剤が活性化し、より粘着力が高くなります。

4.ハーフソールの補強材を靴底に貼り付ける

接着剤が乾いたら、ハーフソールの補強材を靴底に貼っていきます。ハーフソールの素材にはゴムや革などいくつかの種類があり、好みや目的に合わせて選び分けるのがおすすめです。ゴムのハーフソールは雨に強いため、革靴に貼ると靴の劣化を防ぐことができます。滑り止めの効果もあり、人気です。革のハーフソールは足に馴染みやすく、革の靴底の風合いを損なわずに補強することができます。

5.ハンマーで補強材を圧着する

ハンマーで靴底を叩いて、圧着します。靴修理の圧着では、圧着機という機械が使われることもあります。ですが、靴の形に合わせて丁寧に圧着できるのは職人の手仕事ならではです。全体的に貼り付けたら、カッターで靴の周りにはみ出た余分な部分を切り落とします。そしてもう一度、ハンマーで靴底全体をトントンと念入りに叩いていきます。

6.グラインダで調整する

しっかりと圧着できたら、グラインダで削り、細かい調整をします。リングペーパーを使って、見た目も綺麗に、お客さんが履きたい靴となるように丁寧に仕上げます。新品の靴のハーフソール補強を頼むお客さんもいます。お気に入りの靴に補強材をつけたとき、見た目のデザインを崩さないように、職人は丁寧に修理をしていきます。

7.染色する

筆にインクを取って、ハーフソール補強をした靴底の側面を染色します。靴底でない部分にインクをつけないよう、慎重に作業を行います。職人は、靴底の側面の色や靴全体の雰囲気やツヤ感を見て色味を決めます。修理した部分だけが目立つことなく、自然な仕上がりにする職人の技です。染色をしたらきちんと乾かして、インクが中に染み込み、色味が落ち着くのを待ちます。

8.ツヤを出す

仕上げに、バフという機械を使ってワックスを靴に塗りこみます。靴の雰囲気に合わせて、ワックスの塗り具合を調整しながら磨いてツヤを出します。全体が自然に馴染んだら、靴修理の職人によるハーフソール補強は完了です。

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つま先補強

1.つま先のすり減った部分を取り除く

靴のつま先のすり減った部分をグラインダ(研磨する機械)やカッターを使って削り、取り除くことから始めます。定規とペンを使って、つま先の削る部分に印をつけ、グラインダで削ります。さらに、カッターナイフを使ってより細かく削っていきます。この作業は、つま先に補強材をより強く接着するための工夫です。補強材との接着面がぴったりくっつくように靴底を削ることがポイントです。

2.つま先に貼る補強材を作る

つま先に貼り付ける補強材をリペアばさみで切ってから、先ほど削ったつま先の接着面にぴったり合うように、グラインダで削ります。つま先の補強材には、大きく分けてゴム・革・スチールの3種類があります。ゴムは雨に強く、クッション性があります。革はお洒落で、元が革の靴底であれば風合いを損なわないのが魅力ですが、雨に向かないという弱点があります。スチールは耐久性に優れているものの、着用感は少し重く、固くなります。

3.つま先と補強材にプライマーとのりを付ける

プライマーは、”ものにのりをつけるためののり”のようなもので、つま先に補強材をしっかりとつけるための工夫です。つま先と補強材の両方にプライマーを塗り、のりの接着をよくします。プライマーを少し乾かしたら、つま先と補強材にのりを塗ります。のりを塗った後は、すぐには貼り付けず少し乾かしておきます。乾き加減がちょうどよくなったら、ドライヤーで熱を加えます。接着剤に熱を加えると、活性化されて粘着力が増し、補強材がさらにくっつきやすくなります。

4.補強材をつま先に貼り付け、圧着する

のりをつけた補強材をつま先に貼り付け、ハンマーで叩いて圧着します。靴の修理では、圧着に機械を用いることがあります。しかし、つま先補強に圧着機を使うと、靴の端にあるつま先の方まで十分に力が加わらないため、主にハンマーが使われます。歩くときに強い力が加わってよく使われる部分だからこそ、人の手を使って確実に圧着していきます。

5.グラインダではみ出た部分を削る

しっかりと圧着できたら、リペアばさみではみ出ているゴムを切り落とします。大まかな形に切ったあと、グラインダで細かい調整を行います。補強材が靴に馴染むように、靴底のラインに沿うように削っていくことがポイントです。修理した箇所がはがれることのないように、丁寧に細かな調整をします。

6.補強材をインクで染色したあとツヤ出しする

修理したつま先の補強材が靴に馴染むように、インクで染色します。何度も色を入れてしまうと、つま先だけが新品のようになり違和感が出てしまいます。つま先以外の使いこまれて落ち着いた色味に合うように、つま先以外の部分の状態に合わせて染色していくのが職人の技です。側面だけでなく、底面も染色していきます。最後に靴の状態に合わせ、必要な場合はバフという機械でワックスを塗りこんで磨き、ツヤを出します。これで靴修理の職人によるつま先補強は完了です。

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かかとゴム交換

1.靴底のすり減ったかかと部分を取り除く

古いトップリフト(靴底のかかと部分で地面と接している層)を、ソールはがしという道具を使って丁寧にはがします。トップリフトは革やゴムでできていることが多く、ソールはがしで挟み、ぐっと力を入れると、ぺろりと簡単にはがれるほどはがしやすいです。古いトップリフトをはがした靴のかかとは、グラインダ(研磨する機械)で表面をさらに削ります。かかとの表面を削ることでのりがつきやすくなり、接着力が高まるのです。

1.新しいかかとのパーツを作る

新しく貼り付けるかかとのパーツを、靴の形や大きさに合わせて作ります。革やゴムをリペアばさみで切った後、グラインダで形を整えていきます。かかとの素材や高さは、希望に合わせてもともとのデザインから変更することもできます。履き心地や機能でお悩みがある場合は、相談してみましょう。例えば、靴底のかかと部分を革だけでなく、革とゴムのコンビネーションにすると、クッション性が増して履き心地が良くなり、雨にも強くなります。

1.靴と新しいかかとのパーツにプライマーとのりを付ける

靴底のかかと部分と新しく作ったかかとのパーツにプライマー(ものにのりをつけるためののり)を塗ります。重ねて、革やゴムなどそれぞれの素材に合ったのりを塗ります。ここで、靴と新しいかかとのパーツはすぐには貼り合わせず、少し乾かしておきます。のりを乾かす時間は、温度や湿度によって異なります。靴修理の職人は経験を頼りに、自分の手の感覚で貼り合わせるタイミングを判断します。

1.新しいかかとのパーツを靴に貼り付け、圧着する

のりを乾かし終えたら、新しいかかとのパーツと靴を貼り合わせます。はじめはハンマーで叩いて仮止めしていきます。ハンマーを使うことで、機械では難しい靴のカーブした部分もしっかりと貼り付けることができます。ひと通り叩き終えたら、圧着機で圧力をかけてしっかりと貼り合わせます。圧着機で挟むのは一瞬ですが、修理後の靴の持ちを左右する大切な作業です。

1.エアペーパーではみ出た部分を削る

新しいかかとのパーツが靴にしっかりと接着できたら、パーツのはみ出ている部分をリペアばさみで切り落とします。微調整は、エアペーパーというカーブしたものに使えるやわらかい研磨紙を使って丁寧に進めます。かかとの側面が靴の形になじむように削っていきます。靴底でない部分に傷をつけないように、慎重に作業をしていきます。

1.インクで染色したあとツヤ出しする

修理していない部分の状態に合わせて、新しいかかとのパーツの側面をインクで染色します。底面(地面と接する面)は、染色する前にグラインダで削り、かかとの高さを揃えます。定規を使わず手の感覚だけでも、ズレることなく高さを揃えることができるのは、長年、靴の修理をしている職人だからこその技です。削ったあと底面に色を入れていくと、見違えるような綺麗な靴底になります。仕上げにバフでワックスを塗り込んで磨き、ツヤが出たら、靴修理の職人によるかかとゴム交換は完了です。

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ヒール巻き交換

1.トップリフトを取り外す

トップリフトとは、ヒールの先端についているゴムの部分です。ペンチのような道具でトップリフトを掴み、引き抜きます。トップリフトを取り外すと、ヒールブロックという、靴のかかとについてる、靴に高さを出すためのパーツの状態が、分かりやすくなるのです。ヒールブロックの高さがズレていたり、トップリフトが刺さっていた先端の部分に凸凹があった場合は、機械で削って調整をします。

2.ヒールブロックを取り外す

ヒールブロックは靴の内側から釘やネジで固定されています。中敷きを外すと、釘やネジがあります。電気ニッパーという道具を使って、釘やネジを丁寧に取り外します。靴の外側、靴底とヒールブロックの間には接着剤が塗られています。熱を加えてはがしやすくしてから、靴本体とヒールブロックを持ち、手ではがします。

3.巻き革をはがす

取り外したヒールブロックに巻いてある革をはがします。巻き革は接着剤でくっついているだけのなので、手で簡単にはがすことができます。巻き革をはがすとヒールブロック本体が現れます。ヒールブロックの表面には汚れや接着剤が残っているので、生ゴムを使って削り落としていきます。ヒールブロックに大きな傷がついていたり、欠けた部分があったりした場合は、”ヒールブロック交換”もすることになります。

4.新しい革を用意し、型を取る

新しい革を用意し、取り外したヒールブロックを合わせて、軽く型を取っていきます。ハサミで革を切ったら、革の裏面に筆で接着剤を塗り、厚くならないようにまんべんなく薄く塗り広げます。同じようにヒールブロックにも接着剤を塗り終えたら、接着剤が乾くのを待ちます。

5.新しい巻き革をヒールブロックに貼りつける

型を取っておいた部分を目安に、革を軽く引っ張りながらヒールブロックに巻き付けていきます。巻きつける時に革とヒールブロックの間にすき間ができないようにすることがポイント。カーブしている部分にも革がぴったりつくように、ハサミで細かい切り込みを入れながら新しい巻き革をヒールブロックに貼ります。ポンチという棒で圧着してすき間をなくしていきます。

6.ヒールブロックを固定する

新しい巻き革を貼りつけることができたら、ヒールブロックと靴のかかと部分に接着剤を塗ります。少しの時間、接着剤を乾かしたあと、ヒールブロックを元の位置に取り付けます。ズレがないようにヒールブロックにの位置を丁寧に確認しながら、しっかりと接着していきます。靴の内側からはネジでしっかりと固定します。取り付けたネジの上から金づちで叩くことで、さらに強く固定することができます。

7.トップリフトを交換する

釘を付けた新しいトップリフトを用意して、金づちでヒールブロックの先端に打ち付けていきます。

8.形を整えてワックスがけ

新しいトップリフトは、ヒールブロックの先端よりもひと回り大きい状態です。ハサミである程度の大きさに切って整えます。機械で綺麗に整えたら、ワックスがけをして、靴修理の職人によるヒール巻き交換は完了です。

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靴にまつわる用語の解説

靴に使われる革・素材の種類

皮革

動物の皮膚をなめして加工したもの。牛、馬、豚などの食用の家畜の皮がよく使われる。きちんと手入れすれば劣化しにくく、使ううちに味が出てくるのが魅力。ただし合成皮革は、皮革ではなく布地に合成樹脂を塗って革に似せたものである。天然皮革と合成皮革で、お手入れの方法も違う。

本革

牛革・羊皮など動物の革の総称。動物の皮をなめしたもの。長期間使うことができ、経年劣化を楽しめるのが特徴。合皮に比べれば高価ではあるが、お手入れ次第では10年、20年と使える可能性がある。毛穴があるかないかで合皮と本革を区別することができる。

合成皮革

靴に使われる素材の1つ。別名フェイクレザー。人工的に天然皮革に似せて作られている。メリットは、水や傷に強いことと、天然皮革よりも安いこと。ただし、耐久性の弱さや通気性の弱さが、天然皮革に劣るポイント。合成皮革の靴の寿命は、およそ2~3年。

エナメル

本革にエナメル樹脂で加工、コーティングした革のこと。パテントレザーとも呼ばれる。パンプスやバレエシューズなどの婦人靴に多く使われている。耐久性が高く雨にも比較的強いが、ひび割れしやすく湿気には弱い。風通しが良く、他のものにくっつかない状態で保管する。

スエード

靴の素材の一種。なめした皮の内側を、サンドペーパーなどで起毛したもの。独特の、暖かい雰囲気を醸し出せるのが特徴。元々はスウェーデンで生まれた加工法で、スエードとはフランス語でスウェーデンの意味。クリームでの保湿が不要なので、お手入れは簡単。

ヌバック

使っている革の面が、スエードとの違いになる。表面(銀面)を使うのがヌバック、裏面(床面)を使うのがスエード。ヌバックの方が厚みがあり丈夫で、靴向きの素材。汚れやすいので、履く前に防水スプレーをするなどのお手入れをするのがおすすめ。

ヌメ革

植物タンニンによってなめされた革。厚みがあり、色はタンニンなめし独特の薄茶色が特徴。型押しなどの加工をしていないので、革の中でも最も革らしい雰囲気を持つ。経年変化が大きく、色やツヤの変化が楽しめる。普段のお手入れは、乾拭きで拭く程度でよい。

ガラスレザー

製造工程でガラス板を使用するレザーのこと。革をなめした後、ガラスやホーローの板に張り付けて乾燥させる。その後、表面を削り、合成染料で光沢を出して仕上げる。安く手に入れることができ、お手入れが必要ないため使いやすい。エナメルと似ているが、製造工程が異なる。

グレインレザー

本革の銀面(革の表面)を揉んで、人工的にシワを作った革。揉むこと以外にも、薬品で収縮させたり、型押しするなどの加工がされることもある。加工により表面に凹凸があること・革が厚いので傷に強いこと・通常のカーフレザー(子牛の革)に比べて耐水性が高いことの3つの特徴がある。

カウレザー

牛革のこと。カウは牛、レザーは革。牛の年齢や性別によって、カーフ、キップ、ステア、カウに分けられる。部位によっても質感が異なり、それぞれ区別される。レザーには牛以外にも、馬、豚、羊などもある。なかでも、カウレザーは定番で、多くの革製品に使われている。

クロコダイル

ワニの革の一種。ワニ革は大きく3種類のワニ「クロコダイル・アリゲーター・カイマン」から作られる。さらにクロコダイルは4種類のワニをまとめて指す。牛や羊などの動物から作られる皮革と同じく、様々な加工法がある。非常に高価な値段で取引される。

キャンバス素材

靴の素材の一種。主に亜麻糸や綿糸などを平織りにした生地で、厚手の織り目があらい布。とにかく丈夫で軽いのが特徴。耐水性にも優れている。優しく温かい風合いからスニーカーの素材としてよく使われる。帆布(はんぷ)とも呼ばれる。

靴のソールの種類

革底

革でできた靴底。ゴム底と比べると通気性が良い。その反面、水に弱く、雨の日に履くと一気に劣化してしまう。また、革に適度に潤いを与えるためにも、定期的なお手入れが求められる。底がすり減ると、オールソール交換といって、靴底ごと交換する必要がある。

ラバーソール

ゴムでできた靴底。天然ゴムや合成ゴムなど、使われるゴムにも種類がある。滑りにくく、雨の日に履いても劣化しにくいのが特徴。革底のように、日常的なお手入れの必要もない。その一方で、通気性が悪く蒸れやすいため、靴が臭くなりやすいという欠点もある。

スポンジソール

スポンジでできた靴底のこと。スポンジでできているので軽くてクッション性に優れており、疲れにくいのが特徴で、ブーツに使用されることが多い。ただ、摩耗が早く滑りやすくなってしまうという注意点もある。カジュアルな印象が強いが、革靴にも使用される。

クレープソール

天然ゴムで作られた靴底。石油から作られた合成ゴムが原料のソールの方が、より柔軟性・クッション性に優れている。弱点は、雨天時に滑りやすいということ。そして高温に弱く、重さもあるということ。それでも、はき心地の良さからファンが多い。

ビブラムソール

イタリアのソール専門メーカー、ビブラム社が製造しているソール。登山靴やブーツのソールによく使われる。登山用に使われるだけあり、優れた耐久性やグリップ力が売り。性能の良さは、有名ブランドから外注を受けるほど。デザインも豊富に取りそろえている。

ダイナイトソール

イギリスのハルボロラバー社が製造した、ゴム製ソールの一種。イギリス靴のゴム製ソールとして使われることが多い。その原型の登場は、今から100年以上前にさかのぼる歴史のあるソール。スリッポンにも使われるため、雨用のドレスシューズとしては最適。

リッジウェイソール

リッジウェイとは、あぜ道を意味し、滑りやすいところでも滑らないグリップ力を持ち合わせている。ダイナイトソールと同じイギリスのハルボロラバー社で生まれた。リッジウェイソールは、線で足を支えるためソフトなフィット感となる。

コマンドソール

かかと部分とつま先部分ともに、太めのブロックが放射状に並んだデザインの靴底。基本的に、ゴム製の靴底のものが多く、もともとイギリスで軍用及び登山用に開発されたもの。そのため、表面がかなりゴツゴツしており、雪や岩場の上を歩きやすい靴底になっている。

タンクソール

ゴツゴツしていて角張っている靴底のこと。この靴底の模様が、戦車(タンク)のキャタピラーに似てるため、タンクソールと呼ばれている。ソールが厚く疲れにくいので、アウトドアで用いられることが多いが、最近では女性用のブーツなどに使われることも多い。ソールを横から見た時に、波状に凸凹しているのが特徴。

ダブルソール

靴の中でも直接地面に触れる本底と、靴に内包され地盤の役割を果たす中底の間に、さらにもう1枚ソールを挟むこと。追加で挟むソールは、ミッドソールと呼ぶ。耐久性・耐水性が増し、見た目もどっしりとした雰囲気になる。一方、足馴染みは悪くなる。労働用の靴として人気で、長時間歩くのに適している。

その他、靴に関連する用語

加水分解

革などと水が反応し生成物に分解する反応のこと。スニーカーのソールは、年数が経つと、加水分解でベタベタ・ボロボロになる。日本は湿度が高いので加水分解が起こりやすい。湿気を避け風通しのよい場所に保管したり、適度に履いたりすることで加水分解を遅らせることができる。

銀面

皮革の表側。ワニや山羊などの動物特有の模様が見られる面。傷がなく艶がある。ちなみに銀面という名前の由来は、明治時代に革の加工を教えるために日本にやってきた外国人たちが、革の表面を「Grain(グライン)」と言っていたのを、日本人が「ギン」と聞き間違えたため。

床面

まだ革加工されていない、銀面のない層のこと。牛革は分厚いので、水平に数枚カットするが、この時、裏側になる層にあたる。床面はざらついていて肌触りが良くないので、綺麗に毛羽立たせる処理をしてから、スエードやベロアとして用いられる。

ブランド品修理の取材ページ

修理できるブランド一覧・修理事例

靴修理の料金の相場

オールソール交換 8,000〜15,000円
ハーフソール補強 3,000〜7,000円
かかとゴム 2,000〜5,000円
ヒール交換 5,000〜7,000円
靴磨き 1,000〜4,000円
靴クリーニング 3,000〜8,000円

職人さん選びに迷った方へ

アスクマイスタープロが答えてお悩み解決

ブランド品の靴でも修理してもらえますか?

zacuro wedgeさん (東京都)

対応しております。ハイブランドの納期・金額が早く、お安く仕上げる事が多く、正規品だけではなくお気に入りの素材・デザインでカスタマイズを楽しむ事も選べます。

AMOLIRさん (東京都)

ブランド品の靴も対応しております。当店は、靴の金額より思い入れや大切にしたいと思っている靴であれば丁寧に1日でも永くその方と歩める為に直しております。

東京修理センターさん (千葉県)

国内メーカー、海外ブランドなど、修理可能です。純正パーツではないので、パーツの形や色味が変わる可能性があります。

bootsbellさん (京都府)

修理可能です。ブランドだから、金額が高くなるなどはございません。修理内容で決定させていただていております。

靴のハーフソール交換をお願いしたいのですが、ソールの素材の種類によって滑り止めなどの効果は異なりますか?また、異なる場合、自分の靴の状態に合ったハーフソールをご提案してもらえますか?

zacuro wedgeさん (東京都)

お客様の履き癖・靴の種類により提案させて頂き、お客様のお好みで進めさせて頂きます。滑り止めの効果ですが、登山・雪用なども御座いますが、通常路面であれば多少の差、お客様によっては解らない場合もあります。ただし当店取扱い商品の判断です。滑りの差の選択と言うより、色の統一感・違和感が出ず、見栄えの良くなる選択や履き心地の良くなる選択を重視しております。

靴修理かみとりさん (東京都)

ハーフソールの種類により、滑りどめ効果も違いあります。華奢な靴にはゴムの厚さを薄くしてオリジナル同様の華奢な感じに仕上げることも可能ですし、雪道などなら滑り止め効果の高いものなど使用するなど可能です。お客様の要望に合わせることもできますしこちらからの提案も要望があればいたします。

備前表町皮革美藝さん (岡山県)

材料や質によって効果が変わります。滑り止め効果が高いものだったり、耐久性効果が高いもの、歩きやすさに変化が生じるものがあります。縫い目の保護効果は全ての素材において生じます。通常5回は交換できます。

若干変わると思います。ハーフソールの中でも、ピラソールや、vibramのsimonソールなどは横溝になっているため、雪道などでは滑ってしまうと思います。ご提案は、もちろんさせていただきます。ご相談ください。

靴修理で、ロングブーツなどのサイズの大きい靴には、追加料金がかかるのでしょうか?また、見積もりの際に料金に関わる項目があれば教えて下さい。

Shoeshine Chum's Barさん (神奈川県)

サイズの大きい靴は、追加料金がかかります。また、カビ・汚れ具合・色の抜け具合などの靴の状態によって変わることはあります。

靴屋ティーチさん (東京都)

修理に関しては、靴の大きさによって修理代金が変わることはございません。修理箇所によって料金を決定させていただきます。

靴修理かみとりさん (東京都)

ロングブーツだからといって修理代が高くなることはないです。あくまで、靴のダメージで判断しての修理代金が決定します。

GMTFACTORYさん (東京都)

サイズによって料金が上がることはございません。ただヒールがとても大きいものは価格が高くなる場合があります。

靴の色補正について、どんな色の靴でも補正をお願いできますか?また、補正してもらう際に使用する色を指定させてもらうことは可能ですか?

レザーリフォームさん (東京都)

ラメなどが入ってる靴も色補正することが出来ます。エナメルは、構造上の説明からすると、光の反射具合によってキラキラすると言う仕組みです。平らな面にエナメルの樹脂を塗ると表面張力が出来、そこが反射して光ります。エナメルを色補正する場合、一回全部分解して平らな状態にするのでかなりの手間と労力がかかります。さらには埃一つ付いてはダメなので特殊な装置が必要になります。部分的に色補正することはできますが、エナメルの場合新しく買うことをオススメします。

BOILさん (京都府)

基本的には可能ですが、全く同じ風合い、質感、色味は難しい場合があります。当店には色々な顔料、染料、溶剤がありますので、極力オリジナルに近い風合いで仕上げるよう努めております。白い靴を黒にしたいなどのカラーチェンジも可能ですので、ご相談ください。

靴修理かみとりさん (東京都)

合皮とエナメルなどは直せたとしてもあまり綺麗にはいきません。その他の革でしたらできると思います。色の指定も、どんな色にしてもらいたいか色のサンプルをいただければ、その通りに致します。

備前表町皮革美藝さん (岡山県)

スムース革のような起毛しているものは、染まりづらいです。また、元の素材と風合いが変わるものは難しい場合があります。エルメスはほとんど染められてるので、風合いが変わってしまいます。

靴の寿命についてなのですが、何も手を加えずに履いている靴と、つま先の補強をしてから履いている靴では、どちらが長くもちますか?

靴修理かみとりさん (東京都)

寿命は使用頻度によりまちまちですが、新品の状態でつま先にスチールなどを取り付ければつま先のソールも削れにくくなります。履いてしまってからでもつま先にスチールは取り付けられますが、新品から取り付けたほうが、良いと思います。

何も加えていない状態の靴の素材にもよりますが、柔らかい素材でなく硬い素材の方がすり減りにくくなります。例えばレザーソールのつま先をラバーソールに替えることで、強度を上げることができるため、すり減りは出にくくなります。

マルマーティンさん (東京都)

お客様のお靴の履く頻度、歩き方、そして、靴の先端の反り上がりにより異なりとは思います。つま先に何もつけてない状態ですとウェルトや更にはアッパーを傷つけてしまうので、購入当初から補強されるのがおススメです。

BOILさん (京都府)

一概には言えません。履かれる頻度や天候などの環境によります。しかし、確実に寿命は伸びます。裸足で道を歩くか、靴を履いて道を歩くか、どちらが足の裏へのダメージは少ないでしょうか?靴にも同じ事が言えます。

ヒール巻き交換をしたいのですが、ヒール巻きの部分を元の素材と異なる素材をお願いすることはできますか?

備前表町皮革美藝さん (岡山県)

可能です。材料が手元にあるかどうかで、納期が変わります。全く同じ素材というのは基本的にはないので探して仕入れることになします。手元に素材が無いが、何らかの加工でほぼ元どおりになる場合、ご了承いただいて加工を行います。その場合、納期が早くなるのが利点です。

異なる素材でのヒール巻きもできます。スタップ巻き、革巻き、プラスティック巻きがあるので、この3種類から選べます。また例えば革巻きの中にもたくさんあるので、そこから様々な物を選べます。お客様の好みを要望として通せるので、お気軽にお問い合わせください。

ZEEK70さん (兵庫県)

淡い色や、赤とか水色のような明るい色は合わせづらく、色が違って見えることもあります。スタックの巻革にすることで雰囲気を高級な感じにして対応することも出来ます。

リペア倶楽部さん (熊本県)

元々の状態に直したい方が一番多いです。材質によっては靴の形状が変わってしまうので、雰囲気をかなり変えることはあまりオススメしておりません。

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