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更新日 :2019年02月01日

リーガル靴修理|ソール・かかと・つま先ビフォーアフターが完全集結

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日本を代表する靴ブランドであるリーガル。

100年以上にも渡りグッドイヤー・ウェルト製法を貫き、日本人の足にフィットするものをと、木型からこだわっています。

ビジネスシーンの足元の定番ではないかと思うくらい、日本では馴染みのあるリーガル。もしかすると、

かかとがすり減ってしまった

革の表面がひび割れてしまった

つま先が削れている。

そんなリーガルの靴をお持ちの方もいるかもしれません。

すり減ったかかとや、ひび割れた革の表面は、靴修理・靴磨きの職人さんの技術で、きれいな状態に戻すことができます。その仕上がりは、期待を裏切らない確かなものです。

今回は、リーガルの修理を特集!

実際の修理の例を2つ紹介します。

ぜひ、職人さんの技術を写真で確かめてみてください!

リーガルの紳士靴のオールソール交換

リーガルの修理 #1

修理をした職人さん 靴修理かみとりさん
修理内容 オールソール交換
型番 ウイングチップ
参考価格 12,960円

 

オールソール交換とは?
靴底のソールを全面まるごと交換することをいいます。

今回、靴底の前半分とかかとの部分がすり減ってしまったリーガルのウイングチップの「オールソール交換」をしました。

リーガルのオールソール交換の特徴は?

リーガルのオールソール交換において、はずせないのはウェルトのお話です。

靴のウェルトとは、靴底とアッパー(足の甲を覆っている部分)をつなぎ合わせる部分のことです。写真の中で矢印が指している部分で、コバや細革と呼ばれることもあります。

グッドイヤー・ウェルト製法で作られた靴のオールソール交換では、一度ウェルト部分の縫い目を解き、古いソールをはがした後、新しいソールを再びウェルト部分に縫い付けます。

グッドイヤー・ウェルト製法とは?
アッパーとインソール、そしてウェルトを縫い合わせたあと、アウトソールとウェルトを縫い合わせる靴の製法です。

一般的に、腕の良い職人さんが元の縫い目に沿ってきれいに縫い付けたとしても、ウェルト部分の劣化はある程度避けられません。

リーガルの場合、ウェルトの部分がしっかり作られているのが特徴です。見た目にも、縫い目以外の余白部分が十分にあることが分かります。

ウェルトの作りがしっかりしていることから、オールソール交換を数回しても問題ない耐久性を持ち合わせているのです。

オールソール交換で靴底が新品のように

オールソールできれいになるのは、底面だけではありません。

上記の画像を見れば分かる通り、あんなにすり減っていたかかと部分も、すっかり元通りに。

つま先も、半分以上削れていた部分が嘘のような仕上がりです。

靴の種類や用途によって、革底だけでなく、様々な種類の靴底のオールソールに交換することが可能です。まずはお気軽に、見積もりをご依頼ください。

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リーガルの紳士靴のつま先の傷補修

リーガルの修理 #2

修理をした職人さん 靴修理工房REPAIRISTさん
修理内容 つま先の傷補修
参考価格 4,320円

 

今回は、リーガルの革靴のつま先の傷補修です。

転んだ時に、靴のつま先がズズッとすれてしまったそうです。かなり派手にすりむけていますね。

傷を目立たなくしてほしい、という要望のもと、つま先の傷補修をします。

今回のつま先の傷補修は、どのような修理?

まず、すりむけてしまった革の表面に、革専用の「パテ」を盛ります。「パテ」とは、ペースト状の補修材で、一般的には建築や模型造形に使われます。

パテを多めに盛っておいて、後からサンドペーパーで削り、表面を整えます。

このままでは靴の色とパテの色が違い、補修箇所が目立ってしまうので、着色します。

最後に、靴を磨いたら、つま先補修の作業は完了です。

アフター写真を見てください。

どこを修理したか分かりますか?

今回のリーガルの靴修理のこだわり

今回の修理は、傷を目立ちにくくして自然に仕上げるよう心掛けました。

その際、ポイントになるのは、着色と最後の磨きです。

元々の靴に近い色を使うのはもちろんのこと、磨きを加えることで、色の境目が見えないようにします。

リーガルの靴は丈夫に作られているので、こまめなメンテナンスと修理で、より長持ちさせることをおすすめします。

靴のお悩みや修理の相談等、お気軽にお尋ねください。

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リーガルの紳士靴のハーフソール交換とかかとゴム交換

リーガルの修理 #3

修理をした職人さん いずみ靴店さん
修理内容 ハーフソール交換 / かかとゴム交換 / 履き口補修
参考価格 ハーフソール補強 2,300円
かかとゴム交換 2,300円
履き口補修 2,700円

 

今回は、リーガルの革靴のハーフソール交換・かかとゴム交換・履き口補修です。

他店で、一度修理した靴を更に履き込んだそうです。ハーフソールがくたびれてきています。

かかとはコーナー修理がされていますが、取り付けの角度が左右でバラバラ。履きすぎて傾斜板では高さを補完できない状態です。

安価に長く履きたいということで、本来はオールソール修理をするのがおすすめですが、ハーフソール交換とかかとゴム交換の修理で対応します。

また、履き口もスレて破けているので、補修します。

今回のハーフソール交換・かかとゴム交換・履き口補修は、どのような修理?

ハーフソール交換は、古いハーフソールを取り外した後に靴底を少し削ってから、新しいハーフソールを貼ります。今回は、イタリアのカサリ社のハーフソールを使います。

かかとゴムは、元々、左右の角度が違ったため、深めに削り込んで厚手のかかと板をはめ込むように接着しました。

履き口補修は、インソールを取り外してから内側に革をあてて、端を縫い付けてボンドで接着。インソールを入れ直します。最後に全体を磨き、光沢を出したら、すべての作業は完了です。

今回のリーガルの靴修理のこだわり

今回の修理のこだわりは、硬めのかかとゴムを違和感なく装着した点です。

お気に入りの靴の、見た目もそうですが、履き心地が変わってしまうのも嫌ですよね。

靴のモデルに合わせて、できるだけ安価に、それでいて耐久性が上がるよう考えて、修理に取り組んでいます。

靴のお悩み、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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リーガルの紳士靴のインソール交換

リーガルの修理 #4

修理をした職人さん 有限会社マイスタースミスさん
修理内容 インソール交換
参考価格 1,500円

 

今回は、リーガルの靴のインソール交換です。

中敷きのかかと部分がすり減っていて、このままだと、靴を脱いだ時に、恥ずかしいですよね。

履き心地を良くするためにも、インソール交換をします。

今回のインソール交換は、どのような修理?

古いインソールを取り外して、型をもとに新しいインソールを切り出します。

インソールにも種類があり、主に、革製とラバー製の2つに分けられます。革製のインソールは、かかとや母指球のあたりが擦れやすく、色落ちしやすいというデメリットがあります。

ただ、履き心地は革製のインソールの方が良いですね。

今回は、革製で、元々の色に似たインソールを使っています。

切り出したインソールを靴の中に敷いて、革を軽く磨いたら、インソール交換の作業は完了です。

インソール交換のメリット

インソール交換は、靴修理の中では、料金も安く、比較的頼みやすい修理だと思います。

インソールの色を黒にすれば、汚れが目立ちにくくなります。

ラバー製に変えれば、劣化しにくくなります。

クッションが弱くなって、履き心地が悪くなった靴も、プロの手で蘇ります。

その他、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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リーガルの紳士靴の傷補修・靴磨き

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リーガルの修理 #5

修理をした職人さん Shoe Shine WORKS合同会社さん
修理内容 傷補修・靴磨き
型番 ストレートチップ
参考価格 1,500円

 

つま先に傷がついてしまったリーガルのストレートチップの「傷補修・靴磨き」をしました。

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ここまで深い傷となると、靴クリームで補色して磨くだけでは傷を補修することはできません。

そこで、用意するのが紙やすりです。

傷ついた革の表面を平らにするため、紙やすりで革を削っていきます。

目が粗い紙やすりで傷ついた箇所を中心に削っていき、徐々に目の細かいものに変えていきながら、革の表面を整えていきます。

その後、靴クリームを塗りこみ、ブラッシングしていきます。

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靴クリームを塗ってブラッシングをするだけでもかなりきれいになりますが、さらにワックスを使い、鏡面磨きをします。

ワックスを使うことで、革に膜を張ることができます。すると、見た目がピカピカになるだけでなく、傷から革を保護することができるのです。

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上の写真が鏡面磨きをしたあとの状態です。

あんなに深い傷があったのが、嘘のような仕上がりになりました。

わたしたちは、靴磨きはもちろんのこと、靴作りの経験もある職人が、あなたの大切な靴をしっかり修理します。

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リーガルの靴の修理をすすめる理由

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革の表面に傷ができてしまったり、靴底がすり減ってしまったりしたリーガルの靴、どうしていますか?

捨てるに捨てられず、下駄箱に入れっぱなしですか?

まさか、思い切って処分!なんて思っていますか?

リーガルの靴は、修理することを前提にして作られていることも魅力のひとつ。「修理をしてまた履く」のがおすすめなのです。

革靴は、履きこむほどにその人の足の形にフィットしていきます。修理できない靴の場合、せっかく履き慣れたとしても、壊れてしまったらもう履くことはできません。

リーガルの靴は、修理をすれば自分の足に合った靴を長く履き続けることができるのです。100年以上も革靴を作り続け、研究された賜物と言えるかもしれませんね。

さらに、一足を長く履き続けられるということは、お財布にもやさしいということ。修理ができるかで靴を選んでみるのも、いいですね。

修理の無料見積もりを出すには

修理の頼みかた簡単3ステップ

1.写真を撮る

写真を撮って、頼みたい職人さんに送ります。

2.相談する

修理内容の提案や金額の見積もりが届きます。職人さんと相談して修理内容を決めます。

3.直したいものを送る

職人さんに直したいものを送ります。

修理は頼みたいけど、

・お店まで行く時間がない
・修理にいくらかかるのかが不安
・修理可能なものなのか分からない

と悩んでしまうことがありますよね。

そこで、おすすめしたいのが「見積もりをおねがいすること」です。

あなたのマイスター」なら、

・ネットで今すぐ
・職人さんに直接
・無料で

リーガルの靴修理の見積もりをおねがいすることができます。

手順もとっても簡単。

写真を撮って必要な項目を入力するだけです。一度に複数の職人さんに見積もりをおねがいすることもできます。

後日、依頼した職人さんから修理メニューや費用などの見積もり内容の連絡が届きます。

大切にしていたのに使えなくなってしまったリーガルの靴をお持ちの方は、職人さんに見積もりを頼んで、もう一度使えるようにしてみませんか?

見積もりアプリ「ミツモ!」が出来ました!

この度、ネットで職人さんへの依頼が出来るスマホアプリ「ミツモ!」ができました。

アプリをダウンロードして、写真を撮るだけで複数の職人さんへの見積もりができちゃいます。

もちろん見積もりは無料!あなたの大切なものを、インターネットを使って簡単に修理してみませんか?

リーガルの靴を長持ちさせる3つのコツ

リーガルだけでなく、革靴は日々のメンテナンスで長く履けるかどうかが大きく変わります。

定期的に靴クリームを塗り、革に栄養を与えましょう。靴についた軽い傷がブラッシングをしても消えなくなったら、靴クリームを塗るタイミングです。

毎日のように続けて履くことは靴によくありません。2~3足をローテーションして履くことで、靴を休ませてあげることが大事です。

そして、履かない時にはシューキーパーを入れて保管することをおすすめします。シューキーパーを使うことで、型崩れやひび割れを防ぐだけでなく、除湿効果・脱臭効果を得られます。

日々のメンテナンスをしっかりと行えば、おろしたてのときも、修理から返ってきたときも、リーガルの靴をきれいなまま長く履き続けられますよ。

まとめ

リーガルの靴の修理を特集しました。

修理例を見て、お手持ちのリーガルの靴のかかとやつま先が気になった方も、いるかもしれませんね。

すり減ったり傷がついたリーガルの靴は、修理をすれば、また使えるようになります。少しでも気になったら、写真を撮って職人さんに状況を確認してもらうことをおすすめします。

あなたのマイスターの職人さんなら、修理が必要か、必要ならどんな修理になるのか、ていねいにお伝えします。長くきれいに使う秘訣も教えてくれますよ。

大切なリーガルの靴が、もっと大切にできると良いですね!


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大切にしていたカバンが色あせた、毎日履いた靴の靴底が擦れてきた...でも自分で修理するのは難しい、そもそも直せるのかな?と考えていませんか?
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