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更新日 :2021年12月13日

テレビの壁掛けを業者に依頼するメリットと費用。壁の材質により判断

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部屋をスッキリと見せてくれる壁掛けテレビ。

テレビの買い替えを機に壁掛けテレビを検討する方もいるのではないでしょうか。

新築じゃないけれどできるのかな?壁の耐久性は大丈夫?賃貸住宅だけど…などさまざまな疑問がありますね。

今回は壁掛けテレビの取り付け方法について解説します。

壁掛けテレビはうちでもできる?

壁掛けテレビにするには「テレビ側」と「壁側」それぞれ専用の『取り付け金具』を付けて、テレビ側の金具を壁側の金具に引っ掛けて固定します。

新築やリフォームなら、あらかじめ計画しておくことで簡単に取り付けができます。

すでに持っているテレビも条件が合えば壁掛けにすることが可能です。

取り付け金具を壁に付けるには壁に穴をあける必要があり、壁の材質によっては取り付けができないこともあります。

テレビ側

テレビの背面に取り付け金具を付けるための4つのネジ穴があることを確認しましょう。

ネジ穴がない場合には壁掛けすることができない可能性があります

壁側

壁の材質によって取り付け方法が異なります。

材質を確認して、それれぞれにあった金具の取り付け方法で取り付けをしましょう。

壁の種類によってはホチキス止めという壁の穴が目立たない方法もあります。

取り付け金具の種類

 

取り付け金具にはテレビメーカーが製造している純正金具と、純正でない金具があります。

純正金具はそのテレビにあった金具であるため必ず適合しますが、テレビを変えた時には買い替えが必要になることもあります。

純正でない金具は適合するか確認をしなければなりませんが、種類が豊富で値段も安くなっています。

角度固定式金具

角度固定式金具はテレビと壁の隙間が薄く壁に沿って取り付けることができるので見た目がきれいです。壁までの距離が短いため、配線の位置や種類によっては取り付けが難しいこともあるので注意が必要です。

可動式金具

可動式金具は左右(金具によっては上下にも)にテレビの角度を変えることができ、部屋のあらゆる角度からテレビを見ることができます。ただし、固定式金具より厚みが目立ちます。

壁掛けテレビの設置はDIYできる?

 

壁の材質によりDIYの難易度が異なります

石膏ボードや木製の壁の場合はネジ止めがしやすく、道具があればDIYでも取り付けが比較的簡単に取り付けができます。

コンクリート壁や塗り壁などの場合は穴の大きさや、角度、ネジの長さなどを考えて工事をしなければならないため、難易度が高くなります。

タイル壁の場合はタイルの割れにも気を付けなければなりません。

不安を感じたら専門業者に工事を依頼することをおすすめします。

壁の材質別の施工方法

石膏ボード

石膏ボードの場合はそのままネジ止めをするのが難しいため、壁裏の柱を見つけてそこにネジ止めをします。石膏ボードの場合ホチキス止めで固定することもできます。

コンクリート

壁の材質がコンクリートの場合コンクリートは、ネジ止めをする場所に穴を空ける必要があります。

木材

木材の壁には2種類あります。

木の板で補強された壁…壁にネジ止めをして壁掛けにできます。

ベニヤ板などの薄い木材の壁…石膏ボードと同じように壁裏にある柱を探してネジ止めをします。

塗り壁

壁裏の下地までネジを届かせてネジ止めをします。

タイル壁

タイルの場合、タイルが割れる可能性があります。必要に応じてタイルを剥がしてネジ止めをします。

取り付けに注意が必要な壁

マンションなどの集合住宅は場所を確認

マンションや集合住宅の場合、自分の居住区内の部屋の石膏ボードの壁であれば取り付けが可能です。

ただし、隣の家との居住区を区切る壁は基本的に穴を開けることはできません

賃貸物件の場合

賃貸住宅の場合は基本的に管理会社や大家さんの許可が必要です。

石膏ボードでホチキス止めが可能な壁材の場合は設置ができることもあります。

壁掛けテレビの配線をスッキリ見せる方法

壁掛けテレビにしたときには配線の処理も重要になります。

テレビをを壁掛けにしてスッキリさせたのに、配線がごちゃごちゃ出てしまっていたらもったいないですね。

配線カバーで隠す

ホームセンターなどで購入できる配線カバー(モール)で配線をまとめるとスッキリさせることができます。

壁と同色の配線カバーを選ぶことでインテリアにもなじむ目隠しができます。

テレビの裏にコンセントやアンテナ端子を設置

新築やリフォームの場合にはテレビ裏にコンセントやアンテナの端子をあらかじめ設置しておくことで配線をテレビ裏にまとめることができます。

すでにお住まいの住宅でも工事業者により設置をしてもらうことが可能です。

壁裏に配線を隠す

コンセントやアンテナ端子が増設できない場合には、テレビ裏と床近くの壁の2か所に穴をあけ、壁の裏に配線を通す方法があります。穴を空ける作業になるので、業者による工事がおすすめです。

壁掛けテレビの工事にかかる費用

DIYをする場合

DIYで工事をする場合、かかる費用は「取り付け金具代」のみです。

設置するための工具を準備しましょう。

業者に依頼をする場合

業者に依頼場合、「取り付け金具代」+「壁掛け工事費用」がかかります。

テレビの大きさ、壁掛け金具の種類、壁の材質などによって費用が異なり、3万円程度から8万円以上かかるケースも

また、配線の処理等のオプションをつけるとさらに費用がかかります。

業者に依頼をするメリット

壁掛けテレビの工事を業者に依頼をした場合、DIYに比べてかなり費用がかかります。

しかし、壁に穴をあける作業や、的確な位置に調整するなど個人では難しい作業もあります。

プロの業者に依頼をすると仕上がりに安心感がありますね。

まずは業者に見積もり依頼しましょう。

また、壁掛けテレビはインテリアのひとつであり、仕上がりも重要です。

経験が豊富な業者を選びましょう。

ホームページに施工例や実績を実際の写真で掲載しているかなども、業者選定のポイントになりますよ。

まとめ

壁掛けテレビはDIYでも設置が可能です。

ただし、壁の種類によっては難しい作業になります。不安な場合は業者に依頼をすることもおすすめです。

設置に合わせて、配線の処理方法も検討しましょう。