さむーい、冬のある日。
冷え込む外から帰ってきて、家のエアコンの暖房をポチッ。
早くあったかくならないかなあ、寒いなあ…。
…あれ、待てども待てどもあったかくならない。暖房ガンガンにつけているのに、どうして…?
こんな経験、みなさんにはありませんか?
私にはありました。仕方ないから設定温度を上げて、強風設定にして…。
そうしていると、冬は暖房にかかる電気代が高くなってしまって、家計にも響きますよね。
そんなみなさんには、サーキュレーターがオススメ!
空気を循環させて、暖房の利きを良くしてくれるアイテムです。
今回はみなさんに、暖房と一緒に使ってほしいサーキュレーターについて紹介していきます!
ちなみに、暖房だけでなくいろいろなサーキュレーターの活用方法を知りたいという人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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サーキュレーターとは、強力な風を起こして部屋の中の空気を循環させる家電です。
エアコンと同時に使うと、エアコンの風を循環させることで効率的に部屋の温度を調整することができます。
このサーキュレーター、もちろん夏場に冷房と一緒に使って部屋を涼しくするのにも便利ですが、暖房と一緒に使うのがさらにオススメ。
「冷たい空気は下方に、暖かい空気は上方に向かう」という性質があります。
そのため冬に暖房を使っても、温かい空気が天井近くに逃げてしまい、なかなか暖かくならないのです。
つまりサーキュレーターは、暖房と一緒に使って温風を循環させれば、暖房効率が上がって冬を快適に過ごせるという優れものなんです!
サーキュレーターは、暖房の効率を上げてくれるすごいやつ。
でもそれだけじゃないんです。
暖房の効率が上がると、暖房にかかる電気代が節約できちゃいます!
なぜ?と思うかもしれませんが、それは簡単な理由。
効率的にすばやく部屋が暖まることで、暖房が大量の電力を消費してまでたくさんの温風を送り出す必要がなくなるからです。
さらに、空気循環によって温度を高く設定しなくても部屋全体を暖めることができるので、低めの設定温度をすればさらに省エネ。
だから、エアコン単体ではなく、エアコン+サーキュレーターの2台使いの方が、電気代を抑えられるのです!
なんと、サーキュレーターを使うことでエアコン暖房にかかる電気代の20%以上の節約ができちゃうんです!
我慢せず、快適に省エネ・節電ができる。優秀すぎるサーキュレーターさんには頭が下がります。
ちなみに、「サーキュレーター以外にも、もっと節電するためのコツはあるの?」という疑問がある人はこちらの記事を見てみてくださいね。
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それでは、効果的に暖房効率を上げられるサーキュレーターの置き方を見てみましょう!
てきとうにポイッと置いただけでは、優秀なサーキュレーターもうまく働いてくれません。
置き方のコツは、「温かい空気は上に向かう」という性質をうまく利用することです。
サーキュレーターをエアコンの対角線上に置き、エアコンに向けて送風させます。
こうすることで、エアコンの温風を拡散し、部屋中に行き渡るようにします。
家具が少ない部屋にオススメの方法です。
サーキュレーターをエアコンから離れた場所に置き、天井(真上)に向けて送風させます。
こうすることで、天井近くに溜まった温風を拡散することができます。
家具やコンセントの位置により、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置けない場合はこの方法を使いましょう!
ロフトや吹き抜け、リビング階段など、少し複雑な形をした部屋では、サーキュレーターの置き方にもう少し工夫が必要になってきます。
気になる人は、「サーキュレーターの使い方・選び方は?効果的な置き方でラクラク節電」を参考にしてみてくださいね。
サーキュレーターにはさまざまな商品があり、その特徴もいろいろです。
サーキュレーターを選ぶポイントは、部屋の広さ・ライフスタイルに合ったサーキュレーターを見つけることです!
家電量販店など、サーキュレーターを売っているお店に実際に足を運んでみるのがオススメですよ。
ここでは、サーキュレーターを選ぶときに比較するべきポイントを紹介します。
まずは風力の強さです。
サーキュレーターを置きたい部屋の広さに合った風力を持つものを選びましょう。
「そのサーキュレーターがどれくらいの広さの部屋にちょうどいいのか?」は、「適応床面積」「対応畳数」といった項目を参考にしてください。
サーキュレーターは、強い風で空気を循環させることが主な目的で作られているので、どうしても羽根の音が目立ってしまいます。
扇風機に比べると「うるさい」と感じてしまうことも。
音が気になる・寝室にサーキュレーターを置く、という人は「静音機能」がついたサーキュレーターを選ぶようにしましょう。
サーキュレーターは、安い価格のものだとカバーの取り外しができないことが多いです。
しかし、こまめにカバーと羽根についたホコリを掃除してあげないと、ホコリがどんどん溜まっていってサーキュレーターにも悪い影響が出てきてしまいます。
羽根の動きが悪くなって、サーキュレーターが壊れやすくなる原因にもなるんですよ。
長くしっかりとサーキュレーターを使いたい人は、カバーを取り外せるタイプのものを選びましょう。
今回は、暖房と一緒に使うのにオススメなサーキュレーターについて紹介しました。
寒さの厳しい冬、たくさん使ってしまいがちな暖房ですが、サーキュレーターも同時に使うことで暖房効率を上げれば、気になる電気代を安く抑えることができます。
暖房にサーキュレーターをプラスして、寒い冬もお得に乗り切りましょう!