洗濯機掃除の【総まとめ】4種の汚れや洗濯槽のカビ取りもこれで解決

YOURMYSTAR STYLE編集部

更新日:2022年07月22日

洗濯機から出した洗濯物に、なんだか黒いぴろぴろしたものがついている……!なんてことありませんか?それ、ワカメではありません。洗濯機の洗濯槽についてしまった、カビです。カビがついた洗濯槽でお洗濯をしていると思うと、ぞっとしますよね。カビが増殖すると、衣類に臭いがついてしまったり、健康に被害が及ぶ可能性もあります。一見キレイに見える洗濯槽も、実はかなり汚れているのですね…。ということで今回はそんなカビを撃退するためのお掃除方法を、お掃除の頻度に分けて解説していきます!

洗濯機掃除はなぜ必要なの?

「洗濯機って洗濯するたび洋服と一緒に洗われてると思ってたけど。そんなに汚いの?」なんて疑問に思う方も多いはず。では、なぜ洗濯機を掃除する必要があるのでしょうか?まずは、汚れの原因を見ていきましょう。

洗濯機の汚れの原因とは?

洗濯機の汚れの原因は

・衣類の汚れ
・水垢
・洗剤の残りカス
・カビ

などがほとんどです。そのなかでもやっかいなのがカビ。先程も言いましたが、カビが溜まるとワカメのようなピロピロしたものとなって出てきます。

湿度が高い洗濯槽のなかで雑菌が繁殖してしまうことで黒カビが発生してしまいます。たしかに、カビや雑菌には理想的な環境ですね…

ちなみにカビ掃除についての詳しい記事はこちら。すべて読み終わったけど、いまいちよくわからない、という場合はぜひ読んでみてください。

洗濯機の汚れが引き起こす被害

洗濯機の汚れが溜まってしまうと、

・雑菌やカビが発生することで肌荒れを引き起こしたり空気中にカビが広がる恐れがある
・雑菌が繁殖することで衣類に臭いが付いてしまう

といったようなことに……これは洗濯機を汚いままにしておくわけにはいかないですね。しかし、洗濯機をキレイにすると、

・臭いが軽減する
・洗濯機の能力が上がる
・雑菌が減る
・洗剤の効果が正しく発揮される

など、いい事づくしなのです!

洗濯機の使用年数や使用頻度に関係なくお掃除は必要

「洗濯機が新しいからカビはあまりついていないのでは?」「洗濯機自体をあまり使っていないからカビは生えていない?」と思う方も多いですよね。残念ながらそうはいきません。

新しい洗濯機でも数ヶ月すれば使用年数が長い洗濯機と同程度のカビが生えます。また、毎日使う洗濯機よりもあまり使わない洗濯機のほうがカビが発生しやすいのだとか。

洗濯機の使用年数や使用頻度に関係なくお掃除は必要なんですね。改めて洗濯機のお掃除の重要性に気づいてもらったところで、次から洗濯機掃除についてお教えいたします!

洗濯機掃除の洗剤は頻度で変わる

社内で30名に洗濯槽のお掃除をどれくらいの頻度で行っているかアンケートを行ったところ、やったことがない人がほぼ大半という結果に…!しかし、私達が知らない間にじめじめした洗濯槽内でカビは増殖し続けているのです。

それではどのくらいの頻度で掃除すればいいのでしょうか?結論としては以下のイラストのように考えましょう!

ただ、洗濯機の洗剤っていろんなものがあって、正直どれを使えば良いのかわかりませんよね。そんなあなたのために、洗濯機の掃除頻度に合わせた洗剤をご提案します!

重曹

おすすめ 商品

商品画像
自然にやさしい重曹 お徳用 1kg
メリット
消臭効果がある
安心・安全
・価格が安い

デメリット
・酸性の汚れを落としてくれるが洗浄力は弱い

こちらは「1〜2ヶ月に1回は洗濯槽を掃除する!」という方にオススメ!重曹は手軽に手に入り、安いのが魅力です。そして何より、ナチュラルクリーニング洗剤なので人体に害がありません。

酸素系洗濯槽クリーナー

おすすめ 商品

商品画像
シャボン玉 酸素系漂白剤 750g
メリット
・過炭酸ナトリウムの強い発泡力でカビをはがし取る
・後に洗濯する際に衣類へのダメージが小さく臭いも気にならない

デメリット
・殺菌効果は塩素系に劣る

こちらも「1〜2ヶ月に1回は洗濯槽を掃除する!」という方に酸素系洗濯槽クリーナーがオススメ!粉タイプの商品が多く、塩素を使っていないということを強調して「非塩素系」と書かれていることもあります。

洗濯槽専用のクリーナーでなくても、「酸素系漂白剤」や「過炭酸ナトリウム」という名前で売られているものも同じように使えますよ!

また、つけ置きにはつけ置き洗剤も使えます。汚れが目に見えていたり、3,4ヶ月洗っていない…なんて場合は酸素系クリーナーやつけ置き用の洗剤でつけ置きがおすすめ!

洗濯槽にお湯と洗剤を入れたら、そのまま1時間~1晩放っておきましょう。その後のお掃除方法は同じですが、洗浄液が洗濯槽全体に広がるので汚れやカビが格段に落ちやすくなります!

「酸素系漂白剤」や「過炭酸ナトリウム」以外の名前で売られているものには、漂白剤や界面活性剤、重曹などがより洗浄力を高めるために配合されている場合があります。

化学物質など危険な成分が含まれているものは避けたい…という方は「酸素系漂白剤」や「過炭酸ナトリウム」と表示されているものを選びましょう♪

塩素系洗濯槽クリーナー

おすすめ 商品

商品画像
カビキラー 洗たく槽クリーナー 550g
メリット
・カビを分解して除去する
強い殺菌効果がある

デメリット
取り扱いには注意が必要

「半年に1回は洗濯槽を掃除する!」という方には塩素系洗濯槽クリーナー!液体タイプの商品が多く、よく「まぜるな危険」と書いてあります。

取り扱いに注意が必要なぶんカビを溶かすほどの殺菌力があるのでお掃除はとても楽です。しかし、そのぶん洗い終わった後に臭いが残ってしまったりすることがあるので、臭い残りが気になる方はやめておいたほうがいいかも…

あまり洗濯槽を掃除することがなく、頑固な汚れをしっかり落としたい方にオススメの洗剤ですよ!

クエン酸、お酢

クエン酸やお酢には、

・消臭力が高い
・殺菌力が高い
・水垢や石鹸カスを落とす効果がある

という特徴があります。クエン酸や酢を使った洗濯槽クリーニングの方法は重曹や酸素系クリーナーと同じです。お湯をため、その中にクエン酸やお酢を1カップほど入れて洗濯槽を回しましょう。

注意
塩素系クリーナーと一緒に使用すると有毒ガスが発生してしまいます。
また、クエン酸やお酢には金属を腐らせてしまう効果もあるのでクリーニング後はしっかりと洗い流しましょう!

ドラム式には注意!

ただ、ドラム式洗濯機をお持ちの方は、実はお掃除のときに気をつけたいポイントがいくつかあります

酸素系クリーナーより塩素系クリーナーがおすすめだったり乾燥フィルターのお手入れも大切だったり……。

ドラム式洗濯機は構造上吹きこぼれやすく故障の原因になってしまうこともあるので、「ドラム式洗濯機では使わないでください」となっている洗濯槽クリーナーもあるのです。

クリーナーや機種によるので一概には言えないのですが、ドラム式洗濯機のお手入れの仕方は別に記事をご用意していますので、以下の記事も合わせてどうぞ!

洗濯槽掃除【酸素系・重曹】

まずはじめに、酸素系クリーナーや重曹でのお掃除方法をご紹介します!酸素系クリーナーでお掃除すると、カビがたくさん浮かんできて、カビが取れたな、という実感があるので、楽しみにしていてくださいね。

用意するもの

・酸素系洗濯槽クリーナー
・ゴミすくいネット

おすすめ 商品

商品画像
シャボン玉 洗たく槽クリーナー 500g

今回はシャボン玉の「洗たく槽クリーナー」を使っていきます!黒カビ、細かい汚れまですっきり一掃できる商品です。酸素系で、重曹が含まれているため洗浄力はありつつ低刺激。プラスチックの槽にも、ステンレスにも使用可能なので便利ですね。

手順
1
ゴミ取りネットなどを取り外す

ゴミ取りネットなど、取り外せる部品を取り外し、洗濯機の中を空にします。洗濯槽の分解は無理ですが、洗剤の投入口、ゴミ取りネット、柔軟剤のポケットなどはプロでなくとも取り外しが可能です。

これらの部品もぬるま湯少しにつけてから歯ブラシやスポンジでこすると意外とすぐにキレイになるんですよ。

部品が取り付けられている本体側のジョイントパーツの方も汚れがよく溜まっていますのでそちらも磨いてくださいね。

こういった部分の作業は、もちろんそれらの部品が汚れている、というのもそうですが、洗剤やクリーナーが全体に広がるのを邪魔したり、ゴミ取りネットが必要以上に汚れたりするのを防ぐためです。

2
お湯を溜める

温度は40~50℃くらいのお湯が理想です。

ここでお湯を使うことで、クリーナーに入っている成分の活動が活発になり洗浄力がUPします!

量は、洗濯機の満水の位置まで入れましょう。

3
洗濯槽クリーナーを入れる

商品に容量が書いてあると思うので、そちらに従いましょう。おおまかな酸素系クリーナーの量は、500g~1kgぐらい。こちらの過炭酸ナトリウムだと、まるまる1袋使用します。重曹を使用する場合は、1カップほど(150g)入れましょう。

少なすぎると効果が弱くなってしまうので、お湯の量を考え、適量を使ってくださいね。

4
洗濯機を回す

排水しないよう、「洗い」で洗濯機を回していきます。だいたい5~6分ぐらいを目安に洗濯機を回しましょう。

5
放置する

うわぁ、すごい量の汚れですね…!こんな汚れのついた洗濯槽で洗濯をしていたなんて、恐ろしいです。少し、この画像は閲覧注意だったかもしれません。洗いコースで洗濯機を回し終えたら、そのままの状態で洗濯機を放置します。

少なくとも2~3時間は、置いておきましょう。できれば、夜のうちに手順4までを終わらせて、一晩放置しておきたいところです。放置しているうちに、どんどん汚れが剥がれていきます

6
ゴミを取り除く

ゴミすくいネットなどを使って、浮いたゴミをすくい取っていきます。この時、綺麗にゴミを取り除かないと、排水の際に詰まりの原因になります。なかなか大変ですが、根気強くやっていきましょう。

7
手順4~6の作業をもう一度繰り返す

しっかり汚れを落とすために、もう一度洗濯機を回します。2~3時間放置し、ゴミをすくい取る作業も行います。

8
ゴミ取りネットをセットして脱水まで行う

ゴミをすくい取ったら、排水・脱水まで行います。その際、ゴミ取りネットをセットすることで、手では取りきれなかった汚れが流れてしまうのを防ぎます。

9
底にたまったゴミ、ゴミ取りネットのゴミを取る

脱水の際の遠心力で、さらにゴミが出てくることがあります。底が汚れていたら、綺麗にしておきましょう。また、同時にゴミ取りネットのゴミも取り除いてしまいましょう。

10
洗いから脱水までを一通り行う

最後の仕上げです。ゴミが気にならなくなるまで、この操作を繰り返しましょう。気にならなくなれば、お掃除は終了です。

洗濯槽掃除【塩素系】

続いて塩素系クリーナーの使い方を紹介します。洗剤やクリーナーの裏に使い方が載っていることが多いので、確認してから使いましょう。

用意するもの
・塩素系洗濯槽クリーナー

おすすめ 商品

商品画像
カビキラー 洗たく槽クリーナー 550g

こちらは先ほど紹介した人気の商品「カビキラー」。ヌメリ・カビを細かく分解して除去することができます。プラスチックの槽やステンレスの槽にも使用可能なので便利ですね。こちらを、全量入れて洗濯機を回すだけでOK。

手順
1
ゴミ取りネットなどを取り外し、お湯をためる

先程の酸素系クリーナーの手順と同じように、洗濯槽の中に50℃くらいのお湯をためます。ぬるま湯を使って欲しいのですが、85℃以上の熱湯では使わないでください。

塩素系のクリーナーは85℃以上で分解し、塩素ガスが発生してしまいます。洗浄力を高めるためにある程度の温度が必要なのですが、塩素ガスが発生すると人体に有害なので細心の注意を払ってご活用ください…!

2
クリーナーを洗濯槽の中に入れる

お使いになる洗濯槽クリーナーの表示に従って、決められた量の洗濯槽クリーナーを洗濯槽の中に入れましょう。

3
洗濯機を回す

ここは、お使いの洗濯機で少し変わってきます。

「槽洗浄モード」があるとき

ご家庭の洗濯機に「槽洗浄モード」があるときは、槽洗浄モードでスイッチオン!槽洗浄モードで洗濯機を回すだけで大丈夫です。

「槽洗浄モード」がないとき

「槽洗浄モード」がないときには、標準コースで「洗い」~「脱水」までの1サイクルで洗濯機を回せば完了です。なんとたったの3ステップ!こんなに簡単に終わるなら、気軽にトライできそうですね♪

槽洗浄に関しては詳しい記事もありますのでぜひ見てみてください。

洗濯槽掃除【その他の洗剤】

ここまで洗濯槽を綺麗にする方法をお教えしてきました♪実は、他にも洗濯機を綺麗にするオススメなアイテムがあります!ここでは先ほど紹介しきれなかった洗濯槽を綺麗にするアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

オキシクリーン

おすすめ 商品

商品画像
オキシクリーン1500g

世界中で愛されているオキシクリーン。酸素系の漂白剤で、お洗濯から台所、住宅周りのお掃除まで、いろいろな場面で洗浄力を発揮します。

酸素系の漂白剤なので、色落ちを気にせず、しかも汚れはしっかりと落とすことができます。

オキシクリーンで使用されている過炭酸ナトリウムは、自然界に存在する成分を使っているため分解されやすく、自然にやさしい環境に配慮された漂白剤なのです。

さらにオキシクリーンは、主成分が「過炭酸ナトリウム」なので、洗濯槽の裏に潜んでいる汚れも、根こそぎ取り除いてくれるんです!

ワイドハイター EX

おすすめ 商品

商品画像
ワイドハイターEX 粉末タイプ 本体 530g

こちらの商品は500円もかからずに買えてしまいます!さらに、ワイドハイターは余ったら漂白剤として使えるのでとても便利です。ワイドハイターで洗濯機も洗濯物も綺麗にしてみましょう♪

ウタマロクリーナー

おすすめ 商品

商品画像
ウタマロ クリーナー 400ml

誰もが知っている大人気商品「ウタマロリキッド」!実は洗濯機の掃除にも使えてしまうのです。

ウタマロリキッドは中性洗剤で、肌や環境に優しい洗剤で、頑固な汚れも落としてくれる洗剤ですよ!もちろん洗濯物を綺麗にする際にもウタマロリキッドは大活躍してくれます。ぜひ一度、ウタマロリキッドを試しに使ってみてくださいね♪

洗濯機掃除【細かい部品】

さて、洗濯槽のカビはしっかり取れましたか?明日からキレイな洗濯槽でお洗濯ができると思うと、とっても嬉しいですね♪

ですが洗濯機には、洗濯槽だけでなく洗剤投入ケースやゴミ取りネット、フィルターなどの細かい部分があり、そういった箇所の汚れも気になりませんか?

洗濯機の周辺にもホコリやゴミがちらほらと。せっかくなので、まとめてお掃除してしまいましょう!また、こちらのお掃除は汚れが気になったときにやれば十分ですよ♪

お手入れしたい箇所リスト

洗濯機のパーツの中で、お手入れしたい箇所をまとめてみました!

取り外せる4つのパーツ
・洗剤投入ケース
・ゴミ取りネット
・排水フィルター
・乾燥フィルター
取り外せない4つのパーツ
・フタの裏
・パッキンの裏
・洗濯槽のフチ
・洗濯ホース
洗濯機周辺
・洗濯パン(洗濯機の下)
・洗濯機と壁のすき間

お使いの洗濯機よっては、取り外せるものと取り外せないものが少し違っていることもあると思います。とはいえ、取り外せるパーツは取り外して、取り外せないものはそのまま!お手入れの仕方に変わりはありません♪

パーツ以外にも洗濯機周辺のすき間は汚れやゴミが溜まりやすいので同時にお掃除することをおすすめします。

取り外せるパーツのお手入れの方法

さて、それでは先ほどのリストにあるものを簡単にお手入れしていきましょう!といっても、洗剤などは使いません。歯ブラシでこすったり雑巾で拭いたりといったお手入れで十分キレイにすることができますよ♪

用意するもの

・ぬるま湯
・洗面器
・歯ブラシ

手順
1
ぬるま湯をはる

洗面器にぬるま湯をはりましょう。

2
パーツを外す

洗濯機の洗剤投入ケース、ゴミ取りネット、排水フィルター、乾燥フィルターを取り外しましょう。

3
歯ブラシでこすって洗う

ぬるま湯にパーツをつけながら、歯ブラシでこすって汚れを落とします。

4
乾燥させる

カビが生えないように、外したままでよく乾かしましょう。

取り外せないパーツのお手入れの方法

陰になってしまうのであまりお掃除もしない、フタの裏やパッキンの裏。あまりお掃除しようと思ったことはないかもしれませんが、汚れたままにしておくとその汚れが洗濯物についてしまうこともあります。

お手入れ方法はとっても簡単なので、ぜひ一緒にキレイにしてしまいましょう♪

用意するもの

・雑巾

手順
1
固く絞った雑巾で、拭く

雑巾を固く絞って、フタの裏や洗濯槽のフチを拭きます。ドラム式洗濯機の場合は、洗濯機の中のパッキンの裏も拭いておきましょう。

最後にタオルで洗濯機全体を拭き上げます。洗剤カスやホコリがこびりついている場合は40度以上のお湯で溶かすか、歯ブラシで磨き落としましょう。

洗濯ホースは、中々掃除する場所ではないですが、汚れがかなり溜まっているところです。詳しい解説はこちらでチェック!

洗濯機周辺のお手入れ方法

洗濯パン(洗濯機の下)や壁とのすき間は汚れやゴミが溜まりやすいので、掃除機が届く範囲のものは掃除機で吸い取ります。狭いので、オリジナルの掃除グッズを作って取り除くのがおすすめですよ。

用意するもの
・ハンガー
・古いストッキング、古いタイツ、化学繊維の古着のいずれか
手順
1
オリジナルの掃除グッズを作る

針金ハンガーを縦に引き伸ばして、古ストッキングなどをかぶせる。

2
静電気を起こす

ホコリなどをキャッチしやすいように素早く体にこすりつけて静電気を起こしましょう。

3
洗濯機とのすき間に入れる

オリジナルの掃除グッズを洗濯機と洗濯パンのすき間や洗濯機と壁のすき間に入れてホコリを取ります。

使い終わったら裏返して捨てるだけ!楽に汚れが取れますよ。これだけしっかりお掃除すれば、洗濯するのが楽しみになりますね♪

普段からできる洗濯機のお手入れ

というわけでここまではお掃除の方法についてお話をしてきましたが、そもそも汚れを溜めない、というのも重要ですよね。普段から意識していただきたいことをご紹介します!

洗剤・柔軟剤は適量を使う

洗剤や柔軟剤を過剰に使ってしまうと、石鹸カスが洗濯槽に付着してしまうことがあります。

えっ、石鹸ってキレイにするためのものなのに、汚れになってしまうの?

なんて驚く方も多いと思いますが、石鹸カスは水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムと石鹸に含まれる脂肪酸が結合してできてしまうしぶとい汚れ。

水に溶けない上、しっかりとこびりついてしまうものなので落とすのがとても大変です。こんなしぶとい汚れはクエン酸やお酢を使えばキレイになりますが、汚れがつかないのが一番ですよね。

ということで、そんな汚れがつく前に洗剤や柔軟剤は多めに入れずに適量使うようにしましょう。

洗濯物は洗濯機の中に溜めない

洗濯カゴなどは使われていますか?洗濯槽の汚れの原因となる黒カビは湿気が大好き

汚れた洗濯物を洗濯槽の中に溜めておくのは菌にとって生きやすい環境を提供してしまうことになってしまうのです…!

特に、洗濯物には皮脂汚れなど油汚れやホコリなど、菌にとって嬉しいエサがたくさん。湿気とエサの揃った洗濯槽はカビにとって最高、私たちにとっては最悪の環境です。

ぜひ洗濯カゴなどで分けておき、洗うときに洗濯機に入れましょう。そして、洗い終わったらすぐに洗濯機から洗濯物を取り出すように習慣づけましょう。

洗濯機のフタは閉めたままにしない

こちらも上述のものと全く同じ理由です。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭などでしたら遊ばれてしまうのを防ぐために蓋を閉めておくところが多いかもしれませんが、洗濯槽の汚れ的にはあまり好ましくありません。

空気が通らず、湿度の高い状態で洗濯槽の中が保たれてしまいますからね。ずっと開けておくのはちょっと、、、という場合には、洗濯が終わってから数時間でも開けておきましょう!

多くの場合、洗剤やクリーナーの裏には使い方が載っています。ご家庭の洗濯機がドラム式の場合は念入りに使い方を確認してから使いましょうね♪

使えるのが確認できた場合は、ここから紹介する洗い方を実践していきましょう。というわけで、実際にどうやって洗濯槽のお掃除をしていくのか、ばっちり解説していきます!

洗濯槽の裏側にひそむカビはプロに依頼しよう!

さて、今まで自分でできる洗濯機のお掃除について解説してきましたが、プロにお願いしたほうがいい場合もあるみたいですよ。ちょっと気になりますよね。

そもそも、自分でできる洗濯機のお掃除はどんな範囲なの?

そこで、「ユアマイスター」では、洗濯槽・洗濯機クリーニングのプロに「洗濯機の掃除は、自分でできますか?」と聞いてみました!たくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。

おそうじ本舗 中川篠原店さん(愛知県)

洗濯槽クリーナーを使えば、ある程度はお掃除できます。ただ、ご自分で無理に分解しようとすることはやめてください。戻せなくなったり、故障の原因となります。

株式会社ウォッシュさん(大阪府)

ご自分でできる掃除と、洗濯槽クリーニングでなければ落ちない汚れがあります。カビや洗剤汚れは、洗濯槽クリーナーである程度落とせますが、洗濯物から出た繊維ゴミなどが詰まると、洗濯槽クリーニングでなければ落ちません。

かたづけ専科さん(北海道)

難しいと思います。一般の方が自分でできることには限界があって、目で見える部分の汚れを落としたり、市販の洗濯槽クリーナーを使った掃除をするくらいだと思います。それで落とせる汚れはほんの少しで、残りは分解しないと絶対に落ちません。

ふむふむ。自分で分解洗浄するのは危険だから、

洗濯槽クリーナーで洗濯槽掃除
そのほかの目に見える部分の掃除

が自分でできるお掃除なのですね。改めて納得。ですが、それで落ちる汚れは洗濯機につく汚れの一部。プロに洗濯機・洗濯槽クリーニングを頼むことも必要なのですね!勉強になります♪

ちなみに「自分で洗濯機の掃除をする場合と、業者さんに洗濯機クリーニングをお願いする場合では、仕上がりにどのような違いがありますか?」と仕上がりの違いも聞いてみました!

掃除職人 ていねい屋さん(神奈川県)

ご自身でやる掃除の場合はある程度、範囲も限られておりますので比べるのはどうかと思いますが当店では一部の機種を除いては完全分解による洗浄ですので新品で購入したように洗濯槽内はピカピカに仕上げます。お客様も洗浄前と洗浄後のお写真を取られる方も多いので是非、見比べて見てください。

Wハピリーさん(京都府)

ご自身で洗濯機を掃除するとなると洗濯槽クリーナーを使用される方が多いと思われます。ですが洗剤を使用するだけでは見えない部分の汚れを落とすことはできません。業者に依頼することにより洗濯機を分解できるところまで分解し洗浄させていただく為、洗剤だけでは届かないところまで洗浄させていただくことが可能でございます。万が一、汚れが固着しており分解できない場合も業務用の洗剤を使用ししっかり洗浄させていただきますので違いが目に見てわかります!

なるほど、やはり洗濯槽の裏側まで洗浄するためその仕上がりも天と地の差があるということですね!

「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。

自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!

ただ、自分で洗濯機をお掃除して、きちんと汚れが落ちていればカビが洗濯物につくなんてことにはならないはず。

それでも黒いぴろぴろしたものがついてしまうなら、洗濯槽の裏側に原因があるかも。プロの意見にもある通り、市販の洗濯槽クリーナーを使って落とせるのは、洗濯槽の汚れのごく一部

洗濯槽の裏側にたっぷりたまった水垢やカビを落とすのは、難しいのです。しかも、そんな洗濯槽の裏側のお掃除は、自分でやることはできません。自分で分解するとパーツを戻せなくなったり故障の原因になったりしてしまうからです。

洗濯機の分解洗浄にはプロの経験と技術が必要になるので、お任せしたほうが良いですね。

プロの洗濯機・洗濯槽クリーニングでぴっかぴかに!

ということで、洗濯槽の裏側の汚れを落とすためには、プロの洗濯機・洗濯槽クリーニングがおすすめなのです。

プロに洗濯機・洗濯槽クリーニングをお願いすると、いったいどんな風にキレイになるのでしょうか?ちらっと、写真をお見せしちゃいますね。

これは、洗濯槽の底にある、プロペラを外したところです。茶色い汚れがびっしり!でも、さらに衝撃的なシーンが。

洗濯槽の裏側です!普段見えている内側はキレイに見えても、裏側にはカビや汚れがびっしりついていることがあるのです。この洗濯機の持ち主は、どーせお掃除サボってただけでしょ。なーんて思ったあなた。

実は、買ってまだ1年の洗濯槽でこの汚れなのです!しかも、定期的に市販の洗濯槽クリーナーを使っていたとのこと。

お洗濯にいくらいい洗剤を使っていても、肝心の洗濯機が汚れていては、意味がありません!

お洋服を洗うのも着るのも、ちょっと憂鬱になってしまいますよね。そこで、プロの洗濯槽・洗濯機クリーニングです!

これ、さっきと同じ洗濯機です。シロクマさんもびっくり。こんなに白かったのってくらい真っ白です。

洗濯槽の裏側も、本来の輝きを取り戻しました。まるで新品のようにピッカピカですね。ここまで変わるなんて、想像以上ではありませんか!?そんなプロの洗濯機・洗濯槽クリーニングをぜひ受けてみたいと思ったあなた。

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まとめ

においの元は洗濯機

洗濯機がキレイになると、衣服もキレイになって、毎日が快適になって。良いことづくめですね。しかし、掃除せずに放っておいたら、洗濯槽はカビだらけに!細々とした部品にも汚れがたまってしまいます。

洗濯槽は、酸素系クリーナー塩素系クリーナー、重曹を使ってキレイにできます。

・こまめにお掃除をしている方は、酸素系クリーナーや重曹がおすすめ
・半年に1回くらいしかお掃除をしていない場合は、塩素系クリーナーでお掃除

細々とした部品は、歯ブラシや雑巾だけでお掃除できますよ。

お掃除の頻度は、月に1回が理想です。しかし、もし、自分でいくらお掃除しても洗濯物が汚れている……。そんな場合は、自分では落としきれない汚れがあるのかもしれません。

それなら、プロの業者さんにお願いするのがおすすめです。自分では分解できないような、洗濯槽の裏までピカピカにしてくれますよ!

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