スポンジでゴシゴシこすっても落ちない頑固なお風呂のやつ…。やっと落ちたと思っても、またすぐに生えてくるやつ…。そんなお風呂のカビ、嫌ですよね。何もしないで放置してしまうと、カビはどんどん増え続けます。今回は、そんな頑固なカビを消し去る最強の方法を紹介していきますね!まずは、カビの種類から見ていきましょう!
目次
一言でカビと言っても、その種類は色々です。お風呂をよーく見ると、黒いカビの他にうっすらと赤いカビがありませんか?これは赤カビと言い、皆さんがよく見る黒いカビとはその見た目だけでなく性質も違うんです。
お風呂の壁やパッキンに黒くポツポツとできているアレです。擦ってもなかなか落ちず、悩んでいる人も多いはず…。見た目が悪いだけでなく、喘息やアレルギーの原因になる事も。黒カビは軽い程度ならこすって落とせますが、深く根を張るとなかなか消えません。早めの対策が必要です!
シャンプーボトルの周りなどに発生する、うっすらと赤いカビ。この赤カビ自体は、人体にほとんど害を与えません。ただ、黒カビのエサとなるため、赤カビを放置すると黒カビが増えるんです!赤カビはスポンジで軽く擦れば落ちるので、気付いたときに対処しましょう!
赤カビについて詳しく知りたい方はこちら!
除菌力
手軽さ
臭い
酸素系漂白剤×重曹
〇
△
◎
カビ取り剤
〇
◎
△
塩素系漂白剤
◎
△
△
先ほどカビの種類を2種類ほどご紹介しましたが、同じ黒カビの中でも黒カビには時間が経ちすぎて、一筋縄ではいかないものもあります。そのためカビの種類によって適切な洗剤は変わってくるのです!
上の表をのように「酸素系漂白剤×重曹」効果はそこそこで手間がかかるものの、掃除後のキツイ臭いを感じる可能性は低くなります。とにかく手軽に落としたい方には「カビ取り剤」何がなんでもカビを落としたい方は、「塩素系漂白剤」を使うのがおすすめです!
そこで、カビは種類によって落としやすさが変わるため、カビに合わせたお掃除方法を提案します!
適切な洗剤
ポイント
赤カビ
強固度【弱】
酸素系漂白剤×重曹
臭い・安全性重視
黒カビ
強固度【中】
カビ取り剤
手軽さ×除菌力
しつこい黒カビ
強固度【強】
塩素系漂白剤
とにかく除菌重視!
まだカビが生え始めたばかりだったり、強力な洗剤を使うのは少々ためらわれる、というあなたにおすすめの方法です!
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価格もお手頃ですし、パックの後ろに使用量の目安が詳しく載っています。 酸素系漂白剤初心者でも使いやすいですね。
まずは手袋をしてから作業を始めましょう!洗面器に同じ分量の重曹と酸素系漂白剤を入れ、少量の水で溶かしながら手で混ぜていきます。作る量はお掃除したいカビの様子に合わせて調整してください。
壁につけても垂れてこないくらいの硬さにしましょう!
作ったペーストを手でカビに塗っていきます。塗ったあと、2時間ほど時間を放置し、洗浄成分を浸透させましょう!
重曹と酸素系漂白剤を洗い流しましょう。洗剤残りがないように、しっかり流してくださいね。軽いカビならこれで取ることができますよ!
頑固な黒カビには塩素系漂白剤×片栗粉が最適ですが、軽い程度のカビにそこまでする必要はありません。ここでは、カビの程度に合わせた対処法を紹介していきます!今回は市販のカビ取り剤を使った方法をご紹介します。
市販のカビ取り剤でカビを退治する方法です。漂白剤ほど頑固な汚れが落ちない可能性がありますが、なによりお手軽!
カビ取り剤は、カビから15cmほど離した位置からスプレーします。そこから15分~30分ほど放置します。
時間が経ったら、シャワーでしっかり洗い流します。自分で洗剤を作る必要がないので、手間がかかりません!強力な成分を使っていることが多いので、安全のために使用方法をしっかり守ってくださいね!
頑固なカビに最も力を発揮するのは「塩素系漂白剤×片栗粉」。塩素系漂白剤は漂白能力がとても高いので、より強力にカビを取り除くことができます。
しかしここで問題が1つ。液体の塩素系漂白剤は、床や壁を流れやすいということ。カビのお掃除では、浸透させることが重要なのに、漂白剤が浸透する間もありません…。その解決策となるのが、
片栗粉を塩素系漂白剤で溶かすようにして、ペースト状にしていきます。これで、塩素系漂白剤を壁に密着させることができるんです!
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塩素系漂白剤のなかでもかなりお安いキッチンブリーチ!ここまで安いと、逆に不安になってしまいますが、その実力は確かです。
必ず手袋をして作業を始めましょう。洗面器に、片栗粉と塩素系漂白剤を1:1の割合で入れます。手で混ぜて、ペースト状になるまで練り込みましょう。
カビが気になるところに、さきほど作ったペーストを手で塗り込んでいきます。
ペーストがお風呂のカビ汚れにしっかりと付着するのを待つため、5分くらい放置しましょう。あまり長く放置しすぎるとゴムの部分が傷んでしまうので、気をつけてください!
ペーストがしっかりと落ちるように、熱いシャワーで洗い流しましょう。なるべく50℃以上で!熱いシャワーで洗い流すことで、カビの予防にもなりますよ♪また、市販の強力なカビ取り剤を使うのも1つの手。ただし、カビ取り剤は薬剤なので、取り扱いには十分注意してくださいね!
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お風呂のカビと聞くと、パッキンに生えるものを想像してしまいますよね。でも実は、意外な場所にもカビたちは広がっているのです。それもかなり目立つはずの場所に…いったいどこだと思いますか?
正解はお風呂場の「天井」なんです。お風呂の湿気は、上に上にと登っていきます。この湿気が集まって結露してしまうので、カビが繁殖しやすくなっているのです。そんな天井ですが、お掃除となると一苦労。シャワーをかけようものなら、洗剤と汚れがあなたにふりかかってしまいます!今回は、正しいお風呂場の天井のお掃除をご紹介しますね!
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取っ手が伸びるタイプのお掃除アイテムってありますよね?実はカビ取りの道具にも、同じ伸縮アイテムがあるのです。しかも、なんとこちらは、電動でお掃除してくれる優れもの。角度も調節できるので、細かいところもお掃除可能なんです!さらには、キッチンやカーペットなど、お風呂以外の場所もお掃除できちゃうのも嬉しいポイントです!口コミで評価も高く、ぜひ一度試してみたいアイテムですね!
天井をお掃除したついでにぜひやってほしいのが、お風呂場の床のお掃除。肌に直接触れる場所だからこそ、お掃除して清潔にしておきたいですね!そんな時はこちらの記事を参考に!
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ここでお風呂のカビ取り、または予防に有効な便利グッズをいくつか紹介します!
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こちらは黒カビの予防グッズで、カビを再び生えにくくさせるものです。この間掃除したばっかりなのにまたカビが生えてきてる…!なんてことにならないためにこちらを使って事前にカビ予防をしておきましょう!
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こちらは言わずと知れたカビキラーのゴムパッキン用のものです。いつもの霧吹き型では集中的にできないような場所でもこの形状のカビキラーを使うことでより細かいところまで掃除ができること間違い無しです!
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先ほどに引き続きまたまたカビキラーですが、今度は電動のカビキラーです。いくら浴室はいえ、浴室の隅々までカビキラーを吹きかけるのは疲れますよね?そんな時にこの電動のカビキラーを一度使ってみて下さい。一度電動の楽さを知ってしまったらもう手動には戻れません!
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お次は両強力なカビ取り剤です…!これは髪の毛をも溶かすほどに強力なカビ取り剤であり、お風呂場にどうしても取れないしつこいカビがある時に使うようにしましょう。きっと素晴らしい効き目を見せてくれるはずです!
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最後はお風呂掃除用のウェットシートです。他のカビ取り剤ほどの効力はもちろんありませんが、カビ取り剤をわざわざ使うほどでもないちょっとした汚れを取りたいときにこちらのウェットシートがあると非常に便利です。ワイパーに取り付けて使うことも可能なため、天井などの取りにくい汚れを取れることでしょう。
ここまで様々なグッズを紹介しましたが、その使い方の一例として煙でカビを予防してくれる「防カビくん煙剤」というアイテムを例に詳しい使い方をまとめた記事もありますので、使う前にぜひ一度参考にしてみてください!
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カビは生える前に防ぐのが理想ですよね!実はちょっとした習慣をつけることでカビの発生は簡単に予防できるのです。今回はそんな日常的にできるカビの予防方法をご紹介いたします♪
カビが発生してしまう最大の原因は湿気です普段から水気を拭き取る習慣をつけていきましょう。結構見逃しがちなのは、小物周りの水!
などもなるべく残さないようにしましょう!お風呂の水気を拭き取るための便利なワイパーもあるので、ぜひ一度使ってみてください!
カビの正体は「糸状菌」と呼ばれる細菌です!そのため、アルコールなどで除菌するだけでもカビの発生を防止することができます。また、フロアワイパーにドライシートを付けて、消毒液を染み込ませることで風呂の中の手が届きにくい箇所まで除菌することができます。
熱水シャワーで浴室内や壁を洗い流すのもオススメです。ポイントは50℃以上のお湯を5秒以上かけること。熱いお湯をかけることで、表面に存在する成長途中のカビを完全に死滅することが可能なんです。熱水をかけた後は、冷水をかけることで温度を一気に下げて、カビが生えにくい環境を作ることができます。
お風呂のカビを予防できるカビ防止剤というものが市販されています。カビ防止剤には
などさまざまな種類があります。気になる箇所に合ったタイプの防止剤を使って、お風呂全体をきれいな状態で保ちましょう。
カビ防止剤の中で、特に人気なのが「お風呂の防カビくん煙剤」です。使用方法を守りながら、注意事項に気をつけて使いましょう。
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お風呂に換気扇がある場合は、24時間つけっぱなしにしておきましょう。ちなみに一般的なお風呂場の換気扇は5~15Wほど。1ヶ月つけっぱなしでも、電気代は100円~300円ぐらいです。意外なことにカビ掃除の手間を考えれば安いものなんです!お風呂場に換気扇がない場合は、窓を開けることで換気しましょう。
カビを予防するには、カビが住みにくい環境を作っていくのが一番なんです。毎日お風呂上りにササっと行えば、大掛かりにカビ除去をする必要もなくなります!
カビの予防策についてもっと知りたい方はこちら!
最後に「ユアマイスター」では、お風呂クリーニングのプロに「お風呂のカビを防止する、日頃からできる方法はありますか?」と聞いてみました!
頂いたたくさんのプロの意見の中から、一部を紹介します。
便利屋まっせサービスさん(埼玉県)
株式会社ナインサービスさん(神奈川県)
お掃除のプロからすると、タオルで拭き取るというのが有効な様です。手間はかかるけど、効果は絶大だとか。
「ユアマイスター」では、もっとたくさんのプロに、他にもいろいろな疑問に答えてもらっています。そんなプロの声を「プロが答えてお悩み解決!アスクマイスター」に集めました。
自分でお掃除するときも、ハウスクリーニングをお願いするときも、役に立つこと間違いなしです!
今回紹介したカビ取りの方法は、
この3つです。お風呂のカビのほとんどは、この方法で落とすことができますよ!カビの程度に合わせて使い分けてみてください。お風呂のカビが綺麗になると、ゆっくりお風呂につかれるようになります。
ピカピカのお風呂で一日の疲れが取れますように♪
ここまでお風呂のカビの落とし方をやってきましたが、それでも落とせないカビを発見したら、プロにお掃除をお願いするのもひとつの手です。諦めていたカビも、スッキリきれいになりますよ!
ここで寄せられたたくさんの口コミの中から抜粋して一部を紹介します!
などなどユアマイスターにはこのような数多くの嬉しい声が寄せられています。さらに多くの意見が見たい方はこちらから見ることが出来ます!これらのレビューからはその業者さんのところへ直接飛ぶことが出来るため、口コミから判断して直接業者さんに頼むことが可能となっています。そのためとても安心感がありますね!
もしも諦めていたカビやその他お風呂汚れがあれば、ぜひ一度頼んでみてはいかがでしょうか?
プロに依頼するか悩んでいる方はこちら!
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