色移りの落とし方は「50℃のお湯と2倍の洗剤ですぐに洗う」が正解

■色移りの落とし方は、すぐにお湯とたっぷりの洗剤で洗うのが◎
■たっぷりの弱アルカリ性洗剤と塩素系漂白剤を使うのが最強
■色移りは仕分けて洗濯ネットありで洗って予防できる

たってぃ

2017年11月06日

あああ!しまった。
洗濯機の蓋を開けてみたら、中が大惨事になっていた。

こんな経験はありませんか?
そう、色移り。

お気に入りの服に色が移っていた時なんか、とてもショックですよね。
普段は気をつけていても、ちょっと気を抜いたタイミングで起こってしまうことも……。

クリーニングに出したらいいのかもしれないけど、持っていくのも手間だし、手元に戻ってくるのに時間もかかります。
自分で色移りを落とせたらいいのになあ、なんて思っている方もいるはず。

というわけで今回は、色移りの落とし方を紹介します。
色移りに気づいたその時に対処をすれば、自分でもちゃんと落とせるのです。

色移りの落とし方をマスターして、お洗濯をもっと楽しみましょう♪

色移りを落とす3つのポイント

色移りを落とすときには、おさえておくべき3つのポイントがあるのです。

・色移りに気づいたらすぐに落とす
50℃以上のお湯を使う
・既定の2~3倍の洗剤で洗う

なぜこの3つが効果的なのか、詳しく見ていきましょう。

色移りはすぐに落とす

色移りは、乾くと落ちにくくなります。
洗濯したてのまだ濡れている状態で「あ、色移り!」と気づいたときがベストタイミング。
そこで対処できれば、色移りも落ちる可能性大なのです。

色移りに気づいたとき、絶対にやってはいけないことが2つあります。

乾燥機で乾かす
アイロンをかける

色移りしてしまった場合には、決して乾かさず、なるべく早く対処するのが重要です。

色移りはお湯で落とす

洗濯するときの温度が上がれば上がるほど、洗浄力が上がるとされています。
でも、あまりに熱いお湯を使うと、洋服にも負担なので、普段は30℃くらいの水でお洗濯している方が多いでしょう。

ですが、色移りを落とすためには、50℃以上のお湯を使ってください。

このとき、少し注意したいことが。

注意
洗濯機の耐熱温度を越えないようにする

洗濯機には耐熱温度というものがあります。これは洗濯機に何℃のお湯まで入れていいか、というもの。洗濯機の取扱説明書などで確認していただきたいのですが、一般的には50℃前後なのです。

色移りを落とすために50℃以上のお湯を使おうとすると、洗濯機の耐熱温度ぎりぎりになってしまうのです。耐熱温度を超えないように、気をつけましょう。

もしくは、洗濯機を使わずに、バケツやタライで色移りを落とすようにすると安心ですね。

 

洗剤は普段より多めに

色移りを落とす時には、洗剤を多めに使います。
具体的には、規定量の2〜3倍の量

洗剤に加えて、漂白剤も使うとさらに効果的です。

洗剤は2種類

お洗濯に使う洗剤は2種類あります。

・弱アルカリ性洗剤
・中性洗剤

色移りを落とす時には、弱アルカリ性洗剤を使いましょう。液体よりも粉末タイプのほうが、洗浄力が強いのでおすすめですよ。

おすすめの弱アルカリ性洗剤


漂白剤がダブルで配合されていて、汚れ落ちが抜群です。泥汚れや食べ物のシミもしっかり落としてくれます。しかも洗濯槽のカビにも効果的。除菌・抗菌効果もあるので、部屋干しでも臭いがしないのが嬉しいですね。

 

ちなみに、中性洗剤はデリケートな衣類をやさしくあらうことができます。ですから、おしゃれ着をお洗濯する時にはとても便利なのですが、色移りを落とすにはちょっと優しすぎます。

 

漂白剤は3種類

一方で、漂白剤には3つの種類があります。

・酸素系漂白剤
・塩素系漂白剤
・還元型漂白剤

白物、色柄物のどちらにも使えるのは酸素系漂白剤。

液体タイプと粉末タイプがありますが、粉末タイプのほうが強力です。デリケートな素材のものを洗う時には液体タイプを、丈夫な素材のものを洗うときは粉末タイプがおすすめですよ。

おすすめの酸素系漂白剤


シャボン玉せっけんブランドが安心させてくれます。汚れもしっかりおち、普段からも黄ばみ防止や防臭に使えます。洗濯槽掃除用としてもかなり人気みたいです。これを機会に普段からも使ってみてはいかがでしょうか。

 

漂白剤の中でももっとも強力なのが塩素系漂白剤です。

白いワイシャツやTシャツを洗濯して、真っ白にしたい、そんな時には塩素系漂白剤がおすすめ。でも、注意点もあります。

注意
・色柄物の漂白には使わない
・まぜるな危険

色柄物の漂白には使えません。衣類の元の色まで落ちてしまう可能性があります。
また、塩素系漂白剤は酸性のものと混ざると、有毒なガスが発生します。使う時には十分注意してくださいね!

 

漂白剤の種類、もう一つは還元型漂白剤です。

還元型漂白剤は、酸素系漂白剤や塩素系漂白剤とは逆の反応で漂白します。つまり、塩素系漂白剤を使っても落ちなかったような色移りも、還元型漂白剤なら落とせるかもしれないのです。

しかし、還元型漂白剤も色柄物には使えないので、注意してくださいね。

おすすめの還元型漂白剤

おすすめの商品


しつこい黄ばみやしみはもちろん、赤土や鉄サビとも戦ってくれます。赤土がよく落ちるんで、甲子園球児のいる家庭には欠かせないでしょう。さび落とし用に買っている人も多いみたいです。

 

漂白剤についてもっと知りたい、そんなあなたにおすすめの記事があります。「漂白剤の使い方を知らずに洗濯の選択に失敗した人が書いた基礎知識」では、漂白剤の種類や使い方を徹底解説しました!ぜひチェックしてみてくださいね。

これで基本知識はマスターできました!
では色移りを実際に落としていきましょう!

 

《実践編》色移りを落とそう

ついに色移りを落とす時が来ました。

洗剤と漂白剤を使ってつけおきし、色移りを落とします。
さっそく詳しい手順をチェックしていきましょう。

用意するもの

・ゴム手袋
・50℃以上のお湯
・色移りしたものが入る容器
弱アルカリ性洗剤
漂白剤
・普段使っている洗剤

  手順  

1. 色移りした服をお湯につける
ゴム手袋をはめてから、作業を始めましょう。

使う容器は、服の枚数に合わせて選びます。

手洗いの場合、1枚だけならタライで十分、バケツを使ったら4枚くらいは洗えますよ。それ以上の大惨事は耐熱温度に注意しつつ洗濯機を使いましょう。

色移りした服をお湯につけます。
お湯は50℃以上。
一度、沸騰させたお湯に、を足して温度を下げると楽かもしれません。

 

2. 弱アルカリ性洗剤、漂白剤をお湯に入れる
弱アルカリ性洗剤と漂白剤をお湯に入れます。

弱アルカリ性洗剤は規定の量の2〜3倍入れましょう。
漂白剤は既定の量で入れます。

 

3. つけおき
30分から1時間ほど、そのままつけ置きます。
ときどきぐるぐると混ぜてあげるといいです。

 

4. 色移りが落ちたのを確認
色移りが落ちたか確認します。色移りがほとんどとれていれば、成功。

とれてなければいったん水を捨て、もう1回つけ置きをやってみてください。

 

5. 服をすすぐ
服をすすぎましょう。
この後お洗濯するので少し洗剤が残っていてもいいですが、洗剤が濃いので、けっこう大変かもしれません。

 

6. 普段通りのお洗濯をする
普段使っている洗剤で、いつも通りのお洗濯をするだけ!

 

これで終了です。お疲れさまでした!
きっと色移りも綺麗に落ちていることでしょう。

 

色移りの原因とは

夜から朝へ

そもそも、なぜ色移りが発生してしまうのでしょうか?
原因が分かれば、事前に防ぐこともできますよね。

まず、色移りには2つのパターンがあります。

・濃い色の衣類から、薄い色の衣類へ
・洋服の色が濃い部分から、薄い部分へ

ちょっと違いがわかりにくいかもしれませんが、別の洋服から色移りするか、1つの洋服の中で色移りが起こってしまうかの違いになります。

濃い色の衣類から、薄い色の衣類へ

よくあるタイプの色移りは、このタイプ。
デニムのパンツから、白Tシャツとかですね。

さらに細かく見ると、特に3つの原因が考えられます。

・洗濯中に染料が溶け出す
・脱水中に染料が飛び散る
・湿った状態で、長い時間、衣類が接していて色移りする

洗濯したときの水に色がついていたという場合には、洗濯中に染料が溶け出していた可能性が大です。このとき、同時に洗濯していた全ての洗濯物に色が移ってしまう危険もあるので要注意ですね。

点々とした色移りがあった場合には、脱水中に染料が飛び散ってしまったと考えられます。色移りの危険は、脱水中にも潜んでいるのです。

洗濯が終わった時には色移りしていなかったのに、いざ干そうとしたら色移りしていた。そんなときは、湿った状態で、長い時間、衣類が接してたことが原因の色移りかもしれません。

 

洋服の色が濃い部分から、薄い部分へ

厄介なのがこのパターンです。
上下で色が全く違うワンピースや、袖の色が違うパーカーなんかはこのパターンで色移りしてしまう可能性があります。

合わせて1つの服なわけですから、切り分けて別々にお洗濯するわけにもいきません。ですから、事前に防ぐというのが難しいのです。

お気に入りの洋服で、絶対に色移りさせたくないなら、クリーニングに出すのが安心ですね。
もしくは、次の予防法で紹介する「色移り防止シート」が使えるかもしれません。

 

以上の原因を踏まえて、色移りの防止法を考えていきましょう。

色移りを防ぐ4つの方法

色移りの落とし方は分かったよ。でもやっぱり色移りしないのか一番じゃない?
確かにその通りです。というわけで、その方法をご紹介します!

お洗濯するのは仕分けしてから

色移りを予防する基本中のキホンです。
色の濃いもの、薄いもので分けてお洗濯をすれば、色移りに悩むこともありません。

毎回、分けて洗うのは面倒臭いな、と思ってしまう場合には、色の濃い洗濯物を初めて洗濯する時だけでも、仕分けをして洗うことを心がけてみてください。

 

ネットを使って洗う

ネットと使うと、衣類同士が直に触れ合うことがないので、色移りを防止できるのです。

濃い色のものはなるべくネットに入れましょう。
心配な人は薄い色のものもネットへ。

洗濯ネットの詳しい使い方は「洗濯ネットの使い方は正しい選択をねっ!と知れば型崩れ・ほつれなし」で解説しました。ぜひ参考にしてください!

 

洗濯物はすぐに干す

洗濯物が濡れたままくっついていると、色移りがしやすいです。特に、脱水後の絡み合った状態は危険。洗濯が終わったらすぐに干し、色移りを防ぎましょう。

洗濯物が濡れたまま洗濯機に入っていると、嫌な臭いの原因にもなります。早く干すに越したことはないのです。

 

色移り防止シートを使う

最近では色移り防止シートという便利なものも売られています。
分けるのがめんどくさいとき、心配なときはいかがでしょうか。1つの洋服の中で色移りが発生してしまいそうな時も、このシートを使ったら安心かもしれません。

洗濯するとき洗濯ものや洗剤といっしょに入れるだけ!洗濯物は色柄物と白物と分ける必要はありません。終わったらシートを取り出します。


ドクターベックマンはドイツNo.1のシミ落としブランド。その名の通りオーナーが生物科学者で、環境への配慮と確かな効果が売りです。製品がゴミになったら、1か月ほどで分解して、土にかえります。

 

まとめ

色移りを落とすときのポイントは3つ。

・すぐに落とす
・洗剤の量はたっぷり
・お湯を使って

さらに、漂白剤も入れると効果的でした。

色移りを防ぐためにも、今すぐできそうな工夫がたくさんありましたよね。
ぜひ、今日のお洗濯から心がけてみてください。

デリケートな洋服や、お気に入りの洋服に色が移ってしまった場合には、自分で無理はせず、プロのクリーニングにお任せするのもおすすめです。

色移りを発見しても、焦らず迅速に対処できるようにしましょう!

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