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更新日 :2023年09月30日

タオルの洗濯は柔軟剤はNG!ゴワゴワをふわふわにする洗い方を解説

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タオルは顔や体を拭くものだから、なるべく清潔に使いたいですよね。しかし、使って洗濯していくうちに硬くゴワゴワになったり、嫌な臭いがするようになったりします。そんなタオルは使うのも嫌になってしまいます。実は、そのゴワゴワも臭いも洗濯すると解決できるんです!今回はタオルの洗濯方法を紹介します。

タオルのゴワゴワの原因とは?

パイル

まずは、タオルのゴワゴワと臭いの原因をそれぞれ考えていきましょう。最初はあんなにふわふわだったタオルが、いつのまにか洗濯を重ねているうちに硬くなってしまった。そんなとき、考えられる原因は3つあります。

洗剤が残っている

洗濯の際に、すすぎが不足していたり、使う洗剤の量が多すぎたりすると、タオルの繊維の間に洗剤が残ってしまいます。すると、残った洗剤が、タオルの繊維が立ち上がってふわふわになるのを邪魔してしまうんです。それが、ゴワゴワの原因になります。

濡れたまま長時間放置している

洗濯した後に濡れたまま放置しておくと、タオルには雑菌が繁殖してしまいます。その雑菌がタオルの繊維を傷つけ、ゴワゴワの原因になるんです。衛生的にもよくないですね。

干しすぎている

タオルは乾いた状態でも、少し水分を含んでいるのが普通です。しかし、すでに乾いているのにそのまま干し続けると、普通は残っている水分まで蒸発してしまいます。そのせいで、タオルが硬くなってしまうこともあります。

タオルの臭いの原因とは?

いざタオルを使おうとしたら、洗濯したのになんだか臭かった。そんなとき、原因はタオルの洗い方にあるかもしれません。

洗剤が残っている

洗濯後の洗剤残りはゴワゴワだけでなく、臭いの原因にもなるんですね。使いすぎには注意が必要です。

汚れが残っている

洗剤だけでなく、もちろん、洗濯をしたのに汚れが残っていても臭いの原因になります。洗濯の際に、洗剤の量が少なすぎたり、すすぎの水の量が少なすぎたりしても、汚れは残ってしまいます。

生乾き

臭いの原因として最も考えられるのは、洗濯のときの生乾きですね。梅雨の時期などは、洗濯した後にどうしても部屋干しになりがちですが、なかなか乾かず、生乾き状態になりやすいです。

臭いが気になるときは漂白剤

タオルの臭いに効果を発揮するのが漂白剤!

漂白剤というと「黄ばみを落とすものでは?」と思う方もいるかもしれませんが、漂白剤には除菌作用があるのです。使い方を間違えるとタオルの色が落ちてしまう惨事に発展しますが、うまく使えばとても便利な代物なんですよ♪

おすすめの漂白剤のタイプ

漂白剤には液体タイプ粉末タイプがあります。

臭い取りに使えるのは「酸素系粉末タイプ」。液体タイプより効果が強く、酸性なので生地を傷めにくい特徴があります。

日常の軽い汚れ落としは液体タイプ、洗っても落ちない頑固な汚れは粉末タイプ、と覚えておきましょう。

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漂白剤の使い方

それでは実際に、漂白剤の使い方を見ていきましょう。

手順
 
1
40~60℃のお湯を張る

除菌効果を高めるために、触ったら熱いくらいのお湯を張りましょう。洗濯機でも大丈夫ですが、お風呂の方が手軽なのでおすすめ。量が少ない場合はバケツなどでもOKです。

2
漂白剤を適量入れる

この適量とは、漂白剤の銘柄によって変わってきます。基本的には「しみ抜き」「つけおき」の分量で大丈夫です。量が少ないと消臭効果があまりでないので注意してくださいね。

3
1時間つけ置き

漂白剤を入れたら、1時間程度つけ置きしましょう。さすがに時間がたつとお湯も冷めてしまうので、フタなどができるとベストです。

4
洗濯をする

つけ終わったら、軽くすすぎましょう。ここまでくれば、あとはいつも通り洗濯をするだけで大丈夫です。しっかり除菌されれば臭いはなくなっているはずですよ!

漂白剤を使うデメリットは?

高い効果を発揮する漂白剤ですが、デメリットもあります。

まずは「色が落ちてしまうこと」。これは、量に気をつければ防ぐことができます。必要以上に入れてしまうと、想像以上に色が抜けてしまうので要注意です。

次に「金属類をダメにしてしまうこと」漂白剤は金属類に強く反応してしまいます。思わぬ効果で、チャックや装飾がボロボロになってしまうことも…。ステンレスに関しては基本的に使用可能ですが、利用する際は事前に目立たない場所でチェックしてみましょう。

タオルがふわふわになる洗い方と干し方

ここまで、タオルのゴワゴワ・臭いの原因を考えてきました。では、ふわふわで使いやすいタオルにするためには、どう洗濯したら良いのでしょうか。

実は、普段のお洗濯のやり方を変えるだけで、実現できるんです。ここからは、正しいタオルの洗い方を紹介します。

用意するもの

・洗濯ネット
・洗剤

手順
 
1
タオルをネットに入れる

まず、タオルをネットに入れます。タオルの表面をみると、細かいループがありますよね。そのループは「パイル」と呼ばれています。タオルのふわふわとした手触りは、そのパイルのおかげなんです。

しかし、洗濯の際に、他の洗濯物とタオルがぶつかり合うと、そのパイルが潰れてしまいます。すると、ふわふわ感もなくなっていきます。そのため、もし可能であれば、タオルもネットに入れるのがおすすめです。

おまけ
タオルの中には、もちろん、パイルのないものもあります。たとえば、セームタオル。水泳のときなどに利用されますが、あの吸水性はすごいですよね。パイルがないタオルであれば、今回紹介するような方法で洗濯しなくても、良いかもしれません。ですが、生乾きにだけは注意してくださいね。

 

2
洗剤を適正量入れる

洗剤の使い方も大きなポイントです。洗剤は、適正量を使うようにしましょう。少なくても、多すぎても、臭いやゴワゴワの原因になっていしまいます。洗剤の適正量は、洗剤によってさまざまです。確認してくださいね。

3
水の量を多めにする

お洗濯の時には、水の量を洗濯機にお任せにしている、という人も多いと思います。普段のお洗濯であれば、それでも良いですが、タオルのお洗濯の時には、自分で量を調整するのがおすすめです。

タオルを洗う時には、たっぷりの水で泳がせるように洗濯しましょう。そのほうが、パイルも倒れず、繊維の奥の汚れも綺麗にすることができます。

 

4
すすぎをしっかり行う

最近では、すすぎ1回コースのある洗濯機もありますが、タオルのお洗濯の時には注意が必要です。すすぎが不十分だと、洗剤残りや汚れ残りの原因になります。

注意
柔軟剤は入れません。

柔軟剤で洗濯することは、タオルをふわふわにしてくれると思いがちですが、実は逆効果になってしまうんです。

柔軟剤は、あくまで繊維の表面を滑らかにするものです。タオルのふわふわは、パイルのおかげですから、柔軟剤を使ったからといって、ふわふわになるわけではないんですね。

それどころか、水を吸いにくくなったり、パイルが抜けやすくなったりします。特に、おろしたてのタオルには、柔軟剤は必要ありません。使っているうちに硬くなってきた場合には、10回に1回ぐらいの頻度で柔軟剤を使うようにすると、柔軟剤の良さを活かすことできます。

おまけ
柔軟剤を使わない代わりに、クエン酸を使うのもおすすめです。クエン酸を使うことで、洗剤を中和し、タオルをふわふわに仕上げることができます。水40Lに対して、クエン酸小さじ1ほど。
5
タオルを干す

すすぎが終わったら、タオルは脱水しましょう。脱水も終わったら、なるべく早く、タオルを干していきます。

重要
干す前のひと手間がタオルをふわふわに。タオルを干す時には、10回ほど上下に振り、形を整えてから干しましょう。

このひと手間で大きな違いがでます。少し面倒くさい気もしますが、一度やってみてください!その効果に驚くはずです。

ふわふわのままタオルをしまう方法

布 巻く
タオルのしまい方も、ふわふわを保つためには大切です。四角く畳んで、積み重ねている方が多いと思います。しかし、そのせいでタオルのふわふわを台無しにしている可能性があります。

おすすめは、タオルをくるくると丸めて立ててしまう方法です。こうすれば、タオルのパイルが潰れにくく、ふわふわをキープできるでしょう。

新しいタオルはどうしまう?

引き出物などでもらったタオルは、箱にいれたままタンスの奥にしまうということが多いと思います。しかし、箱に入れたままでは、タオルを傷めてしまう可能性があります。

使うつもりがなくても、一度箱から出し、洗濯してからしまっておくようにしましょう。新しいタオルを使い始める時も、まずは一度、お洗濯するのがおすすめですよ。

タオルをふわふわにする方法はユアマイスタースタイルのInstagramでも解説付きの写真で紹介しています!

 
 
 
 
 
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まとめ

ここまで、タオルを快適に利用するために必要なことを、紹介してきました。
今すぐできることばかりだったと思います。ぜひ今日のお洗濯から試してみてください!

ちなみに、タオルの寿命は洗濯30回と言われています。使っているうちに硬くなってしまうのは、仕方がありません。大切に使ったタオルは、雑巾や足拭きとして最後まで使ってあげましょう。

※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
※本記事に掲載する一部の画像はイメージです。
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