HOME

更新日 :2024年01月26日

空調設備取り付けの手順や業者選びのポイント!空調設備の基礎知識も

この記事をシェアする FaceBook X LINE Pinterest

 

空調と聞くとエアコンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

エアコンも空気の温度を調整するものですが、「空調設備」というとエアコンとは少し異なります。

空調は最近では省エネルギー化や執務環境向上などが求められ、空調設備の種類も増え、システムも複雑になっています。

今回は空調を行う空調設備とエアコンの違い、空調設備の基本と、空調設備の取り付けについて解説していきます。

空調設備工事までの手順

1.企画

建物の規模や構造、環境への取り組みを踏まえ、予算などと照らし合わせてどのように設備設計になるのかを考えていきます。

2.基本計画

対象の空間に対して、目標とする温熱環境・空気環境の程度を想定し、空調方式範囲などを決めていきます。

3.基本設計

夏季や冬季の概略熱負荷計算を実施し、主要な空調設備機器の容量や風量の概略値を求めて、機器の設置スペースやダクト・配管の設置位置などを検討します。

4.実施設計

空調機、ポンプ類、送風機などの仕様、機器の設置スペースやダクト・配管の設置位置など細かな設備配置を決定し、仕様書の作成などを行います。

空調設備工事は専門業者を選ぶ際のポイント

「空調設備業者」とは、空調の仕組みや機能、取付方法、配管方法などを熟知した、空調設備を専門に扱う業者を指します。

空調設備工事には「空調設備業者」に依頼しなければなりません。

空調設備は一般的なエアコンとは異なり仕様が複雑です。

最適な空調機器を提案した上で、現場の状況に応じた正確な工事を行ってくれる業者であることが大切です。

業者を選ぶ時は、信頼性をしっかりと見極めなければなりません。

過去の実績

空調設備工事実績のある業者は経験値が高いため、技術力に信頼を置くことができます。

公共施設や高層ビルなどの工事経験が豊富な業者は、他社からも信頼をされた業者です。

また、自社と同じ業種の空調設備工事経験のある会社であれば、打ち合わせもスムーズです。

事前の現地調査の有無

現場の状況は空間により異なり、同じ場所は存在しません。

配管などに変更を加えなければならないこともあり、最適な空調設備も違ってきます。

正確でスムーズな工事を行うためには、図面だけでなく事前の現地調査が必須です。

現地調査をきちんと行う業者であれば、追加工事の発生など想定外の事態を防ぐことができます。

有資格者がいる

空調設備工事には資格が必要です。

資格を保有する人が多く所属している会社は、多角的な視点でより優れた提案をしてくれます。

空調設備に必要な資格

・電気主任技術者
・電気工事士
・電気工事施工管理技士
・冷凍機械責任者
・ボイラー技士
・管工事施工管理技士
・冷媒フロン類取扱技術者 など

フロンガスを回収してくれる

空調機器の冷媒として使われているフロンガス。

フロンガスは「フロン排出抑制法」によって、空調機器を廃棄する際のフロンの回収・廃棄が定められています。

もし空調設備業者がフロンの回収と廃棄を怠った場合、依頼主側は1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されるので注意が必要です。

業者を選ぶ時は、フロンガスを回収してくれるのかどうかを必ず確認してください。

空調設備とは?

空調設備は「空気調和設備」の略です。

空気調和とは「温度の調整」「湿度の調整」「空気の清浄(換気)」「気流の調整」を行い、人や物にとって快適な空気環境を作ることを指します。

エアコンとの違いは

エアコン(冷暖房設備)との違いは、エアコンは湿度や温度を調整しますが、外気を取り入れたり室内の空気を外に逃がしたりといった換気は行われないという点です。

最近のエアコンは加湿や空気清浄できるものもありますが、空調設備の役割でもある「空気の清浄(換気)」が行われないエアコンは、厳密に言うと空調設備ではありません。

空調設備は2つに分類される

空調設備は、空気調和を行う目的の対象物によって「保健用空調設備(対人空調)」と「産業用空調設備(プロセス空調)」の2種類に分かれています。

保健空調設備(対人空調)=人に対して使用する空調設備

オフィス、学校、商業施設、ホテル、病院などの建物内で生活する人の健康を保護し快適に過ごすことを目的としています。

産業用空調設備(プロセス空調)=物に対して使用する空調設備

工場や食品貯蔵庫、農園芸施設、サーバールームなどが対象となり、室内で生産や保管される物品の品質管理や品質保持や機器類の機能維持を目的としいます。

空調設備の種類

空調設備は目的によって「熱源設備」「熱搬送設備」「空気調和設備」の3つに分かれています。

熱源装置

熱源装置は空気を加熱や冷却した空気を作ったり捨てたりするための装置です。

ボイラーや冷凍機が該当します。

熱搬送設備

熱搬送設備は配管やポンプ、ダクト内の熱エネルギーを移動させる設備です。

空気調和設備

空気調和設備は空気の浄化や冷却、加熱、湿度調整を行うものです。

加湿器、除湿器、冷却コイルや加熱コイル、エアフィルタが該当します。

まとめ

空調設備とは空調設備は「温度の調整」「湿度の調整」「空気の清浄(換気)」「気流の調整」を行い空気調和を行う設備のことです。

空調設備はさまざまな設備を組み合わせることで成り立ち、人や物に対して快適な空気環境にするシステムを作っています。

空調設備を取り付ける際には、取り付ける空間や設備状況にあわせた、環境に考慮した設置が必要になります。ご紹介した5つのポイントを押さえて専門業者を選びましょう!

ただ、いざ業者に依頼するとなると、このようなお悩みが出てくるかもしれません。

・見積もり依頼後、業者からの連絡が遅い
・できるだけコストを抑えて依頼したい
・多くの業者とやり取りをして業者を選ぶのは面倒

業者による空調設備取り付けを依頼するなら『ユアマイスター』にお任せください!

お問い合わせ、お見積もりは無料です。気になった方はぜひ下のリンクからチェックしてみてください!

早い!安い!簡単!

ハウスクリーニング施工案件数が
国内最大級のECプラットフォームを運営する

『ユアマイスター』だから、
清掃依頼のあらゆるお悩み、解決できます!

【早い】お見積もりのご依頼から最短30分でご連絡!
【安い】ご依頼内容による割引プランも!
【簡単】ユアマイスターとのやり取りだけでOK!