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更新日 :2020年02月17日

フローリングの掃除は悩みごと変える!あなたの悩みはどのタイプ?

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フローリングの床って、木のぬくもりが心地良いですよね。
カーペットのように埃や繊維が絡まることがなく、お掃除も簡単。

しかし、だからといってお掃除をサボっていると、黒ずみが目立ったり、ベタベタしたりでちょっと歩くのが気持ち悪くなってしまいます…。

どうやって掃除すればいいのだろうと、悩んでいることも多いのではないでしょうか。

今回は、そんな悩みを解決するために悩みのタイプに合わせた掃除方法について解説していきます!

フローリングが汚れる原因

まずはフローリングが汚れてしまう原因を理解しましょう。

フローリングが汚くなってしまう原因は主に、

・油や皮脂汚れ(いわゆるベタベタ汚れ)
・黒ずみ
・カビ

3です。

「油」は、主にキッチン周りに多く見られます。料理をした時に飛び散った油や、調味料、中性洗剤などが原因だと考えられます。

「皮脂汚れ」は、裸足でフローリングを歩いているとどうしてもついてしまいます。特にスリッパを全く履かないでいる方はこの汚れが多く目立ちます。

「カビ」は、冬になると結露の多い窓際に多く見られます。放置しておくと固まってしまい、頑固な汚れになってしまいます。

上の3つの汚れは、放置しておくとお掃除しても汚れが取れにくくなってしまいますが、しっかりと正しい方法で定期的にお掃除すれば綺麗にすることができるんです。

汚れの原因がわかったところで、次はフローリングをお掃除する前に気をつけてほしいことを解説していきます!

フローリングを掃除する前に気をつけてほしいこと

先ほどは、フローリングが汚れてしまう原因について説明しました。
では、早速お掃除するぞー!と気合い満々ですが、その前に。

フローリングのお掃除を行う時に使ってはいけないものがあります。

それが上に書いてある3つ。

お掃除ではよく活用するものばかりなので使ってしまいそうになりますが、以下のグッズはフローリングにはとっても相性が悪いので今まで使っていた人はこれからは使わないようにしましょう。

メラミンスポンジ

こちらはフローリングに、すご~く相性が悪いんです。

メラミンスポンジは細かい繊維で汚れを「削り取る」ことで汚れた箇所を綺麗にしています。
せっかく塗ってあるワックスを削ってしまうんですね。

カビを落とす際にも最終兵器として使うことがあるメラミンスポンジですが、フローリングにだけは厳禁。
ワックスを削り取らないように気をつけてくださいね。

クエン酸

クエン酸は、厳密には「絶対に使ってはいけない!」という訳ではないですが、使用する時に注意のいるものです。

クエン酸は多く使いすぎてしまうとフローリングのワックスが剥げる恐れや、白くなってしまう恐れがあります。
なので、使いすぎには注意しましょう。

効き目が強い漂白剤

酸素系漂白剤

黒ずみやカビが目立つところには、どうしても漂白剤を使って真っ白にしたいところですが、ここで漂白剤を使ってしまうのはNG。

漂白剤を使ってしまうと、効き目が強過ぎてワックスが剥げてしまったり、傷んでしまい、返って床を傷つけてしまう恐れがあります。

なので、漂白剤で真っ白にしたい気持ちは抑え、他の洗剤できれいにするようにしましょう。

フローリングの掃除方法

さあ、お待たせしました。
みなさんお待ちかねのフローリングのお掃除方法をご紹介します!

上に書いてある4つの悩みを解決する方法をそれぞれ紹介していきます。

毎日の掃除にはクイックルワイパー

はじめに、クイックルワイパーを使った簡単なお掃除方法について紹介していきます。これは毎日行うべき基本的な方法なので、ぜひマスターしてください!

 用意するもの 

・クイックルワイパー
・掃除機
・雑巾 2つ(水拭きと乾拭き)

   手順   

1. クイックルワイパーをかける(ここは毎日)

クイックルワイパーで汚れを拭いていきましょう!あまり力を入れ過ぎずにささっとかけていきます。

この掃除は毎日やってフローリングを綺麗に保ちましょう。

2. 掃除機でゴミを取る(ここからは週に1度)

部屋の隅に溜まってしまったチリやホコリを掃除機で吸い取っていきましょう。

この掃除は、1週間に1度行えば大丈夫です。

3. 水拭きをする(ここからは2週間に1度くらい)

固く絞った雑巾で、水拭きをしていきましょう。あまりに水拭きをしすぎると床材を痛めたり、ワックスが剥がれてしまう原因になってしまいます。やるのは2週間に1度、やるときは手早くを心がけましょう。

4. 乾拭きをする

水拭きした後は、乾拭きして水気を取ります。

そのときマイクロファイバークロスを使うのがおすすめです。

マイクロファイバークロスは吸水性に優れています。また、髪の毛の100分の1の繊維でできているので取り残した汚れを取ることができます。
この掃除方法は、簡単に汚れを取ることができるので普段掃除をする時間がない人はぜひ実践してみてください♪

ベタベタ汚れには、アルカリ電解水

ベタベタ汚れの原因は油。ベタベタを取り除くにはアルカリ電解水が効果的です!

 用意するもの 

・アルカリ電解水
・雑巾

   手 順  

1. アルカリ電解水を汚れにスプレーする

汚れにアルカリ電解水を吹き付けます。

2. 汚れをこすって落とす

雑巾で汚れが取れるまで、こすってください。

カビの掃除にはエタノール

カビに困っている場合は、エタノールで綺麗にしていきましょう。

 用意するもの 

・消毒用エタノール
・雑巾

   手 順  

1. 消毒用エタノールをカビにつける

カビの部分だけにエタノールをつけるようにしてください!そうしないとワックスが取れてしまう可能性があります。

2. 汚れをこすって落とす

カビが取れるまで、こすりましょう。こすったあとはエタノールを乾いた雑巾で丁寧に拭き取ります。

 

黒ずみには、台所用中性洗剤

黒ずみの主な原因は皮脂汚れ。台所用中性洗剤で取り除けます。

 用意するもの 

・台所中性洗剤
・雑巾

   手 順  

1. 台所中性洗剤を雑巾につける

まずは台所用中性洗剤を雑巾につけます

2. 汚れをこすって落とす

黒ずみをこすって取ります。こすったあとはエタノールを乾いた雑巾で丁寧に拭き取ります。

まとめ

今回は、フローリングの床をお掃除する方法を紹介しました。

お家の中だと裸足で歩くことも多いフローリング。
足の皮脂や、カビが原因で汚れていきます。

フローリングのお掃除は、順番がポイントです。

・まずは、「クイックルワイパー」でホコリをキャッチしましょう
・次に「掃除機」で隙間の汚れを確実に吸い取ります
・かたく絞った雑巾で「水拭き」で取りきれなかった汚れを綺麗に
・最後に水気を残さないように、しっかりと「乾拭き

適度な頻度でお掃除するのがポイントです。

ただし、フローリングは湿気が苦手
普段は乾拭きで十分なのです。

半年に1回はワックスをつけると、ピカピカのきれいなフローリングが長持ちしますよ。

綺麗な木目や、木の暖かさが感じられるフローリングはとても素敵です。
そんなフローリングをしっかり長持ちさせて大切に使えるといいですね。

 

フローリングは綺麗になりましたか?
1箇所がピカピカになると、他の場所の汚れも綺麗にしたいという気持ちになりますよね。

日本には「大掃除」という素敵な習慣があります。年末の時間を利用して家じゅう綺麗にしちゃいましょう!
大掃除を手間や労力なく進めるためのコツを、たっぷり紹介した記事をご用意しています!ぜひ読んでみてくださいね♪