レターパックはコンビニで買える!値段や発送方法&購入場所を解説
レターパックはライトとプラスの2種類があり、取り扱いのあるコンビニで購入できます。この記事ではそれぞれの種類の違いや価格(送料)をはじめ、購入方法から発送方法、受け取り方法まで解説。コンビニ受け取りができるのかや郵便局での取り扱い有無についても調査しました。「レターパックの買い方や送り方がわからない」という方は参考にしてみてください。
目次
レターパックとは?切手不要でコンビニでも買える郵便サービス
・専用の封筒を購入して発送する
・2種類ありそれぞれ送料が全国一律で設定
・土日祝日も配送
・郵便局のほか一部コンビニでも買える
日本郵政の「レターパック」とは、専用封筒を購入すれば切手不要で郵便を送れるサービス。青の「レターパックライト」と赤の「レターパックプラス」があり、それぞれ値段(=送料)が異なります。
送料は各封筒ごとに全国一律で設定。郵便追跡サービスも利用できます。この記事ではそれぞれの違いや販売価格をはじめ、取り扱いのあるコンビニ、発送方法や受け取り方法などを詳しく解説します。
レターパックの種類|ライトとプラスの違いや送料
レターパックライトとレターパックプラスの違いは、料金のほかに送れる厚さ、重さ制限など。2023年12月時点の主な特徴を比較表にまとめました。
※2024年秋ごろをめどに郵便料金が改定されると発表あり。レターパックも値上げ予定のため、購入前に適宜最新情報を確認しましょう。(NHKニュース参照)
レターパックライト
レターパックプラス
色
青色
赤色
料金(税込)
全国一律370円
全国一律520円
対応サイズ
A4、厚さ3cm以内
A4、厚さ制限なし
(3cm以上でも可、封筒が閉まる厚みまで)
送れる重さ
重量4kg以内
重量4kg以内
郵便追跡サービス
使える
使える
発送方法
ポスト投函または郵便局に持ち込み
ポスト投函または郵便局に持ち込み
受け取り方法
郵便受けにお届け
対面でお届け(受領印または署名が必要)
このほかにも郵便局には追跡機能のないスマートレターやミニレターといったサービスがあるので、レターパックよりも小さいものや薄いものを送りたい場合は比較検討してみるのもおすすめです。詳細は後ほど解説します。
【青】レターパックライト|全国一律370円(税込)
・料金:全国一律370円(税込)
・対応サイズ:A4、厚さ3cm以内
・送れる重さ:重量4kg以内
・郵便追跡サービス:使える
・発送方法:ポスト投函または郵便局に持ち込み
・受け取り方法:郵便受けにお届け
青のレターパックライトは、料金がワンコイン以内と安いのが特徴。厚さに制限があるため、洋服や書類といった軽いものを送るのに適しています。
信書やチケットの発送もできますが、配達方法が対面ではなく郵便受けへの投函になるため、心配な場合はレターパックプラスの利用がおすすめ。一部のチケット譲渡サービスではレターパックライトでの郵送を禁止しているケースもあります。
▶︎郵便局のネットショップ「レターパックライト(20部セット)」
【赤】レターパックプラス|全国一律520円(税込)
・料金:全国一律520円(税込)
・対応サイズ:A4、厚さ制限なし(3cm以上でも可、封筒が閉まる厚みまで)
・送れる重さ:重量4kg以内
・郵便追跡サービス:使える
・発送方法:ポスト投函または郵便局に持ち込み
・受け取り方法:対面でお届け(受領印または署名が必要)
赤のレターパックプラスは、ライトよりも料金が上がるぶん厚さの許容範囲が広めになるのが特徴。厚手の衣類や缶詰、雑誌などでも、封筒が閉まる厚さであれば送れます。
▶︎郵便局のネットショップ「レターパックプラス(20部セット)」
スマートレターやミニレターで送る選択肢もある
郵便追跡サービスは使えませんが、送る物の内容によっては「スマートレター」や「ミニレター」で十分な場合もあります。2023年12月時点の値段や対応サイズを簡単にまとめました。
※2024年秋ごろをめどに郵便料金が改定されると発表あり。スマートレターやミニレターも値上げ対象となる場合があるため、購入前に適宜最新情報を確認しましょう。(NHKニュース参照)
スマートレター
ミニレター
色
青色
赤色
料金(税込)
全国一律180円
全国一律63円
対応サイズ
A5サイズ、厚さ2cm以内
縦16.5cm×横9.2cm(折り畳み時)
※紙片状のもの以外は同封不可
送れる重さ
重量1kg以内
重さ25g以内
郵便追跡サービス
使えない
使えない
スマートレターはレターパックに近いですが、厚さや重量のほかサイズもA5までと小さくなります。ミニレターは自分で組み立てて封筒の形にし、写真やメモといった紙片状のものだけを送れるのが特徴です。
たとえばCDやDVDを送りたい場合、ミニレターでは不可。スマートレターでは2cmを超えていないかチェックしましょう。詳細な送れるものや送れないものの中身は、郵便局公式サイトにて確認してみてください。
▶︎郵便局のネットショップ「スマートレター(20部セット)」
レターパックはどこで買える?売っているコンビニを調査
レターパックが買えるコンビニの一例
・ローソン/ナチュラルローソン
・ミニストップ
・セイコーマート
・デイリーヤマザキ
・セブンイレブン ※オーナー判断
レターパックを販売しているコンビニエンスストアの一例は上記の通り。ただし同じコンビニチェーンでも一部店舗で取り扱いのない場合があるため、確実に購入したい場合は事前に直接店舗へ確認しましょう。
参考までにセブンイレブンでは切手やはがき、レターパックの取り扱いはオーナー判断。最寄りのコンビニが販売対応しているか、店内にポストはあるかなどを普段から気にしておくといざというとき便利です。
おすすめなのは、ローソンやミニストップ、セイコーマートなど、郵便局と委託業務を結んで郵便切手類販売をしているコンビニ。そのほかファミマやデイリーヤマザキも各公式サイトにて、一部店舗以外取り扱いありと記載があります。
必ずしもレターパックを一緒に置いているとは限りませんが、ゆうパックを取り扱っているコンビニ一覧も参考になるかもしれません。
▶︎郵便局公式「レアーパックはコンビニでも売っていますか?」回答を見る
レターパックライトとプラスは郵便局やオンラインでも買える
レターパックはコンビニ以外でも購入可能。郵便局の場合、基本的に切手・はがきストアまたは郵便窓口、郵便切手類販売所で取り扱いがあります。
オンラインで購入する場合は、公式通販サイト『郵便局のネットショップ』でも購入可能。ただしオンラインでは単品購入ができず、1券種につき20枚以上、20枚単位での購入のみ申し込みできます。
レターパックで送れるものと送れないもの
レターパックで送れるもの(主な一例)
・チケット、証明書
・書類、CD、DVD プレゼント
・カタログ、業務用サンプル
・衣類
・オークション商品
・写真、メモなどの薄い物
郵便追跡サービスは利用できますが、万が一紛失や破損などがあった場合の損害賠償は行われない点に注意しましょう。
レターパックで送れないもの(主な一例)
・爆発物、毒劇物などの危険物
・ガラスや陶磁器などのわれもの
・精密機械などのこわれもの
・なまもの、いきもの
・芸術作品等代替品の入手が困難なもの
基本的に補償のできない現金や壊れもの、危険なものなどは送れません。PCやスマホ、タブレットのほかゲーム機などもNG。
もし判断がつかず心配な場合は、レターパックを購入する前に郵便局へ問い合わせて確認してみましょう。
レターパックを送る際の注意点
・海外宛には送れない
・旧料額のレターパックを使う場合、520円または370円との差額分の切手を貼れば送れる
・配達や返還された使用済みのレターパックは再利用できない(料金額相当の切手を貼ってもNG)
・レターパックプラスの配達証を誤って剥がした場合は利用できない
レターパックで現金や金券といった貴重品を送るのは不可。また、すでに使用済みのレターパックを再利用することはできません。新しくレターパックを購入して送りましょう。
レターパックプラスに貼ってある「配達証」を間違えて剥がしてしまった場合も、そのまま送ることはNG。追跡サービス用の「ご依頼主さま保管用シール」と間違えないように注意しましょう。
もし未使用で「配達証」を剥がした場合は、1枚あたり42円(税込)の手数料を支払えば交換してもらえるため、郵便局に持ち込んで依頼してみてください。
レターパックの発送方法や届くまでにかかる日数
ここではレターパックの送り方手順や、発送から何日で届くのかの目安を解説します。
レターパックの送り方|コンビニや郵便局から発送
1. レターパックを購入する
2. 荷物を入れて封をし、あて名を書く(切手は不要)
3. 「ご依頼主さま保管用シール」を剥がして保管する(郵便追跡サービス利用に必要)
4. 郵便ポストに投函、または郵便局の郵便窓口へ持ち込む
基本的な手順は上記の通り。郵便追跡サービスを利用したい場合は、発送前に控え(保管用シール)を忘れずに剥がして手元で保管しましょう。このとき、「配達証」と間違いないように注意します。
レターパックは持ち込みやポスト投函のほかに集荷にも対応してもらえるので、詳しくは最寄りの郵便局へ問い合わせしてみてください。
発送から到着までの日数
レターパックは原則、土曜、日曜、休日(祝日)も含め毎日配達されます(※)。ただし配達日指定ができないので、受け取り先の都合もふまえて日数には余裕を持って荷物を送りましょう。
郵便にかかる日数の目安は、郵便局の「お届け日数を調べる」サービスで検索可能。送り元と送り先の郵便番号を入れるだけで、各種郵便物の種類ごとに配送目安が表示されます。
※配送状況や荷物の集荷量、雪や台風といった天候や天災要因で臨時休止となる場合があります。
【大阪府】新大阪駅(淀川郵便局)→【東京都】東京駅(銀座郵便局)
・午前に差し出し:翌日午前目安
・午後に差し出し:翌日午前目安
【沖縄県】那覇空港(那覇中央郵便局)→【北海道】新千歳空港(千歳郵便局)
・午前に差し出し:翌日夕方目安
・午後に差し出し:翌々日午前目安
レターパックライトの配送にかかる日数はほぼレターパックプラスと同じですが、配送状況によってはライトの方が+1日かかる場合がある点に注意しましょう。
なおレターパックはライトとプラスどちらも郵便追跡サービスに対応。追跡番号が発行されるので、配送状況のステータスを確認できるのがメリットです。
▶︎郵便追跡サービス
レターパックの受け取り方法
自宅や相手先の家に送る場合、基本的にレターパックライトはポスト投函。入り切らない場合は不在配達通知書が入り、配達担当の郵便局へ持ち戻りされます。あらかじめ自宅のポストに入るかサイズかどうかチェックしておくとよいでしょう。
レターパックプラスの場合は、対面での受け取り。不在の場合ライトと同じく不在票が入り、郵便局へ持ち戻りになります。受け取れる日時に合わせて再配達を依頼しましょう。
なおレターパックに限らず、基本的に郵便物の保管期限は7日間。それ以上過ぎると配送元(差出人)に返送されます。
レターパックはコンビニ受け取りできる?
レターパックは2023年12月現在コンビニ受け取りができないものの、郵便局での受け取りは可能。
宛先を記入する際、宛名に「(受け取りたい郵便局名+)局留め」と記載すれば対応してもらえます。なお、ゆうパック等の場合は局留めの場合でも自身の住所をセットで書く必要があります。
【Q&A】レターパックに関する疑問を解消
ここではレターパックを利用する際のよくある質問を解説。郵便局公式サイトのQ&Aページも参考になるので、あわせて活用してみてください。
Q. レターパックはどこで買える?コンビニで売ってる?
A. レターパックライトやレターパックプラスは、郵便局のほか各種提携コンビニで購入できます。
Q. レターパックをコンビニ以外で買うには?
A. コンビニ以外では、各郵便局や『郵便局のネットショップ』でもレターパック2種類を購入可能です。
基本的に切手・はがきストアまたは郵便窓口、郵便切手類販売所で取り扱い。なお郵便局のネットショップでは単品購入ができず、1券種につき20枚以上、20枚単位でのみ購入できます。
Q. レターパックはコンビニのポストに投函できる?
A. レターパックはポストから投函可能です。コンビニによっては店内やお店の近くに設置されている場合があります。
コンビニのレジでは受け付けてもらえないので、近くにポストがない場合は別の場所で投函するか郵便局へ持ち込みましょう。
Q. レターパックライトとレターパックプラスはどっちがいい?
A. どちらもA4サイズの重量4kg以内まで対応していますが、送れる厚さと配送日数に違いがあります。
厚さ3cm以内に収まる場合はレターパックライト、3cmを超える場合はレターパックプラスを選びましょう。
レターパックライトの配送にかかる日数はほぼレターパックプラスと同じですが、配送状況によってはライトの方がお届けまで+1日前後かかる場合があります。
▶︎郵便追跡サービス
レターパックは一部のコンビニで購入できる
レターパックは郵便局や公式オンラインのほか、提携のコンビニでも手軽に買えて発送も楽なのが便利なポイント。送れるものと送れないものがあるので、本記事や日本郵政公式サイトも参考に配送を手配してみてください。
※本記事の内容は、本記事作成時の編集部の調査結果に基づくものです。
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