更新日 :2024年01月26日

介護施設の清掃業者選びのポイント！入居者への配慮や感染症対策など

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高齢者が生活する介護施設ではノロウィルスやインフルエンザなどの感染症対策、厨房の衛生管理など、施設入居者の方はもちろん、入居者のご家族に対しても安心感を与えられるように、日頃から清潔にしておかなければなりません。

24時間体制で運営されている介護施設では一般のビルやマンションの清掃などとは異なり、入居者やスタッフに配慮をした清掃が必要になります。

介護施設での清掃業者を選ぶ時のポイントを解説します。

1 介護施設の清掃業者選びのポイント
2 介護施設での清掃内容
3 清掃依頼をするときの注意点
4 まとめ

介護施設の清掃業者選びのポイント

介護施設には介護を必要とする高齢者が入居しているため、清掃業者選びは慎重に行う必要があります。

介護施設に精通しているかどうか

介護施設は介護が必要な高齢者が入居されており、安全に配慮した機材の使用や、衛生・感染症に関係する専門的な知識も必要になってきます。

介護施設について理解をし、知識がある業者であることが大切です。

入居者・スタッフへ配慮ができている

介護施設には休みがなく、入居者の方が日々の生活を送っています。

訪問診療や食事・入浴・レクリエーションなど生活の中で清掃を行うこととなります。

清掃作業中の機材で入居者の方がケガをすることがないか、スタッフの作業の妨げにならないか、など細かな配慮をしてくれる業者であると安心です。

教育体制が整っている

介護施設では、ひとつ間違えると転倒事故や感染症の拡大など重大な事故につながることもあります。

清掃方法や衛生に関する知識、入居者やスタッフに対する対応など、教育体制が整っていることが大切です。

申し込み時のスタッフの対応や、電話での説明等が丁寧さなどで、会社の体質をうかがうことができます。

ホームページ等でもスタッフの教育についての説明を確認しましょう。

臨機応変に対応できるかどうか

介護施設では、急な感染症対策が必要になったり、思いもよらぬ事故やトラブルが起きてしまうこともあります。

清掃業者とのやり取りがスムーズに行え、業者内の連絡体制が整っていることを確認しておきましょう。

トラブル時にも慌てることなく、臨機応変に対応してもらえる業者であるのも選ぶポイントになります。

医療関連サービスマークの認定を受けている

「医療関連サービスマーク」は、厚生労働省が定める医療サービスに対する基準をクリアした業者が得られるものです。

認定を受けている業者であれば、安心して依頼ができます。

介護施設での清掃内容

介護施設での清掃は大きく分けると「日常清掃」と「定期清掃」があります。

日常清掃は日々の掃除、定期清掃は日常清掃では行えない徹底的な清掃や設備や機器の清掃を、数か月または1年に1度など定期的に行う清掃です。定期清掃は清掃が必要だと感じた時にスポットで依頼をすることも可能です。

日常清掃の一例

・フロアの掃除機がけ、モップがけ
・個室の清掃
・共有部の清掃（自動ドア・階段・エレベーター等）
・共有部、個室のゴミ回収・集積所への搬出
・トイレや手洗い場の掃除
・共有部の手が触れる箇所の拭き掃除、除菌
・建物周辺、駐車場、自転車置場などのゴミ拾い　など

定期清掃の一例

・エアコンクリーニング（分解・内部洗浄）
・フロアクリーニング（ポリッシャー・ワックス）
・カーペットクリーニング（ポリッシャー・スチーム洗浄・除菌）
・ガラス清掃（ガラス・サッシ・ブラインド・高所窓ガラス）
・照明清掃
・トイレ清掃
・外壁清掃
・調理設備清掃
・配水管清掃、浄化槽清掃
・施設内除菌・抗菌コーティング・ウィルス対策
・現状回復クリーニング（退去時のハウスクリーニング）　など