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更新日 :2020年08月19日

壁紙のカビは病気の元!スプレー3つで掃除して5つの策で予防しよう

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壁に生えたカビ…「見た目も悪いし、早く除去したい!」と思っている方は多いのではないでしょうか?

でも、触るのも嫌で掃除に取りかかるまで時間がかかってしまっていませんか?

実はカビとの闘いは時間勝負です!放置してしまうと繁殖力の強いカビはすぐに根が深くなり、取り返しのつかないことになってしまいます!

そこで、今回は手早く強力にカビを除去する方法をここで紹介します!

カビはどんな性格?

汚れたぬいぐるみ

まずはカビの性格を知って、危険性を知りましょう!
ここを見ればあなたはすぐに掃除に取りかかるでしょう!

カビの性質

まず、カビはなんでも食べます
食べ物についているイメージが強いと思いますが、食べ物だけではなく、最近は石油すらも栄養とするカビがいるようです。そのため、カビはどこにでも生えてくるし、その繁殖力はとてつもないのです。

次に、カビは湿気が多くジメジメしているところが大好きです。
これはみなさんイメージがつくと思います。詳しく紹介すると、湿度75%温度20℃を超えると、好湿性のカビは活発な繁殖を見せると言われています。

ただでさえ繁殖力の強いカビを、調子に乗らせてはいけません!

カビは有害!

カビは有害だということをしっかり知っておきましょう。
見た目が不潔なだけでなく、立派な病気の元なのです!

・カビの胞子がアレルギー疾患の元
カビアレルギーというアレルギーのもとになっています!

・ダニの元
ダニはカビを栄養とするため、必然的にダニの発生を加速させてしまいます。

・ハウスダストの元
ダニが増えるとダニの死骸・フンが多くなり、ハウスダストアレルギーを引き起こすことにつながります!

また、小児喘息の原因のひとつに「カビ」「ダニ」によるものがある、とも言われています。

このように、カビは素早い繁殖によって様々な問題を引き起こすのです。
早急な対応が必要ですね!

壁紙におけるカビ掃除

カビ掃除というと、多くの方がCMなどで目にする塩素系カビ取り剤を思い浮かべると思います。

確かに、あれらのカビ取り剤はかなり強力ですが、「壁に直接使う」「水を使用してのカビ取り」などの条件付きでの使用を前提としたものです。そのため、壁紙にあれらのカビ取り剤を使うと、強力すぎるが故に「色が落ちた」「壁紙がふにゃふにゃになってしまった」などの問題が起きてしまうようです。

特に賃貸住宅にお住いの方は、壁紙を汚してしまったら退去時にクリーニング費用を取られてしまうので敏感になっていると思います。

今回は、そんな方にも安心してしていただけるカビ取り方法を紹介します!

用意するもの

・お酢
・スプレーボトル
・重曹スプレー
・清潔なふきん(もしくはガーゼ)
・消毒用エタノール

  手順  

1. お酢を薄めたものをスプレーする

お酢を2・3倍に薄めたものをスプレーボトルに入れてカビ部分に散布する。この作業で、タンパク質を含むカビが緩んで、取りやすい状態になります!

2. 重曹スプレーをする

市販の重曹スプレーが使えます。ない場合は水100ml、重曹小さじ1杯を混ぜ合わせたものをスプレーボトルに入れてスプレーしましょう!重曹が、カビの栄養となる汚れを分解してくれます!

おすすめ 商品

商品画像
自然にやさしい重曹 お徳用 1kg

壁紙の手垢を落とすには、アルカリ性の重曹が効果抜群です。
他にも、トイレやお風呂の水垢落とし、換気扇の油汚れにも使うことができます。こちらは、1キロ入っていてたっぷり使えます。コスパもいいので、持っておいて損はありませんね。

3. 清潔なふきんで優しく叩くように拭き取る

清潔でないと、カビを取っているのか汚れをつけているのかわかりません!必ず清潔なものでしっかりと拭き取りましょう!

4. 消毒用エタノールをスプレーし、乾かす

乾かす作業はしっかり行いましょう!カビの予防に非常に大切な手順です!

カビに有効なのは除去…じゃなくて予防!

カビの原因になる窓の結露

カビ対策で一番重要なのは、二度と生えないように予防策を打つことです!
カビは湿気を最も好んで繁殖していきます!
ということは、湿度対策こそがカビ予防策ということです!

ここでは湿度を抑えるための策を5つ紹介します!

壁と家具を離して置く
狭いところに湿気は溜まっていきます。そこで、タンスなどの家具は壁から5cm、冷蔵庫・ベッドなどの湿気を放つ家具は壁から10cm離して置きましょう!
ゴキブリ予防にもなる方法です!

除湿機の活用
電気代が気になると思いますが、1時間6〜9円とそこまでかかるものではないですし、フル稼働でなくても効果があるのでオススメです!

結露対策
窓の結露が湿度を上げてしまう一番の原因とも言われています。市販の断熱シートなどで結露対策をすることは非常に効果的です!

防カビスプレー
防カビスプレーは、カビのないところにスプレーすることで最大限の効果を発揮します。予防で積極的に使っていきましょう!

おすすめ 商品

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らくハピ 水まわりの防カビスプレー ピンクヌメリ予防 無香性 [400mL]

こちらは、スプレーするだけで黒カビやピンクヌメリの発生を防ぐことができます!効果の決め手は浸透除菌です!スプレーするだけで、濡れている所でも、汚れている所でも、有効成分のIPMPが浸透してしっかり除菌できるんです!

換気
何と言っても換気は効果的です。室内の湿気が一気に外に出ていきます。気分転換にも、晴れた日などは窓を開けてみましょう!

まとめ

どうでしたか?

恐ろしいカビのことを考えると、丁寧に掃除しなきゃな、と思ってしまいます。

今回紹介したのは壁紙のカビ対策でしたが、この方法でカビを取ったのにも関わらず、すぐにカビが同じところに出てきてしまった場合、それはすでに根が深くなってしまっているかもしれません。

壁紙を本格的に傷めてしまう前に、壁紙の交換をお勧めします!